ブームの真相 2015

イギリス生活情報誌 
月刊
ミスター・パートナー
〒160-0022
東京都新宿区新宿
2-15-2 岩本和裁ビル5F
TEL.03-3352-8107
FAX.03-3352-8605
鈴木ピアノ技術研究所 代表
鈴木弘子氏
25歳のときに調律師の学校に入学。卒業後、夫の勝博氏とともに調律師の道へ進む。現在も調律師として依頼に応えている。ご主人の遺志を継ぎ、調律師の息子と共に職人の技術を現代に伝えている。

美しい音色を整える、
真心込めたピアノの調律

 創業昭和43年、ピアノの調律と輸入ピアノの修理を手掛ける『鈴木ピアノ技術研究所』。代表鈴木弘子さんは子どもの頃から楽器が好きだったそう。学校のピアノをカバーの上から触れているだけで胸がいっぱいになったという幼少期のエピソードからも、ピアノへの強い憧れが伺える。
 手が小さかったことから、演奏家の道は諦めたものの、何らかの形でピアノに携わる仕事がしたいとの思いは変わらなかった」。
 転機が訪れたのは18歳のときに習い始めたアコーディオン。当時、鈴木さんが師事したのはアコーディオン奏者の第一人者でありながら、ピアノの演奏家としても有名な人物だった。レッスンの教室に通う中で出会ったのが、一生の伴侶となるご主人、勝博氏だった。
「私たちはすぐに意気投合し、2人でよく先生のピアノリサイタルに行くようになりました。すると、先生がおっしゃるのです。『早く結婚して2人で調律師になって、僕のピアノを調律してよ』と。その言葉が契機となって、私は25歳のときから調律師の学校に通い始め、そして卒業後、すぐに夫と結婚しました」
 一人でも多くの人にピアノとの素敵な生活を歩んでもらいたい、そんな想いを胸に先生の言葉の通り鈴木さんは、調律師としてご主人と共に働くようになる。自宅には当時集めた15台の舶来ピアノのうち今も2台が残っている。ご主人の他界後も、3人の子どもを見事に育て上げ、現在息子2人は調律師として活躍しているという。
「いつか主人とあの世で再会したときに、笑顔で迎えてもらうためにも、これからもお客様の求めに応え続けると共に、夫と一緒に解体したピアノを完成させることが私の役目だと思っています」
 夫の夢とピアノを愛する人々のために家族と共に守ってきたピアノへの思い。鈴木さんの確かな歩みは多くの女性の憧れだ。
(ライター/馬場紀衣)

鈴木ピアノ技術研究所
TEL:03-3735-9373 FAX:03-3735-9373

株式会社 cristal neigeux 代表取締役
本城沙衣氏
大学卒業後、欧米を拠点としていたが、2006年日本に拠点を移し、ジュエリーデザイナー、ミュージシャン、ライターのほか、小説家として執筆活動を行う。さらにビジネス文書・企画書などのセミナーも開催するなどマルチな才能を多彩な分野で発揮して活躍中。ノンフィクション作家。

マルチな才能をこれからは
作家活動に全力集中

 本城沙衣氏が率いるジュエリーブランド
「cristal neigeux(クリスタル・ネイジュ)」(フランス語で「雪の結晶」の意味)のホームページを見ると、いかにも国内外のセレブたちにフルオーダー・ジュエリーを提供する企業らしい画像が見える。しかし、これは本城氏のほんの「一面」である。
 フランスでのジュエリーデザイン修行からスタートした彼女だが、ミュージシャン、ライター、ビジネス文書・企画書作成セミナー講師など実に多彩な分野で活躍し、いずれも高い評価を受けている。さらに小説家として、すでに『視線』『グランド・ゼロ〜ひとひらの雪〜』『人恋しぐれ』『その時、初雪が降った。』など多くの著書を上梓し、評判となっている。
「恋愛や青春などのテーマで、どちらかといえばフワーッとして、情景などを想像していただける作品を書いてきました。しかし文章で表現できる世界はもっと奥深く、人間を深く堀り下げることができます。そして、本格的なノンフィクションを手掛け、2年半かけて取材執筆した本が出版されることになりました。」心血を注いだ新刊の書名は『ジレンマ』(2014年12月、文芸社刊)。主人公は、ある特殊な能力を持った男性で、広島を舞台にした壮絶な半生を描く……という内容だ。
「今回は、内容も文章もハード&シビアです。実在の方がモデルですから事実に徹しなくてはならない。言葉一つで周囲の誰かを傷つけるかも知れない。案件の取材メモはきちんと取ります。さらに対面での印象も大事にします。今回は「記憶メモ」という手法で、主人公の思いや志についてのお話を、こころのメモにしっかり書き留めて、随所で主人公と自分をシンクロさせながら執筆しました。伝えたかったのは、『人間は生きているだけでもすごいこと』ということ。また、自分で引き受けて生きた人生ならプライドが持てるとも思いました。今までの〝本城節〟に親しんでくださった読者の中には少し違和感を持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、どうぞ手に取ってお読みください」
 そのマルチな才能とパワーを今後執筆活動に傾注していくおっしゃる本城氏から目が離せない。
(ライター/土谷晴)

株式会社 cristal neigeux
TEL:03-6411-8237 FAX:03-6411-8237
ホームページ http://www.cristal-n.com/
         http://www.honjosae.com/

聖徳学園中学・高等学校 校長
伊藤正徳氏
緑豊かで閑静な住宅街にある『聖徳学園中学・高等学校』。聖徳太子の「和をもって貴しとなす」を建学の精神に個性・創造性・国際性を重視した教育を行っている。

世界に発信する生徒を育成
知識を繋げる教育

 武蔵境駅徒歩3分と交通至便の地に立つ『聖徳学園中学・高等学校』は、入学時の偏差値に比べ、大学の合格実績が高い学校として注目されている学校だ。事実、東京工業大学などの国公立大学や早慶上智など難関大学への合格者数が伸びている。
「情報をどう集め、使うかという能力。そして自分の意思で方向性を見つけ、知識を繋げて欲しい」そう語るのは同校の学校長、伊藤正徳氏。
 特に力を入れているのがICTの活用とグローバル教育だ。2015年度入学の中1から本格的にiPadを使った授業が開始される。それだけではない。同校では中1で農家民宿体験を実施。異文化理解のためには、まず日本の伝統・文化を理解することを重視している。その上で、これまでのアメリカでのホームステイに加え、杏林大学と連携してのグローバルセミナーでは、ベトナムへのフィールドワークを実施。JICAの活動の様子なども学ぶ。
「留学フェアなど、海外の大学に進学したいと望む生徒には学校としてバックアップする体制が整っており、1学年に4〜5人は海外の大学に進学しています」と伊藤校長は語る。
 生徒の学力アップを支えているのは、少人数教育。同校では、専任教員1人当たりの生徒数が15人弱と少なく、生徒一人ひとりに合わせたきめ細やかな指導が可能。特に中1、中2では担任を二名にすることで多角度から生徒を観察できるようにしている。キャリア教育も導入し、学びへのモチベーションを高めている。また、生徒相談室にはスクールカウンセラーが常駐し生徒の心をサポート。「私たちが目指すのは新しい価値を創造し、それを世界に発信できる生徒を育てることです。そのためには、知識の習得だけではない思考力が必要になってきます」
 基礎教育のその先を見据えた新たな価値を生み出している。
(ライター/馬場紀衣)

聖徳学園中学・高等学校
TEL:0422-31-5121 FAX:0422-33-9386 Eメール:shotoku@shotoku.ed.jp
ホームページ http://www.shotoku.ed.jp/

ひだまり動物病院 院長
武田典子氏
京都市出身。獣医師。日本大学農獣医学部卒後、アフリカに渡ったのを皮切りに国内外で野生動物の保護や調査に携わる。中川動物病院、神奈川県自然環境保全センター、NPO法人どうぶつたちの病院勤務を経て会津若松市でくまんち動物診療所を開設、2013年10月、阿蘇市に『ひだまり動物病院』開設。

身近な動物に注ぐ温かな心
野生動物の保護経験生かす

 自然豊かな阿蘇山麓のリゾート地の一角に温かな佇まいの動物病院がある。2013年秋に開院した『ひだまり動物病院』。院長の武田典子さんは、野生動物の保護で世界を飛び回った行動派の獣医師。東日本大震災を機に、つらい目に遭っている身近な動物を助けるのも大切な使命と痛感し、病院を拠点に動物のケアに取り組んでいる。
「大震災で原発事故が起きたとき、福島県の会津若松で動物診療所を開設していました。あの事故で人間だけではなく、福島東部、会津のイヌやネコも悲惨な状況になっていたのです。ギリギリまで被災地に残って救済活動に取り組んできたのですが、この時の経験を通じて、身近な動物を助けるのも獣医師の使命と改めて感じた次第です」
 野生動物の保護活動をめぐる活動範囲は目を見張るばかりだ。
「大学を卒業後、野生動物の保護に関わる仕事に携わりたくて単身アフリカへ渡ったのがスタートです。アフリカ象やクロサイの保護活動に取り組み、その後、スペインでタンカーの油漏れ汚染事故で被害を受けた水鳥の保護、ボルネオで森林伐採によって生息地を失ったオランウータンの保護の活動にも関わりました」
 国内でも神奈川県自然環境保全センターに非常勤の獣医師として勤務し、タヌキ、シカ、アナグマ、ウサギ、ムササビ、イノシシなどの治療に当たった。NPO法人どうぶつたちの病院で特別天然記念物イリオモテヤマネコの保護プロジェクトにも参加した。こうした幅広い経験で得た知見と治療技術を身近な動物のケアに役立てている。
「経験で得た新しい処方を取り入れながら、動物たちの生命力や自然治癒力を手助けするようなケアを目指しています」。インコやリス、ウサギなどの小動物の治療にも当たり、標榜する「小さな家族をサポートする大自然の中の動物病院」は院長の心を象徴している。
(ライター/斎藤紘)

ひだまり動物病院
TEL:0967-22-7520 FAX:0967-22-7520 Eメール:yhy12037@nifty.com

株式会社 Pastel 代表取締役
稲垣藤美氏
設計事務所で建築士として勤務。その後、バレエの講師をしていた子どもからレオタードの依頼があり、レオタード制作を行う。それ以来、衣装制作が本格的になる。

幅広いサービス内容で
バレエ好きを応援

 バレエをはじめとする様々なダンススクールの運営、衣裳の製造と販売を手掛ける『Pastel』。より多くの人にバレエに親しんでもらいたい、その想いを胸に代表の稲垣藤美さんは奔走してきた。
「当教室のスタンスは、はっきりしていまして、バレエに親しむきっかけづくりを目的としているんです。どんな教室に移っても恥ずかしくないよう基礎はしっかり教えます。発表会は、行っておりませんが生徒たちのモチベーションをあげるために『おさらい会』として場を設けています」
 幼稚園時代にバレエを習い始めたという稲垣さん。子供たちはプロのバレリーナやバレエ講師として活躍している。
「元々私は、主人の自営業を手伝っていたのですが、バブル崩壊後に仕事が激変。その頃、バレエを仕事にしていた子供たちが、レオタードが必要だけれど、欲しいと思う商品が無いと言うのを聞きまして。それなら私が作ってあげようじゃないかと考えたのがこの仕事を始めたきっかけです」
 それまで衣装製作の経験が無かったにもかかわらず、インターネットで調べ、既製品を解体するなど研究の末、体にフィットする理想的なレオタードの制作に成功した。
「レオタードを販売しているメーカーはありますが、デザインが限られていますし、高価です。私はその半分程度の価格で提供したいと考え、セミオーダーのレオタードを提供することにしました」
 捨てた服は数百枚、ミシンも2ヵ月でモーターが駄目になった。しかし、今ではリピーターも増加。子どものために始めた事業は拡大化し、今では100人以上の生徒を抱えるほどに成長した。衣裳の製造のためなら徹夜をいとわないそのバイタリティーは今でも変わらない。
 気軽にバレエに親しめる環境を築いていきたい、その強い想いが子どもだけでなく大人まで引きつけている。
(ライター/馬場紀衣)

株式会社 Pastel
TEL:0594-25-1173 FAX:0594-84-6128 
<studio PASTEL>Eメール:info@pastel-mimoza.com
<danceshop MIMOZA>Eメール:info@pastel-mimoza.net

株式会社 亀田 代表取締役
亀田東子氏
演劇やMCのナレーションを10年弱務め、様々な作品に出演。介護現場で経験を積んだ後2010年に『在宅介護ステーションアガペの里』を設立。不透明な介護業界で明確なビジョンを掲げ様々なサービスを展開。2015年度中には、「アロマデイサービス」を開設予定。

思いやりの介護で支える
地元での安心な暮らし

 急速な高齢化で介護を必要とする人が急増しているが、サービスが追いつかない。人材不足がネックだという……。だが介護の最前線で前向きに取り組んでいる人は嘆かない。訪問介護を中心に居宅支援、福祉用具・用品のレンタル・販売を行う『アガペの里介護ステーション』の代表亀田東子氏だ。
「この業界は離職率が高いといわれますが、仕事を受け身でやる人が多いためです。介護サービスは主体的に動くことでとてもやりがいのある仕事です。前向きに取り組めば工夫も生まれるし、利用者の満足度も上がるという好循環に変わります。この醍醐味を知ったスタッフは、すごい仕事をします」
 亀田氏は異色の経歴を持って介護サービスの世界に入った。それだけに事業について明確なポリシーを持ち、斬新なサービスも生む。スタッフのモチベーションを高めることにも熱心だ。
「社名のアガペは無償・無限の愛。私たちは神様じゃないからそこまでできないけど、地元で安心して暮らしたいと願う利用者に、何ができるかをいつも考えています。思いやりをカタチにします。」
 新しい取り組みの一例に、「無添加石けん」がある。オリーブオイルに高品質エッセンシャルオイルを配合した手作りで、社内のアロマテラピストが担当している。石けんを使うことの多い介護現場で、利用者もスタッフもリラックスするアロマ効果が生まれる。
 亀田氏は今後の計画を力強く語る。
「近々、ほかの介護施設と共同で医療と一体化した施設を立ち上げます。また地域ボランティアも募り、地域全体で支え合う拠点にしたいと思っています。」
(ライター/土谷晴)

在宅介護ステーションアガペの里
TEL:072-234-2202 FAX:072-234-2204 Eメール:info@agapenosato.com
ホームページ http://agapenosato.com/

manaレインボー 代表
松尾直子氏
上智大学心理学科卒業。ニューヨーク大学大学院にて異文化間コミュニケーション修士号取得。欧米の深層心理セラピー修得。局アナを経て、日米で「ズームイン!朝!」等のTV報道リポーター。全脳教育「七田チャイルドアカデミー」にも関わる。manaレインボーを主宰し、自己成長・人間関係・子育て等のセミナー、イメージで深層意識を癒すカウンセリング、カウンセラー養成を行ない、大学でも、創造性活性、人間関係、コミュニケーション、映像制作等を教える。

一人ひとりの個性と輝きを
引き出すお手伝い

 カウンセリングやセミナーを通して自分のインナー・チャイルド、自分本来の力や望みに気付かせてくれる『manaレインボー』の代表松尾直子さん。心理カウンセリングや自己成長、人間関係、コミュニケーション、子育てに関する独自のセミナーやカウンセラー養成を行い、大学でも教えるなど幅広い活動を行っている。深い気付きを与えられる背景には、代表の松尾氏の実践的な学びがあった。
 大学で心理学を学んだものの、人を型にはめるのに抵抗をおぼえて様々な人に会えるようにとアナウンサーになった。後に渡米し、NYでレポーターをしながら、大学院で異文化間コミュニケーションを、さらに欧米の深層心理セラピー、神聖幾何学も学び、全脳教育の仕事もする中で、人が生まれながらに持つ無限の可能性と潜在能力に気付いたという。
 問題の本質に気付き、心の底に押し込めた感情の滞りを癒すイメージワークによって、1回のカウンセリングで長年の悩みから解放される人も多い。
「一人ひとりが自分の持てる可能性を活かして、本当になりたい自分になること、それがお互いの違いを認め、受け取り、与え合える本当に豊かで調和した世界に繋がっていくと思います」
 人は安心して生きるために、もしくは、周囲に受け入れてもらえるようにと、他人の期待や状況に合わせて自分を変えていく。しかし、その中で、本来の自分を押し込めてしまうことがあると松尾さんは指摘する。
「鳥として生まれたら、安全な鳥かごの中に閉じ込められるより、大空に羽ばたきたいでしょう。 魚として生まれたら、狭い水槽の中よりも、大海をスイスイ泳ぎたいでしょう。人も本来、持てる力を活かして、伸び伸びと自分らしい人生を生きたいのです。 そして、誰にも、自分で決める力があります。 自分が本当に望む生き方を選び、なりたい自分になることができるのです。問題はそれに気づくチャンスです」
 深い感情に気付き、心を癒し、自分の心が本当に望む生き方を選び直せるようにと、松尾さんは今も多くの人の心に寄り添っている。
(ライター/馬場紀衣)

manaレインボー
TEL:050-7517-8721 FAX:050-7517-8721 Eメール:info@manarainbow.com
ホームページ http://www.manarainbow.com/

心理相談室セラペイア 代表
三井純人氏
早稲田大学東洋哲学科卒業後、米国臨床心理学修士を取得。都内の法律事務所を退職後、様々なセラピーを学び、依存症問題の権威である精神科医斎藤学のもと実習経験を積む。関東学院大学に依存症問題に関する論文を多数投稿。経営労務コンサルタント。日本トランスパーソナル学会会員。関東学院大学客員研究員。

心の悩みを
根本解決する新しい技法

 何となく生きづらい、将来への不安、職場の人間関係、夫婦間の不和、子育ての悩み、パニック障害、依存症、うつ、イライラ…。様々な心の問題の根底には自分でも思い出せない過去のトラウマが潜在していることが多いと『心理相談室セラペイア』の三井純人氏はいう。
 そしてまた過去のことばかりではなく現在の人間関係のあり方も心の病と密接に関係するという。
「この世の中は、その場を仕切る『支配者タイプ』の人間が2割ほどいて、残りの8割は、支配される側の人たちです。彼らは未来に明確なビジョンをもっていないことが多く、『虚無タイプ』と呼んでいます。心の病に陥るのは、大抵『支配者タイプ』からプレッシャーを受けてしまう『虚無タイプ』の人たちです。」
 三井氏自身が、かつて職場において過度なストレスを受け、心のバランスを崩してしまった。そして、自らの癒しを求めるプロセスの中で東洋医学と現代の脳科学を統合した「FAP(Free Form Anxiety Program)」と出会う。
 会話だけの普通のカウンセリングとは異なり、「FAP」ではカウンセラーが指の経絡でクライアントの感情を感じ取ることにより深い共感が生まれるという。
「心の問題の場合、一般的には肯定的な言葉を使ったり、明るいイメージをもつといいとされますが、『FAP』ではカウンセラーはクライアントから伝わってくるマイナスの感情に共感してそのままマイナスの言葉で返すのです。そうするとマイナスの感情が消えてその人が本来もっている能力や長所が発揮できるようになるのです。マイナスにマイナスを掛けることでプラスになるといった感じです。」
 最新のカウンセリング技法「FAP」により、短期間で根深いトラウマが消え、人間関係がスムーズになるという。文章だけではすべてを伝えることはできない。論より証拠、ぜひ一度体験してみてはいかがだろうか。
(ライター/馬場紀衣)

心理相談室セラペイア
TEL:03-3775-1225 FAX:03-3774-8630 Eメール:therapeia39@gmail.com
ホームページ http://www.therapeia.jp/


[イギリス生活情報誌] 月刊 ミスター・パートナー 〒160-0022 東京都新宿区新宿2-15-2岩本和裁ビル5F TEL.03-3352-8107 FAX.03-3352-8605