ブームの真相 2018


イギリス生活情報誌 
月刊
ミスター・パートナー
〒160-0022
東京都新宿区新宿
2-15-2岩本和裁ビル5F
TEL.03-3352-8107
FAX.03-3352-8605
代表 蒲ヶ原裕子さん
接遇・接客指導、スタッフ教育、ホスピタリティマネジメント

アクセス/地下鉄谷町線谷町四丁目駅より徒歩約5分
ホスピタリティの質を高め差別化を図る
歯科医院対象に独自メッソドで接客指導

『アンドスマイル』は、主に全国の歯科医院を対象に、ホスピタリティの質を高める接遇・接客法の指導で躍進している。代表の蒲ヶ原裕子さんは、大手デパートなどで顧客との信頼関係を築く上質なコミュニケーションを学んだ経験を生かし、集中的な基礎研修、ロープレ形式の実習、全員参加型研修、現場視察を含むセミナーなどから成る独自の指導メッソドで、様々な組織の活性化をサポートしている。歯科医院もこれからは、他院との差別化を図るために接遇態度などが見直されはじめているという。なので、蒲ヶ原さんのメソッドを導入してみてはどうだろうか。
(ライター/斎藤紘)

アンドスマイル
TEL:06-6948-6340 FAX:06-6948-6340 Eメール:kamagahara@and-smile.jp
ホームページ http://www.and-smile.jp/

池袋シティクリニック
院長 小菅正義 氏
日本医科大学、東京薬科大学卒。『池袋シティクリニック』開業。日本大学板橋病院医療連携医、帝京大学医学部附属病院医療連携登録医、日本医科大学付属病院医療連携登録医。現在、日本医科大学大学院脳神経外科学在籍中。海外へ行く人への旅行医学診療も行う。
時代を俯瞰し『全人的医療』を追求
先制医療で発症リスクにも対応

薬剤師の知見と経験も動員
『全人的医療』追求のはじまり

『全人的医療』とは、特定の部位や疾患に限定せず、患者さんの心理や社会的側面などを含めて考慮しながら、一人ひとりに合った総合的な診断・治療を行うことをいう。薬剤師の国家資格を併せ持つ数少ない医師の一人、『池袋シティクリニック』の院長小菅正義さんは、西洋医学、漢方などの東洋医学、心身医学などの知見を動員して『全人的医療』を追求、さらに高齢化社会の医療ニーズの観点から注目される『先制医療』にも力を注ぎ、大局的見地が際立つ医師だ。
 小菅さんは、私立市川高校から東京薬科大学に一般推薦で入学。卒業後は、外資系の製薬会社に就職したが父親の体調不良により急きょ実家の薬局を継ぐことになり、漢方を学び漢方相談を行う。ある時、SLEの患者さんから大学病院に通っても治らないと相談を受けたが、2種の漢方を処方したところ、ほぼ完治したと報告を受ける。この事が大きなきっかけとなり、医学部受験を志す。30歳の時であったが、1年間勉強し日本医科大学に合格、卒業後は内科、精神科、眼科、総合診療などを経験し、2007年9月に『池袋シティクリニック』をオープンさせた。外柔内剛で患者さんの眼から全身、全身から眼を診察方針として患者さんに接している。

時代と共に病の要因も多様化
総合心療スタイルと漢方診療

「医療が高度化し、専門化、細分化が進む一方、生活環境の変化が著しいこの時代、病の要因も多様化し、専門的な診療だけでは対応できない場合が少なくありません。高齢化社会が進み、医療の主な対象が感染症のような急性疾患から生活習慣病を中心とする慢性疾患に変わってきているのもその一面です。病気を身体や精神などの一側面からのみ見るのではなく、人格や社会的立場なども含めた総合的な観点から見ることが必要になっているのです。当医院では、疾患の背景にある要因を見極めながら、内科、精神科、心療内科、婦人科、皮膚科の経験、漢方の知識も生かして、治療法を探っていきます」
 診療の手順としては、まず患者さんへの問診を重視し、患者さんの「イイタイコト」を的確にとらえ、ニーズを把握する。そのニーズに基づいた治療をスピーディに行い、少しでも状況が改善できるように全力を尽くす。薬剤師免許を持ち、薬剤師・漢方経験歴31年に基づく臨床薬学的処方を行うが、ほぼオーダーメイドの処方となる。

予防医学の追求と
難病へのアプローチ

 一方、『先制医療』は、『全人的医療』と密接に関連するが、2011年に国が定めた科学技術基本計画のライフイノベーションの推進で、疾患の予兆を発見して行う先制介入治療として掲げられ、注目を集めた。
「『先制医療』は、まだ聞きなれない言葉かもしれません。病気と診断されるより以前の段階、つまり何も症状がない発病以前の段階で、将来罹患するリスクの高い病気を見つけ、発病を予防しようという考えです。従来の予防医学は、主に経験的事実を根拠として展開し、一定の効果を上げてきたのですが、分子生物学などの進歩によって遺伝子から将来かかるであろう病気が予測できる可能性が大きく広がり、客観的根拠に基づく『先制医療』がクローズアップされたのです。疾患の予兆の発見に努め、発症を予防する医療を追求していきたいと思っています」
 大学病院で失明を宜告された患者さんの治療に携わった経験もある小菅さんの診療の中核は眼科。結膜が黒目に三角形状に入り込んでくる翼状片からアレルギー性結膜炎、角膜潰瘍、緑内障、白内障、飛蚊症、テクノストレス眼症、ドライアイ、眼瞼痙攣、結膜下出血など様々な症状を診療してきたが、心療眼科は専門の一つ。
「身体疾患の中で、その発症や経過に心理社会的な因子が密接に関与し、機能的障害などが認められる病態を心身症といいますが、心療眼科は眼科的症状から眼科疾患としての治療が必要なのか、あるいは心因性のものかを判断して治療に当たる医療です。視力低下など視力障害が起きているのに眼科的には問題ない場合、心理的なストレスなどによる精神的な問題が目の症状となって現れていることが多くあり、心因的治療を行って予防したり、治療したりします」

旅行医学診療相談にも注力
 小菅さんは、一般社団法人日本旅行医学会が実施する厳しい試験と審査に合格した全国約500人の認定医の一人。世界各地のウイルス感染症の流行状況とその対策、車中泊による血栓症対策など旅行者の安全に役立つグローバルスタンダードな幅広い知識を持ち、加えて自身の豊富な海外経験も生かし、旅行や留学、海外赴任などを目的に海外へ行く人たちを対象に、出発前の医療相談を含め科学的根拠に基づく旅行医学診療も行っている。

池袋シティクリニック
TEL:03-3982-7373 FAX:03-3982-7373
ホームページ 池袋シティクリニック

中左:クリーンルーム写真
クラス10,000のクリーンで“安全”な培養室。独立行政法人・医薬品医療機器綜合機構(PMDA)の施設調査を受け、東北地方で第一号の「特定細胞加工物製造許可証」を得ている。
中右:自家発電機写真
地震など停電に備えて200V, 100V両方の自家発電機で培養が中断されることなく“安心”な培養法。
下:公益財団法人 仙台微生物研究所 仙微研クリニック
院長 海老名卓三郎 氏
東北大学医学部卒・医師免許取得。東北大学大学院修了・医学博士取得。米国ペンシルバニア大学ウイスター研究所留学。東北大学医学部細菌学講座助教授。宮城県立癌センター研究所免疫学部長。東北福祉大学健康科学部教授。現在仙微研クリニック院長、公益財団法人仙台微生物研究所代表理事。
厚生労働省より自由診療が認められた
『癌免疫細胞BAK療法』

副作用がなく固形癌に延命効果を示す
画期的な『免疫細胞BAK療法』の発明と実施

「公益財団法人仙台微生物研究所」代表理事海老名卓三郎博士は、研究とは何がわかって何がわかっていないかを知る「知らずを知る」をモットーに新しいことを見出し、常識を打破って『免疫細胞BAK療法』を発明し、実用化に成功。すなわち、従来の免疫細胞療法は、CD8陽性キラーT細胞(CTL)を利用したもので、CTLは癌抗原と血液型抗原(HLA)の両方を認識しないと癌細胞を殺せない。ところが癌細胞は、HLA抗原を70%消失し、有効率は30%しかない抗癌剤と同じ状況。
 そこで、海老名博士は、ある方法でリンパ球を培養活性化するとCD56陽性スーパーキラー細胞が増殖することを見出し、独立行政法人科学技術振興機構「JST」の有用特許に認められ登録商標『BAK療法』と共に実施を開始した。CD56は、元々神経細胞系の標識であったものが、β—エンドルフィンという脳内ホルモンを分泌する内分泌系細胞であると共に癌細胞を殺すスーパーキラー免疫細胞(NK細胞とγδT細胞を含む)であり、多機能細胞であることを発見したもの。更にいいことに、CD158を発現し、正常細胞が持っているHLA抗原を認識して正常細胞を殺さないことがわかった(図)。その結果、今まで16年にわたり、千名以上の患者さんに治療し一名も副作用を出さないことがわかった。
『BAK療法』とは、患者さんの血液20㎖を採取し、生物製剤と特殊培地で培養、CD56陽性細胞を活性化し、百億個まで増殖させ、点滴静注で体内に戻すものである。外来のみで行うことができ、「再生医療等の安全性確保に関する法律」の厳しい基準で東北地方で初めて合格・認定された。
『BAK療法』による高度進行固形癌(Ⅲ、Ⅳ期)の平均延命は61月だが、標準治療による五年生存率が約5%と厳しい高度進行肺癌患者71名で53月の延命があり頭頸部癌・子宮癌・乳癌・腎細胞癌・食道癌など膵癌を除くすべての固形癌で高い効果が認められた。
『BAK療法』は、特に血液中に流れている循環癌細胞(CTC)を殺すので、癌の発症・再発・転移予防に優れた効果を示し、現在まで術後転移無しの第Ⅰ・Ⅱ期進行癌患者39名で平均113ヵ月再発なしの効果を得ている。更に健康な人で癌の発症予防効果を行っている人は9名で、全例癌発症なく健在。
 治療は、月に1回ずつ採血・投与で4回が1クールで公益財団法人が施行しているため、研究賛助金として1クールで60万円だけを寄付してもらっている。従来のCTL療法は、自由診療で1クール120万円以上。オプジーボなどの免疫チェックポイント療法は、保険診療で1000万円以上の治療費がかかる。
「『免疫細胞BAK療法』の目指すものは、従来の〝癌を治す〟ではなく、発想の転換により〝癌と共生〟して長生きしようです。すべての人は、やがて亡くなります。であればこそ、亡くなるまでの期間を寝たきりで過すのではなく、できるだけ普通の生活を送りながら、自分のやりたいことをやり遂げる過し方を 『BAK療法』はできるのです」

公益財団法人 仙台微生物研究所 仙微研クリニック
TEL:022-303-3044 FAX:022-303-3064 Eメール:senbiken@mocha.ocn.ne.jp
ホームページ http://www.senmax.net/senbiken/

広島アレルギー呼吸器クリニック
理事長・統括院長 保澤総一郎 氏
広島大学医学部卒。1987年、医学博士。88年、米国留学。広島大学第二内科助手を経て、マツダ株式会社マツダ病院呼吸器・アレルギー科部長。2003年、『広島アレルギー呼吸器クリニック』院長、2014年、統括院長。「喘息予防・管理ガイドライン2006、2009、2012、2015、2018」作成委員。著書に「私がぜんそく専門医になった理由」。
喘息の治療に研究成果を投入
長期短期両視点から適切管理

症状の過小評価傾向に警鐘
気道炎症放置で悪化を指摘

 アレルギー研究をリードする医師や研究者で構成する一般社団法人日本アレルギー学会が発行する「喘息予防・管理ガイドライン」の作成委員を務める『広島アレルギー呼吸器クリニック』の理事長・統括院長保澤総一郎さんは、社会的要因で喘息患者が大幅に増える一方、ガイドラインが求める喘息コントロールが十分にできていない現状に警鐘を鳴らし、喘息状態を過小評価する傾向が背景にあると指摘する。
「喘息とは、気管や気管支の刺激に対する敏感さがアレルギー、ウイルス感染、精神的ストレスなど様々な原因によって亢進する病気です。健康な人では反応しない程度の刺激にも敏感に反応して、呼吸困難発作を起こしてしまうのです。家屋構造の変化によるアレルゲンの増加、食品などの化学物質、大気汚染、勤務形態の多様化による過労やストレスなど喘息を発症・増悪させる要因は多岐にわたり、この疾患に苦しむ人は1960年代に比べ子どもで約6倍、大人で約3倍、全体では400万人を超えているとみられています。喘息治療薬の進歩で、喘息長期管理、コントロールが良好になってきたとはいえ、まだまだ喘息治療・管理ガイドラインが求める良好状態とはいえない状況です」
 保澤さんはこの背景を考察、その結果が開院につながったという。
「患者さん側には、ご自身の喘息状態を過小評価する傾向があり、治療継続率や服薬維持が低いことがあります。医療者側には患者さんへの喘息病態の的確なモニタリングと説明が検査や時間の制限もあって、治療へのモチベーションを保つのが難しく、また、総合病院の診療時間内では社会的にアクテイブな方が多い喘息患者さんは受診できず、足が遠のくということもありました。喘息コントロールが良好という状況を達成するには、これらが大きな問題点であることを痛感し、喘息に特化した診療所の先駆けとして開院したのです」
 母校、広島大学で医学博士の学位を取得した保澤さんは、米国に留学して免疫学を研究するなど喘息治療の第一線に立ち続けてきた。
「喘息では、発作時をはじめとして、気道をとり巻く平滑筋の収縮・緊張、気道のむくみ、気道への分泌物の貯留などにより、気道は緊張状態におかれ、空気の通り道が細まっています。この状況を気道閉塞と呼びます。気道過敏性が高まり、気道閉塞をきたす最大の要因がリンパ球、肥満細胞、好酸球など多くの細胞が関与するアレルギー性気道炎症という病態です。気道炎症は、重症の患者さんのみならず軽症の患者さんにも存在することが証明されており、これを放置すると喘息が悪化してしまうことにつながります」
 治療には短期、長期の観点から異なる薬を使うという。
「喘息治療薬には、コントローラーという長期管理薬と発作治療のために一時的に使用するリリーバーという発作治療薬を用います。慢性、進行性の病気である喘息の治療は長期的管理が必要です。糖尿病や高血圧と同様、自覚症状がなくても継続的、計画的な管理、治療をしていき、病態を悪化させないことが重要であり、この目的のために使用するのが長期管理薬です。しかし、きちんと治療していても胸苦しさや喘鳴、発作という症状は風邪などを引き金にして起こってきます。その時に使用するのが発作治療薬です。きちんと長期管理をして、リリーバーを使用する必要のないコントローラーの使用が理想なのです」

医療法人社団 HARG 広島アレルギー呼吸器クリニック
<光町本院>TEL:082-568-1167 FAX:082-568-1239
<八丁堀分院>TEL:082-511-5911 FAX:082-511-5912
ホームページ http://www.harg.info/

かみあわせナゴヤデンタルクオリティ
院長 加藤吉晴 氏
愛知県出身。愛知学院大学歯学部を卒業後、東京の国際デンタルアカデミーで学ぶ。1983年、「加藤セントリック歯科診療所」開院。「神の愛診療所歯科」を経て現名称に変更。1988年、保険診療返上。スタッフを置かず一人で運営。NPO法人「チームみらい中津川市防災市民会議」代表。「石巻災害エキスプレス 誰でも災害ボランティア」を自費出版。

下右:『かみあわせをしあわせに』(風媒社) 1,200円+税
カギは、噛み合わせのバランス
良きバランスは身体も楽にする

著書で示す独自の診療理念
治療イス一台で入念に治療

 歯科治療行為をお口の中の環境保護活動、ティースエコロジーと位置付け、治療イスが一つだけの日本一小さな診療室で、作業を分担せず、医師一人で噛み合わせの治療に専念してきた異色の歯科医院がある。名古屋市の『かみあわせナゴヤデンタルクオリティ』。院長加藤吉晴さんが2017年5月に出版した著書「かみあわせをしあわせに~歯のかみあわせで身体をこわすな~」のタイトルに、医学的見地から噛み合わせを重視する診療の理念が凝縮されている。
「歯科的なストレスというとほとんどの人は、いわゆる虫歯の痛みを想像致しますが、一見歯とは関係のないように見える目まいや慢性的な疲労感、精神的なイライラ、耳鳴り、一時的な難聴、嚥下困難、記憶の一時的喪失、関節炎などの節々の痛み、身体の部分的麻痺感などが実は歯の噛み合わせなどと関連していることはあまり知られていません。噛み合わせが悪いと、上下の歯がズレた位置で噛み合うことになり、下顎は上下の歯の噛み合わせのズレにあわせて不自然な位置と不自然な動きを強いられます。顎と顎関節には、数多くの神経や小血管が分布していて、この部分に不調和が生じるとストレスは連鎖反応的に全身に広がります。それが様々な症状の原因になるとアメリカ咬合学会でも警告しています」
 こうした認識の下で行う診療の目的意識は極めて明確だ。
「歯の健康とは、何も気にせず安心して噛めることです。つまり良い噛み合わせです。良い噛み合わせですと、歯は元気で生き生きします。歯の噛み合わせは、歯科では咬合といいます。削る、詰める、かぶせる、抜く、入れる、並びかえるなどの歯科治療はほとんど、咬合とも関係があります。顎に不自然な動きを強いるようなケースも含め、噛み合わせの治療では、口の中にバイトプレートのようなスプリントをはめる方法から、歯の噛み合う面の一部を削って調整したりするような方法まで様々な治療法がとられます。治療は数回の通院で済み、多くの場合、劇的に症状が改善し、解消します」
 加藤さんは、噛み合わせと身体の様々な不調との因果関係や悪い噛み合わせの治療法を探るため自らを実験台に研究を重ねた。
「噛み合わせの診断や治療方針が統一されていないのが現実です。歯科だけでなく医科の領域にもまたがっていますが、身体の不調との関連性を整理したデータがまだないのです。そうした関連性などを患者さんに有益な情報として提供するには、自ら体験してみればいいと考えました。他の人の噛み合わせは体験することができないからです。わざと異常な噛み合わせになるかぶせ物を作ってつけてみたりということを、30年近く前からやってきました。そうやっているうちに、噛み合わせが身体や精神面に与える影響が少しずつわかってきて、噛み合わせをどうすればいいか、ある程度は解明できたと思っています」
 加藤さんは1983年、噛み合わせの専門用語を冠した「加藤セントリック歯科診療所」として開業、独自の診療スタイルを確立した。治療やメンテナンスを分担して行うことに反対の立場から、診察から治療、入れ歯などを作る技工、さらにスタッフも置かず、受付から掃除まで一人でこなす。保険診療を返上し、自由診療で、予約した診療時間内を貸切り状態にして一人に最低1時間、1台の治療イスでじっくり行う診療に、40年超の治療で培った医療技術と研究成果が生かされる。

かみあわせナゴヤデンタルクオリティ
TEL:090-5454-8010 Eメール: iiyykato@i.softbank.jp
ホームページ http://www.kaminoai.com/

医療法人社団 成風会 タカハシクリニック
院長 高橋薫 氏
東京慈恵会医科大学卒。同大付属青戸病院内科助手。カナダ・オタワ大学医学部生理学教室留学後の1984年、同大で医学博士の学位取得。同大付属青戸病院内科講師を経て『タカハシクリニック』院長。日本内科学会及び総合内科専門医、日本東洋医学会専門医。日本補完代替療法学会学識医。抗加齢医学会専門医。
漢方医学や補完代替医療を活用
多角的に治療法探る姿勢に定評

100種類以上の漢方生薬揃う
煎じ用の方剤を院内で処方

『医療法人社団成風会タカハシクリニック』の院長高橋薫さんは、西洋医学、漢方医学、補完代替医療に精通した医学博士。法人が附帯施設である「東西中医学研究所」での研究成果を生かし、通常の医療では対応困難な疾病について多角的に治療法を探る姿勢で信頼を集めてきた。
「伝統中国医学(TCM)は、中国最古の医学書紀元前の『黄帝内経』や後漢時代張仲景の『傷寒論』を基とした2000年以上続き、この長さがEBM証拠に基づく医療と言えます。現代西洋医学の短所を補完する中西医結合も行われており、例えば、『瘀血(おけつ)』は、身体を構成する気血水の血の滞りを示すが、西洋医学的には、末梢循環不全や狭心症心筋梗塞の動脈硬化性疾患を包括し、西洋医学的治療に加え血を巡らせる活血・破血薬で治療し、効果があると言われています。当院では、100種類以上の漢方薬の生薬による処方を保険診療で行うことができ、一人ひとりのその時の体調に合った漢方生薬で、かつ厚生労働省が保険診療を認めた生薬で構成された煎じ用の方剤を院内処方しております。従来の既製品の粉末エキス剤ですと、各方剤に配合された生薬を症状に合わせて、加えたり、減らすことができないため、一人ひとりに合った処方ができず、限界があり、そこを補点することで、効能効果を実感して頂けると思います。また、副腎皮質ステロイドの入らない漢方生薬の軟膏も院内処方し、アトピー性皮膚炎など難治性皮膚疾患の治療も行っています」
 隣接する補完代替医療専門の「カムクリニック」でも診療し、生薬漢方療法やビタミン点滴療法、足浴療法など、標準的な治療では対応できない癌などの疾患や西洋医学での治療の副作用などと向き合っている。

医療法人社団 成風会 タカハシクリニック
TEL:047-394-2211 FAX:047-394-2212
ホームページ http://www.takahashi-clinic.biz/

東京形成美容外科
院長 弓削田浩主 氏
千葉県出身。東海大学医学部卒。2003年、千葉大学医学部附属病院勤務。2004年、君津中央病院勤務。2006年、大手美容外科入職。2010年、大手美容外科本院外科部長。2012年、大手スキンクリニック本院院長。2014年、大手美容外科本院副院長、大手美容外科分院院長。2016年、『東京形成美容外科』院長。
施術を受ける方への安心感を第一に
丁寧で温もりあるアフターケアを

悩みにしっかり寄り添う治療
12年超の経験で高い信頼性

 手掛けた症例11万超の実績を誇り、マスコミにも登場する美容外科のエキスパート、『東京形成美容外科』の弓削田浩主(ゆげた ひろかず)院長が最も重視するのは、施術を受ける方の安心感だ。
「当院では、たるみ、シワ、目のクマ、シミ、薄毛などの改善、二重形成やバストのお悩みなど幅広い治療を行っています。治療にあたり第一に心がけているのは、お受けいただく方の不安感を取り除くことです。例えば、相談当日に治療することは可能ですが、安心して施術を受けていただくために、まずカウンセリングで時間をかけてお悩みをお伺いします。施術部分のシミュレーションを行い、その方に最適な治療法をご提案いたします。治療するかどうかは、ご自宅でじっくり考えていただいてからお決めいただきます。わからないこと、不安なことを全て解消してから治療するという方針です」
 徹底したアフターケアと合わせ、安心感と満足度の高い治療を提供することが高い信頼性に繋がっている。(カウンセリングは何度でも無料)

東京形成美容外科
TEL:0800-080-2784 Eメール:info@tokyo-biyou.com
ホームページ https://tokyo-biyou.com/

岡崎歯科医院
院長 岡崎真大 氏
和歌山県出身。日本歯科大学新潟歯学部卒。獨協医科大学病院口腔外科勤務。日本歯科大学生命歯学部歯学研究科大学院歯科基礎系博士課程修了。博士(歯学)の学位取得。ハーバード大学で審美インプラント、ペンシルバニア大学で歯周組織再生学研究。2013年、『岡崎歯科医院』開院。
予防歯科で定期的な口腔内ケア実施
歯周病管理のスペシャリストが推奨

3ヵ月で歯石になる歯の汚れ
除去後フッ素で歯質を強化

 分子生物学で博士号を取得し、米ペンシルバニア大学で歯周組織再生学を研究した歯周病管理のスペシャリスト、『岡崎歯科医院』の院長岡崎真大さんが開業して最も力を入れているのが予防歯科だ。
「歯を失う原因で最も多いのは歯周病。最悪の場合は、全身にまで悪影響を及ぼすこともあり、怖い病気だという意識を持っていただくことが重要です」
 岡崎さんが推奨するのは、歯科医院での定期的な口腔内のケアだ。
「月に一度のケアが目安です。歯の汚れは、約3ヵ月で歯石になってしまうからです。当院では、歯石を超音波やレーザーを使って除去し、歯間ブラシなどで磨きます。続いて、歯の表面を磨きこみ汚れのつきにくい表面を作ります。その後、フッ素を用いて歯面・歯質の強化を行います。しかし最も重要なのは患者さん自身がどこが磨きにくいか、今の磨き方だとどの部分に汚れを残すのかを知っていただくことです。患者さん自身に歯磨きの技術を向上していただくことが『定期健診』であり、歯科医院の役割であると考えています」

岡崎歯科医院
TEL:0422-26-8241 FAX:0422-26-8279 Eメール:ask01@okazaki-dc.jp
ホームページ http://okazaki-dc.jp/


[イギリス生活情報誌]月刊 ミスター・パートナー 〒160-0022 東京都新宿区新宿2-15-2 岩本和裁ビル5F TEL.03-3352-8107 FAX.03-3352-8605