ブームの真相 2019


イギリス生活情報誌 
月刊
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所長 音瀬泰彦 さん
大学卒業後、自動車会社に就職し、会計・経営のノウハウを学ぶ。28歳の時、父親が1962年に開いた税理士事務所に入所、税務などの実務経験を積み上げ、1995年に税理士登録、『音瀬泰彦税理士事務所』として経営を承継。AFP資格保有。2015年に経営革新等支援機関に認定。

中小企業庁認定の経営革新等支援機関に認定。音瀬泰彦所長の似顔絵。世界似顔絵大会で優勝実績のあるクリマイスター氏の作成。

商標「徳島税理士PRO®」の登録が認められ、その商標を使う指定役務は税務相談から金融資産形成に関する助言、保険、金融・財務分析、企業の信用に関する調査まで17項目に及ぶ。
進まぬ事業承継の促進策に
要件が緩和された税制利用

納税猶予の対象が拡大
承継計画の作成が条件


 経営者の高齢化に伴い社会的課題に浮上した事業承継問題。『音瀬泰彦税理士事務所』の所長音瀬泰彦さんは、税制改正で適用要件が大幅に緩和された事業承継税制を利用して承継を促進するよう助言する。
「今回の要件緩和は、中小、小規模事業者の経営者約245万人の半数が事業承継の準備を終えていないといわれる事態を国が重く見た措置。適用を受けるには、2023年3月31日までに特例承継計画を作成しなければならず、認定経営革新等支援機関といった専門的なサポートが必要となってきます」
 適用期限は、2027年12月31日までの間に行われた贈与、相続などで取得する財産に課される相続税または贈与税だ。
「今回の税制改正は納税猶予の対象を拡大したのが特徴。株式数は発行済株式数の3分の2という上限がなくなり全株が、相続税は8割から全額が対象になりました。また先代経営者以外の株主からの贈与、相続なども対象になり、後継者も1人から最大3人まで増えました。こうした点を利用して円滑な事業承継を支援していきます」
(ライター/斎藤紘)

音瀬泰彦税理士事務所
TEL/088-622-8008 Eメール/support@otosetax.jp
ホームページ http://otosetax.jp/

熊本本部代表 岡野訓 さん
大阪教育大学卒。肥後銀行、会計事務所を経て、て2001年に税理士登録。2003年「優和コンサルティング」代表取締役。2008年「税理士法人熊和パートナーズ」代表社員就任。2015年『税理士法人さくら優和パートナーズ』に組織名を変更。
中小企業支援に知力を結集
黒字化に独自アプリを活用

業績伸張の最適解追求
九州全域を対象に事業


 若者の地元離れで後継者不足、働き手不足に直面している地方の中小企業の支援で成果を積み上げているのが『税理士法人さくら優和パートナーズ』だ。熊本、福岡、鹿児島に本部を置き、税理士資格者12人、スタッフ約100人の陣容で九州全域をカバーする現体制を築いた熊本本部代表岡野訓さんが目指すのは、九州一の総合シンクタンクだ。
「中小企業支援は、事業承継、黒字化、資産形成を3本柱に若者を惹き付ける魅力ある企業に脱皮するための最適解を追求していきます。中でも、経営の継続に重要な黒字化支援では、業績を見える化するオリジナルアプリが力を発揮します。経営者は、業績に関する数字を常に確認でき、状況の把握で意識が変わり、数値で検証すれば黒字化の道が見えてきます。また、魅力的な企業が後継者不足で廃業することがないよう、事業を継続してくれる企業とのM&Aの斡旋も進めています」
 同法人のクライアント企業の黒字化率は、全国平均の約30%に対し約79%という高い数値を維持、支援が功を奏していることを示す。
(ライター/斎藤紘)

税理士法人 さくら優和パートナーズ
TEL/096-341-1555
ホームページ https://s-ket.com/

所長 白川英孝 さん
明治学院大学経済学部卒。中小企業の経営者を支えたいとの思いから、2002年、税理士資格取得。2017年、独立し『白川会計事務所』を設立。中国税理士会所属。TKC全国会会員。TKC全国会医業・会計システム研究会会員。

①お客様の業績向上のための ホームドクター
②良き相談相手
③職業会計人の業界をリードする先駆者を使命として貢献する。
TKC全国会の理念に則り
中小企業経営を親身に支援

自利利他の精神を重視
経営課題も分析し助言


「自分のことを考えず、他者のためを考える」
『白川会計事務所』の所長白川英孝さんは、租税正義の実現、中小企業の存続発展の支援などを目的に掲げる職業会計人集団「TKC全国会」の会員として、会の基本理念「自利利他」の精神で企業経営を支えてきた税理士だ。多くの経営者から喜ばれているのが毎月会社で面談する巡回監査。
「巡回監査で経営者は、自社の正確な月次損益など意思決定や業績向上に役立つ情報を入手することができます。TKC経営指標による同業他社との比較で強みや経営課題などを分析し、それに基づいて経営戦略などについてもアドバイスします。自利利他の精神を念頭に、企業経営は経営者の心の持ちよう次第であることもお伝えしています」
 巡回監査による会計事実の真実性、実在性、網羅性の確認で会計帳簿の証拠力は格段に上がり、税務署や金融機関などからの信頼度は高くなるという。こうした実効性のある支援には、白川さんが自身の会計事務所の経営で学んだことが生かされる。
(ライター/斎藤紘)

白川会計事務所
TEL/084-999-2288 Eメール/h-shirakawa@tkcnf.or.jp
ホームページ http://shirakawakaikei.tkcnf.com/

代表 古手川隆訓 さん
同志社大学経済学部卒。日本アイ・ビー・エム退社後、2003年、司法試験に合格。2005年、東京都の弁護士事務所入所。2009年、鹿児島で「古手川総合法律事務所」開設。2013年に法人化し、『弁護士法人グレイス』を設立。
専門分野を持つ弁護士結集
地方での法務ニーズに対応

特化した3分野で実績
人材不足対策でも動く


「専門分野に特化したブティック型と呼ばれる法律事務所が少ない地方と東京の格差を埋めたい」
『弁護士法人グレイス』の代表弁護士古手川隆訓さんが地縁もない鹿児島市に事務所を構えて10年、専門分野を持つ弁護士12人とスタッフ21人を擁する大所帯に成長、企業法務、交通事故、家事の3分野に特化した法律業務で実績を重ねる。
「弁護士が扱う法律は、多岐にわたります。依頼者は、自分が依頼する分野を専門に扱っている弁護士に相談したいはずです。このようなニーズに対応できる体制を整えた結果、この1年で家事関係の相談が400件、交通事故関係の相談が170件ありました。企業関係では、300社以上の顧問先企業に対応しています」
 古手川さんは、深刻な人材不足と外国人の在留資格の拡大の動きを視野に、日本で活躍する人材を育成する日本語学校をベトナムに開設したほか、2017年に施行された技能実習法にからみ、企業に技能実習生を派遣する監理団体の法的なサポートにも乗り出した。
(ライター/斎藤紘)

弁護士法人 グレイス
TEL/099-822-0764 Eメール/info2@grace-law.jp
ホームページ http://www.kotegawa-law.com/

代表理事 畠中正夫 さん
福祉施設に勤務中、社会福祉士の国家資格を取得し、独立して「畠中社会福祉士事務所」開設。10年以上前から後見活動を始め、2015年、法人後見に活動を特化した『一般社団法人後見けやき』を設立。

代表挨拶・後見けやき活動報告
「後見けやき事例報告会」(2018年 3月20日開催)資金協力の賛助会員も多数。
事例報告・任意後見(横田氏)
事例報告・障害(森氏)
法人後見で地域福祉に寄与
有志に呼びかけ組織を設立

専門性生かし誠実対応
受任件数着実に増やす


『後見けやき』は、認知症、知的障害、精神障害などの理由で判断能力の不十分な人の財産を管理したりする成年後見制度で法人が後見人を務める「法人後見」に取り組む一般社団法人。後見活動を続けてきた代表理事畠中正夫さんが士業などの専門職に呼びかけ、2015年に設立し、受任件数を着々と増やしている。
 メンバーは、社会福祉士、税理士、行政書士、精神保健福祉士、介護支援専門員、看護師、元県警職員など17人。弁護士が顧問を務めている。
 畠中さんは、次のように述べている。
「後見活動を行うなか、幾つかの困難を抱える方や虐待を受けている方、若いので長く後見が必要な方など個人で行うには大変な方が増え、法人として専門職の方と協力して行うべきではないかと思うようになって組織を立ち上げました。家庭裁判所から後見事務を受任し、担当者を決めてその後見事務を監督、指導、支援し続けます。法人後見は、様々なケースに対応できるうえ、透明性が高く、不正を起こしません。この活動を通じて地域福祉の向上に寄与していきたいと思っています」
(ライター/斎藤紘)

一般社団法人 後見けやき
TEL/048-573-0385 Eメール/hatamasa@kmd.biglobe.ne.jp
ホームページ http://koukenkeyaki.wpblog.jp/

代表取締役 椋本雅文 さん
宝飾関係の会社を経て、2014年「世界貿易センタービル整体院」設立。2015年、祖父で医学博士の山崎文男氏が創業した「日本中央医事有限会社」代表取締役に就任。その後辞任し、『株式会社日本医療マネジメント』設立。
東京屈指のオフィスビルに
医療モール形成し開業支援

好立地のメリット享受
初期投資の抑制に寄与


 東京都心のオフィス街で開業を希望する医師を集めて知名度の高いビル内に医療モールを形成、都心で働くビジネスパーソンの医療ニーズにも応える『株式会社日本医療マネジメント』の代表取締役椋本雅文さんが構築したビジネススタイルが注目を集める。大都市の労働者の健康管理にと医学博士の祖父が始めた事業をベースに医院開業支援を加えた事業だ。そのモデルケースが東京・浜松町のランドマーク、世界貿易センタービルにある。14階のフロアーに内科、心療内科、耳鼻咽喉科、皮膚科、眼科、整骨院、整体院、薬局が並び、医療モールを形成している。
「ビルのオーナーからフロアを借り、医療関係者に転貸して当社が運営、管理を行う事業です。医療関係に詳しい建築士のご紹介や資金調達支援、医療機器や備品の購入先のご紹介など開業支援も行います。単独開業に比べ、初期投資を抑えることができるうえ、煩雑な交渉事で苦労することもなく、立地場所の様々なメリットも享受できます」
 東京都心屈指のオフィス街の5ヵ所のビルで実績を重ねている。
(ライター/斎藤紘)

株式会社 日本医療マネジメント
TEL/03-6435-8178 Eメール/mukumoto@nihon-iryou.jp
ホームページ http://nihon-iryou.jp/

副院長・教授・外科部長 牧野浩司 さん
医学博士。日本外科学会や日本消化器外科学会、日本消化器内視鏡学会、日本食道学会食道外科、日本消化管学会胃腸科などの専門医。消化器がん外科治療認定医。アメリカ癌学会や国際食道疾患会議のActive Member。

左上:胸腔鏡下食道切除術
食道がんの外科治療で実績
負担の少ない低侵襲手術を駆使

進行状況を見極め選択
がん難民出さない体制


『日本医科大学多摩永山病院』の副院長・教授・外科部長牧野浩司さんは、腫瘍における遺伝子突然変異の解析で博士号を取得した消化器がん外科治療のスペシャリスト。低侵襲の腹腔鏡手術、胸腔鏡手術で治療症例を重ね、中でも気管や心臓、大動脈、肺などの臓器や背骨に囲まれた食道に発生するがんの治療で高い評価を得ている。
「食道の壁は、胃や大腸と同じように粘膜層、粘膜下層、筋層という3つの層からできています。がんは、最も内側の粘膜層から発生するため、早期の病変には胃カメラで粘膜層を含めた粘膜下層までを剥離して病変を一括切除する内視鏡的粘膜下層剥離術で対応します。進行がんには、術前抗がん剤治療または放射線治療を追加して、胸腔鏡手術をほぼ全例に行っております。肺の手術後の癒着があるケースでは、開胸しない縦隔鏡手術で治療します。切除不能がんには、抗がん剤治療と放射線治療、バイパス手術を組み合わせ、臨機応変に対応します」
 受診者が、がん難民にならない一貫した治療体制がここにはある。
(ライター/斎藤紘)

日本医科大学多摩永山病院
TEL/042-371-2111(予約9:00〜17:00)
ホームページ https://www.nms.ac.jp/tama-h/

院長 田中譲治 さん
日本大学松戸歯学部卒。1989年『田中歯科医院』開業。2001年、歯学博士の学位取得。2008年、日本大学松戸歯学部臨床教授。日本口腔インプラント学会指導医、一般社団法人日本インプラント臨床研究会会長。日本アンチエイジング歯科学会理事。

患者さんの希望を最優先。気になることは何でもお尋ねを。
著書「歯科インプラント講座―あなたの笑顔と歯を守る」(阿部出版刊)
「専門家が書いた入れ歯でアンチエイジング! ―注目のインプラント&マグネットデンチャー(磁石式入れ歯)」(現代書林刊)
歯科医療で健康長寿を延伸
高齢者に有用な治療法推進

入れ歯とインプラント
認知症予防の副次効果


 超高齢社会の課題である健康長寿の延伸と真正面から向き合っている歯学博士がいる。『田中歯科医院』の院長田中譲治さん。入れ歯で苦労する要介護者の動作や認知症などを視野に、広く普及に力を入れているのが『インプラントオーバーデンチャー』だ。
「『インプラントオーバーデンチャー』は、これまでインプラント治療が難しいと言われた高齢者や骨の少ない方でも治療が行えるようになることの多い治療法です。基本的な仕組みは、インプラントにアタッチメントを取りつけて入れ歯をしっかり固定する方法です。取り外しが簡単なうえ、よく噛めるようになり、脳にダイレクトに刺激が伝わって記憶力の向上や認知症の予防にもつながります」
 田中さんは、高齢化時代の歯科医療の重要性について講演会などの場で積極的に情報を発信しており、インプラントの様々なメリットを解説している。2019年2月11日に東京・新宿の京王プラザホテルで開かれる日本口腔インプラント学会主催の学術大会でも「健康長寿につながるインプラント治療」というテーマで市民講座が開催される(参照 http://web.apollon.nta.co.jp/jsoi38)。
(ライター/斎藤紘)

田中歯科医院
TEL/04-7164-3000
診療時間/9:00〜12:30 14:00〜20:00(土 17:00まで) 定休日/日曜日・祝日
※簡単なメール相談受付中
ホームページ http://www.tanaka.or.jp/


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