注目情報はこれだ! 2020


ミスター・パートナー
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東京都新宿区新宿
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代表取締役
豊島潔 さん
日本工業大学大学院修了。大学院時代から仕事を手伝っていた設計事務所に就職、住宅建築、歴史的建造物の復旧、現場監理などの経験を積んだ後、父親が創業した『株式会社豊島工務店』に入り、経営を承継。一級建築士、木造住宅耐震診断士。
木の特性生かし住宅の価値向上
リフォームに光る確かな設計力

江戸の町屋普請を研究
円滑な施工支える設計


『株式会社豊島工務店』の二代目社長豊島潔さんは、大学院で江戸時代の町屋普請、現代風にいえば木造住宅の建築について研究、前職の設計事務所時代は博物館などに展示する古民家などの模型を製作する珍しい経験もした一級建築士。建築資材としての木の特性について深い知識を持ち、主力事業の住宅改修、リフォームでも木を重用する姿勢を貫く。
 マツ科常緑大高木の米松製玄関ドア、木製天窓、杉製階段、木製の門と引戸、板張り外壁、杉板のフローリング、杉の丸太柱、杉板の天井板、木製のバルコニー、ナラ製フローリング、木製の手摺、桧の床材と吹き抜け……。豊島さんの設計に基づいて木を使って改修した施工例の一端だ。
「木が素材として優れていることは、1300年前の飛鳥時代に建立された法隆寺現存の古代建築物を見ても分かりますが、一般の木造の民家においても100年以上経過したものが多く見られます。それなりに耐久性ある木材を使用して造られた家は、乾燥や通気性をよくすれば半永久的に持つといってよいでしょう。他の素材は、歳月とともに劣化が目立ってくるのに対して、木は衰えを知らない素材といえます。また火にも強くそう簡単には燃えません。太く厚い木材ですと、いわゆる炭化皮膜の働きで、表面は燃えても内部はそのまましっかりしています。熱が加わると急速に強度が低下してくる鉄とは対照的です」
 湿度調整、アレルギーの原因となるダニやカビの発生防止、快い光の反射率、衝撃吸収・吸音効果、リラックスさせる香りの効用、消臭作用、鎮静・鎮咳作用などの特性も木を重用する理由として挙げる。
 もう一つ、豊島さんが重視しているのが、施工する職人たちがスムーズに作業できる環境を整えることだ。
「分かりやすい図面をつくることを心掛けています。単に職人さんが理解しやすいだけでなく、段取りも考えて線を引きます。それによってミスや手戻りが減り、作業効率が上がります。具体的には、既存の図面から新築当時の設計意図を汲み取り、改築後の新たな空間の形状やボリュームをイメージします。それを分かりやすい図面に落とし込んで職人さんに伝え、高い精度でコストを予測します」
 先代からの信用に加え、この確かな設計力が堅実な経営の基盤だ。豊島さんは、リフォームのほか、家庭などから出た廃材を修復してリサイクル商品として販売するユニークな仕事もしている。よく作る商品としては腰掛け、スノコ、CDラックなどがあり、端材も販売している。(ライター/斎藤紘)

株式会社 豊島工務店
TEL/03-3720-1606 Eメール/ kt0002@nifty.com
ホームページ http://www.37201606.com/

熊谷総合展示場 TEL/048-577-3468

代表取締役
井上敏 さん
高校卒業後、埼玉県内の建設会社の現場監督として入社。21歳で地元秩父へ戻り、大工職人の仲間入り。1996年『有限会社井上工務店』設立。2003年、株式会社化。協力会社を含め約200社を束ね、注文住宅、建売住宅事業を展開。
家族の絆・健康重視し住空間形成
家づくりの独自ブランドで躍進

地元の自然素材を活用
百年企業に新たな価値


 埼玉県秩父で1919年に大工職人の個人事業としてスタートし、100年企業の仲間入りをした『株式会社いのうえ工務店』の三代目社長井上敏さんは、祖父、父親から大工職人の技と気概を受け継いだだけでなく、家づくりに対する時代のニーズを見極める経営センスで独自の家づくりブランドを立ち上げ、新たな営業領域を切り開いてきた経営者だ。そのブランド、『彩(いろどり)ハウス』で貫くのは、家族の絆と家族の健康を重視する姿勢だ。
 21歳で大工職人の仲間入りした井上さんは、1996年に先代から経営を受け継ぎ、個人事業から有限会社へ、さらに株式会社化へと経営基盤を強化。約10年前、営業範囲を深谷、熊谷地域まで広げた際、埼玉県産の天然木をふんだんに使う家づくりをアピールすることも考え、埼玉県の愛称「彩の国」に因んで『彩ハウス』ブランドを立ち上げた。
『彩ハウス』には、特色が2つある。家族の健康を守る素材へのこだわりと家族の絆を育てる居住空間の構成だ。使う材木は埼玉県産の天然無垢材、特に家を支える柱材には全本検査で合格した含水率15%以下の歪みのない強い材木のみを使う。壁、天井の仕上げに吸湿性に優れ、殺菌機能もある漆喰を用いる工法と合わせ、自然素材で安全性、耐久性、耐火性、気密性、断熱性を確保する。
「甥がアトピー体質だったことが、住まいと健康の関係性を考えるきっかけになりました。いい素材なくしては、家族を守ることができません。その素材を生かすか否かは、職人の腕次第。『彩ハウス』の職人たちは、素材を生かすプロ集団です」
 家族の絆を育てる居住空間の構成では、キッチンやダイニング、リビング、畳コーナーの間仕切りがなく、家族がどこにいてもつながりを感じられる大空間など快適な住空間を形成する。
『彩ハウス』は、バリエーションが多いのも特長だ。デザインでは、「彩modern」、「スタイリッシュmodern」、「南欧北欧modern」、「和modern」がある。コンセプトでは、シンプルで機能美を追求した箱形プロポーションが魅力的な「LIFEBOX」、きれいな空気の住まいを目指し、自然素材に包まれた癒しの「平屋の家」などがあり、ライフプランに即して選択できる。
 「手間を惜しまない真摯な仕事を貫き、安心、安全で、なによりお客さまに笑顔で幸せに住んでいただけるよう努力を重ねていきます」
 この姿勢と技術力が評価され、秩父市の住宅新設着工棟数で1位の座を守り続けている。(ライター/斎藤紘)

彩house 株式会社 いのうえ工務店
TEL/0494-25-3458 Eメール/ info@f-products.jp

代表取締役
田向定雄 さん
不動産会社勤務を経て、1988年『いわて不動産』設立。2000年、株式会社化。宅建マイスター・フェロー。宅地建物取引士や米国公認不動産経営管理士など20超の不動産関係資格保有(CMP、相続3種、○○鑑定2種ほか)。
多角的視点で最善の相続対策追求
利害得失を仔細に分析し的確判断

ケーススタディで論考
相続法の改正にも対応


 宅地建物取引の最高位のエキスパート、宅建マイスター・フェローの肩書を持つ『いわて不動産株式会社』の代表取締役田向定雄さんは、利害が複雑にからむ数多くの相続案件を解決に導いてきた相続対策のスペシャリストとしても存在感を高めている経営者だ。宅建マイスター・フェローの認定を受けるための論文では超高齢化時代の不動産取引の課題をケーススタディに基づいて深く洞察、この中で相続対策にも言及、その記述から個々の対策のメリット、デメリットを多角的に分析しながら案件に臨む姿勢が伝わる。
 論文で、「個人金融資産1400兆円、住宅・土地等実物資産1000兆円。その所有は高齢者の比率が高い」とし、高齢者の相談業務が増加してくることが予想されると指摘した田向さんがケーススタディの一つとして取り上げたのが、農業と不動産賃貸業を営み、円満円滑な相続を願う高齢の資産家のケース。
 対策は、相続税対策が期待できるなどの理由から、資産の一部を不動産や金融資産などの個人資産を管理するプライベートカンパニーに移すほか、資産を信頼できる家族に託し、その管理、処分を任せる家族信託の是非を検討。認知症への備えに利用できること、贈与税を控除しながら管理権を移せること、遺言書ではできないことが可能になること、財産を承継する順位付けが可能になること、事業継承が便利になること、相続税の争いが軽減できることなどのメリット、受益者を誰にするかで揉める可能性があること、高い節税効果は期待できないことなどのデメリットを挙げ、いろいろシミュレーションしたうえで決定することの重要性を強調している。
 田向さんは、約40年ぶりの大幅な改正となった民法の相続法に対応する相続コンサルティングにも力を注ぐ。
「相続法の改正は、相続開始時の配偶者の年齢が相対的に高齢化し、保護の必要性が高まっていることを考慮したものです。住宅の権利を所有権と居住権に分割し、配偶者が原則として終身無償で住み続けることができる配偶者居住権、遺産分割が終了するまで無償で住めるようにする配偶者短期居住権、配偶者が生前贈与や遺言で譲り受けた住居を遺産分割計算の対象から除外する優遇策、被相続人を介護した親族が相続人に特別寄与料を請求することができる制度などが創設され、これまでとは違った対応が求められます」
 2020年4月からは配偶者居住権の適用が始まることから、田向さんは相続問題に直面する人たちに意識改革を促している。
(ライター/斎藤紘)

いわて不動産 株式会社
TEL/019-622-2400 Eメール/mail@iwate-f.co.jp
ホームページ http://www.iwate-f.co.jp/

屋内にある家財もそのままの状態で不動産の買取・売却が可能。崩壊寸前の長屋や連棟式住宅も数多く買取や売却を行っている。

代表
松本親幸 さん
京都府出身。高校卒業後、建築会社で営業を経験。26歳で不動産会社に転職し、以来、営業職、管理職で16年にわたり業界一筋に実績を重ねる。もともと好きだった現場業務に取り組みたいと考え、2013年に独立、『株式会社フォローウィンドコーポレーション』を開業。
長年放置した空き家など
老朽化した物件も即金買取

空き家を積極的に買取り
増える空き家問題に貢献


 少子高齢化の進行に伴い、全国的な空き家の増加が社会問題となっている。平成27年5月に『空き家対策特別措置法』が全面施行され、『特定空き家』に指定した空き家に対し、行政が撤去や修繕を命令できるようになった。また、空き家の売却に対して譲渡所得から3000万円を控除する税制も平成28年4月よりスタートするなど、国ぐるみの空き家対策が本格化している。『株式会社フォローウィンドコーポレーション』は、空き家の積極的な買取で注目を集めている。大阪市内を中心とした関西圏の不動産においては、即金で買取。即現金化したい、近所に内緒で買い取ってほしい、売れ残るのが嫌なので不動産会社に直接売りたいといった不動産オーナーの要望に応えている。大阪市内においては、地図を見ただけで不動産買取金額を提示できる場所も多々あるほど地域に精通しているのも強みだ。同社が最も得意としているのが老朽化不動産の即金買取。長年放置しているような空き家・長屋・連棟式住宅・中古テラスハウス・古家付土地などの老朽化不動産を率先して買取。「雨漏りがある」「傾いている」「敷地が狭い」「再建築できない土地だ」「前道が路地」「間口が狭い」「ゴミ屋敷状態」など、他社で断られたような様々な悪条件のある空き家も積極的に買取を実施。「本当に売れるのか?」という空き家でも、ぜひ相談してほしいという。代表の松本親幸さんは、現在までに1000件を超える成約体験の持ち主。売主によりよいアドバイスを行いながら満足のいく不動産買取金額を出す自信があるという。物件の特長を最大限に活かし、より売主に喜ばれる売却をモットーに、多彩な手段を講じて売主の希望を叶える。当然、査定は無料。売却時の広告費用も無料で、売り手と買い手のWIN・WINを目指す。近年増えているのは、相続した不動産、特に空き家の買取相談だという。関西・大阪の不動産であれば、相続前の相談・査定書から相続後の不動産売却まで親身にサポート。各士業とも連携し、あらゆるケースに対応する。
「空き家を相続したが管理ができない、施設に入った親名義の住宅を処分したいといった相談が増えています。空き家対策特別措置法によって『特定空き家』に指定される前に、空き家不動産を売却したいとお考えの相続人や、家族の方が苦労しないように、的確なアドバイスと、即金買取・スピード売却で貢献したいと思っています」
 同社の武器は、何といっても成約経験の豊富さ。過去の成約実績や経験からくる目利きで、売主にとってより高額な買取金額の提示ができる。また、高額な仲介手数料が必要ないのも同社のメリットだ。不動産業界歴20年超の経験をもとに、即金直接買取りで地歩を固めてきた松本さん。今後も活躍の場が増えていきそうだ。
(ライター/ナガノリョウ)

株式会社 フォローウィンドコーポレーション
TEL/0120-618-050 06-6180-5033 Eメール/followind@jf7.so-net.ne.jp

上左:コンクリート落下の危険
中左:タイル落下の危険
中右:タイル面のひび割れ補修
下右:汚れの進行

代表取締役
望月重美 さん
武蔵野美術大学美術学部建築学科卒。同大学院建築コース修了。建設会社を経て2000年、エム・ファシリティズ研究所を創業。2008年、『ファーマ一級建築士事務所』設立。一級建築士、設備設計一級建築士などの資格保有。
経年劣化のマンション再生で実績
周到な大規模修繕計画に光る知見

厳密な調査診断を重視
管理組合の良き助言者


「マンションは、うまく維持管理されていけば100年以上もつ」
 マンション大規模修繕工事のコンサルタント、『株式会社ファーマ一級建築士事務所』の代表取締役望月重美さんがマンションの寿命を聞かれる時の答えだ。高度成長期に建てられたマンションの老朽化が社会問題になる時代、マンションの構造の深部まで知り尽くした知見に基づく周到、緻密な修繕スキームでマンション管理組合から頼りにされる建築家の活躍場は広がる一方だ。
「国土交通省のマンション総合調査によると、2018年末現在の全国マンションストック約654万戸のうち、築40年超のマンションは81万戸、10年後には197万戸、20年後には366万戸になる見込みです。経年後、適切な維持管理や修繕がなされていないマンションは、構造上の安全性の低下や居住環境の悪化だけでなく周辺の住環境や都市環境の悪化といった様々な問題を引き起こす可能性があり、老朽化への対応は喫緊の課題なのです」
 マンションの大規模修繕のコンサルティングは改修設計、工事会社選定、工事監理、アフター対応という流れで進めるが、その最初のステップが診断。危険個所の発見、長寿命化に関わる劣化の発見、美観上の問題の発見の重点3項目の調査診断は厳密だ。目視調査、タイルや塗装の付着力試験、コンクリート中性化試験、鉄筋の被り厚さ計測、継ぎ目などを埋めるシーリング材抜取試験、給排水設備などの内視鏡検査などの最新技術を動員して調べる。そこで見つかった様々な不具合に対する適切な対応が建物の長寿命化に繋がる。
「建物は、多くの材料によって構成されており、様々な原因で不具合が発生します。タイル張りの建物で注意すべきことは、タイルの浮き、ひび割れからの水分の浸入です。それが続き、中の鉄筋の錆が進行すると、その膨張によりコンクリートが押し出される爆裂という現象が起きることがあり、補修や大規模修繕工事が必要となります。屋上防水層の表面は日射や風雨など過酷な影響を受けているので劣化状況の点検とともに、適切に補修を行うことが必要です。給水、排水などの劣化した配管の修繕は、壁や床の撤去を伴う大工事になることもあり、異種金属接合部の更新を急ぎ、同時に全面的な更新を計画する必要があります」
 居住者の要望をくみあげ、マンションの状況を見極めた上で、共用部の様々な問題、バリアフリー対策、玄関のオートロック化など建物の性能を向上させ、建物の資産価値を高める方策を提案することもある。
(ライター/斎藤紘)

株式会社 ファーマ 一級建築士事務所
ホームページ http://www.fa-ma.jp/

代表取締役
田中充 さん
前職は、コーティング剤メーカーの営業マン。ここで出会ったフローリングコートG』の魅力に惚れ込み、施工会社を立ち上げた。社名の『TG』には、テクニカルギャング=技術を持った集団の意味が込められているという。
住環境に輝き与えるコーティング
優れた性能丁寧な施工に高い評価

摩耗に強く手入れ簡単
賃貸物件の価値も向上


「お客様を大事に想うからこそ、余分に手間をかけてでも喜んでいただける施工がしたい」
 環境配慮型フローリング専用ガラスコーティング剤『フローリングコートG』によるフロアコーティングで業績を伸ばす『株式会社スクエアTG』の代表取締役田中充さんの仕事に向き合う姿勢だ。マンションや戸建て住宅のリビングやキッチン、ダイニング、階段などのイメージが丁寧なフロアコーティングで一新し、美しさだけでなく、手入れが簡単なことなどメリットの多さにクライアントから喜びの声が届く。
 同社の事業は、室内住環境改善に関する洗浄剤やコーティング剤の企画・開発・製造・施工。その中核を為すのが『フローリングコートG』によるフロアコーティングだ。
「『フローリングコートG』は、ガラスと同等の硬さの塗膜がフローリング表面を保護し、歩行摩耗に対し長期的な耐久性を発揮します。掃除機掛けや拭き掃除などの日常清掃は必要ですが、定期的なワックスがけが不要で、清掃も水拭き、中性洗剤拭き、アルコール拭きが可能で掃除が楽なことが大きな利点です。また、危険な床の滑りを抑え、歩行に適したスリップレス効果を発揮しますので安心です。さらにシックハウス症候群の原因物質の一つに挙げられるホルムアルデヒドの放散が無い無機系コーティングで安全性でも優れています」
 施工依頼を受けると、『フローリングコートG』の効果を試すことができる施工サンプルを送付し、専門スタッフが家庭を訪問して現地調査し、施工箇所の状況確認や家具移動、施工の流れ、日程などを説明、工事費の見積もりも出す。施工は約一日、時間にして概ね8〜9時間で完了するが、室内の養生から家具移動、掃除機による除塵、床面洗浄によるワックス除去、下地調整、塗布前養生、塗布、乾燥、養生撤去、点検、補修、施工完了までの工程を丁寧に進めていく。コーティング乾燥中は3時間程度の外出が必要だが、その他は在宅可能だ。
「仕上がり確認をした最初の印象はきれいでした」「汚れにくく、お手入れも簡単になったのでとても嬉しい」「こんなに部屋が明るくなるとは思いませんでした」といった居住者の感想のほか、賃貸マンションのオーナーから「インパクトのある部屋にしたいと思い依頼し、好評だったのでさらにまとめてお願いしました」などの声もあり、投資物件の価値向上に『フローリングコートG』によるコーティングが役立っていることがわかる。
 施工対応エリアは大阪市を中心に関西全域。田中さんは、需要増に見合うスタッフの拡充にも力を注ぐ。
(ライター/斎藤紘)

株式会社 スクエアTG
TEL/0120-131-139 Eメール/info@squaretg.co.jp
ホームページ http://www.squaretg.co.jp/

上左:『アグリソーラー』
中村驥(はやま)会長が2013年に農家のために野菜畑に設置できるパネル組立体と発電装置、2014年にパネル用散水設備を備えた装置を開発、実用新案として登録。
下左:枝が横に伸びて短期間で収穫しやすい“新しい柿”
下右:栽培収量を試算した結果では、育成に害のある赤外線を適度に遮る効果もあり、収穫量が3割程度増。

財物損壊等による利益損失 <ビジネスキーパー>
対象事故
①火災、落雷、破裂、爆発
②風災、雹災、雪災
③水災
④不測かつ突発的な事故
①〜④の事故により貴社の建物・機械設備等が物的損害を受けたことにより、営業が休止または阻害されたために生じた喪失利益や収益減少防止費用を補償します。
⑤敷地外ユーティリティ
不測かつ突発的な事由に起因して、敷地外ユーティリティ(電気、ガス、水道、通信等適備が中断・阻害されたために生じた損害に対しても補償します。
契約内容
保険料:当社負担 保険期間:10年間
復旧期間一日当たり1万円を上限として保険金のお支払を行います。(5年間)

会長
中村驥(はやま) さん
2010年、農地での太陽光発電の可能性に着目し、架台構造の研究を開始。3件の発明が実用新案登録。
アグリソーラーへの投資増える
安定性やリスク対策に高い評価

高利回りの物件を仲介
保険で自然災害を補填


 農地で農産物を育てながら太陽光発電も行う営農型太陽光発電システム『アグリソーラー』に対する投資家の関心がこれまでにない高まりを見せている。『アグリソーラー』用架台を発明し、その実現に道を開いた『株式会社エヌエスイー』の会長中村驥(はやま)さんが安定した売電収入を組み込んで構築した投資スキームの精緻さに加え、台風などの自然災害などのリスク対策が万全なことが評価されたためで、同社が仲介した投資向け『アグリソーラー』用農地の賃貸契約数が加速度的に増えている。
『アグリソーラー』は、支柱を3m以上の間隔を置いて2.5m以上の高さに立て、架台となる組立体を設置して太陽光パネルを展開、農作業が可能な営農空間を確保するのが基本構造。設備の下部に人が入って農作業をするため、強風や農業機械の少々の接触では倒壊しない強度設計になっている。
 中村さんが構築した投資スキームは、日照時間など太陽光発電に適した農地を『アグリソーラー』物件として仲介し、同社が発電設備や電気工事の施工を請け負い、農地転用などの手続きも全て代行する。投資家が自ら耕作しない場合は、請け負う農業法人などを紹介する。物件には事業活動総合保険が備わり、火災、落雷、破裂、爆発、風災、雹災、雪災、水災、不測かつ突発的な事故によって物的損害を受けた場合、喪失利益や収益減少防止費用が補償される。
 この投資の安定性を担保するのが国の再生可能エネルギー固定価格買取制度FIT。非住宅用太陽光発電の2019年度の買取価格は14円だが、同社には21円から36円の売電権利獲得済みの物件が多数あり、これも利用する。仲介する『アグリソーラー』物件は、投資利回りが11%~13・18%と高利回りのものが並ぶ。
 また、FITの買取価格が年々安くなっても、それをカバーできるよう発電能力を高める改良を施した。発電した直流の電気を交流に変換するパワーコンディショナの容量以上の太陽光パネルを設置できる装置を導入したほか、ピークカット分の電力を蓄電池設置によって昼間充電し、夜間売電するシステムも導入、さらに常に35度を維持する高さ5mの4枚パネル可変ピッチ付き太陽追尾型アグリ架台を採用し、発電効率を30%アップさせた。さらに、農作物を量から質へ転換させる方法として農地に棚を設置し、上中下の3段で収入増が見込める野菜や果物を栽培する新たなアイデアを示したことも注目度を高めた。
(ライター/斎藤紘)

株式会社 エヌエスイー
TEL/03-3305-0811 Eメール/ kodamanse@gmail.com
ホームページ http://nse-sun.com/

中左:「ロボット溶接機」
下:「プレスブレーキ」

代表取締役
江口岳 さん
父親が1971年に創業した『株式会社北上製作所』に情報処理の専門学校を卒業後、20歳で入社。製造現場や営業職を経験した後、25歳で当時新設の岩手県北上市の岩手工場へ。2015年、株式会社化された同社二代目社長に就任。
高品質の精密板金加工技術で躍進
生産性と意欲高めた経営改革断行

顧客満足度の最大化追求
未来担う若手技術者育成


 POSレジ台・カウンター、液晶装置用筐体、レントゲン装置部品、通信機器ラック、発電機用BOX、半導体製品搬送用フレーム、ETCセンサー用フレーム…。神奈川県厚木市に本社をおき、岩手県北上市に工場を構える『株式会社北上製作所』が受注し、精密板金加工技術で作り出した製品の一端だ。1976年創業の製作依頼が後を絶たない典型的なモノづくり企業だが、躍進に一段の弾みをつけたのは、スタッフのモチベーションと生産性を高めた二代目社長江口岳さんの経営改革だ。
 精密板金加工は、厚さが1~3㎜程度の平板の鉄やステンレス、アルミニウム、銅、真鍮などの金属に加工を施して製品の形にしていく技術。同社は、最新の設備機器を揃え、図面を元に展開図をレーザー加工機などに使用するプログラム作成から加工、納品まで一貫して行う。
 江口さんは、情報処理の専門学校を卒業後、同社に入社。製造現場や営業職を経験した後、創業者である父親の故郷、北上市に新設された岩手工場の運営を任されたのが最初の要職経験。現地採用のスタッフに父親が掲げた経営理念、「物創りの原点は品質保証にあり」の精神を徹底的に浸透させ、未来を担う若手技術者として育成した。
 2015年に経営を引き継いだ江口さんは、それまでのトップダウン経営から、目標数値を明確に定めて幹部社員に大幅に権限を委譲する経営体制に転換。設備投資にも力を入れ、自動化できる作業は自動化して、スタッフが高付加価値の技術に集中できる環境を整えた。さらに、スタッフに板金や溶接の技能士など国家検定資格取得を促し、多数の有資格者を擁する高度技術者集団へと変容させていった。
 対外的には、顧客満足度の最大化を目指し、製造物や提供されるサービスの品質を管理、監督するシステムである品質マネジメントシステムQMSを活用し、不良の低減と業務の継続的改善に全社一丸となって取り組み、国際標準化機構(ISO)による品質マネジメントシステムに関する中核規格のISO9001を取得した。社内外のこうした経営努力が実り、毎期1億円の増収を達成し、その成果をスタッフに還元する見える化経営でモチベーションが高まるという好循環を生んだ。
「『物創りの原点は、品質保証にあり』の品質保証とは、顧客に対して満足度の高い製品供給をすること、その製品品質に対して責任を持つことです。スタッフ一人ひとりが絶え間ない自己啓発に取り組み、製品に責任を持つためのQC品質管理活動を徹底して行い、『挑戦する前に諦めるな』を合言葉に、時代と共に変化する産業界のニーズに即対応できるように努力していきたいと思っています」
(ライター/斎藤紘)

株式会社 北上製作所
TEL/046-241-2251 Eメール/info@k-kitakami.jp
ホームページ https://k-kitakami.jp/


〒160-0022 東京都新宿区新宿2-15-2 岩本和裁ビル5F TEL.03-3352-8107 FAX.03-3352-8605