今の大ヒットはこれだ!! 2022

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令和時代の
エキスパート
街の発展に貢献する土地開発推進
事業目的に適う土地を見つけ提案

グループの情報が強み
不動産融資経験も活用


「不動産には地域や人の心を元気にする力がある」
 宮城県仙台市を拠点に土地開発総合サポート事業を手がける『株式会社プロフィット企画』代表取締役の黒澤英路さんの信念だ。不動産に対する企業などのニーズを的確に把握し、不要になった土地や空き地を取得して事業目的に適う上物を建てて事業主体に賃貸するスタイルで躍進してきた。
 仙台市泉区に2022年5月に完成した5建て124室の老人ホームはその典型的な例だ。
「泉区は仙台市北部に位置し、豊かな自然環境に恵まれ、丘陵部を中心に多くの住宅団地や閑静な住宅街が広がっている地域で、市内で最も高齢化が進んでいます。この地にあった山形のスーパーが撤退した後の跡地を取得し、老人ホームを建てました。泉区に終の棲家を求める都心部の高齢者のニーズも視野に入れて企画し、運営を希望されるお客様に提案、そのご要望も取り入れて、連携する建築会社に設計、施工を依頼し、完成させました」
 6月には、宮城野区の大手企業の社宅跡地で90室の住宅型有料老人ホームの建築に着手、これを含め、同社が手掛けた不動産物件は、ホームセンター、マンション、学生マンション、福祉施設、ドラッグストア、コンビニなど11棟にのぼる。
「事業は自社による土地開発が中心ですが、企業や個人のお客様の相談に乗り、土地の確保から設計、施工の手配、ファイナンスなどについて包括的にサポートするケースもあります。そのようなケースでも、企業であれば事業目的に適い、個人であればライフスタイルなどに合った土地を探し出して提案し、希望を形にしていきます」
 黒澤さんは元銀行員。不動産融資に長く携わる中で、顧客であり、不動産事業や人生エスコート事業などを多角的に展開する「プロフィットグループ」を統括する「シライシコーポレーション」の白石俊一社長との出会い、不動産事業に携わりたいとの思いが膨らみ、銀行を退職して同グループの「プロフィットビル」に入社し、同社の子会社として2018年に『プロフィット企画』を設立した。
「当社の強みは、グループが持つ様々な情報を利用できることと、土地開発に必要な融資について知識とノウハウを持っていることです。これからも土地の有効活用と新しい建物で街の発展に貢献していきたいと思っています」
(ライター/斎藤紘)

株式会社 プロフィット企画
TEL/022-399-8242 
Eメール/profitbill@mxl.alpha-web.ne.jp
ホームページ 
https://www.profit2018.com/

火災保険を利用して家屋を修理
火災保険請求のスペシャリスト

保険金申請をサポート
ボランティアでも活躍


「火災保険は、火事による被害だけでなく、自然災害で傷んだ建物にも適用され、保険金で修理ができます」
 保険の仕組みに精通した『中村工務店』代表の中村幸一さんが、火災保険を使って修理した建物は年間20棟にものぼる。おりてくる保険金は平均で戸建で120万円、アパートで220万円、ビルで1050万円にもなるといい、自然災害で傷んだ箇所を見つけた家主などから相談があれば、建物の診断から保険金請求のサポート、修理まで親身に対応する。
「火災保険が補償する被害の範囲は非常に広く、建物の老朽化で雨漏りした場合などを除き、自然災害による被害の修理で火災保険が使える場合があるのです。補償される被害の種類は火災保険商品によって異なりますが、住宅を対象とする一般的な火災保険では、台風や竜巻で瓦が飛んでしまった場合などの風災による損害、ひょうや雪による損害、雷が屋根に落ちて瓦が吹き飛んだり、穴があいてしまったりする落雷による損害、洪水で床上浸水して建物が損傷してしまうなどの水災による損害などが補償対象になります。火災保険の保険料を滞納していないこと、損害額が20万以上であることなどが請求の条件です」
 中村さんは二級建築士、二級建築施工管理技士、測量士の国家資格を持ち、建物の修理、修繕の相談を受けると建物を調査し、火災保険の対象になる自然災害による傷みと判断した場合、保険金請求の申請を促し、下りた保険金で修理する。保険会社への連絡、保険金請求書や消防署の罹災証明書、被害の程度がわかる写真や画像データ、修理見積書など保険金請求に必要な書類などの提出まで支援する。
 その典型例が、地域の氏神様である須賀神社の雨漏りの修理。
「雨漏りがひどいが資金に余裕がないとの相談を受け、火災保険が使えないか調べ、社務所で230万円、本殿で180万円、神楽殿で500万円の保険金が下りたので、それを使って修理し、大変喜ばれました」
 中村さんは、東日本大震災をはじめとする大規模災害で被害を受けた被災地の復旧にボランティアとして参加し、被災状況の調査などを行ってきた。2019年9月の台風15号の際は、建物に多くの被害が出た千葉県鋸南町に駆け付け、消防隊と共に補修活動に当たった。
(ライター/斎藤紘)

中村工務店
TEL/090-1702-6205(直通)
Eメール/kouichi0817@sirius.ocn.ne.jp

第六感までフル活用
新たな景色を切り開く

ブランドディレクションをはじめ
様々な事業を展開


『六景株式会社』は、大阪市南船場に拠点を置く会社。事業のひとつに「ブランドディレクション」を打ち出しており、これは、企業を取りまく環境や背景を考慮しながら、その企業に合ったコンセプトを経営者と一緒に考えていくというものだ。
「お客様とともに、ブランドとその方向性を考えるコンセプトメイキングから入り、ビジュアルの面でアピールする効果が高いウェブサイトや商品パッケージ、ロゴマークなどの構成やデザインを提案し、制作に協力していきたいと思っています」
 そう語るのは代表取締役の上村昂平さん。大学で環境建築デザインを専攻し、今の仕事の基盤を築いた。ピエール・シャローのデザイン感覚を学び、学生時代の作品ではプライウッド、鉄、レザーを素材にした「In the Wall」と題した独創的な収納スペースを生み出したほか、卒展では、「|kaam〜可愛い椅子には旅させよ〜家具と建築の関係性-ピエール・シャローのガラスの家における金属フレームについて」を出展して奨励賞を得るなど、若くしてその才能を遺憾なく発揮した。
 このほかにもイベント企画や自社ブランドのジュエリー製作販売、香りイベントの企画など様々な事業を手掛ける。香りのイベントと聞くと香水やルームフレグランスを想像しがちだが、これもまた独自の切り口がある。
「バーテンダーのみなさんに香りを示して、その香りから連想してカクテルを作ってもらうイベントとか、小説の内容を香りに置き換え、作者やタイトルを伏せて、香りだけを頼りに本を選んでもらい、購入してはじめて何のタイトルか明かされ、その作品を香りとともに楽しんでもらうイベントなどを考えています」
 パンデミックの影響でイベント企画にはまだまだ規制が伴うが、顧客からの要望は多く、構想は絶えないという。
『六景』という社名には、人間の五感に訴えるだけでなく第六感であるインスピレーションも大事にし、ブランドの先に新たな可能性を秘めた景色がみえるような事業を展開したいという思いが込められている。今後も、様々な企業の潜在価値を開花させていくことだろう。
(ライター/星野春菜)

六景 株式会社
TEL/070-8352-1539 
Eメール/kamimura@rokkei.co.jp
Instagram/@rokkei_kk

精緻な制御盤の製作で企業を支える
高度技術で示すエンジニアの使命感

緻密な作業努力の成果
様々な大手企業が顧客


「70歳まで現役でエンジニアを続けていきたい」
 工場の機械や電気設備などを自動でコントロールする制御盤の開発、設計、製作、メンテナンスで成長軌道を走り続ける『株式会社コスモテクニカル』を32歳で立ち上げた代表取締役の南良信さんの仕事に傾ける情熱の強さを示す言葉だ。畑違いの音楽業界からエンジニアに転じ、少数精鋭の技術スタッフと重ねた努力が実り、今ではクライアント一覧に自動車や電機、電力、造船、食品加工、製紙、化学製品、精密機器など日本を代表する大手企業がずらりと並ぶ。
 同社の精緻な制御盤は、制御システムのような緻密な仕事ぶりから生まれる。
「当社の一日の作業は、スケジュールを確認後、進捗報告や課題解決に向けたミーティングから始まります。午前10時から組立配線作業に入りますが、組立配線前に制御盤仕様書や回路図を元に資材の調達や線番やシールを準備します。その後、盤に部品の配置取付を行い、図面を読みながら配線を行います。昼休みを挟んで午後2時からは、図面通りに配線されているかなどをテスターを使って確認し、出荷前に端子のネジ増し締めや、キズや凹みなど制御盤の外観検査を行ないます。午後5時から作業場の整理整頓や清掃を行うほか、その日の業務内容をとりまとめた日報を作成します。こうした作業の繰り返しが狂いのない制御盤の製作に繋がっていると思います」
 同社の制御盤事業は、リレー制御盤やPLC(プログラマブルロジックコントローラ)、測定作業に用いる計装盤など様々なタイプに対応が可能で、分電盤や動力盤の製作にも対応できる。これらの装置のメンテナンスはむろん、既設装置や他社から導入された装置の改造、改善なども行う。ユーザーのこうした様々なニーズに対応できる技術力が大手企業から信頼される理由だ。
「機械の用途や目的に応じて緻密に設計される制御盤は、機械の頭脳とも呼べる大変重要な存在。制御回路と動力回路の二つの回路の設計次第で様々な機械や装置を条件に合わせて完璧に動かすことができます。制御盤を使えば作業をオートメーション化でき、作業の効率化やコストカット、品質の安定や量産化が可能になります。これからも制御盤製作の技術力に磨きをかけ、企業の成長に貢献していきたいと思っています」
 エンジニアとしての使命感に燃える経営者の姿がここにはある。
(ライター/斎藤紘)

株式会社 コスモテクニカル
TEL/073-476-3011 
Eメール/info@cosmotechnical.jp
ホームページ 
https://cosmotechnical.jp/

MRI騒音下で通話可能な装置開発
光マイクの応用で実力示す発明家

イスラエル・ハイテク企業と
共同開発・世界的商品の開発を目指す


 高磁界や強電界、電磁気妨害、ガス、石油などの環境からの影響を受けたり、妨害を与えたりしない光が音を捉える光マイクロホンデバイスをキーテクノロジーに、医療分野や脳研究分野、産業分野重要な役割を果たすMRI音声通話装置などで異彩を放すのが『コバテル株式会社』だ。代表取締役小林興弘さんは、大手音響機器、無線通信機器メーカーの研究開発部門に長く従事し、欧米やイスラエルのハイテク企業と共同研究開発業務に携わった経験を生かし、専門性の高い業務の効率向上に資する特殊装置で存在感を示してきた発明家だ。その独創性と発想力が伝わるのが、イスラエルで開発され、小林さんが開発段階から協力してきた『光マイクロホン』の応用開発。コンデンサーマイクなど従来のマイクロホンと基本的原理が全く異なり、金属・電気を一切使わず、伝搬媒体に光ファイバーを使用し、高磁界、強磁界、ガス、石油、などを扱う防爆施設、高電圧環境で使用することができる世界で唯一のマイクロホンだ。応用の象徴が、MRI(磁気共鳴画像装置)の騒音環境で医師、検査技師、受診者が音声を双方向で伝えることができるMRI音声通話装置。
「MRIの騒音は、電車が走るガード下の音と同水準。従来医師は受診者との間で体の不調の有無などを確認しにくいという会話上の問題点がありましたが、『光マイクロホン』を応用した音声通話装置は、金属を内部に持ち込めないMRI検査室で使うことができます。仕組みは、『光マイクロホン』を枕状の音声集音装置に組み込み、音声を光データーに変換して送信し、受信側装置でアナログ音声に変換し出力するもので、MRI画像への妨害ノイズも生じません。新開発インナーイヤピースを耳への密着型を装着することでMRI騒音を低減に成功し、双方向の会話が高音質での通話が可能になりました」
 同装置は、国内の大学病院や研究所、欧米の医療機関で導入が進んでいるという。
「このほかにもMRIを使って耳から脳へ鼓膜と脳神経を経由して聴覚刺激信号を伝えることができ脳の働きを研究する脳研究装置で当社開発のインナーイヤチップホンを使ってMRIの高騒音中でも忠実に刺激信号を脳へ伝えることができるMRI聴覚刺激装置呈示装置も開発し導入されました。また、音声・音楽を骨伝導で直接脳神経を経由して伝達するインナーチップデバイスを開発し、特許を取得して商品化を進めています。特に難聴者には新しい音声・音楽の世界を提供できると思っています」
 さらに自動車・産業装置など多くの配線を必要とする電子機器の配線省力化、軽量化を図る為に世界的な技術で開発されたDC|BUS技術にもイスラエル社と共同開発し自動車・ロボット・宇宙関連機器の制御分野への応用に力を注いでいる。
(ライター/斎藤紘)

コバテル 株式会社
TEL/045-577-5067 
Eメール/kobatel@oregano.ocn.ne.jp

人手不足の製造工程自動化に高評価
AI活用の外観検査装置で品質を維持

多種多様な装置を設計
活躍するシーンが拡大


 少子高齢化に伴う労働力人口の減少に直面しているこの国の製造現場の最大の課題は工程の省力化、自動化による生産性の向上と製品の品質維持の両立だ。この課題に技術力で応えてきたエンジニア系の経営者がいる。富山市の『株式会社NFA R&D』代表取締役の渡辺亮介さん。樹脂製品製造加工企業などを対象に生産工程の特徴に合わせてカスタマイズしたFA(ファクトリーオートメーション)システムや各種検査装置の設計、製造を手がけ、企業の成長に貢献してきた。
 渡辺さんが設計、製造する装置は、自動搬送装置など生産工程の自動化を図るFA装置から工作機械やロボットなどの動作を数値情報とサーボ機構で制御するNC装置、カメラ画像による外観検査装置、寸法測定器などの品質検査装置、小型研磨機などの精密加工装置まで多岐にわたるが、中でも企業の信用にかかわる製品の品質維持に貢献しているのが、作業員が目視で行っている検査を製造ライン上で自動的に行うことができる外観検査装置だ。
 学習機能付き画像処理AI(人工知能)を搭載した最先端のカメラを使用した画像検査システムで、製品の形状や寸法、色、印刷、傷、汚れ、変形、異物などをチェックし、品質が規定値に適合しているかを評価、良否判定を行う。画像センサはカメラのほか検査対象のワークを照らす照明、撮像したデータを処理、出力するコントローラなどで構成され、省スペース設計のため工場内レイアウトの自由度が高いのも特長だ。
「作業員による目視検査では、何らかの違和感を感じ取って不具合をみつけますが、AIはその違和感を数値化して未知の不具合も見逃さずに検知できるのです。検査に必要な作業員を最小限に抑えることができるだけでなく、検査で発見された不良とその発生原因などのデータを関係部署にフィードバックし、不良品が発生しないように工程を改善することによって生産性向上と人件費削減が可能になります」
 金属製品や樹脂製品のメーカーのオートメーション化に取り組んだ後に独立、起業した渡辺さん、全員参加の生産保全TPMをモノづくりの原点として少数精鋭のスタッフを牽引、「ニッポン・ファクトリー・オートメーション、研究・開発」を意味する社名通りに事業を進め、活躍するシーンを大きく広げてきた。
(ライター/斎藤紘)

株式会社 NFA R&D
TEL/076-456-6680
ホームページ 
https://www.nfa-es.co.jp/nfard/

ロボット普及に仮想現実で工程再現
操作習得のデジタルトレーナー開発

高度の技術で進化追求
視野に労働力人口減少


 労働力人口減少への対応が迫られ、競争上も進化する生産技術に追走することも求められる製造業の切実なニーズに応えるロボットシステム。その主力メーカー、『三明機工株式会社』代表取締役社長の久保田和雄さんは、その進化を牽引するだけでなく、「FA・ロボットシステムインテグレータ協会」の会長としてシステムの国内外での普及と業界の技術力向上にも力を注ぐ経営者だ。その努力を裏付ける二つの画期的なシステムが2022年に同社で開発され、注目を集めた。
 その一つが、ロボットシステム構築のためにシミュレーションができる「パーチャルロボットソリューションシステム」。
「デジタル上の仮想現実VRに顧客の工場内部を再現し、VRにロボットの生産ラインを立ち上げ、物理現象まで再現しながら稼働させ、シミュレーションするシステムです。実際に顧客の工場を計測して再現するので具体的なイメージを持てるのが特長です。デジタル上でロボットシステムの仕様をすり合わせることで、システムインテグレータと顧客間の認識の相違を減らせ、実機段階での変更が生じにくくなり、実機を動かすなどの余計なコストも掛かりません」
 もう一つが、業界初の「ロボット操作習得用デジタルトレーナー」。
「物理現象を再現するファクトリーオートメーションシミュレーターとロボットシミュレーター、モニター、パソコン、ロボットの動きを設定するティーチングペンダントで構成されたトレーナーで、ティーチングペンダントはロボットメーカーで仕様が異なるため複数のメーカーから調達し、当社で練習用のトレーニングモデルを作成して提供します。操作実習の現象をシュミレーションで再現し、実機と同等の感覚でロボット操作の習得ができ、初心者でも機能や操作感覚の早期習得に役立つと思っています」
 同社は、ロボットシステムを主軸にファクトリーオートメーションの進化を追求、箱にバラ積みされた部品を3次元認識してハンドリングできる「3次元ランダムピッキングシステム」やロボットに3Dレーザーセンサを持たせ、原子力発電設備などの巨大なバルブの形状認識と表面削り加工を自動で行う「グラインダーロボットシステム」、電車車両メンテナンス時の工場内搬送を自動化した「電車車両自動搬送装置」などは技術力の高さを示す。
(ライター/斎藤紘)

三明機工 株式会社
TEL/054-366-0088 
Eメール/HPのお問い合わせフォームより
ホームページ 
https://www.sanmei-kikou.co.jp/

万引きを音で防ぐ画期的システム
店舗の美観を損なわず装置を設置

特許技術で機能形成
異常音検知で警報音


 年間5万人超の容疑者が検挙される万引き。気づかなかったり、気づいても検挙に至らなかったりするケースを含めれば、被害件数は大きく膨らむ。小売店では防犯カメラや電波式万引き防止ゲートを設置するなど対策を講じているが、音をトリガーに異常をキャッチして万引きを防止する画期的なシステムが登場した。『アイアンドティテック株式会社』の『ASDスマートシステム™』がそれである。同社が取得した特許技術で開発したもので、日本万引防止システム協会会員の代表取締役社長田口秀勝さんは、「店舗内のイメージを崩すことなく導入でき、防止効果を飛躍的に高める新発想のシステム」として普及に力を入れる。
『ASDスマートシステム™』のASDは、警報音検知器を意味するAlarm Sound Detectorの略。「異常検知装置およびセキュリティシステム」「自鳴式盗難防止タグ及び盗難防止システム」「音認識盗難防止システム」の三つの特許技術がベースになっている。
「自鳴式盗難防止タグが付いた未清算の商品を店外に持ち出そうとしたときや清算前に商品のタグを故意に外そうとすると、警報音とLED点滅で異常をお知らせします。タグ本体から警報音を発報するため、正確に不審者の特定が可能です。また、音認識盗難防止システムのアンテナがタグの発する警報音のみを離れた位置で確実に検出し、アンテナ自体も警報音を発する二重警報音で万引き防止に威力を発揮します。タグの動作を操作するリモコンも用意しています。アンテナに遠隔通報システムを搭載すれば、出入口から離れた場所の受信機で感知できます」
『ASDスマートシステム™』の最大の魅力は、ゲート式と異なり、装置を目に見える範囲に設置せずに展開できる点だ。
 「これまでのゲート式は、約1・6m間隔でゲートを設置しなければ十分な効果が得られず、見た目を大きく損なっていました。その点、 『ASDスマートシステム™』は、天井吊式アンテナマスタータイプ、小型の天井吊式アンテナスレーブタイプ、天井裏に設置する天井置式アンテナ、横長エリアをガードする床埋式アンテナの四タイプがあり、店舗の規模やレイアウトによって選択することができ、店舗の美観を損なうことなく万引きを防止することが可能になります」
 防犯システムの研究開発に取り組む同社の技術力の結晶だ。
(ライター/斎藤紘)

アイアンドティテック 株式会社
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