ビジネスヒットチャート 2015


イギリス生活情報誌 
月刊
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宅幼老所ながぼっしゃん
相談員・介護福祉士
・精神保健福祉士・認知症ケア専門士
西澤淳子氏
長野県出身。介護福祉士、精神保健福祉士の国家資格、一般社団法人日本認知症ケア学会認定の認知症ケア専門士の資格を取得。病院の事務や作業所の指導員、大手の介護施設勤務を経て2011年9月に「宅幼老所ながぼっしゃん」を開設。ながぼっしゃんは福禄寿を指す方言から派生。

利用者の自発性促すバリア
お互いさまの心で施設運営

 「バリアフリーじゃなくて、バリアアリーです」。長野市で2階建ての民家を借りて小規模通所介護施設『宅幼老所ながぼっしゃん』を営む西澤淳子さんが笑いながら紹介する施設の様子。その活動から浮かび上がるのは、自然体で人と向き合い、自分の力で行動する自発性を重んじる姿勢、困難に直面した人たちを思いやる「お互いさま」の心だ。
「借家を改装せず、そのままの状態で使っています。利用される方は、上ったりまたいだりの動きをしなければなりません。弱い人でも必ず力があると信じているので、できることはご自分の力でしていただく。そのための意欲を引き出すのが私どもの『すること』です」
 認知症ケア専門士でもある西澤さんの認知症の利用者に対する対応はシンプルそのもの。利用者が旅行していると思って行動すれば、旅館でもてなしているように行動する、里帰りしていると思っているなら生家の嫁になるという具合だ。伴侶の他界で一人になった80歳の女性は、認知症がすすみ、他の施設を断られた。その方を28日間預かったときも、女性の思いに合わせて対応したという。
「ご家族が認知症に戸惑うのは、言動が現実と乖離しているからですが、認知症の方が思っている世界にこちらからおじゃまさせていただき、本気で合わせれば、認知症の方の気持ちが落ち着くでしょう」
 施設では、認知症に限らず、知的、精神の障がい、触法者などを利用者として受け入れたり、ボランティアとして参加している。板前だったという男性が昼食の準備に腕をふるったり、それぞれのペースで楽しく役割を果たしているという。
「一方通行の介護はしたくないと考えてきました。お互いさまがキーワードです。誰かができることをすれば、誰かが助かる、それが社会のバリアをつきつけられまいという考え方です。制度の網の目からこぼれてしまう人たちを受け入れているのはその思いからです」
(ライター/斎藤紘)

宅幼老所ながぼっしゃん
TEL:026-233-2969 FAX:026-233-2969

女性運命鑑定士
佐蔵祥胤氏
学業修了後、OL、エステティシャン、大工経験、占術を学び、専門家に師事して修行を重ねて運命鑑定士に。2014年12月より個人鑑定を始め、2015年4月に独立、対面鑑定を始める。8度も死の淵を彷徨った辛い経験もある。

お一人様基本鑑定料 5,000円
10,000円、15,000円、20,000円のコースあり。占術法については、会ってからのお楽しみ! なかなか出会えない不思議な秘法…。
人生の転換点の悩みに向合う
独自の方程式による運命鑑定

 宇都宮市の女性運命鑑定士『佐蔵祥胤』先生は、リラクゼーションタイムに薔薇をベースに自身でブレンドしたオリジナルハーブティーを淹れて、手作りのラスクやその日の気分に合わせた手作りスイーツと共に、ゆったりと時を過ごす。心を癒してインスピレーションを研ぎ澄ますためだという。ストレス解消法でもあるが、多くの難問に神経を集中して向き合っている証しでもある。
『佐蔵祥胤』先生の占い術はユニークだ。
「姓名判断、四柱推命も出来ますが、あえて使わず、数学的分野の定理や方程式を使い、相談者様の天性の性格を割り出させて頂き、それを基にして様々な鑑定を行っています。また中国古術占術を得意としておりますので、そちらを使い、お名前と生年月日、それと九星気学とあわせて鑑定をしてみたり、また違う方法と合わせてみたりしております。従来の占い師さんの鑑定とは大分違うかもしれません」
 過去にOL、エステティシャンを経験し、ネイリストの勉強や心理カウンセラー、カラーコーディネーターの資格等々、他に数々の資格を沢山お持ちの先生の上、力仕事の大工まで経験したという先生であり、さらに、占術を学び、専門家に師事して修行を重ね、個人鑑定・出張を始め、2015年4月に独立。
「人の4、5倍の速さで、人生を送ってきました。辛い思いもしてきました。その経験のお陰で、様々な角度からのアドバイスもすることができるようになりました。難局に立たれている方たちの力になりたい、それが第一に考えていることです」
『佐蔵祥胤』先生の下を訪れる人たちの相談は、恋愛、結婚、人間関係、進路、仕事、家庭、家相など多様な分野に及ぶ。若い年代の人たちの相談で圧倒的に多いのは恋愛だという。
「人生では大きな変換点が必ずあり、迷い、悩むことは避けて通れません。鑑定後、スッキリされて笑顔でお帰りになる相談者様のお姿を見せて頂けることが、いつまでも『心だけは、豊かな人間でありたい!』と願う私にとっての『心の貯金』です。鑑定をさせて頂くたびにお客様方には、毎回、感謝の気持ちでいっぱいです」
(ライター/斎藤紘)

佐蔵祥胤
TEL:090-4004-1005(完全予約制) Eメール:shouin.sakura261005@docomo.ne.jp

おのや神具仏具店 代表
佐藤仁美さん
明石市生まれ。子どもの頃から家業を手伝う。大卒後システム開発会社でネットワーク事業に就く。結婚後10年前に父が倒れたのを機に実家に入り家業専従に。大学時代に学んだマーケティング知識を生かしながら、ホームページも自作。2017年4月から代表となる。
日本古来の神道や仏教の
情報も発信する「祀り屋」

 「神棚と仏壇は同じ部屋でも良いのですか?」「家に不幸があった場合はどうすれば良いでしょう?」……等、ふだんは神事や仏事に少しは通じているつもりでも即答できないことはたくさんある。こういう知識を分かりやすく紹介してくれるのが、兵庫県明石市の『おのや神具仏具店』のホームページである。普通の商売用ホームページなら、スペースの中を商品カタログで埋めそうなものだが、同店の場合は趣きが違う。大きなスペースを「神道」と「仏教」に分けてその「祀り方」から神具・仏具のイロハまでを掲載している。価格や新商品情報は最小限だ。この意図について、佐藤仁美代表は「若い人に、日本古来の宗教である神道や仏教の正しい知識を持って欲しいからです。時代は移っても、神や仏や先祖に敬意を抱き、身近な故人を偲ぶ気持ちは変わらないと思います。その気持ちを敬虔なカタチにするのが『祀る(まつる)』ことだと思うのですが、核家族化などで『祀り方』が継承されないのです、そうなれば自然に疎遠になります。少しずつ知ってもらう努力が必要です」
 佐藤さんは人々に関心を持ってもらうための地道な努力を続けている。たとえば神棚も3代続いて頼んでいる職人さんに木曽檜で作ってもらっている。仏壇に飾るろうそくも、可愛らしい「故人の好物」シリーズからお寺用の大きなものまでほぼ全種揃えた。お香にもさまざまな種類を揃えた。展示会などでメーカーや問屋に直接交渉もした成果だ。さらに力を入れているのが、『まつりや」と名付けたコミュニティサロンの活動で、近所の老若男女がお茶呑みに寄れる場所にすべく、寄席やアロマテラピー教室などをまじえながら仏事神事や〝終活〟のセミナーを開催している。最後に「お客様のアフターフォローを大事にしています。父は網戸の交換まで無償でやってました。それを見習いたいのです」と語った。
(ライター/左門恵)

おのや神具仏具店
TEL:078-911-0255 FAX:078-911-3571 Eメール:info@akashi-matsuriya.com
ホームページ http://www.onoya-shinbutsugu.com/

進路支援ができる行政書士
竹本孝氏
行政書士。大学卒業後、民間企業を経て、1995年にECCビジネス学院講師就任、就職指導部長として勤務。2001年から各地の大学で就職対策講座の講師。高校生の進学指導、大学入学後の進路支援、社会人研修、転職支援、公務員研修、生涯学習講師などに取組む。行政書士として起業や各種法人設立手続きを支援。
マニュアル依存の就活を厳しく批判
夢や希望より社会の現実を語る指導
講師と行政書士の両面で活躍

 芦屋市の行政書士竹本孝氏は、20年前の阪神淡路大震災で被災。勤務していた会社も存続不能になった。ふと目にとまったECCビジネス学院の講師になったことから新しい人生が始まった。そこで就職指導を担当したからだ。同時に受験予備校の講師もしており、そこでは進学指導に当たった。つまり、人生の岐路に立った人に進路をアドバイスする経験を積んだのである。それも夢や希望を与えるというより、シビアでリアルな話をする。とくに現今のマニュアル依存した就活には厳しい。「エントリーシートに同じことを書いて、同じスーツを着て、面接もマニュアル通り。就職できないと人生が終わると思っている人さえいる。それが大卒でも3年以内に3割が辞める。次は転職活動ですよ。もっと広い視野で、自分を出して社会と向き合う強い意志を持てと話します。女学生には『就職差別はあるよ』とも話します。それでも叶えたいのが夢や理想でしょう」と竹本氏。このリアルで親身な話しが受けて、全国各地の大学や社会人の研修などに引っ張りだこの人気講師になっている。だが、もう一つ行政書士という顔を持つ。法人登記などのプロであり「地域活性化に取組むNPO設立などを支援したいですね。それが日本各地の現状を知る機会になります」という。2足のワラジを履きこなして、東奔西走の日々が続く。
(ライター/杉野淳)

進路支援ができる行政書士 竹本孝
TEL:080-6124-4052 FAX:078-431-5418 Eメール:taka4a48@gmail.com


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