令和のベストヒット大賞 2019


ミスター・パートナー
〒160-0022
東京都新宿区新宿
2-15-2岩本和裁ビル5F
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FAX.03-3352-8605
 
オシャレと遊び心をデザイン。
大人も子どもも楽しく過ごす生活を提案。
「夢の木の城」を追求する遊び心に
満ちた家づくり

新しい喜びのある家を
生み出す設計事務所


『Reve Bois Michel』という社名は、「夢の木の城」を意味するフランス語。オシャレで遊び心に満ちた愛着の持てるデザインや家づくりを通じて、大人も子どもも楽しく過ごしていけるような住まいを提案する設計事務所だ。個人の住宅を中心に、新築やリフォームの設計・施工、外構などを手掛けている。家をつくるところからをエンターテインメントとしてとらえる同社は、住まう家族にとって、「欲しい家」を越えた「新しい喜びのある生活」を提案する。もちろんデザインだけでなく、快適性や安全性についても追求。高気密、高断熱、エコ志向を基本に、省エネルギーも重視している。さらに、収納や動線は、住む方にとって「使いやすい」と感じられるアイデアを、暮らし方に合わせて提案しているという。
「住宅は、過剰にお金を掛けたり、流行を取り入れれば良くなるわけでも、快適になるわけでもない。住む人の感性に合わせなければ、長く付き合えるものにはならない。その感性の部分に、持てるアイデアのすべてで寄り添いたい」。それが同社のポリシーでもある。とはいえ、あくまで家は住まう方のためのもの。理想を押し付けることはせず、施主のアイデアも積極的に取り入れる。時には予算内での選択肢を増やすために、DIYの指導をすることもあるという。そうして施主とスタッフで一緒にデザインやプランづくりをすることを通じ、家づくりに関わるすべての人が「建ててよかった」と思える家をつくることこそが、「理想の家づくり」なのだそうだ。
 同社では、建築関係以外にもいくつかの事業を手掛けている。一つはインテリア小物や照明器具、DIY資材を中心としたアイテムを販売するセレクト通販ショップ。同社の建物に似合うのはもちろん、こだわりのインテリアを追求したい人に応えている。二つ目は、直感的な体重移動で進むバランススクーターや電動キックボードで知られる『Kintone』の販売代理店。三つ目が、新潟県民のソウルフードでもある枝豆の栽培・販売だ。地元妙高市矢代地区の恵まれた気候地形で新潟矢代茶豆を作り、地元農協にも出荷している。経営の多角化について、同社代表の樋口さんは「子どもたちのため」と語る。魅力ある事業が地域にあれば、少子高齢化の時代にも人が集まる。そのための一助となりたいのだという。家づくりはその地に根をおろすことでもある。地域に貢献する会社に頼んでこそ、「建ててよかった」という思いはさらに大きくなるはずだ。
(ライター/ナガノリョウ)

Reve Bois Michel
TEL/0255-77-4455 Eメール/reve-bois-michel@outlook.jp
ホームページ http://reve-bois-michel.com/

『高遮音床SSBS』
2018年度グッドデザイン賞受賞。木造建築では最高レベルの重量衝撃音「LH-45」及び軽量衝撃音「LL-45」を実現。
総務省 平成28年度公害苦情調査より作成。
※「低周波」「土壌汚染」「地盤沈下」は苦情件数が少ないため省略。
木造用の高機能高遮音床開発
軒天施工を一変させる工法も

高遮音床で
生活騒音の悩みを解消


 窯業系外壁材や内装材、耐火パネルでリードする百年企業『神島化学工業株式会社』の開発力、技術力、発想力の高さを示す新しい工法が誕生した。『高遮音床SSBS』と『軒天金具工法アトラフィット』。戸建住宅だけでなくリフォーム工事などにも採用できる汎用性高い工法で、住宅建築に新たな価値を付与する。
『高遮音床SSBS』は、木造住宅の上の階で子供が飛び跳ねても衝撃音が下の階に伝わりにくく、生活騒音が悩みやトラブルの種になる二世帯・三世帯住宅やシェアハウス、民泊用住宅のほか木造の福祉施設、文教施設、公共施設などにマッチした製品。
 床側にセメント押出成形技術を用いた、緻密ながら中空構造で軽量なパネルを木質系の床構造躯体の上に敷き込み、ラワン合板、パーティクルボードと仕上げ材を敷設、天井側は天井根太を設け振動防振技術による高減衰ゴムを使用した吊木を介した天井で構成する。硬い床材を先穴なしで施工できる専用ビスも用意し施工の簡略化を図ったほか、一般的な2×4建築で使用できる床構造で、他のメーカーの住宅やリフォーム工事にも対応できる高い汎用性も特長だ。

高品質の軒天材で実現

『軒天金具工法アトラフィット』は、住宅の外壁から外側に伸びている屋根の裏側で、美観や建物の保護など大きな役割を持つ軒天に軒天材を張りつけるときの新工法。従来の釘打ちによる軒天施工は釘頭周辺の補修が必要で施工効率が悪く、補修痕は意匠を損ねる要因だった。
『アトラフィット』は、反りやたわみなどの寸法変化の少ない高品質の神島ブランドの軒天材との組み合わせで実現できた工法で、下地に取り付けた金具に軒天材を差し込み、軒先側の金具に見切り材を装着するだけの簡単作業で完了する。留め付け、補修の手間を大幅に削減できるほか、釘頭周辺の補修を必要としないため、複雑な柄の意匠性の高い軒天材の施工が可能になる。
 同社は、寸法変化が少なく、変色もしない高級感あふれる「ラフォーレティンバー」や「ラフォーレソレイユ」などの軒天材を世に送り出してきたが、『アトラフィット』の開発が需要拡大に拍車をかけるとみられる。
(ライター/斎藤紘)

神島化学工業 株式会社
TEL/03-5296-3791
ホームページ http://www.konoshima.co.jp/

中左:「アルミ化粧板」
中右:「銅化粧板」
下:サンプル帳、無償進呈中。
商空間を美しく彩るメタリック化粧板
ヨーロッパ調デザイン、加工性で人気

タイプが異なる17種用意
独のメーカ―から輸入


 店舗やサロンなどの商空間のイメージを左右するのが内装用化粧板。多種多様な国内外の化粧板が市場に出回るなか、今人気を集めているのが『泰斗株式会社』が販売するメタリック化粧板『TAYT METAL(タイトメタル)』だ。表面にアルミ箔や銅箔、ステンレス箔を施し、デザインも洗練されたヨーロッパ調。加工性にも優れているのに加え、種類が17種もあり、商空間を商材やサービスに合わせて演出できる。
 同社は、これまで建築・設計事務所などから注文を受けてからドイツのホマパル社やデコデュール社、イタリアのアベット社などから輸入し、長いときで納期に3ヵ月かかるときもあったという。今回、納期短縮や輸送費削減を視野に注文に即応できる在庫量を確保し、『TAYT METAL』ブランドで売り出した。
 豊富な品揃えから、家具、什器、壁面、扉など幅広い用途展開が可能で、多くのブランドショップなどの内装に採用されている。
 ラインナップは、アルミ化粧板が13種、銅化粧板が3種、ステンレス化粧板が1種。アルミ化粧板にはシンプルなヘアーラインタイプ、鏡のようなミラータイプ、光沢が無いマット・ウェーブタイプがあり、ヘアーラインタイプには耐すり傷性を有するものもある。銅化粧板は、アーティストが手掛けた意匠性の高い色柄。ステンレス化粧板は、耐摩耗性、加工性に優れている。表面は、保護フィルム付き。標準サイズは、いずれも1220×2440㎜で、厚さは0・8㎜~1・0㎜。価格は、運賃別で最も安いアルミ化粧板マットタイプの26800円から最も高い銅化粧板の57200円まで素材、タイプによって異なる。
 2003年創業の『泰斗』は、建築内装材のメーカ―、商社、コンサルティング事業の3つの機能を持つ会社。取扱製品は、天然木工芸突板や天然木積層木口材、カラーMDFなど多岐にわたる。
 また、2年に一度、ドイツのケルンで開催される世界最大級の国際家具インテリア産業見本市などに社員を派遣するなど、海外の優れた建材の発掘にも力を入れ、メタリック化粧板もその中で見出した逸品だ。
(ライター/斎藤紘)

泰斗 株式会社
TEL/03-6222-3981 03-3555-0130
ホームページ https://www.tayt-inc.com/

上:『電源車 遠隔操作及び発電機搭載車輛(試作機)』
遠隔操作仕様で発電機を搭載し、災害現場などの非常用電源として使用。
中左:全旋回キャリアダンプ『MST-2200VDR』
中右:ゴムクローラー式フォークリフト『MFD-20』
下左:キャリアダンプ『6輪MST-200VDW』(試作機)
孤立被災地に非常用電源届ける
ゴムクローラーキャリアを試作

建設土木機械の進化追求
機動性に優れた機種開発


 世界初のゴム製無限軌道(クローラー)を開発した建設・土木機械メーカー『株式会社諸岡』が、非常用発電装置メーカー「東京電機」と共同で、ディーゼル式自家発電装置を荷台に搭載したゴムクローラーキャリアの試作機を作った。遠隔操作機能も備え、災害発生時、災害ごみが散乱し、地盤が緩んだりして一般車両が近づけない被災地に電源をいち早く届けるような用途を想定し、商品化を目指す。2019年6月に東京ビッグサイトで開かれた防災産業展に出展し、注目を集めた。
 無限軌道といえば米国の建設機械メーカー・キャタピラー社の鉄製のキャタピラー®が有名だが、『諸岡』が約30年前にブリヂストン社との共同開発した繋ぎ目がなく耐久性にも優れたゴムクローラーは接地圧が低いうえに路盤のショックを吸収し、安定した高速走行が可能だ。自家発電装置を搭載した今回の試作機も、『諸岡』が自社のテストコースで試験走行を実施した結果、地盤が軟弱な場所や起伏の激しい場所、太い木材が散乱した場所などを自由に走行できることを確認した。
 また、運転手が搭乗しなくてリモコンで操縦できる遠隔操作も機能した。
 今後は、最大3㎞離れた遠隔地から操縦できるモニタリングシステムをはじめ、キャリアの小型化や機能の最適化に向けた改良を加え、毎年のように自然災害に見舞われるこの災害列島のニーズに応える機種に仕上げていく。

 このプロジェクトに限らず、『諸岡』は1958年の創業以来、建設機械、土木機械、環境機器、農業機械の進化を追求し、機動性、耐久性、操作性に優れた数々の機種を世に送り出してきた。
 中でも好評だったのが、キャリアダンプ『MST-2200VDR』。最大積載量11tながら360度の旋回が可能なほか、7インチ大型モニターを標準設定、旋回・ダンプ複合型レバー、パワーショベル用デラックスキャビンを搭載している。キャリアダンプでは、6輪の『MST-200VDW』の試作機も作り、用途範囲の拡大に挑んでいる。
 また、ゴムクローラー式フォークリフト『MFD-20』も需要が旺盛。操作レバーが操作性に優れた『諸岡』独自の一本レバー方式や上方視界も確保したポリカーボネート製天板を採用し、メガーソーラーや農業現場で活躍する。
(ライター/斎藤紘)

株式会社 諸岡
TEL/0279-66-2111
ホームページ http://www.morooka.co.jp/

上:『マストブーム』
中左:『エコリフト』
中右:『コンパクトクローラーブーム』
下:超小型バッテリー式『シザーリフト』(ES1530L)
活躍シーン広がる高所作業機器
優れた操作性と安全性能を追求

世界的企業の技術集約
作業風景に大きな変化


 優れた操作性と高い安全性能を追求した自走式高所作業車で世界をリードする米国『JLG Industries』の日本支社『JLG Industries Japan』が高所作業車を使用しない高さの作業用に投入したスタイリッシュな高所作業機器の活躍シーンが建設現場のみならず、工場や作業所、商業施設などへと広がり、作業風景に大きな変化をもたらしている。

◇マストブーム◇
 製造業の工場などで好評なのが、バッテリー駆動タイプでコンパクトボディー、シンプル操作を特長とする『マストブーム』。資格が不要な作業床の高さ10m未満の機種を展開。特に、作業床高さ9・83mの機種の人気が高い。マストが上方に垂直に伸びるとともに、マストの先端に連結したジブ(腕)が水平、垂直方向に伸縮するのが機能面の最大の特長で、設備ラックなどの設置物や工作機械などの上方にあるスペースで作業を行うのに最適だ。操作法も容易に行えるのが利点だ。

◇コンパクトクローラームーブ◇
 入り口が狭く、高所作業車を搬入できない工場で活躍するのが『直屈伸式コンパクトクローラームーブ』だ。車幅79㎝のコンパクトなボディーサイズで幅1m以下の狭い間口や段差などの障害を乗り越えて楽々と屋内に入れられ、作業時には自動水平張出で機体を支えるアウトリガーにより安定した作業が行える。ノーマーキングラバークローラにより走行時の床面圧は低く、アウトリガーの床面接地部には高耐圧テフロン加工パッドを装着しており床面のダメージも小さい。動力源はリチウムイオン電池、ディーゼルエンジン、ガソリンエンジンの3種類を用意、屋内に入って高所作業を行う際には、100VのAC電源による動作に変更もできる。

◇エコリフト◇
 それを象徴するのが新製品の手動式高所作業台『エコシリーズ』。最大作業高4・2m、車両幅0・8m、車両重量305㎏の『エコリフト』と同3・5m、0・7m、180㎏の『ペコリフト』)の2機種があり、走行、昇降ともにモーターや油圧装置などを一切使用せず、複雑な操作も必要なく、はしごや足場に代わる安全でより生産性の高い作業を実現し、商品陳列、店内模様替え、クリーニング、掲示物や展示物の交換などで本領を発揮する。

◇ES1530L◇
 4・5mの垂直昇降式高所作業車『ES1530L』は、直角に切れるステアリング、2つの走行電気モーター、前輪2つのブレーキ、拡張式作業床、脱輪防止装置を標準装備、小回りなど微細な走行が可能で、壁ぎわや障害物近くへの幅寄せも難無くできるうえ、段差も乗り越える。数ミリの走行も可能ではないかと思わせる微細な走行が可能で、適用範囲が大きく広がる。

『JLG Industries Japan』が展開する高所作業車は70数種類にのぼり、日本製の高所作業車にはない機能や最高揚程、障害物も越える動作性能で高所での作業効率を飛躍的に高めた。さらに部品供給の素早い対応や充実したアフターサービス体制でも信頼を集め。需要は拡大する一方だ。
(ライター/斎藤紘)

株式会社 JLG Industries Japan
TEL/048-661-5611
ホームページ https://www.jlg.com/ja-jp/

豊富なオプションで運送用や救急・災害支援用など幅広く活躍する電動アシスト三輪自転車を開発・製造。
セミリカンベントタイプは、疲れにくく、前方の視界を拡大するので、安全・快適な運転が可能。
停止中は、足を地面につけられるので、安全・快適な運転で前方の視界を拡大。
シンクロシステムが作動するので倒れにくい、横滑りしない。
下左:サポートチェアを取付けた
『SYNCHRO CARRY SUPPORT+』
「運ぶ」ことに特化した『SYNCHRO CARRY』
下右:搬送・配達時の省力化と効率化。
電動アシスト自転車の可能性広げる
安定性運搬性に優れた次世代型誕生

前輪2輪の新しいモビリティ
独自システムで創造可能に


 電動アシスト自転車の進化が止まらない。その象徴が『豊田TRIKE株式会社』の3輪電動アシスト自転車『シンクロ トライク』シリーズ。これまでの3輪自転車は後輪が2輪なのに対し、前輪を2輪にし、独自技術の「シンクロシステム」で驚くほどの安定性と衝撃吸収性を実現したほか、アタッチメントによるカスタマイズができる構造で用途範囲を大きく広げたのが特長。トヨタ自動車出身の技術者や気鋭のデザイナーの技術力や発想力が生み出した次世代型モビリティだ。
 その最大の課題である安定性を確保するのが「シンクロシステム」だ。前の2輪を連結・連動させることによって段差などで片輪が上昇すると他方が下降するシステム。多くの3輪自転車は、2輪部分が固定されているため、段差や斜面で車体や荷物が傾き、段差や傾斜がきつくなると転倒する危険性があったが、このシステムの採用で段差での衝撃を和らげ、斜面では車体を垂直に保ち、急カーブや滑りやすい路面でもしっかりと路面をとらえ、安全に走行することができる。 乗用タイプの『シンクロ オメガ』は、一般的な自転車に比べてペダルをやや前方に配置したセミリカベントスタイルを採用。背もたれを装着すれば長時間の運転でも疲れにくい構造になっている。
 『シンクロ オメガ』シリーズには、全長の異なる2タイプのベーシックモデルがある。
 また、強化したオリジナルフレームを採用した業務用『シンクロ キャリー』は、運搬のニーズに合わせてオリジナルモデルにカスタマイズすることができる。荷物ボックスを設置すれば、人材確保が難しい宅配便のラストワンマイルのリヤカーの代わりとして活躍する。用途に合わせてアタッチメントを変えれば、工場や倉庫などの排ガスを出さないエコな移動手段として機能し、最大120㎏まで運べる耐荷重性から運搬用車両として力を発揮する。車イスの座席を設置した『サポート プラス』は、病院や介護施設の送迎用車両にもなり、様々な分野で役立つ。
 その他、台車を合体・分離することができる『シンクロ デリバリー』などお客様の様々なニーズに応えた製品を開発している。
(ライター/斎藤紘)

豊田TRIKE 株式会社
TEL/03-6434-1199 Eメール/info-hp@toyoda-trike.co.jp
ホームページ http://toyoda-trike.co.jp/

一度利用した水をさらに再利用する
画期的なシステム

環境性と経済性を両立
する排水浄化システム


『株式会社ノーユー社』は、緑化・潅水・ミストシステムなど水を生かす技術のトータルシステムメーカー。独自のウォータートリートメント技術を発表して注目を集めている。一度使用した水は、排水基準以下にして放流するのが一般的だが、同社では、これを再利用するための「リユース・リサイクルシステム」を提案している。
 砂漠農業立国のイスラエルでは、水のリサイクルに関して世界の先端技術を誇り、国内の飲料水・工業用水・農業用水などの80%以上を再利用している。その技術・設備・ノウハウに、日本に適した機能やソフトを組み込み、さらに進化させたのが同社のウォータートリートメント技術。水の効率的なリユース・リサイクルによって、農業や工業、水産用、プールや温泉といった水を利用するあらゆる分野でコスト削減や環境貢献につながり、経済性の向上に大きな役割を果たすことが可能となる。排水は、対象によって水質が異なるが、導入前に現在の水質、希望の水質、一日の処理量のデータを提出することで、最適な水のリサイクルシステムを提案する。
 このウォータートリートメント技術を活かした『NUFシステム』は、より安価に水を一度に濾過・浄化する革新的なシステムだ。水に含まれる0・03μ以上の汚染物質すべてを除去することができる。化学物質を使用することなく、病原体・寄生虫・バクテリア・浮逝固形物など、ほとんどの有機性物質やウィルスを効果的に除去することが可能だという。
 NUF独自の方法と技術によって、使用済みの血液透析ウルトラフィルターユニットを回収し、非常に厳格なFDA滅菌消毒基準に従い殺薗消毒されたものがNUF技術システムの中核となる。このプロセス過程と技術はイスラエル保健省から正式な承認を得ている。水は低圧でシステムに流れ込んだ後、フィルターユニットを通過し、物質サイズによる濾過というシンプルな方法で浄水。化学処理も熱処理も生物学的な処理も必要ない点も画期的だ。このシステムにより、水の98%は再利用され、除去された物質は逆洗で時折排除される。環境にも非常にやさしい濾過システムとなっている。
 モデルは、手動式の500L/hrの『NUF500』のほか、『NUF1、2、3、5、10、20~100㎥/hr』各処理能力を持ったコンパクトな全自動システムのタイプがあり、目的にかなうタイプを選ぶことができる。
 革新的な超精密NUFフィルターによる水浄化は、環境にもやさしく経済的なメリットも高い、新時代の水技術だ。(ライター/ナガノリョウ)

株式会社 ノーユー社
TEL/03-3593-9555
ホームページ http://www.know-you.com/

北海道の大自然の中で働く
競走馬の育成と調教を

競走馬に携わる裏方
試行錯誤しながら育成


『株式会社Maverick』は、北海道浦河郡町にある東洋一の施設(BTC)で、競走馬の育成・調教を中心とした業務を行う。まず馬主から競走馬を預かる。一頭一頭生まれも育ちも個性も違う馬の個性や能力に合わせて試行錯誤しながら心を込めて最適のトレーニングを考え、それを実施する。そして、BTCに在籍している獣医師と常に連携をとり、ケガや疾病などに素早く対応している。
 厩舎では、世話やトレーニング、メンタル面の調整などの健康管理などを行い、競走馬としてレースで走れるよう調教し、育成するのが育成場の仕事だ。また、若手スタッフの育成にも力を入れており、女性騎乗員も活躍していて、女性も気兼ねなく働ける環境だ。若馬の扱いからブレーキング、育成騎乗、休養という競馬全般の知識・技術を活かして騎乗員スタッフをイチから指導してくれる。
 時代が過ぎれど、競馬がこの先に廃れることは考えにくい。大自然の中でのびのびと働きたいと考えている方は、ぜひエントリーしよう。
(ライター/吉尾訓明)

株式会社 Marverick
TEL/0146-26-7200 070-7402-6555
Eメール/info@horse-maverick.com
ホームページ http://horse-maverick.com/


〒160-0022 東京都新宿区新宿2-15-2 岩本和裁ビル5F TEL.03-3352-8107 FAX.03-3352-8605