令和のベストヒット大賞 2020

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令和の
リーディングカンパニー
失敗しない米粉パンの作り方を
オンラインで学べる

業界で話題沸騰中の
米粉専門パン作り研究家


 健康志向が高まり穀物を使わずに作るグルテンフリー食品が注目を集めている。中でも、小麦粉の代わりに米粉を使う米粉パンが人気だ。米粉は、小麦粉に比べてアミノ酸バランスが良好。米と変わらず、炭水化物、タンパク質、ビタミンB1、ビタミンEなどが含まれており栄養価が高い。さらに、油の吸収率が低くとてもヘルシーだ。しかし、良いことづくしの米粉でもパン作りにおいては欠点がある。パンの膨らみを促進するグルテンが含まれないため、作るのが難しい。その悩みを解消するのが、特定原材料7品目不使用の米粉パン教室『パンダフル工房』。主宰者酒井佑佳さんは、管理栄養士としてクリニックに勤務し、高齢者施設を回って栄養指導をしていた。母の病気が悪化して食事制限をされたことをキッカケに、「この世から制限食を無くしたい」と強く想うように。制限ではなく提案できる栄養士を目指し、米粉専門のパン作り研究家として愛知県長久手市の自宅で米粉パン教室を開くことにした。コンセプトは、「みんなが同じものを食べられる幸せ」。アレルギーや病気がある人でもない人でも安心して美味しく食べられるパンやお菓子のレシピを紹介している。定期的に行っている自宅サロンでのレッスン以外にも、仕事や子育てで忙しい方向けにいつでも動画でレシピが学べるオンラインサロン『グルフリクラブ』も運営。オンラインサロンは、月額500円で2メニューずつ学べ、半永久的に米粉パンのレシピを習得することができるというお得な内容だ。現在100以上のレシピ動画を公開。米粉使用時の水分量や仕込みのコツなど米粉ならではの独創的なパン作りがわかりやすく学べ、会員数は200名を突破している。『こめこるカレッジ』という米粉でタベタイを叶える特定原材料7品目不使用のパン、お菓子、料理が学べるオンライン講座と、『パンダフル工房』のレシピを使用してパン教室を開催することのできる『パンダフル工房認定講師レッスン』を開講している。名古屋市天白区にある「あいのう」にて、定期的に米粉パンの販売も行っている。酒井さんの活動には、愛知版「毎日新聞」、女性ファッション誌「Ray」、女性週刊誌「女性セブン」、男性美容メディア「BiDAN」など多くのメディアが注目。小学館運営サイト「@DIMO」や米粉スイーツ専門店「kome.Co」への寄稿や、自然で健康的な生活を支えるバーチャルオンライントレーナー「CALNA」への作り置きレシピの提供、ヘルステックベンチャー「株式会社FiNC」のダイエット家庭教師など、グルメ業界では引っ張りだこに。また、2019年には、JAあいち尾東の20周年PR大使に就任した。
(ライター/山根由佳)

パンダフル工房
TEL/090-1271-3809 
Eメール/ s1y1_2012@icloud.com
ホームページ 
http://seigensyoku.com/

「自然環境農法」で
安心安全な苺を

苺の魅力が詰まった
ブランド「あまおう」


 福岡県は、昔から苺を生産している農家が多くあり、現在、栃木県に次ぐ全国第二位の生産量を誇っている。三潴郡大木町にある『おおきベリー株式会社』では、「自然環境農法」にこだわった苺生産を心がけている。同社では、微生物の働きを活用することで健康で病害虫に強い作物が育つような土壌(環境)を作り、害虫の天敵にあたる虫(※農薬登録された自然界に存在する虫)や苗の二酸化炭素処理による農薬を使わない害虫駆除、さらに、室温、湿度、二酸化炭素濃度などハウス内の環境制御を自動化し、苺の生育に最適な環境を維持することを「自然環境農法」と定義づけている。設備の自動化をはじめ、作業の改善による省力化にも注力しながら安心安全な苺を市場に供給している。
 このように丹誠込めてつくられた「あまおう」は、色艶が良く、果皮がやわらかく、とてもジューシーな果肉だ。一粒40gにもなる食べごたえのある大きさ、絶妙なバランスの甘味と程よい酸味など苺の魅力がたくさん詰まっている。「あまおう」の「あ」は赤い、「ま」は丸い、「お」は大きい、「う」は旨い、の頭文字をとって名付けられたという。全国でもトップブランドの苺である。
 代表の上原基揮さんは、苺の生産・販売を通じて、「雇用創出」、「人材育成」、さらには「地域社会への貢献」を理念に掲げ、2017年12月に同社を創業した。日々の栽培管理、出荷作業には体に負担のかかる作業も多くあり、それらを改善するために製造業で培われてきたIE(生産工学)を駆使するなどして、一人当たりの生産性を向上させることを実践し、作業負荷の軽減、さらには農業経営の改善へとつなげている。ノウハウの蓄積や作業の数値化など、生産者としての基盤を確立させ、規模拡大、さらには6次産業化も目指している。
「苺は、植物であり生きているものでもあるため、栽培管理には、人の目と手が必要なことに加え、植物を育てる『心』も必要になってきています。農業に携わる企業として、人と植物を支える『心』を大事にしながら「日本の農業」、「地域社会への貢献」という次の『志』につなげていけるよう精進し、邁進しつづけます」
(ライター/ヨシオノリアキ)

おおきベリー 株式会社
TEL/090-8221-1486 
Eメール/ info@oki-berry.co.jp
ホームページ 
https://www.oki-berry.co.jp/

産業支える高精度金属加工技術
工学博士の社長が技術改良牽引

技術力と受注実績際立つ
金属射出成形と積層造形


 1941年創業の『大阪冶金興業株式会社』は、自動車や医療機器、航空機を含め高精度の金属加工技術が求められる産業を下支えしてきた典型的なモノづくり企業だ。中でも熱処理技術の評価は高く、ノーベル物理学賞を受賞した日本の博士たちが実験に使った巨大加速器の部品の一部に使用されたほどだ。二代目代表寺内俊太郎さんは、68歳で工学博士の学位を取得した「金属材料の熱加工技術に関する基礎研究」を実務で生かし、スタッフを鼓舞して新しい技術につながる技術の改良を牽引する。
 同社の金属加工技術で受注実績が際立つのが、金属射出成形(MIM)と積層造形(SLM)。MIMは、樹脂成形技術と粉末冶金の技法を組み合わせた金属部品製造法で、従来の粉末冶金法における圧粉成形工程の代わりに、プラスチック射出成形工程を代替させ、複雑形状の部品をほとんど仕上げ加工の必要がないニアネットシェイプで製造できる。SLMは、アルゴンガスアトマイズ装置で粉末化した金属材料をレーザー光で溶かして、3次元の複雑で微細な立体構造部材を作ることができる。
(ライター/斎藤紘)

大阪冶金興業 株式会社
TEL/06-6328-1345 
Eメール/HPのメールフォームより
ホームページ 
https://www.osakayakin.co.jp/

高精度な樹脂切削加工に高評価
信頼を支える専任担当一貫製造

独自の加工技術を開発
コスト納期の削減可能


『株式会社古川樹脂工業』は、樹脂の特性を熟知した技術者集団として発注元から厚い信頼を得てきた会社だ。独自のプラスチック加工技術に象徴される高精度な樹脂切削加工技術と、ベテラン職人同士の技術共通化、すべての工程を一人の担当職人が行う専任担当一貫製造体制が信頼を築いた原動力と二代目代表取締役古川匡人さんは強調する。
「当社のプラスチック加工は、指先ほどのものから幅が1500㎜を超えるものまで対応できますが、生産効率と精度を高めたる工夫をしてきました。先代社長と工場長がCAD/CAMとマシニングセンターを活用して開発した加工技術です。治具が不要で後工程を大幅に減らすことができるうえ、反りの強い形状でも加工が可能で、立部が1㎜以下の肉薄加工などでも精度が確保でき、コストや納期の削減にもつながりました」
 専任担当一貫製造体制は、継続的なオーダーであれば図面や指示に従来との違和感がある場合は発注元にフィードバックすることや変更点の再確認ができ、顧客との信頼関係の維持に役立っているという。
(ライター/斎藤紘)

株式会社 古川樹脂工業
TEL/0568-81-9528 
Eメール/ info@furukawa-j.co.jp
ホームページ 
http://www.furukawa-j.co.jp/

品質と価格とのバランスを追求
独自のアルミ素材加工に高評価

難加工に技術力を集中
工程減で加工時間短縮


 精密部品機械加工を手掛ける『株式会社MRT』は、品質と価格とのバランスの良さを追求したアルミ素材加工で声価を高めた会社だ。このテーマを実現する道として、二代目代表取締役村田直喜さんが採用したのが、超精密加工ではなく難加工への技術集中、工程減による加工時間の短縮、製造数量の絞り込み。スマートフォン部品を加工するチップマウンターなど工作機械向けアルミ部品や航空機部品で受注を伸ばす。
「難加工技術の象徴が700㎜程度の大きなプレート板の表面を削る面削加工。内外の力のバランスの崩れから反り返ってしまうプレート板を平面に面削したり、凍らせて固定化した上で削ったりして100分の5の平面度を出しています。また、一定数のオーダーがある部品の加工では、専用工具を使って形状づくりと部品ごとのカットを同時に行うことで工程を減らしています。さらに受注ロットは単品や大量生産ではなく、数十から数百個に絞って品質と適切な価格を維持しています」
 こうした努力が実り、売上の90%をアルミ素材加工が占める。
(ライター/斎藤紘)

株式会社 MRT
TEL/052-398-5970 
Eメール/ info@mrt70.com
ホームページ 
http://www.mrt70.com/

ワイヤーハーネスの価格競争回避
試作1本製作に力を注ぐ経営戦略

製造技術の高さ生かす
試作専用のサイト開設


 1982年創業の『株式会社三洲ワイヤーハーネス』は、電源供給や信号通信に用いられる複数の電線を束にしたワイヤーハーネスの製造技術の高さで、取引先の自動車、産業機器、医療機器、制御機器、検査機器など国内主要メーカーから厚い信頼を得てきた会社だ。小ロットから量産まで対応可能な生産体制を持つが、代表取締役南友樹さんの経営戦略で、近年力を入れているのが試作に特化したワイヤーハーネスの1本製作だ。
「通常、試作段階が終了し量産段階へ移行すると海外や大手企業との厳しい価格競争に巻き込まれてしまいます。試作段階では製造の難易度は高くなりますが、価格競争は量産に比べて少ないことなどを考慮に入れ、1本の試作に対応できる社内システムを構築しました」
 同社は、試作専用のWEBサイト『試作ワイヤーハーネス』を立ち上げたほか、インターネプコンなどの展示会にも出展して試作サービスをアピール。また、試作とは別に、BtoC、BtoB向けにワイヤーハーネス関係の部品や電線を1個から入手できるサービスも提供している。
(ライター/斎藤紘)

株式会社 三洲ワイヤーハーネス
TEL/0566-48-3755 
Eメール/info@swh21.com
ホームページ 
https://www.swh21.com/

コロナ禍の暗雲に一条の光射す
笑顔招く夢のアニメランド構想

大阪の経済活性化願い
細部まで具体的に描く


 大阪で非鉄金属問屋を営んで半世紀超、『池田哲男商店』の代表池田徳治さんには大きな夢がある。クールジャパンの象徴アニメで世界に笑顔の花を咲かせる夢。その実現を目指して描いた『夢の大阪アニメランド王国』構想は具体的。YouTubeにアップした構想から、一過性ではないプロジェクトで大阪を日本を元気にしたいとの思いが伝わる。
 構想は、13〜14年前、このテーマパークの候補地を交通の利便性から関西空港の対岸にある泉佐野市の「りんくうタウン」を想定していたが、その後ロジスティックスセンターなどがつくられ、空地がなくなってしまった。次の候補地も現在検討中である。日本のアニメ文化を基調にグルメランドやフラワーランド、海遊ランド、ペットランド、アジアランド、家電ランド、カジノランド、温泉ランドなどを展開する。アクセスは大阪市住之江区の「アジア太平洋トレードセンター(ATC)」とリニアモーターカーで直結し、 海上ではホバークラフトの専用便を運航する。建設資金は、大阪府で特別府民債を発行して調達し、「王国」の運営収益を購入者に配分して還元するというものだ。
 コロナ禍で暗雲漂う社会に一条の光を射す、心温まる構想だ。
(ライター/斎藤紘)

池田哲男商店
TEL/06-6681-3311
ホームページ 
http://ikedatetsuo.jp/

目標と達成する手段を明確化
マーケティングの基本を重視

IT化前の課題を提示
専門学校で成功則伝授


 受託システム開発やITコンサルタントなどを手掛ける『ガンズシステム合同会社』の代表岩間崇さんは、山梨県内の専門学校2校で講師も務め、週2回教壇に立つ。教えることは、IT関係ではなく、マーケティング。このテーマの選択が、依頼をしてきた企業のシステムを言われたままに開発するだけで無く、企業の問題をしっかり捉え、最善の手段を考える岩間さんのスタンスを象徴する。
「ホームページやシステムはこれからの時代必要ということは、どの経営者もわかっていると思います。でも、だからといって『とりあえず』あればいいというわけではいけません。ホームページは集客、システムには業務効率化という目的があります。その目的が達成しない製品を作ってもIT化にはならず、お金を無駄にする事になります。だからこそ、IT化の前に経営者や作業者と会話をし、方向性を見据えた上で、製品を作っていくことを心がけています」
 岩間さんが今手掛けている主な仕事は、工場の工程管理や在庫管理のシステム構築と農家向けのデータ入力や伝票印刷代行。依頼主の意向をヒヤリングし、業務目標を達成する最善の策を提供している。
(ライター/斎藤紘)

ガンズシステム 合同会社
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Eメール/ t-iwama@gunssystem.com
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