日本が誇るビジネス大賞 2018


イギリス生活情報誌 
月刊
ミスター・パートナー
〒160-0022
東京都新宿区新宿
2-15-2岩本和裁ビル5F
TEL.03-3352-8107
FAX.03-3352-8605
 
渡邉功さん
三菱重工で自衛隊の航空機整備を担当後、印刷会社で基礎を学び、広告代理店や印刷、広告、出版を手掛けるベンチャーを経て、1984年創業の『有限会社アドバンク』代表取締役に就任。
スマホアプリでスーパーの集客力アップ
数値管理による費用対効果の最大化追求

 スーパーの新聞折込チラシの印刷を手掛ける『有限会社アドバンク』の社長渡邉功さんは、重機、印刷、広告などの業界でキャリアを重ね、数値管理による費用対効果の最大化を追求してきた気鋭の経営者。その象徴が拡張現実ARを利用した食品スーパー向け集客スマホアプリ『コラボレAR』。店舗のチラシをpdf化し、チラシやポップ広告にスマホをかざすと情報が画像として浮かび上がり、特売情報などを閲覧できる。
「『コラボレAR』の強みの一つは、マーケティングデータの収集、分析力。アプリ登録を通じて取得した来店客の居住地域、性別などのデータをもとに、店舗が配信する各コンテンツなどへのアクセス数をセグメント別に集計、分析することができます。もう一つは、店舗からユーザーへのプッシュ配信機能を備えていること。ターゲット層に絞って配信できるほか、誘導先での滞在時間、購入数などもセグメント別に把握できるようになっており、費用対効果は一目瞭然です」
 このアプリを導入している店舗は、約70店にのぼり、アプリのユーザーも1万人を突破しているという。しかも、このアプリはチラシ印刷の継続発注を条件に無償提供するもので、自社業績にも寄与する。これが評価され、経産省が選定する「攻めのIT経営中小企業百選」に認定された。
(ライター/斎藤紘)

有限会社 アドバンク
TEL/075-694-1312
ホームページ http://adbank.co.jp/

爲石鋭二さん
東京の梱包資材会社で20数年勤務後、実弟が1976年に設立した包装資材商社「タメイシ産業」に移る。会社分離後、代表取締役社長に就任。2014年、代表取締役会長に就任。

中:フッ素樹脂・高密度ポリエチレンテープ・フィルム各種
下:東久留米本社
高品質高性能の包装・工業用資材販売
需要動向の変化見極め営業品目を拡大

 包装資材、工業資材の総合商社『タメイシ産業』が販売する商品は多様だ。包装・梱包用粘着テープ、ポリ袋、段ボール、包装紙、結束用品、緩衝材、梱包機、パレット、両面テープ、表面保護シート、電子部品テープ、多孔質フィルム製品、発泡材料製品……。代表取締役会長爲石鋭二さんが重視する時代の要請を見抜く感性で厳選したものだ。
「包装資材の商社として発足し、40年超の歩みの中で、時代の潮流を見据えながら営業品目を樹脂加工製品や金属加工製品、工業用ゴム製品などの分野へと拡大してきました。エレクトロニクスなど新技術の発展、省エネ意識の高まりに伴い資材に対するニーズも変化していきます。ユーザーの難問・奇問に応えることこそ多様な社会を拓く製品開発の源となり、さらに感性を磨き、時代の要請に応える製品を見出していきたいと思っています」
 緊急時に役立つタブレット型ウェットシートや携帯トイレなどの開発にも余念がなく、東日本大震災後の防災意識の高まりに着目して選んだ製品など、一般のユーザーに向けた製品も製造、着実に時代のニーズに応えている。
(ライター/斎藤紘)

株式会社 タメイシ産業
TEL/042-476-1991
ホームページ http://www.tameishi.co.jp/

佐藤有紀さん
営業から現場運営管理まで、多岐に渡る業務において高い評価を受け、イベント企画の場面でも活躍。イベント運営でも能力を発揮し、現在はクリエイター集団『team SIXMIX』を結成。
マルチな才能を持つ盛り上げのプロが
手腕を活用して最新技術の普及目指す

 最新のデジタルアートを使ったレストランバー『Barliminal Roppongi』。この技術は「プロジェクションマッピング」と呼ばれ、同店ではそれを利用して観る人に錯覚を起こさせるほどリアルな映像を演出のプロ集団「team SIXMIX」が提供する。
 代表・佐藤有紀さんは、広告プランナーやモデル、料理研究家など様々な顔を持ち、イベントディレクター、メディアプランナー、営業としての経験も豊富なスーパーウーマン。その他、多種多様なイベントなども手掛け、まさに〝盛り上げのプロ〟だ。
 ご主人で、クリエイティブパートナーである演出家の工藤圭生さんの「毎日内装が変わるバーがあったら面白いな」というアイデアに共感し、これまで培ったプランナーとしての経験とノウハウにより、ビジネスとして具現化した彼女。「プロジェクションマッピング」を誰もが日常的に楽しめるようにしたいとビジネスに取り入れ、そのノウハウを活かしてマーケティングとシステム開発に着手。現在は、経営する店舗での運営から映像技術を導入したいと考えている企業のサポートまで手広く行っている。
(ライター/大嶋ひかり)

Barliminal Roppongi 株式会社 シックスミックス
TEL/03-6447-4046 営業時間/火・土曜日・祝日 18:00〜24:00(LO23:30) 水〜金曜日18:00〜翌2:00(LO翌1:30) 定休日/月・日曜日
ホームページ http://www.barliminal.com/

髙木勝さん
大学時代に英国に留学。卒業後、旅行業界を経てeコマース事業に携わる。2016年、インターネット通販のコンサルティング事業などを手掛ける『株式会社フレイバ・プロジェクツ』設立。

『MIRROR-AI』
AI(人工知能)/SNS連動/iBeaconの導入/EC連動/広告連動、その他CMSやSMPアプリとの連携など一部機能拡張済。
オムニチャンネル戦略に新風を吹込む
タッチスクリーン式ミラーサイネージ

 映像やWebサイトが鏡の中から浮かんでみえるような新感覚ディスプレイ、ミラーサイネージにタッチスクリーン式が登場。
『株式会社フレイバ・プロジェクツ』代表髙木勝さんが販売流通事業でネットとリアルの融合を図るオムニチャンネル戦略ソリューションとして大手企業と共同開発した『MIRROR-AI(ミライ)』。
ファッションアパレル店舗などで注目され、採用が進む。
「『MIRROR-AI』は、例えばユーザーがミラーをタッチすることでクーポンを表示したり、ユーザー個々に合う色やスタイリングを提案したりといった新しいサービスです。また、WEBカメラを通じ、ユーザーのミラー前での滞在時間などを感知し、接客に要する時間などの情報を取得し店舗運営への活用も可能です」
 現在、アパレル以外の他分野からも導入へ向けた相談を受けており、洗面台に『MIRROR-AI』を搭載した自己管理用プラットフォームなど新しい機能の追加開発を進めているという。
(ライター/斎藤紘)

株式会社 フレイバ・プロジェクツ
TEL/03-4400-1588
ホームページ http://fleiva.jp/

岡田正信さん
広島市内の病院で約30年看護師として働く。『くらしのオハナ』を設立し、ハウスクリーニング事業に参入。日本ハウスクリーニング協会認定ハウスクリーニング士。遺品整理士。

『オハナのセスキ』1,580円(税込)
基本料金:「キッチン清掃」15,000円~「浴室清掃」15,000円~「トイレ清掃」9,000円~「窓清掃」500円~「フローリング清掃」 10,000円~「エアコン洗浄」10,000円~
ナチュラル清掃で家中ピカピカ仕上げ
汚れの酸性、アルカリ性を見極め中和

『くらしのオハナ』の代表岡田正信さんは、約30年看護師として働いた後、ハウスクリーニング士に転じた異色の経歴を持つ。
「患者様をお客様に置き換え、医療と同じようにお客様中心に物事を考えます」
 このスタンスで、合成洗剤を使用せずに安全な自然素材を使う、健康にも環境にも害のない独自の清掃方法「ナチュラル清掃」を確立した。
 同社は、家事に追われる主婦や独り暮らしの高齢者などに頼りにされる存在だが、これに止まらず、火災予防のため古い店舗のダクト清掃や転倒事故防止を念頭につかまりたくなるような手摺りにするエスカレータ清掃なども手掛け、命を大切にする姿勢が貫かれる。また、天然鉱石由来のセスキ炭酸ナトリウムにアルカリイオン水を加えアルカリ度をアップさせたナチュラル洗剤『オハナのセスキ』も開発、商品化した。
 看護師とハウスクリーニング士の経験と知見を動員して事業を展開する姿がここにはある。
(ライター/斎藤紘)

くらしのオハナ
TEL/090-3880-0257
ホームページ http://kurasinoohana.net/

金崎隆さん
長野県飯山市にて家族総出で米作りを続ける農家の大黒柱。商品の販売部門を一手に引き受け、「日本一美味しいお米」をより多くの人に食べてもらうため、PRに尽力する。

通常より肥料を抑えることで、収穫量が減っても粘りと甘みを優先している。金崎さんファミリーと仲間による安心栽培。
こだわりから生まれた「日本一の米」
美味しい! の笑顔をご家庭に届ける

 著名なソムリエが選んだ米・食味分析鑑定コンクールで、国内外問わず名誉ある賞を受賞してきた『金崎さんちのお米』。
 約40haの広大な田地を切り盛りし、菊の御紋を入れた和紙札を付けることが許されたほどの逸品を全国へと届け続けている米農家・金崎家の大黒柱が金崎隆さんだ。
 たい肥などによる土作りと化学肥料や化学農薬の使用の低減を目指す農業生産方式を計画・導入し県知事の認定を受けた「エコファーマー」である金崎さん。オリジナル有機肥料を使用し、環境に負荷をかけず量より質にこだわったお米作りを追求している。炊き立てはもちろん、一度冷めてもレンジで温めなおしてもつやつやと光輝き美味しく食べられるというのが『金崎さんちのお米』の強み。おにぎりやお弁当にも最適だ。
 一年を通して万全の品質管理を行っており、注文を受けた日に精米を行うことで新鮮なお米をご家庭で味わうことができる。
(ライター/大嶋ひかり)

金崎さんちのお米
TEL/0269-65-2639
ホームページ http://www.kanazaki-okome.com/

小野真理子さん
米国から岩国基地に海兵隊として赴任してきた夫と結婚。18年前、基地の前で中古車販売店「CAR W0RLD」を立ち上げる。夫がオークッションでジャガーを落札、新たなビジネスを展開し、2015年より『World Tecnology株式会社』に社名変更する。

ヴィンテージジャガーMkⅡ J-boy
大スターのヴィンテージジャガー復活
TVやCM、イベントのモデルとして活躍

 国際的大スター三船敏郎が生前所有していたヴィンテージジャガーMkⅡを甦らせ、『J-boy』として再び表舞台に登場させた経営者がいる。中古理化学機器の買取を手掛ける山口県岩国市の『World Tecnology株式会社』の代表小野真理子さん。クラシックカーイベントなどで披露して注目され、TVやCMのモデル、結婚式やイベントの写真撮影用に提供している。
「岩国基地所属の米海兵隊員だった夫がオークションで偶然見つけ、落札したものです。鑑定で三船さんが所有していたことが確認され、ビジネスチャンスを与えられたのだと思いました。しかし、手元に届いた時は、外装内装ともボロボロ、エンジンも動きませんでした。それを夫が手を尽くして修復し、車検も通って復活させたのです」
 ジャガーMkⅡは、1963年製。3・8Lエンジンを搭載し、高性能スポーツサルーンとして人気を博した車。『J-boy』は、名優の思い出を乗せてノスタルジーを刺激する。
(ライター/斎藤紘)

World Tecnology 株式会社
TEL/0827-22-5740
ホームページ http://www.worldtechjpn.com/

松田達哉さん
システム開発・Web製作会社として『有限会社サザンウェーブ』を設立。地元の素材を使ってもっと地元黒潮町を盛り上げたいと思い立ち、高知県産の花を使用した加工事業に進出。

『ダリア凜・ローズレッド』Sサイズ 1輪
1,620円(税込)
『ブルースター』Sサイズ 20輪
4,860円(税込)
美しさと鮮度そのままのお花のオブジェ。
見た目も手触りもまるで生花のよう
美しいお花のオブジェが彩る毎日を

 花の質感を長期保存することができるように加工されたプリザーブドフラワー。水やりなどが不要で数ヵ月から数年間柔らかく鮮やかに仕上げた美しい花を楽しむことができ、また自然界には存在しない色の花などカラーバリエーションが自由自在な点も魅力だ。
 そのプリザーブドフラワーを使用した「ハーバリウム」も近年人気を集めているが、『maprok』の商品は一味違う。高知県内で生産された花のみを原料とし、農家での収穫後は地元・黒潮町で加工。短時間で新鮮なうちに花の処理しているので、まるで生花のような仕上がりを保つことができる。原料となる花もプリザーブドフラワー加工に適した花種栽培ができるよう提携農家と日々研究を重ねており、地元産へのこだわり・高品質・高い満足度は『maprok』だからこそ。
 自宅やオフィスに飾って、大切な人へのプレゼントとして、高知県から全国に、新進気鋭の企業がプリザーブドフラワーで鮮やかな風を巻き起こす。
(ライター/大嶋ひかり)

プリザーブドフラワー maprok
TEL/0880-43-4711
ホームページ https://www.maprok.com


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