日本が誇るビジネス大賞 2018


イギリス生活情報誌 
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中尾達也さん
広島大学医学部卒。2014年、『新東京病院』副院長兼心臓血管外科主任部長就任。心臓血管外科専門医、修練指導医。日本外科学会指導医。日本冠疾患学会評議員。胸部、腹部ステントグラフト指導医。
新しい外科手術法で大動脈瘤を治療
大動脈弁狭窄症やがん治療にも注力

 破裂すると激痛を伴うショック状態から生命の危機につながる大動脈瘤。『新東京病院』の心臓血管外科主任部長中尾達也さんは、専門医を牽引し、2014年7月から国産商品化され、保険適応が認められたステントグラフトを用いて『オープンステントグラフト法』という新しい外科手術法で治療実績を重ねている。
「『オープンステントグラフト法』は、胸を開けて患部の血管にステントという金属製の網を広げるステントグラフトを挿入する外科手術。 直視できるので患部にステントグラフトを確実に留置できるだけでなく、傷口が小さく済むので身体的な負担が軽く、高齢者にも行えます」
 この手術の件数が全国で三指に入る実績が中尾チームの実力を示す。加えて、大動脈弁狭窄症に対するTAVI経カテーテル大動脈弁治療で施行症例を増やしているほか、血管からがんを剥離切除したり、がんに侵された血管を人工血管に置き換えたりする処置方法で、他の癌センター病院との連携による肺がんや食道がんの治療にも積極的に取り組んでいる。
(ライター/斎藤紘)

医療法人社団 誠馨会 新東京病院
TEL/047-711-8700

大久保敏章さん
旧宮崎県須木村役場で約40年勤務し、薬草の研究に取り組む。2015年、『株式会社サンライフ』設立。健康食品用梅微粉体、風化貝化石など配合の健康補助食品、抗糖尿病剤などで特許取得。健康食品原料輸入・加工販売「株式会社活亜興」代表取締役会長。

下:『ライフジビエカレーと缶詰』
健康に資する天然素材発掘に心血注ぐ
がん・アレルギー・認知症の予防に効果

『株式会社サンライフ』の代表取締役社長大久保敏章さんは、健康に資する天然素材の発掘、健康補助食品や薬効剤などの特許取得で異彩を放つ経営者。直近の成果は、がん予防やアレルギー改善のための食べ物、認知症予防のサプリの開発だ。
 がん予防に開発したのが完全無農薬玄米とはと麦を高熱で焙煎し、RBA、RBFと言う特殊な成分のαグルカンを発生させ、加熱乳酸菌や梅ペーストなどを配合したサプリ。免疫力を高め、異変した細胞に細胞死を起こさせる食養生だ。
 アレルギー改善ではイノシシ、シカ、アナグマのジビエを使った『ライフジビエカレーと缶詰』。加熱乳酸菌を配合し抗アレルギー効果を高めた。
 認知症予防では、ヒマラヤ探検で発掘した薬草「紅景天」を使ったサプリ。「紅景天」は、脂質やタンパク質、必須アミノ酸、各種ビタミン、有機酸、ミネラルなどの成分を多く含み、食べる酸素とも呼ばれ、アンチエイジング効果が期待できるという。
(ライター/斎藤紘)

株式会社 サンライフ
TEL/0984-44-3999
ホームページ http://sunlifemiyazaki.com/

河瀬勇さん
防衛医科大学校卒、亀田総合病院心臓血管外科医長や三重ハートセンター心臓血管外科部長、苑田第一病院心臓血管外科部長、米国のクリーブランドクリニック心臓胸部外科クリニカルフェローを歴任。2015年、『千葉静脈瘤クリニック』開院。医学博士。外科専門医。東邦大学客員教授。
1年で700症例超の下肢静脈瘤治療
合併症回避・過剰治療抑制・安全貫く

『千葉静脈瘤クリニック』は、足の血管がコブ状に膨らんだりする下肢静脈瘤の治療に特化した医院。院長で心臓血管外科の河瀬勇さんは、1年間で700症例超の下肢静脈瘤を治療しているが、診療方針である合併症の回避、行き過ぎた治療の抑制、安全第一を貫く。
「静脈の中の逆流防止の弁が傷んで利かなくなると血が逆流してしまい、心臓に戻っていきにくくなります。特に足は、重力がかかって血が血管内に溜まり、静脈が膨らみます。これが下肢静脈瘤ですが、クモの巣状、網目状、側枝型、伏在型の4つの型があります。進行すると色素沈着や湿疹、潰瘍などが起こったりして生活の質の低下につながります」
 治療に当たっては、エコー検査をしたうえで、静脈瘤に硬化剤を注入する硬化療法か、手術の場合は、血管内焼灼術で機能しない血管を塞ぐ。入院不要で手術当日から普段の生活に戻れるという。
(ライター/斎藤紘)

千葉静脈瘤クリニック
TEL/043-239-5831
診療時間/月・水・木・日曜日 外来診療/9:00~11:30 手術治療/13:00~17:00
金曜日 8:30〜10:30(外来診療のみ) 土曜日 16:00〜19:00(手術治療のみ)
休診日/火曜日・祝日
ホームページ http://chiba-varix.com/

西村暁さん
兵庫医科大学卒業、東京女子医科大学付属第二病院(現・東医療センター)外科、東京女子医科大学整形外科を経て、『にしむら整形外科クリニック』を開院。日本整形外科学会認定整形外科専門医。
医師として地域に貢献することを志し
総合的に患者さんを診るための知識を培う

 幼少の頃から持病の喘息を抱えており、そのつらい経験から人を助ける仕事につくことを志したという西村暁院長。医師の父親・叔父を尊敬していたことで、その背中を追いかけるようにして医師の道を志すようになったという。地域に密着して、住民の日常的な診療に携わりたいと思ったのも同様に父親が開業していたからという点が大きい。
「父の病院に遊びに行くと、病気や怪我が治り笑顔で帰る患者さんの姿を見て、自分も同じ道を進みたいと思うようになりました」
 また、西村院長は、「医学は大変奥が深いので、日々勉強することが大切だと考えております」とも話す。医学を学んでいくうちに、腰痛や肩こりなどは一見骨や関節が原因のようにみえる。しかし、実際には内臓の疾患だったこともあり、西村院長は整形外科に加え、消化器を中心とした外科も学ぶことで総合的に身体を診られるように努めたのだ。
 一人ひとりの患者さんと話し合い、適切な治療を提供するとともに、患者さん自身で身体を治す意思を持てるようサポートしていくという毎日にも大きなやり甲斐を感じている。
「医療は日々進歩しています。常に新しい知識、より優れた治療法を学び還元することで、来院された患者さんのお役に立てればと思っております。何かお困りのことがあればご相談ください」と、西村院長は話す。
(ライター/斎藤紘)

にしむら整形外科クリニック
TEL/ 03-3200-3232
営業時間/ 9:00〜13:00 15:30〜18:30 定休日/木・日曜日・祝日
ホームページ https://nishimura-seikei.com/

藤本和幸さん
防衛医科大学校卒。自衛隊中央病院理学診療科、青梅市立総合病院リハビリテーション科勤務を経て1996年、「藤本クリニック』開設。医学博士。日本リハビリテーション医学会専門医。

衝撃波機器(ED1000)治療:9週間で12回が1クール。症状によって適宜に選ぶことが可能。1回の治療は20分。新生血管が形成。
EDに対する総合的な診療で実力示す
根本治療に安全な衝撃波機器を活用

『藤本クリニック』は、ED(勃起不全)の治療に訪れる男性が絶えない医院。院長藤本和幸さんによる生活習慣病や更年期障害の治療を含めた総合的な診療と衝撃波機器(ED1000)で症状を改善するメンズヘルス外来が目的だ。
「ED治療は、内服による治療が中心とされていますが、生活習慣病やメンタル的な面など色々な原因が重なってきているため、総合的な診療も必要になってきます。内服やカウンセリング療法などの治療が困難の時には、衝撃波機器で治療します。低強度体外衝撃波を与えると、細胞の内外で反応が起こり、新血管を生成する細胞増殖因子が放出され、増殖性細胞核が生成されることによって新生血管が形成されます。EDの根本治療法で、副作用は一切ありません。心臓病治療でも使われる機器で、その有効性と安全性が証明されています」
 医学博士として総合医療に取り組んできた経験と知見が生かされる。
(ライター/斎藤紘)

医療法人社団 廣和会 藤本クリニック
TEL/03-5685-2151
診療時間/月〜土曜日 9:00〜12:00 15:00〜17:00
(土曜日のみ午後は予約制)日曜日 9:00〜11:30
定休日/水曜日・祝日・日曜日午後
ホームページ http://www.fujimoto-clinic.or.jp/

楠元孝幸さん
奈良県立医科大卒。1978年、『楠元内科医院』開院。日本医師会認定産業医。日本東洋医学会漢方専門医。日本総合健診医学会人間ドック健診専門医。日本体育協会認定スポーツドクター。

『高濃度ビタミンC療法』 20,570円(税別)
『血中ビタミンC濃度測定』 2,570円(税別)
『G6PD活性検査』 8,400円(税別)
高濃度ビタミンCの点滴でがんを予防
美容やアンチエイジングの効果も指摘

『楠元内科医院』の院長楠元孝幸さんは、全人的医療の一環として代替医療の点滴療法に力を入れる。中でも『高濃度ビタミンC療法』は、がんの予防や美容、アンチエイジングの効果が期待できるという。
『高濃度ビタミンC療法』は、強い抗酸化作用で活性酸素を捕捉し細胞の癌化を防ぐ、ストレスによって消失した体内のビタミンCを補う、 免疫力を増強する、ウイルスの増殖を阻止し細胞増殖を抑制するインターフェロンの産生を促す、薬物代謝に代わって発ガン物質の解毒、排泄を促す、発ガン物質ニトロソアミンの胃での生成を抑え、胃がんのリスクを軽減する、ウイルスを不活性化させる、抗酸化作用で老化防止に大切な役割を果たす、皮膚のコラーゲンの生成を増やすなど多様な効果が期待できます」
 点滴の前後には、血中ビタミンC濃度の測定や溶血性貧血のリスクの有無を判断するG6PDという酵素の活性検査を行って安全を確保する。
(ライター/斎藤紘)

医療法人 孝徳会 楠元内科医院
TEL/0996-62-8600
診療時間/8:30~12:30 16:00~19:00
休診日/日曜日・祝日・木、土曜日午後
ホームページ http://www.kusumoto-naika.com/

荒木進さん
東京医科大医学部卒。豪州に留学。公立病院勤務、東京医科大准教授を経て、2008年、『おおたかの森耳鼻科モーニングクリニック』開業。18年1月、六本木に分院開院。

下左:耳鼻科診療室 下右:手術室
耳鼻咽喉の高レベル治療で際立つ実績
人間ドックと手術を同一の施設で施行

『モーニングクリニック六本木内科耳鼻咽喉科OR』は、耳鼻咽喉科領域にまで広げた人間ドックとその検査結果に基づく日帰りの副鼻腔手術や鼻中隔湾曲症の鼻閉改善手術で声価を高めている医院。「モーニングクリニックグループ」代表の荒木進さんが新しいコンセプトで構築したクリニックだ。
「医院名末尾の『OR』は、オペ室を指します。全国では初めてともいえる消化器と頭頸部、耳鼻咽喉を中心とした新しい形態の人間ドックを基本コースに掲げました。ドックで再検査が必要と判断された方は、当院専門外来を受診していただき、病状によって、最新の電子スコープとレーザーによる副鼻腔手術や鼻中隔矯正術も日帰りで行うことが可能です。耳鼻科と協力して苦痛のない経鼻胃カメラも特長です」
 荒木さんは、母校、東京医科大学准教授時代を含め、副鼻腔内視鏡手術約2000件以上、鼻腔形態矯正手術約1700件以上などの施行実績を持つ。
(ライター/斎藤紘)

モーニングクリニック 六本木内科耳鼻咽喉科OR
TEL/03-5860-6935
ホームページ http://www.morning-roppongi.com/

院長 坂田尭久さん
日本大学松戸歯学部卒。東京や神奈川の歯科医院勤務を経て2017年、『ノア歯科クリニック中目黒』開院。日本口腔ジルコニアインプラント学会理事長。臨床ゲノム医療学会認定医。
副院長 坂田佳奈さん
日本大学松戸歯学部卒。『ノア歯科クリニック中目黒』開院に先立ち千葉、埼玉県内歯科医院勤務を経験。日本口腔栄養医学会理事長。 日本歯周病学会、抗加齢医学会などに所属。
分子栄養療法を取り入れた全身歯科樹立
一般歯科と口腔内科で健康をサポート

 歯の状態だけでなく血液検査で体を分子レベルまで調べ、治療と予防を目指すこれまでにない歯科医院が2017年に誕生した。『ノア歯科クリニック中目黒』。全身状態やその人自身を知らなければ本当に良い歯科治療はできないとの考えから、全身を診る歯科治療を行っている。院長坂田尭久(たかひさ)先生の「一般歯科」と妻で副院長の佳奈先生の「口腔内科」を組み合わせた「全身歯科」が診療を貫くコンセプトだ。
 そのための手段の一つが、「健康な歯周組織の細胞をつくる根本は栄養素」と考える分子栄養療法(オーソモレキュラー)。身体の状態を60項目も調べる血液検査を行い、不足している栄養素を判断する。さらに、補充する栄養が効率的に利用されるように口腔や腸内環境の改善、デトックスを歯科的観点から行う。並行して虫歯や歯周病、噛み合わせなどの歯科治療も進め、体の内外両面で免疫力を上げ、健康をサポートする。従来の歯科医学では解決できない領域にアプローチするのが特長だ。
「自分が受けたくなるような治療」を基準にする坂田夫妻の挑戦は始まったばかりだ。
(ライター/斎藤紘)

ノア歯科クリニック中目黒
TEL/03-5734-1456
診療時間/ 10:00〜13:00 14:30〜18:30 休診日/水曜日・祝日
ホームページ http://www.noah-dental.com/


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