日本が誇るビジネス大賞 2019


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高齢者の「在宅復帰」を
サポートする介護老人保健施設

地域の人々に求められる
最良の介護を提供


 介護医療事業に幅広く取り組む『森田記念会』。事業の核となるのが医療法人が運営する介護老人保健施設『プロスペクトガーデンひたちなか』だ。理事長の森田隆さんがかつてアメリカの大学病院に勤務していた際、患者さんの在宅復帰を助ける研究所に出会って感銘を受けた。「プロスペクトガーデン」とは、将来を見通す庭という意味でその研究所の名称に由来している。その理想をもとに、「在宅復帰」を目指せる施設としてオープンしたのが同施設である。
 対象となるのは、寝たきりや障がいを持った方、認知症のある方など、要介護状態と認定された方で、入浴や食事支援などの看護・介護サービスやリハビリ・レクリエーションを通して、日常生活上の援助や日常機能の向上をサポート。同時に高齢者の自立を支援し、家庭生活への復帰を目標とする。家庭的な雰囲気のなか、入所者の意思や人格を尊重し、常に入所者の立場に立ったサービスが提供されているのも魅力的といえよう。
 同施設では、ショートステイも受け入れている。在宅での生活が維持できるように食事や入浴などの介護サービスやリハビリを実施。介護される側に快適なだけでなく、介護する家族の多忙時やリフレッシュの際にも利用することができ、家族の支援にも役立つサービスとして評価が高い。さらに、日帰りの通所リハビリテーション(デイケア)も提供。日常生活機能の維持・向上のための各種リハビリ訓練や食事、入浴、レクリエーションなどをして過ごす日帰りのサービスで、高齢者の交流の場にもなっている。
『森田記念会』では、訪問介護事業のほか、特別養護老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅、内科・呼吸器内科・泌尿器科の診療科を持つクリニックを開設。デイサービスやショートステイ専門の施設も設け、健康で生きがいのある生活を応援している。
「命と尊厳」を守るスペシャリスト『森田記念会』。人間愛を大切にし、地域の人々に求められる最良の介護を目指したサービスは、人生100年時代となった今、もっとも必要不可欠な社会貢献事業の一つといえる。
(ライター/ナガノリョウ)

医療法人 森田記念会 介護老人保健施設プロスペクトガーデンひたちなか
TEL/029-354-3210 Eメール/info@morita-kinenkai.com
ホームページ http://www.morita-kinenkai.com/

人の動きに近いロボットハンドが
未来を切り拓く

器用なロボットハンドが
人との協働に活躍


 工業用宝石加工を原点に、光通信部品、超小型モーターなどを提供する『アダマンド並木精密宝石株式会社』がリリースしたのが、協働ロボット用ロボットハンド『K3ハンド』。近年、理化学実験から組み立て、お弁当の盛り付けまで、人と一緒にタスクを行う協働ロボットが急増しているが、同社のロボットハンドは、それに不可欠な小型軽量化、器用さを備え、人が怪我をしない安全性を叶える。きめ細かな動作制御が可能なロボットハンドの3本の指は、パソコンのマウスやペン、ガラス製器具からコロッケ、シリコーンカップまで様々な形状、硬さのものをしっかりつかめ、多種多様なタスクに対応。また、クラッチ機構で人との衝突時の怪我も回避可能。
 同社のロボットハンドのコンセプトは、「擬人化」。優れた技術が、未来のロボット時代に貢献することは想像に難くない。
(ライター/ナガノリョウ)

アダマンド並木精密宝石 株式会社
TEL/03-5390-7620(モーター営業部直通)
Eメール/motor-salesjp@namiki.net
ホームページ https://www.ad-na.com/

エアコン関連フィルター、樹脂成形フィルター、アキュウムレーダーフィルターなど用途に合わせたありとあらゆるフィルターを製作。
オーダーメイドの金属フィルター
多種多様な用途で一個から量産まで

要所で重要な役目
フィルター一筋60年


 水やオイルや空気から進入する異物を濾過し、本体を守る役目を果たしているフィルター。要所要所で地味な活躍をしている『株式会社バンテック』。創業時は、万年筆などの高級ペン先の製造工場で品質にこだわるため、大量生産が難しかった。そこで打開策として金属フィルター製造に着手したという。すべては逆境に負けない「挑戦」から始まっている。それ以来、フィルター一筋60年。用途に合わせた多種多様なフィルターを試作開発から量産まで一貫対応している。実にシェアの60%の実績だ。「金属の網」。されど、積み重ねた経験とテクノロジーを駆使して自動車関連・水道整流器・電磁弁・空圧機など、我々の生活を陰で支えている。設計・制作の流れは、お客の要望をヒアリングし、最もふさわしい材質・形状を選定。いままで作った金型はじつに150種。2002年に中国瀋陽市に、2007年にはタイ・チョンブル県に相次いで会社を設立し、2箇所とも現在は工場を設立し、世界で活躍中だ。
(ライター/吉尾訓明)

株式会社 バンテック
TEL/0282-86-8668 Eメール/info@vph.co.jp
ホームページ http://www.vth.co.jp/

『Laser Decorator LD-80』
外形寸法:286(幅)×383(奥行)×308(高さ)㎜
本体重量:12kg オープン価格

左下:口紅ケース、ペン、スマホカバー、ヨーヨーなど数々のアイテムに。
箔押しに代わる新しいテクノロジーでワンランク上の価値を。
半導体レーザーを使った
世界初の箔転写機

レーザー箔転写で
ワンランク上の価値を

 静岡県浜松市にある『DGSHAPE株式会社』から世界初となる半導体レーザー箔転写機『LD-80』の紹介だ。レーザー光で箔をピンポイントで加熱できる独自技術を開発し、従来の技術では困難であったアクリル、ポリカーボネート、ポリプロピレンなどのプラスチック素材への箔転写が可能になった。これまでの箔押しは、金箔、銀箔のメタリックの輝きを持つ箔を熱と圧力で転写する特殊印刷で大がかりなものだったが、光を1点に集めることができる半導体レーザーの特性により、小さな文字や細かな線もくっきり美しく仕上げられるようにした。操作性は極めて簡単。材料をセットし、転写面に箔をのせて光吸収フィルムをスライドさせるだけで本体のセットが完了する。設置場所を選ばないコンパクトでスタイリッシュなデザインで店頭での使用はもちろん、各種イベントなどに手軽に持ち出せる。箔押しに変わる新たなテクノロジーで加飾ビジネスに高い付加価値を提供している。
(ライター/吉尾訓明)

DGSHAPE 株式会社
TEL/053-482-7069 Eメール/dgs-sales@dgshape.com
ホームページ https://www.dgshape.com/

上左:鋳造1000㎜直径一脱硫装置インペラー300㎏
上右:『シリコロイA2金属粉末』(32ミクロン)
高強度:引張強度1800N/㎜2(時効硬化熱処理後)
高耐食性:SUS304相当
耐熱性:耐酸化性を有する 耐摩耗性:HRC50以上
下左:『シリコロイ(析出硬化系)』
一つの鋼で複数の特性を兼ね備えるオールラウンド型ステンレス。
シリコロイの応用範囲拡大
特殊な方法で粉末合金開発

新しい製品創出に寄与
3Dプリンターにも可能


 複数の特性を兼ね備えるステンレス合金「シリコロイ」のメーカー『日本シリコロイ工業株式会社』が析出硬化系ステンレス『シリコロイA2の粉末合金』を開発した。「シリコロイ」の開発者から研究と事業を承継した社長清水孝晏さんが不活性ガスアトマイズ法という特殊な方法で製造した高珪素・低炭素のハイグレードの球状粉末で、金型レスの試作品や複雑な形状部材の製造、製品の高機能化に寄与する。
「『シリコロイA2』は、高強度、高硬度、耐食性、耐熱性、耐摩耗性、耐焼付き性をバランスよく兼ね備えたオールラウンド型ステンレスで、その粉末合金は、3Dデータを準備すれば木型や金型は不要で複雑な形状部材を直接造形できる。金属3Dプリンターや、金属製品をプラスチックと同じ成型感覚で製造できる。基材表面に皮膜を形成する溶射などへ応用でき、製品開発の可能性が大きく広がります」
 清水さんは、析出硬化型高珪素三相ステンレス鋼の硬化方法などで特許を取得、研究努力で「シリコロイ」の進化を牽引してきた。
(ライター/斎藤紘)

日本シリコロイ工業 株式会社
TEL/0791-56-0715 Eメール/shimizu-takayasu@carrot.ocn.ne.jp
ホームページ http://www.silicolloy.co.jp/jsl/

アムニモ社の独自開発。
センサーが取得したデータをアナログ入力し、LoRaWAN通信で親機のゲートウェイに送信する装置。低消費電力、長寿命でデータを取得し続けることができる。
左下:2018年に出展したCEATEC JAPANの会場では、電機メーカーのほか、建設会社、計測会社など、幅広い業種のお客様が来場。既存のビジネスに『IoT』を組み合わせて、サービス化したり、新たな価値提供につなげたい企業との協業を積極的に進めている。
産業向けIoTに
新たな枠組みを提供する会社

困難な『IoT』導入を
手軽に、リーズナブルに


『アムニモ株式会社』は、手軽に使える『IoT』をめざす、産業向けIoTのスタートアップ企業。生産性の改善や人手不足の解消を『IoT』で図りたいが、何から始めればよいかわからないという企業は多い。また、ハードウェアの購入やシステム構築にかかる費用の多額さ、決裁の難しさ、実施期間の融通が利かないという悩みもつきものだ。
 そんな問題を解決するのが、同社による『IoT』のパッケージ化。『IoT』が手軽に開始できるサービスだ。サブスクリプションのため、負担は毎月一定額に抑えられ、決裁もスムーズ。短期契約も可能で、リスクも低減。機を逃さず、素早く、リーズナブルに利用できることで、ビジネスチャンスは大きく広がることになる。
 産業向け『IoT』の世界に、新たな枠組みを提供する同社に、熱い視線が集まっている。
(ライター/ナガノリョウ)

アムニモ 株式会社
TEL/0422-52-6779 Eメール/info@amnimo.com
ホームページ https://amnimo.com/

『フジGRPパイプ』
食品工場、給食センター、コンビニ弁当工場、フードコートなど食品・厨房向けの高温配水管に。
耐熱性耐薬品性で群を抜く
排水用パイプの普及が加速

薄肉軽量で取扱い容易
厳しい環境下で使用可


 高温の排水が出る食品工場や給食センター、薬液混じりの排水が出る化学工場や病院、研究機関などで導入が進む排水用パイプがある。『富士化工株式会社』の『フジGRPパイプ』。内層をポリプロピレン樹脂、外層をガラス繊維で強化した繊維強化熱可塑性プラスチックFRTPを一体成形した二層管で、100℃の高温排水に対応し、薬液洗剤でも腐食せず長期間使用できる優れた耐熱性、耐薬品性が普及する理由だ。
『フジGRPパイプ』は、マイナス10℃から100℃までの幅広い環境に耐えられる強度を持つのが特長。加えて、薄肉、軽量で取扱いが容易のうえ、熱膨張係数が極めて小さく、紫外線劣化も少ないため、天井吊り配管や露出配管、屋外配管に適している。洗剤、酸、アルカリ、塩類などを高温、高濃度で使用する環境にも設置が可能だ。小口径製品から大口径製品まで用意、選択肢も広い。
(ライター/斎藤紘)

富士化工 株式会社
TEL/0545-61-1370
ホームページ http://www.fujikako.co.jp/

下左:『フリーフレーム工法』
FMタイプ(スターラップを施工しない場合)
下右:FPタイプ
(スターラップを施工する場合)
のり面崩壊防止に威力発揮
フリーフレーム工法の実力

高い設計自由度に特長
自然景観との調和可能


 台風や集中豪雨、大地震などによる自然災害が相次ぐ中、高速道路やダム、急傾斜地などののり面を強固に保護する『フリーフレーム協会』推奨の『フリーフレーム工法』の有効性が注目度を高めている。
『フリーフレーム工法』は、地山に合わせて自在に変形できるクリンプ金網の型枠を用い、地山と型枠を一体化させるモルタル吹付けで連続したのり枠を構築する工法で、強度に優れ、設計の自由度も高い。現場打ちのり枠工での施工が困難だった場所での施工も可能になるほか、緑化工事も同時に行え、自然環境との調和を図ることもできる。東京・上野の「フリー工業株式会社」の長岡信玄社長が急峻な国土の地形と多雨多湿の気候条件を考慮して1975年に発明した技術で、アジアを中心に海外でも採用されている。『フリーフレーム協会』は、この工法の普及と技術の進化を追求してきた団体。
(ライター/斎藤紘)

フリーフレーム協会
TEL/03-3624-8374
ホームページ http://www.freeframe.gr.jp/


〒160-0022 東京都新宿区新宿2-15-2 岩本和裁ビル5F TEL.03-3352-8107 FAX.03-3352-8605