日本が誇るビジネス大賞 2020


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「新豊洲 Brillia ランニングスタジアム」
左上:渡部功治社長に焦点を合わせたビジネス本「なぜ、あの会社には人材が集まるのか? 人材が集まり利益を生む会社の条件」
ダイヤモンド社刊 単行本
著者はダイヤモンド・ビジネス企画取締役編集長。


代表取締役
渡部功治さん
2005年、専務取締役として『中央建設株式会社』入社。2008年、代表取締役就任。2010年3月に東京進出を決め、2012年、東京本社を開設。2019年には宮城県岩沼市に東北支店開設。「敵は己にあり」が座右の銘。
建設技術のプロ集団の力結集し
東京進出後の新たな高みに挑む

線で考える積極的戦略
時代の課題を深く洞察


「淘汰される負け組ではなく、生き残る勝ち組になるための経営戦略」
 地方の老舗建設会社の暗い先行きを見極め、活路を求めて上京、壮絶ともいえる営業努力の末、旧体制をリセットし、新たな能力を備えた会社に生まれ変わらせた気鋭の経営者、『中央建設株式会社』の四代目社長渡部功治さんがこのプロセスを通して追求してきたテーマだ。建設を担ったオリンピック関連の世界初の施設、「新豊洲 Brillia ランニングスタジアム」の出来栄えで脚光を浴び、躍進のステージに立った渡部さんの思考回路はステップアップに向けて活発化する。
「私は、自分の感覚を信じて目標達成一筋に歩んできました。目標を山に例えれば5合目近くまで来たかなと思っています。今後は社全体で約110名の社員を私が適正規模と考える200名まで拡大することと、これまで培ったノウハウと経験を生かした提案型の建設事業が可能な体制の構築を目指し、企業のブランディングに直結するシンボリックで目立つ建物を残していきたいと思っています」
 渡部さんの思考回路の特長は、点でなく線でものごとを考えることだ。
「巷では、オリンピック後の建設需要の低迷を懸念する声が出ていますが、それは点の話。点でものごとを考えると消極的になりがちですが、先の先までも線でつなげて考えていけば全く違う景色が見えてきます。東京で建設需要がなくなることはありえませんし、高度経済成長期に建てられ、老朽化した建物の建て替え需要やインバウンドの増加による新規施設の建設需要もあります。大切なことは、どんな時代も淘汰される側ではなく、成長をし、勝ち組であり続けるかどうかで、平成から令和への移行、オリンピックを新たな時代の幕開けととらえ、時事的なトピックに惑わされることなく積極的に事業を展開していく決意です」
 このような大局観の下に構築した経営戦略は、志から受ける印象とは異なり、堅実さ、緻密さ、周到さが際立つ。少子高齢化や労働環境の変化、逼迫する国家財政など時代の課題に対する洞察が投影されているのが特長だ。そのキーワードは安全、品質、コンプライアンス、人材、技術継承、さらには事業承継、そして積極的な民需開拓。中でも「テーマは人、そして全ては未来へ…」という同社のキャッチフレーズが示す人材重視が要の理念だ。
「人こそが経済すべての源であり、人生をかけて入社してくれた社員は会社にとって財産」と強調する渡部さんは、年齢による給与カットなしの70歳定年制や婚活支援金支給、資格取得費用補助などの労働条件を前面に掲げての社員募集を実施するなど、人手不足が深刻化する建設業界にあって、この人材確保戦略が功を奏し、大手ゼネコンをはじめ、地場ゼネコンや中小工務店出身の技術者など多種多様な人材が集まり、プロの技術者集団へと変貌していった。
 また、平成30年に成立した働き方改革関連法に先立って「働き方改革実行委員会」を立ち上げ、渡部さん自らが実行委員⻑となって社員がより働きやすい環境の整備に着手したほか、法律や規則、倫理、道徳を守って経営を行うコンプライアンス対策やハラスメント防止対策にも力を注いだ。 さらに、多様な人材が集まり、社員同士が切磋琢磨する中で、熟練世代から若年世代への技術の継承も可能になり、「技術者こそが主役であるべきだ」とする渡部さんの思いに沿う体制が整っていった。社員教育でも渡部さんは、「なぜこの工法や材料を採用したのか」など、細かい点まで全てを説明できるプロになるよう積極的に指導している。
「年々、新入社員が増えていくことで、ひたむきでパワーのある若手層と、知識経験が豊富なベテラン層が重なり合い、活気ある職場を作ってくれています。パートナー企業の方々を含め、社員同士が上下の垣根を越えて何でも気軽に話し合える、そんなオープンな社風もスムーズな技術継承を後押ししてくれています」
 こうして蓄積していった技術力で施工する建設の品質を維持するために、着工から竣工までの全工程で検査を行う品質管理部や、より安全安心な施工を促すために潜在的なリスクを洗い出すアセスメント管理室を社内に設置、発注元から信頼を得る大きな要素になった。
 民需開拓は、公共工事中心の受注活動から民間建築の元請中心の受注活動へのシフトを意味し、東京進出の動機とも重なり合う。その点について渡部さんは、「地方の建設業界は厳しく、私は愛媛での公共事業という水場はいずれ干上がり、社員に十分に水を供給することが不可能になると考えていました。だから東京へ井戸掘りに来たのです」と表現する。
 民需開拓が成果を結び、現在同社は、マンションや商業施設、ホテル、複合施設、工場、事務所、店舗兼住宅、幼稚園などの新築から改修、耐震補強工事に至るまで民間発注の工事を幅広く広域に手掛けている。
 15坪の事務所に社員2人という東京支店から2017年に158坪の近代的なオフィスに移転し、東京本社に組織替えして小型ゼネコンともいえる総合建設会社へと完全なリセットを果たした渡部さん。「大手ゼネコンと肩を並べる品質の良さとスピーディーで小回りの効く体制」を強みに、新たに目標と掲げた高みへのステップアップに挑んでいく。
(ライター/斎藤紘)

中央建設 株式会社
TEL/03-3457-8181 Eメール/chuo88@chuokensetsu.com
ホームページ http://www.chuokensetsu.com/

意匠性にも優れ、美しいのが特長。
カラーバリエーションも豊富。
日本は地震が多い国
それに強い新しい天井

従来よりも軽く
施工の範囲が広い


 日本は、地震大国だ。地震の際に危険とされるのが天井の落下であり、社会現象とされている。一般的な天井は素材自体の重量以外に、それを支えるための構造材や補強材などの重量も加わることになり、その結果、地震の際に天井が落下する危険性が大きい。実際に、崩落した天井をテレビなどの映像で観た記憶があるはずだ。
 愛知県豊田市にある『太啓建設株式会社』は、『ファイバー天井システム』による天井の施工を行っている。膨張や収縮が極めて少ないグラスファイバー製シートに専用金具を取り付け、両側から張力をかける独自の方法で水平な天井を作ることができる。大規模な地震によって避難場所となる公共施設や工場などの天井落下の不安を取り除くことができ、企業においてはBCP確保にも繋がっている。居住空間と屋根部分との間に張る工法。膨張や収縮が極めて少ないグラスファイバー膜を独自の工法により巻き上げ、高い張力を保って室内空間に張ることで天井となる。大規模な地震の際の住宅や工場、公共施設などの場において、天井落下の不安を取り除くことができる。工期も一般の吊り天井と比較して、全面的な足場を設置することが不要になり、大幅な工期短縮が可能となった。コストの面においても、足場設置面積が縮小できたことによるコスト削減に加え、全面足場が不要なため、既存の備品や工作機械などを移動する必要がなく、事業への負担も少ない。耐震対策の面では、建築基準法に基づく天井脱落対策が義務化されたことにより、新築の建物やすでにある既存の建物の構造に手を加えることなく、天井を施工することができる。
 デザイン面も重要な要素。これまでの天井と違い、どの様な構造でも隙間なく弛みのない施工で大きな面積に対応でき、カラーも多くあり、デザイン性も意識している。シート材の重さは、一般の吊り天井の40分の1と極めて軽く、一般的な膜天井と比較しても約2倍の強度がある。空間を仕切ることで空調効率も上がり、コスト削減が期待できる。さらに、高さ6m以上、広さ200㎡超の大空間でも通常の耐震天井の有効な代替手段ともなる。
 また、屋根と天井が離れている物件や一般的に斜め天井、船底天井といった工期が長期化するような物件でも短期間でキレイに仕上げることが可能。
 本内容は、岡山県津山市企業とともに一般社団法人ファイバーシート天井システム協会として共同で設立し、全国への普及活動を行っている。
(ライター/吉原賢)

太啓建設 株式会社
TEL/0565-32-1277 Eメール/okahiro@taikei-con.co.jp
ホームページ http://www.taikei-con.co.jp/

代表取締役
田中充さん
前職は、コーティング剤メーカーの営業マン。ここで出会った『フローリングコートG』の魅力に惚れ込み、施工会社を立ち上げた。社名の『TG』には、テクニカルギャング=技術を持った集団の意味が込められているという。
コーティングで住環境を美しく
調湿シートやフィルターも好評

シックハウス物質なし
掃除やお手入れも楽々


 住環境改善に資する商品の企画開発、販売施工を手掛ける『株式会社スクエアTG』の各種コーティングや『畳下調湿シート』『換気扇フィルター』が好評だ。施工対応エリアは、大阪市を中心に関西全域。美しい仕上がり、優れた機能性に依頼主から喜びの声が絶えない。
 コーティング分野で人気なのが、環境配慮型フローリング専用ガラスコーティング剤『フローリングコートG』による『フロアコーティング』。ガラス状の塗膜が床を長期に保護して汚れを抱き込まないので美観を保ち、危険な床の滑りを抑え、歩行に適したスリップレス効果を発揮する。定期的なワックスがけが不要で、水拭き、中性洗剤拭き、アルコール拭きが可能だ。シックハウスの原因となるホルムアルデヒドの放散が無い無機系コーティングで安全性が高く、住宅の内装に使われる建材の中でホルムアルデヒドの発散量が最も少ないランクに入る。
「水廻りコート」は、水廻りにフッ素コーティングを施し、基材表面の細かな凹凸を埋め、日々のお手入れを楽にする。キッチン天板には、クオリティの高いガラスコートも用意している。頑固な汚れがつきにくく、ちょっとした汚れも簡単に落とすことができるため、掃除の時間がなかなかとれない人や水廻りの掃除が苦手な人、衛生的な環境を維持したい人に最適だ。
『CF床コート』は、洗面やトイレなどによく用いられ、汚れが取りづらいクッションフロア(CF)をシリコーン塗膜で保護し、掃除をしやすくする。
「玄関床コート」は、シリコーンが基材を凹凸や細孔に浸透させ、玄関フロアの汚れの原因となる汚れた水分の浸入を防ぐ。自然な仕上がり、優れた撥水性、天然石のひび割れ防止効果に特長がある。
『畳下調湿シート』は、調湿性のあるB型シリカゲルをシート状にした製品で、長期的な使用が可能。畳表には効果は及ばないが、畳下に敷くことでカビやダニの発生しにくい湿度条件を整える。
『換気扇フィルター』は、ガラス繊維タイプと不繊布タイプがあり、使用サイズに合わせた製品を用意。フィルター交換も簡単なうえ、難燃性素材で安心だ。
(ライター/斎藤紘)

株式会社 スクエアTG
TEL/0120-131-139 Eメール/info@squaretg.co.jp
ホームページ http://www.squaretg.co.jp/

代表取締役
友生(ともの)荘一さん
2017年10月『ピーエスエス株式会社』設立。『密漁監視・海上防犯システム』の開発、販売、『イーバックチェア』『不燃ハードケース』『スモークフード』『感染症防護対策キット』などの防災商品販売事業展開。
密漁監視システムの機能を強化
画像鮮明度を高める装置を導入

夜前早朝の監視に寄与
漁業を守る思いを投影


 2350件。2018年に送致された国内密漁事犯だ。この件数は氷山の一角で、闇夜に乗じて検挙を逃れた分も含めると、密漁被害は年間数千億円規模にのぼるといわれる。こうした密漁被害から日本の漁業を守りたいという思いから生まれた画期的な密漁抑止技術がある。社会に役立つ技術の開発を手掛ける『ピーエスエス株式会社』の代表取締役友生荘一さんが情報通信技術を活用して開発した『密漁監視・海上防犯システム』。導入した漁協での技術評価を踏まえて画像鮮明度を飛躍的に高める技術も新たに加え、監視機能が強化したバージョンの普及を進める。
『密漁監視・海上防犯システム』は、運用コスト軽減のため市販のシステムを活用したのが特長。監視に最適な沿岸部に設置する。監視カメラは高精細度のPTZ(パン チルト ズーム)カメラで、事前に登録した監視方向へ最大36ポジション方向切り替えが可能なうえ、画像処理機能も搭載、雨や雪、夜間でも鮮明に画像を送信することができる。警戒領域に侵入した不審船をレーダー検知すると威嚇音声発生装置が作動し音声で威嚇すると同時に、パソコンやスマホへアラートで知らせ、監視カメラでモニタリングしたFull-HDの画像を定期的に保存、伝送する仕組み。レーダーの設定もパソコンから遠隔操作できる。バッテリーとソーラーパネルを搭載し、商用電源のない環境でも運用できる。公衆無線回線を利用するため特別な工事も不要だ。
 新たに加わった技術は、カメラ機器制御盤内のカメラレコーダーと屋外用PTZカメラの間に画像鮮明化装置レッドスーパーアイと昼夜切替タイマーを導入、夜前早朝を含め見にくいカメラ画像の鮮明化を図ったものだ。システムを導入した愛媛県の愛南漁協向けに開発したものだが、画像の鮮明度に驚きの声が上がったという。
「海上保安庁は密漁について、実行部隊と買受業者が手を組んだ組織的な形態で行われるもののほか、暴力団が取引価格の高い漁獲物を資金源にする事例も見受けられ、手口は悪質かつ巧妙と指摘しています。密猟で狙われるのはアワビやサザエ、伊勢海老、シラスウナギなど高値で売れるいわゆる水産資源。開発したシステムが効率的な密漁監視体制によって密漁抑止力を高めることができると確信しています」
(ライター/斎藤紘)

ピーエスエス 株式会社
TEL/078-811-2773 Eメール/soichi.t-8319@r8.dion.ne.jp
ホームページ https://sea-security.jp/

粘着性と耐震性で耐震固定に威力
特殊ゲル材のアンカーレスシート

床を傷つけず転倒防止
最適サイズに裁断可能


 巨大地震が想定される中、設備や装置、精密機器、家具、大型家電、屋外設置物などの耐震固定で強い力を発揮し、利用されるシーンが大きく広がっているのが『株式会社枚方技研』が誇る『ノンブレン』シリーズの一つ、アンカーレス耐震固定シート『タックゲル』だ。高い緩衝能力と強い自己接着能力を併せ持つゲル材で、床や対象を傷つけずに転倒防止が可能になる優れた特性が需要を広げた理由だ。
『ノンブレン』シリーズの基材は、同社が開発した超軟質のポリウレタン近ゲル材エラストマーで、優れた防振性、防音性、衝撃吸収性、耐薬品性、耐油性を持つ。その代表的な製品である『タックゲル』は、アンカーボルトの引き抜き荷重にも劣らない粘着強度を持つのに加え、①アンカーボルトが不要になるので床にボルト痕や穴が残らない ②支える対象物の大きさや重さから適したシートサイズを選定できる ③自由な大きさにカットできる ④特殊な工具無しに簡単に取り外せる ⑤自己粘着性を持ち水で洗って乾かせば繰り返し使うことができ、レイアウト変更が自在 ⑥可塑剤を使っていないため粘着面を汚さない ⑦アウトガスが発生しない、などの特長がある。
 このため、床の強度が不足してアンカーボルトを打つことができない建屋の中間階以上の場所、汚染やアウトガスが許されないクリーンルームなどに最適だ。また、『タックゲル』を工場などで利用するときは、同社は日本建築センターの建築設備耐震設計・施工指針に基づいて工場が遭遇する可能性のある地震規模を想定して耐震クラスを設定するほか、指定された地震加速度がある場合は指定された地震加速度(ガル)を元に転倒シミュレーションを行い適正なサイズを算出する。
『タックゲル』には、屋外で使用可能なバージョン『タックゲルEX』もある。紫外線や雨水を想定した耐候試験に合格した耐候性、耐水性に優れたアンカーレス耐震固定マットで、太陽光パネルなどの設置物の耐震固定、店先に置かれる看板やのぼりの固定に有効で、特に墓石の固定で実績がある。
『ノンブレン』シリーズは、半導体製造装置や液晶基板製造装置などと並ぶ同社の主力製品である防振材を象徴するもので、汎用固定具の名称で特許も5件取得している。
(ライター/斎藤紘)

株式会社 枚方技研
TEL/072-396-9001
ホームページ https://www.hirakata-g.co.jp/

代表取締役社長
石川和男さん
機械加工に参入して
多種な受注に対応

金型用ピンの内製化で
新規案件の獲得に意欲


 埼玉県入間郡三芳町にある『株式会社石川製作所』は、1959年創業で、エンジン関連部品の金型生産に創業以来、一貫して取り組んでいる。それにより、シリンダーヘッド用金型においての専門メーカーとして認められる地位を築いた。とくに、自動車・オートバイの分野では、LPDC、GDC、ダイカスト金型によって、高性能な製品を数多く製作し、その証として各メーカーや企業から高い評価を得ると同時に、信頼も得る結果となった。
 また、業界の先駆けとして導入たNC加工設備は、金型づくりの技術革新と言われ、その導入をはじめ、高速グラファイト加工機や高速マシニングセンター、DNC、3DCAD/CAMなど最先端の設備を導入し続け、リードタイムを短縮することができ、さらに高精度化も実現した。
 これまで企業として培ってきた技術や経験にノウハウを加え、IT社会の現在においても金型企業として、ハイテク機器による集約とデジタル化をすることで金型づくりに夢を抱き、産業界に寄与する企業であり続けたいと考えている。
 ここに来て、新たに機械加工業に本格参入するために、NC(数値制御)旋盤を導入し、金型用ピンの製造を手掛けることになった。金型用ピンの内製化が図れ、外注することで発生していたコストを削減し、それと同じように、いくつもの工程によって納期まで時間がかかっていたが、内製化により時間を短縮することができた。さらに、様々な形状のピンを製造できることで今までに築いてきた顧客に対しても違う製品を提供できる一方で、今までとは違う「新たな業種や業態へ参入したい」と期待を込め、実現に向けた計画を練っている。
 将来的には、複数の旋盤を駆使することで部品の量産化を可能にし、さらに品質基準の厳しいと言われてる「航空機業界」へアプローチし、案件獲得に挑みたい。
 今後、企業のさらなる発展と金型加工、機械加工の業界全体にも貢献したい。
(ライター/吉原賢)

株式会社 石川製作所
TEL/049-258-1155 Eメール/info@ishikawa-dam.co.jp
ホームページ http://www.ishikawa-dam.co.jp/

タイルカーペットを洗って
「再生する」という考え方

環境負荷を減らして
カーペットを再生する


 タイルカーペットを廃棄することなく、再生洗浄する『リセッターサービス』をご存知だろうか。タイルカーペットを床から剥がし、『シーバイエス株式会社』のタイルカーペット洗浄機『ニューパイルリセッター』で洗浄。汚れ落としから脱水までの一連の作業を行うことで、カーペットが持つ本来の美しさや品質を再生することができる。
 日本におけるタイルカーペットの年間廃棄量が10万トンほどあるのはご存じだろうか?
 そのすべてを新品のタイルカーペットに張り替えた場合、1200億円のコストがかかる。しかし、これを『リセッターサービス』で再生洗浄すると、費用は最大で3分の1の400億円にまで削減できる。さらに、張り替えた場合の「廃棄物(カーペット)」と廃棄に伴い発生する「CO2(LCA換算で18万トン)」を『リセッターサービス』では、共に「0」にすることが可能だ。環境の負荷を大幅に軽減できる効果があることに加えて、再生洗浄は新開発のニューパイルリセッターで容易に行えるので、障がい者や高齢者の雇用創出にも貢献できる。環境負荷の軽減や社会貢献に努める企業にとって大きな意義のあるサービスだ。
 2000年5月に「国等による環境物品等に関する法律(グリーン購入法)」が制定され、2018年4月に「タイルカーペット再生洗浄」が環境負荷低減に資する製品やサービスに相当する「特定調達品目の役務」としてグリーン購入法に登録された。グリーン購入法は、社会の持続的発展を構築し、推進することを目指しており、関連する事業者などの責務についても定めている。
 さらに、『リセッターサービス』は、2015年9月に国連サミットで採択されたSDGs=Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の中の「質の高い教育をみんなに」、「働きがいも経済成長も」、「つくる責任つかう責任」などの目標達成に貢献できる取り組みでもあり、コスト削減、環境負荷の軽減、雇用機会の創出と社会に求められる企業になるための一翼を担っていると考える。
 そのためにも、タイルカーペットを『ニューパイルリセッター』で洗浄する『リセッターサービス』の導入を検討いただきたい。
(ライター/吉原賢)

シーバイエス 株式会社
TEL/045-640-2207 Eメール/hiroto.nakai@cxs.co.jp
ホームページ https://cxs.co.jp/

スマホガラスコート、クルマガラスコート
着物撥水、靴撥水、住宅ガラスコート
『G-POWER88』硬化後のケイ素の膜は、鉛筆硬度で日本最高硬度の9H以上の硬さが公的試験機関で証明された。
『G-POWER65』を取り扱う代理店は、全国で100店を超える。
下左:代表取締役社長 金山智富 氏
下右:半紙に文字を書き、浴槽に浮かべ、右がコーティングされた半紙。
様々な素材に塗布することができる
純度100%ののナノガラスコーティング

世界の市場で高性能を実証
多様なニーズに応える


『株式会社G|POWER』は、純度100%のナノコーティング剤『G|POWER88』を開 発した。これは、ホテル、店舗、住宅、自動車をはじめ、スマートフォン、ソーラーパネル などの環境や製品の多種多様な分野で使用されている。この製品は、ナノレベル化されたガ ラス技術の応用によって開発された。その後、多くのデータを蓄積し、2011年に画期的 なナノレベルコーティングを開発することに成功。コーティング業界でも他社の追随を許 さない製品を販売した。これを塗布し水分との化学反応によりガラスを形成させる。塗装さ れた面をガラスラッピングによって保護し、非常に美しい光沢を保つことができる。また、一度に限らず、複数回にわたり塗布することで被膜を厚くし、衝撃吸収性が高くなる。
 お客様からの声には、こだわりの車や愛車を所有する方から満足している内容の声が多く寄せられている。もちろん、これは一認であり、ホテルやレストランなどのサービス業か ら住宅業や住まれる方、さらには、ソーラーエナジー業界、スマートフォンや時計などの精 密機器から漆器という日本の伝統工芸品までと用途は広い。
『G|POWER88』の他には、布、紙、革製品をガラスコーティングする『G|POWER FX』の開発に成功。この製品は、ガラスコーティング剤の開発技術と撥水技術を用いて新たに開発。従来製品と異なる持続型撥水性能を持つ製品である。ガラスコーティング剤のシリカ分子と繊維素材分子とが強固に結合し、それに撥水機能を持つ分子がハイブリッドで結合することにより、耐クリーニング性を実現。他社の撥水系の製品向けコーティングの殆どが、クリーニング1回〜3回程度でその効力を失ってしまい、再コーティングが必要となる。しかしこの製品は、ドライクリーニングに10回以上(使用状況による)掛けても効果を持続。この性能が素材特性を維持したまま素材本来の風合いを維持し、かつ撥水性能と持続性も実現。ウエットクリーニングでは「汚れにくさ」「落ちやすさ」検査のJIS L0217 103法に準拠した試験で、10回弱効果を維持することができた。着物やウェディングドレスの布製品、提燈や和紙製品の保護など紙業界からも大きな注目を集めている。他にも様々商品の開発に成功しており、今後も多くのソリューションを提供することが期待されている。
 北海道1社、東北1社、関東6社、近畿2社、中国地方2社、九州2社 全統括代理店数13社、代理店数100社以上、施工店数300社以上 世界輸出実績 12ヵ国R1年子会社『株式会社G|POWER Earth』設立。社内体制の強化、販売網を拡大し続けている。 
(ライター/吉原賢)

株式会社 G-POWER
TEL/03-6867-1380 Eメール/maga@ifis.biz
株式会社 G-POWER Earth
TEL/03-6825-6621
ホームページ http://g-power-japan.com/


〒160-0022 東京都新宿区新宿2-15-2 岩本和裁ビル5F TEL.03-3352-8107 FAX.03-3352-8605