日本が誇るビジネス大賞 2020


ミスター・パートナー
〒160-0022
東京都新宿区新宿
2-15-2岩本和裁ビル5F
TEL.03-3352-8107
FAX.03-3352-8605
 
地元の木材を使い、お宮や神棚、木工作品など数々の作品を手がける宮大工歴40年のベテランの技。

代表 佐々木芳 さん
1975年、宮大工に弟子入り。1980年、兄弟子経営の会社に移る。1993年に退社し、一匹狼的に修行、営業を行う。1998年、元同僚大工と二人で起業。2000年、以前より興味のあった御堂、神棚の個人製作を行う。2018年『株式会社角右衛門』開業。
秋田の木材を使った
豊かな経験と丁寧な手仕事

大工の経験をお宮、神棚
各種木工の制作のために


 秋田杉は、日本の木材ブランドとして多くの人々に知られている。その秋田に拠点を置き、地元の誇る木材を使いお宮や神棚をはじめ、各種木工の制作を手掛ける『株式会社角右衛門』は、仙人の里といわれる雄勝郡東成瀬村にある。そもそもお宮は、家内安全や五穀豊穣を願うために自宅にお祀りしたり、商売繁盛や企業隆昌などを願って企業にお祀りするもので、一般的に屋外へ設置される。神棚は屋内に設置され、新居への移転やご成婚、新生児を授かったなどの幸せな暮らしのために。一方、厄年やケガ、病気や災難に見舞われたときにお参りする、「小さな神社であり、心の拠り所」である。企業では、商売がうまくいくための縁起のよいものと考えられ「縁起棚」とも呼ばれる。
『株式会社角右衛門』では、秋田杉の他にもケヤキやヒバなどの他の木材でも制作が可能で、設置作業まで一貫した施行を行う。さらに建築・土木工事に至る、幅の広い事業を展開し、地元の産業育成の一翼を担うという高い志を持っている。
(ライター/吉原賢)

株式会社 角右衛門
TEL/080-8200-8918 Eメール/co.kakuemon@gmail.com
ホームページ https://kakuemon.com/

弓の点数は日本一、300以上!

代表取締役 猪飼英樹 さん
大学卒業後、矢職人の元で修行したのち、店舗運営に携わる。その後、1941年創業の『有限会社猪飼弓具店』の三代目代表取締役に就任。2015年に店舗改革の一環として、ネットショップを開設。弓道を広めるために「弓道の日」を制定(2015年)。
弓道の普及目的で記念日を制定
ネットショップやSNSも活用

弓矢職人の元で修行し
老舗の経営引継ぎ活動


 1941年創業の『猪飼弓具店』の三代目社長猪飼英樹さんは、9月10日の「弓道の日」の制定者として弓道界で知られる経営者だ。古武道の弓術を元とし、スポーツ競技へと変遷したこの伝統武道の楽しさを広める目的で「きゅう(9)どう(10)」の語呂合わせで日本記念日協会に申請し認められ、毎年、弓道の日に記念交流射会も開かれる。2015年からは、実店舗と並行してネットショップも運営。さらに、SNSで弓道に関する情報も発信し、弓道の普及と発展に取り組んでいる。
「ネットショップやSNSでの情報発信は、とにかく弓道を広めたいとの思いからです。弓道の日の制定もその活動の一環です。この記念日をきっかけに弓道に興味を持ってくれた人が増えていますが、これからはさらに全国あちこちで大会が開かれたらいいなと思っています」
 猪飼さんは、大学卒業後、矢職人の元で修行後、店舗運営に携わり、三代目として代表取締役に就任。全国に50以上ある弓具店の中で、扱う弓・弓具の種類は日本一ではないかという。
(ライター/斎藤紘)

有限会社 猪飼弓具店
TEL/06-6301-2019 Eメール/info@ikai-kyugu.jp
ホームページ https://ikai-kyugu.jp/

ガラス繊維補強材料、金属、ガラスを駆使して、ファサードイメージの具現化に挑む。

代表取締役 櫻井正幸 さん
1960年6月7日生。千葉大学大学院工学研究科を経て1985年4月「旭硝子株式会社(現AGC)」入社。中央研究所から技術営業、設計、工場、施工管理を経験し、1990年2月より『旭硝子ビルウォール株式会社』に出向。株式譲渡による社名変更を経て、2013年1月に代表取締役に就任。
感動を与えるものづくり
仕事と言わず作品と呼ぶ

困難にあえて挑戦し
できる方法を考える


 総合的なファサードエンジニアリングを展開する『旭ビルウォール株式会社』は、建物の表情とも呼べる、外装ファサードに個性を与えるため、難易度の高い提案・検証・実現方法を要求する国内・国外の建築家に対し、「できる」という答えを出してきた。耐アルカリ性ガラス繊維で補強したセメント製品の「GRC」は、優れたデザイン性に適応するほか、従来の製品よりも軽量化を実現。ガラス繊維による複合材であることで、強靱かつ不燃性、高い耐久性を持つ。それ以外にもガラス繊維で補強した「FRP」などを提供する景観材料事業。環境エンジニアリング事業は、風切音の防止に特化したエアロフレーム事業を提供。ファサードエンジニアリング事業では、建築物の外装を設計から施工まで特化したセクションとなっている。さらに、ガラスのファサードを高度な技術力で提供するガラスエンジニアリング事業が主なサービスである。
 2020年は、設立30周年という大きな節目にあたる。これからの未来も、意匠性の高いこだわりを持つ作品づくりのために世界を目指す。
(ライター/吉原賢)

旭ビルウォール 株式会社
TEL/03-5806-3110
ホームページ https://www.agb.co.jp/

代表取締役 土江和弘 さん
2019年、大阪市の「大阪テクノマスター」に長尺旋盤による加工技術で認定され、産業の発展から後継者の育成まで尽力。
「大阪テクノマスター」が証明する
長尺旋盤加工のプロフェッショナル

軸加工で大径から長尺
特殊ネジまで作り出す


 大阪市にある『株式会社髙野鉄工所』の代表取締役である土江和弘さんは、大阪市が認める市内のものづくり中小企業で活躍している卓越した技術を持ち、次世代のための後継者の指導や人材育成に熱意を注ぐ熟練の技術者で、技能の高度化や新しい分野へ挑戦をしている優れた技術者に与えられる「大阪テクノマスター」に認定されている。
 すでに創業70年を過ぎた同社は、その長い歴史の中で培われた経験で長尺旋盤の精度にこだわり、汎用旋盤やNC旋盤の要素を融合させることで小ロットの受注にも対応することができる。具体的に軸加工においての加工設備として心間3m、4m、5mの旋盤機械を3台。それらによって加工されるものは、大径から長尺のもの、さらに特殊ネジまで加工することが可能。他にラジアール、小型旋盤、10tのホイストを使用。シャフト加工でのクランクシャフト加工や長尺ネジの加工も得意分野として手がけている。
 長尺旋盤の加工技術は、「大阪テクノマスター」の認定で証明されている。
(ライター/吉原賢)

株式会社 髙野鉄工所
TEL/06-6582-1212 Eメール/ takano-tsuchie@outlook.jp

『減圧脱水装置 Umie』

代表取締役社長 山本太郎 さん
1973年創業の『株式会社コンヒラ』の二代目社長。排水処理装置、工場用環境装置、船舶用機器などの開発、設計、試験、企画を通してクライアントのニーズを実現。船舶の海洋汚染防止に関する環境技術で躍進。
工場廃液を効率的に削減・減容化
減圧蒸留方式の処理装置を開発

高度の環境技術の結晶
長期コストダウン実現


 船舶の海洋汚染防止に関する環境技術で知られる『株式会社コンヒラ』が、その技術力で開発した工場廃水処理用の『減圧脱水装置 Umie』が好評だ。工業排水や脱脂アルカリ廃液、切削液、メッキ排水、洗浄排水などの産業廃棄物となる廃液の削減や減容化を効率よく行う安価でコンパクトな小中規模処理専用の装置で、代表取締役社長山本太郎さんは環境規制のクリアや産廃費用削減によるコストダウンなど導入のメリットを強調する。
「『Umie』は、自動吸引した廃液を真空状態でスピーディに蒸留させて固液分離し、産業廃棄物となる残渣を自動排出し、浄化した水は再利用か放流することができます。熱源には飽和蒸気を使用、加熱表面への焦げ付きはスクレーパーで掻き取り、蒸留スピードの低下を防ぎます。廃液の吸引量を自動計測することもでき、任意に設定した減容率になると自動停止します。IoTの遠隔監視で環境規制もクリアします」
 廃水処理プラントのような多額の導入費用や広大な設置スペースが必要なく、高額のランニングコストが発生しないのも大きな利点だ。
(ライター/斎藤紘)

株式会社 コンヒラ
TEL/0898-23-6660 Eメール/ info@conhira.com
ホームページ https://www.conhira.com/

代表取締役 伊藤裕幸 さん
大阪生まれ。高校卒業後、IT企業や訪問販売会社で就労後、人材派遣業界での転職を機に、同業他社では主要なポジションを務め、その経験をもとに37歳で独立、『株式会社HIT』を設立。
人材確保を求める企業の方と
求職で悩む人との架け橋になる

企業と求職者をつなげる
包括的なサポート


『株式会社HIT』は、2019年1月にセールスプロモーションや営業支援、採用コンサルティング、就活支援を事業内容として設立された。
 代表取締役の伊藤裕幸さん自身、就職氷河期の求職経験を持ち、IT企業や訪問販売会社、人材派遣業界での経験が土台となり、一人ひとりに合ったキャリアプランニングを行う。国家資格であるキャリアコンサルタントや人事法務士、労務管理士、ファイナンシャルプランニングに関する資格を持ち、多くの視点から企業が求める人材や就職に悩む求職者との架け橋となり、お互いが結びつきの大きな輪となって成長したいと考えている。
 現在は、大阪を拠点に名古屋でも事業を行っているが、東京や福岡などの主要都市での展開も視野に入れている。しかし、事業拡大は自社のみ成長が目的ではなく、「私どもと関わってくださった企業や経営者、求職者のみなさんに成長していただくことが理想である」と語る。
(ライター/吉原賢)

株式会社 HIT
TEL/06-7178-0723 Eメール/info@hit-rc.com
ホームページ https://www.hit-rc.com/

最適で最大限のコストカットを提案。

代表取締役 山本祐揮 さん
大学卒業後、大手文房具メーカーに就職。自営業を営む​両親の年金を充実させたいとの思いで独立を目指し、2019年『株式会社ARCEED』を設立、代表取締役に就任。通信費や電気代、ガス代などの固定費の経費削減支援事業を展開。
通信電力ガスのコスト削減支援
法人や事業主の利益確保に尽力

業界の新たな動き活用
個人家庭の依頼も受諾


「お客様のわくわくする気持ちを実現する方法を一緒に見つける」
 法人、事業主の利益向上に繋がる通信、電力、ガス関係のコストカットの支援に事業を特化した『株式会社ARCEED』の代表取締役山本祐揮さんの思いだ。低価格の通信サービスの登場や電力・ガスの小売自由化など業界の新たな動きを徹底的に活用し、削減幅の最大化を図る。
「通信関係では回線の自由化が進み、大手キャリアの通信インフラを借りて低価格の通信サービスを提供する事業者、いわゆるMVNOが増えました。電力、ガスの小売自由化で電力会社やガス会社も自由に選べるようになりました。生活ライフラインの業者を条件に合わせて見直し、乗り換えるだけで固定費を減らせるのです。ただ、見直し、選択には知識と手間が必要であり、その作業を当社が請け負い、最適かつ最大限のコストカット策を提案し、利益確保に尽力します」
 通信関係で10%~65%、電力関係で約5%~30%、ガス関係で約5%~30%ほど削減可能という。個人や家庭の相談にも対応する。
(ライター/斎藤紘)

株式会社 ARCEED
TEL/080-3808-7147 Eメール/yamamoto@arceed-y.com
ホームページ https://arceed-y.com/

お客様には「任せてよかった」、社員には「入社してよかった」と感じてもらう会社に。
「ご縁に感謝」、その思いをなくして『SEHIRO』の存在はないという。
安全講習を定期的に行っている。

代表取締役社長 有元浩世史 さん
2013年、自動車運送業、倉庫業、物流コンサルティング事業などを手掛ける『株式会社SEHIRO』設立、代表取締役社長に就任。貸し切り輸送、スペースチャーター便、利用輸送、倉庫保管、流通加工、DM発送代行実施。
顧客満足につながる社員同士の絆
運送業の躍進を牽引した経営理念

笑顔で働ける環境重視
需要に応える車両体制


「お客様には『任せてよかった』、社員には『入社してよかった』と感じてもらえる会社」
 運送会社『株式会社SEHIRO』の代表取締役社長有元浩世史さんが「個の力と組織の力の連携」「社員が笑顔で働ける環境づくり」をモットーに創業から7年かけて構築した会社の姿だ。社員同士の仲間意識が育まれ、その絆が顧客満足につながる好循環を生み出した。社員や家族約100人が集った新年度懇親会がその雰囲気を伝える。
 発注主のニーズに合わせて専属で輸送を行う「貸し切り輸送」を主軸に業績を伸ばしてきた有元さんは、車両の充実化にも取り組み、2020年に入って、マイナス5度からプラス25度までの間で冷蔵・常温設定が可能な同社初の大型空調車を導入したほか、大型車両4台を含む新車種5台も加え50台超の車両体制で、ニーズの多様化に応える姿勢を明確にした。2020年4月には、九州支店も開設、業務エリアも拡大した。
「ご縁に感謝」。2月から大阪府門真市周辺を走る京阪バスの車体後部広告に載せた言葉から、有元さんが仕事で重視するものが伝わる。
(ライター/斎藤紘)

株式会社 SEHIRO
TEL/072-812-3968 Eメール/ info@sehiro.co.jp
ホームページ https://sehiro.co.jp/


〒160-0022 東京都新宿区新宿2-15-2 岩本和裁ビル5F TEL.03-3352-8107 FAX.03-3352-8605