注目情報はこれだ! 2019


イギリス生活情報誌 
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高い技術で各メーカーより依頼。
2018年5月より「食品事業部」を立ち上げる。

代表 森勝呂 さん
機械系訓練校を卒業。地元企業やトラック運転手を経て機械製造・金属加工業界へ転進。主に機械の試作を手掛る会社で工場長を務める。2017年に独立、『MORIエンジニアリング』を開業。多くの機械加工技能士の資格保有。
機械の試作品で示す技術力
大手メーカーの依頼絶えず

独学で技術を学び前進
実力を裏付ける国家資格


 機械や部品の試作品や治工具の製造で高い技術力を示し、大手メーカーからの仕事の依頼が絶えない職人がいる。『MORIエンジニアリング』の代表森勝呂さん。その実力は、独学で技術を学んで取得したフライス盤1級技能士や数値制御フライス盤1級技能士、マシニングセンタ1級技能士、機械加工特級技能士などの国家資格が裏付ける。
 機械試作会社で数十人のスタッフを束ねる工場長だった森さんは、師と仰ぐ親方や取引先などから「技術も経験も人脈もあって、起業しないのはもったいない」と背中を押されて独立。徐々に設備を整え、数値制御工作機械マシニングセンタや汎用旋盤を用いて製造に勤しむ。
「機械や部品の試作品は、実験や研究にも用いられるもので、メーカーにとって肝となる部分。一切の情報が外部に流れないよう徹底しています。お客様がお急ぎであれば、前倒しして納品するよう努力します」
 森さんは、会社の経理を手伝ってくれたパティシエの長女が菓子づくりに専念できるよう2018年5月には、食品事業部も立ち上げた。
(ライター/斎藤紘)

MORIエンジニアリング
TEL/053-424-5645 Eメール/mer_mori@ybb.ne.jp
ホームページ https://moriengineering.net/

常温の水には回収可能な莫大な熱エネルギーがある。
海の熱エネルギーを使ってどこまでも走る船のイメージ写真。

発明家 永嶋一彦 さん
36年間に及ぶ長い年月をかけ、地球温暖化を防ぐためにこの研究に人生の大半を捧げ、ついに2018年「動力生成システム」で特許を取得。
地球温暖化の救世主
常温の熱エネルギーの回収技術で特許

常温の水や空気を利用
エネルギーの新時代到来


 太陽から降り注ぐ自然界の熱エネルギーをいつでも、どこでも、必要なだけ回収できる温度差発電の画期的な技術が誕生した。36年の歳月をかけ、発明家永嶋一彦さんが2018年に「動力生成システム及び同動力生成システムを用いた発電システム」で特許を取得。二酸化炭素の排出のない安定した電源で原子力に変わるベース電源にもなり、地球温暖化の抑制に大きく寄与する技術として、注目される。今までの再生可能エネルギーは、自然環境に大きく左右され安定的なエネルギーの供給が困難であった。しかし、永嶋さんの発明は、海水や河川水、または大気の持つ常温の熱エネルギーを、いつでも、どこでも回収することができる装置なので、安定したエネルギーの供給が可能。さらに、発電と同時に冷水や温水の供給、さらに水素の製造や海水の淡水化まで同時にできるシステムである。大変汎用性の広い技術で、発電の他に船舶、冷暖房機械、農業、水産業など日本国内の色々な企業とタイアップしてこの技術を広め、また新しい技術で日本の国力を高め、さらには世界中でこの技術を使ってもらい、一日も早く地球温暖化にくさびを打ちたいと願っている。
(ライター/斎藤紘)

永嶋プラニング 株式会社
TEL/092-871-0882 Eメール/shingakkan@gmail.com
ホームページ https://shingakkan.com/

上:特許技術によって設けた処理槽

代表 野口昭司 さん
米作農家だったが、将来性への懸念から養豚業に転換し、『野口ファーム』設立。悪臭公害対策の延長線上で排尿対策に乗り出し、EM菌を活用した「畜産動物の排尿処理方法」で2013年、特許取得。2015年、中国で特許取得。
環境に負荷をかけない養豚
排尿処理技術で特許を取得

排水基準を完全クリア
コスト面でもメリット


 個人の生産者としては日本初となる特定の病原体のないSPF豚の生産と肥育に成功した実績がある『野口ファーム』の代表野口昭司さんは、周辺環境に負荷をかけない養豚に心血を注いできた篤農家だ。その象徴が有機物を分解消化する有用微生物群EM菌の働きに着目して考案した排尿処理法。養豚の悪臭対策として長年研究を重ね、効果を確認して確立、日本と養豚王国の中国で特許を取得した技術だ。
 この処理法は、空き地に穴を掘り、ビニールシートを敷いて2個の水槽を作り、エアコンプレッサーを設置する。排尿をEM菌と共に第一処理槽に導き、水中エジェクターポンプで攪拌させて初期浄化とEM菌の増殖を進行させ、初期浄化尿を第二処理槽に導いて攪拌させ最終浄化尿を取り出す。浄化した排尿は、生物化学的酸素要求量が基準の16分の1、窒素含有量は5分の1と水質汚濁防止法の排水基準を大幅に下回る。
「コストも中規模の養豚業者が導入する一般的な排尿処理施設の10分の1程度で済み、普及する素地は十分あると考えています」
(ライター/斎藤紘)

野口ファーム
TEL/0299-92-3167

モータースポーツにかける夢。レースにも出場。
『ドライバーズカフェ フォレスト』とクラブメンバー
2018年度のスポンサー
『重設工業株式会社』
『広島セントラル交通株式会社』

代表取締役 小笠正範 さん
学業終了後、自動車好きが高じてレーサーになり、全国のサーキットで活躍。故郷福岡県苅田町で『株式会社DCFグループ』を設立、モータースポーツファンの拠点を兼ねる自動車整備工場『ドライバーズカフェ フォレスト』を営む。
クルマを使って真面目に遊ぶ
予算に応じた最大限のチューニング

長年の経験からのアドバイス
集う仲間も笑顔が溢れる


 福岡県苅田町で『ドライバーズカフェ フォレスト』を営む『株式会社DCFグループ』の代表取締役小笠正範さんの車に対する情熱は尽きることがない。「昔はプロショップに有能な技術者がいたけど、今はネット化社会でそういった技術者が少なくなっている」と語り、チューニングの相談には「無理してお金を掛けても、結局つまらなくなっちゃうだけだから、必要最小限のチューニングをしておいて、足りなくなったらまたそのときに考えましょう」と親身に相談に乗ってくれる。クルマのことを知り尽くしているからこその言葉だ。そうすれば万が一トラブルが起きたとしても、許容範囲でのチューニングなので修理がしやすいという。クルマを壊さないという愛情から来ている。ピットでは、溶接機なども備えているので修理作業は完璧だ。また、小笠さんは、レーサーとしての豊富な経験と知識を生かし、レーシングカーのセッティングやドライビングテクニックの指導でも頼りにされ、カードクターとしても活躍している。
 JAF加盟のフォレストレーシングというクラブ(年会費1万2千円)もあり、登録するとオートポリス近くの宿泊施設が利用できたり、ショップのシミュレーターを使ったレッスンを受けられるなどの特典がある。クルマ好きの仲間とともに楽しもう。
(ライター/吉尾訓明)
※チューニング…車の調子を整える。調子を合わせる。

株式会社 DCFグループ
TEL/093-434-0077 Eメール/forest@ktj.biglobe.ne.jp
ホームページ http://d-c-forest.com/

代表 峯本創生 さん
横浜国立大学大学院経営学研究科修了。2003年、税理士登録。複数の会社を経て、2016年『ファミリー税理士事務所』代表に就任。生命保険、損害保険、金融商品、株式投資、不動産小口化投資などの相談にも対応。
相続対策の専門家
諸問題に即応対応

相続財産の評価を下げ
相続税の負担軽減に道


 不動産に関する深い知見を持ち、上場企業などでの会計管理経験を生かした経営アドバイスや税務コンサルティングで経営者から頼りにされる税理士『ファミリー税理士事務所』の代表峯本創生(つくお)さん。不動産を活用した事業承継の税対策で悩む経営者支援において声価を高めている。
 2015年1月の相続税制改正で、遺産に関わる基礎控除額が改正前の6割まで引き下げられ、相続税の申告が必要となる対象者が増えた。「現金で相続する場合は、額面通りの評価額となりますが、不動産の場合は、その評価額が大きく下回り、収益物件の場合は貸家建付地としての扱いが適用され、土地の評価、建物の評価もさらに下がるため、現金で相続する場合と比較すると4~5割も資産の評価が下がります。この優遇措置のスキームが収益物件による相続税の節税対策となるのです」
 不動産取引に精通した税理士ならではの節税策を語る。
(ライター/吉尾訓明)

ファミリー税理士事務所
TEL/03-5537-7482 Eメール/ info@family-tax.com
ホームページ https://www.souzoku-soudan.org/

個人の方:遺言信託、障害者福祉信託、ステップファミリー信託®、ペット信託®などの福祉型見守り信託。
経営者の方:後継者指定信託、隠居信託、株式暦年贈与信託、家督相続信託、金銭贈与信託などの資産管理型信託。

右下:相続鑑定士Ⓡ菅井康子さん
左上:代表 菅井幸彦 さん
愛知県出身。元国税調査官。税理士。国税庁税務大学校本科研究科修了。国税不服審判所審査官、名古屋国税局法人税課審理係長、税務大学校教育官、法人課税第一統括国税調査官。調査、審理を多数担当し、税務問題の多面的分析経験をもつ。税務大学校・研究科では、東京大学にて租税理論研究・論文を発表。2014年『菅井幸彦税理士事務所』「合同会社アルタイル」を設立。
超高齢時代の相続対策に
民事信託を推奨しサポート

家庭の状況見極め提案
セミナーで深掘り解説


『菅井幸彦税理士事務所』の代表菅井幸彦さんは、認知症や家族関係の希薄化など相続対策の難問が顕在化する超高齢時代の相続対策ツールとして推奨する「民事信託」のサポートで信頼を集めている相続のスペシャリスト。講演やセミナーに招かれる機会は増える一方だ。
「民事信託は、遺言書や成年後見制度では実現しない想いを叶える財産管理ツールです。財産をもつ人が委託者として、財産管理が可能な信頼できる親族の受託者に財産を移転し、信託目的に従って受益者のために信託財産を管理、運用したりすることが可能で、それぞれのご家庭にあったオーダーメイドの財産管理や資産承継の形が作れます」
 菅井さんは、「民事信託」をテーマにしたセミナーの講師としても活躍し、民事信託の基本スキームにとどまらず、信託課税の基本的な考え方、受益者等課税信託の課税関係、法人課税信託の課税関係、受益権を複層化する信託や法人が受益者となる信託、不動産を信託財産とする場合の留意点など、多角的な視点から深掘りして解説する。
(ライター/斎藤紘)

菅井幸彦税理士事務所
TEL/052-265-5028 Eメール/sugaioffice-so@ypost.plala.pr.jp
ホームページ http://sugaioffice.com/

上:資産価値と相続税の価値の乖離のイメージ…8割の圧縮
下左:著書「EVA Money ミリオネアの思考軸」
A5判 328頁/NP通信社(2013年)

所長・税理士 芦原孝充 さん
慶應義塾大学大学院商学研究科修了。コンサルティング会社勤務を経て、1993年『芦原会計事務所』を開設。長年、企業オーナーや地主への資産・税務コンサルティングに従事。拓殖大学商学部講師。租税訴訟学会会員。著書「EVA Money ミリオネアの思考軸」
都心の一等地へ資産を組み替える
90%圧縮を実現する相続対策

相続の事前対策で実績
資産組み換え効果実証


『芦原会計事務所』の所長、芦原孝充さんは、相続の事前対策コンサルティングで実績が際立つ気鋭の税理士。東京都心の高収益物件へ資産を組み換えることで、資産価値の向上と相続税評価の大幅な圧縮を実現する。
「当該コンサルティングが目的とするのは、①相続税評価を圧縮すること、②超長期の資産価値を向上させることの二点です。不動産の相続税評価は、路線価や固定資産税評価額に基づいて算出されますが、都心一等地は時価との乖離幅が大きく、対策実行時に概ね70〜90%圧縮できるでしょう。重視する点は、将来の売却に際しても価値(手残り)が目減りしない物件であること、加えて、一つの通帳で収支を管理できる手軽さです。そのためには『資産の質』への目利きが特に大事です。過去のコンサル実績では、皆様の関心の高い圧縮効果については問題なく実現できることが分かっていますが、その圧縮につられて価値を低下させないためにも、初動の資産選びが最も大事だと考えています」
 過去、銀座・東京駅周辺などへの資産組み換えで、相続税評価90%前後の圧縮を実現した実績がある。標準的圧縮率は、70~80%を期待できるという。
(ライター/斎藤紘)

芦原会計事務所
TEL/03-3752-6223 Eメール/ info@ashihara-kaikei.com
ホームページ https://ashihara-kaikei.com/

かかりつけ医ならぬ「かかりつけのお金と人生の相談者」
相談:1時間 5,000円
公演:2時間 50,000円

トータルマネーコンサルタント 新井智美 さん
福岡大学法学部卒。30歳を機にファイナンシャル・プランニングを学び、2006年、ファイナンシャル・プランナー資格の最高レベルCFP®認定を受け、国家資格のファイナンシャル・プランニング技能士1級も取得。2017年に独立。
心で潜在意識を読み取り
最適なマネープランを提案

聴覚障害故の鋭い感覚
深い見識を資格が裏付


 広島市の『トータルマネーコンサルタント新井智美』さんは、一級ファイナンシャルプランニング技能士の国家資格に裏付けられた知見をフルに活用し、資産運用のアドバイスから保険の選択や見直し、節税や相続対策、住宅や教育などのライフプラン、企業向けの補助金や助成金の申請業務代行までカバーする気鋭のファイナンシャル・プランナー。その存在を際立たせているのは、耳ではなく、心でクライアントの潜在意識を読み取り、問題を解決するカウンセリングだ。
「幼い頃から聴覚障害を抱え、耳が聞こえないが故に、相手の潜在意識を捉える感覚に優れています。向かい合ってじっくりとお話しいただくことを何よりも大事にしています。そうするとお客様の本当の不安が見つかります。その上で最適なマネープランを提案させていただきます。もちろん、人生にはいくつものターニングポイントがありますので、その後のフォローもしっかりとさせていただきます」
 今現在、コラムの執筆も手掛けており、その幅広い見識を求めて、企業からの講演依頼が後を絶たない。
(ライター/斎藤紘)

トータルマネーコンサルタント 新井智美
TEL/090-8716-8579 Eメール/info@marron-financial.com
ホームページ https://marron-financial.com/


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