令和の
エキスパート
エキスパート
深刻化する空き家問題のソリューション
リノベーションで住宅の価値を高める
リノベーションで住宅の価値を高める
魅力アップのポイント助言
理想形がリフレッシュ住宅
総務省の住宅・土地統計調査によると、空き家の数は全国で900万戸にのぼる。高齢化や人口減少を背景にさらに増えていく状況の中、自社の成功例を基に空き家の利活用を促しているのが『株式会社アートランド』代表取締役の武本尚さんだ。空き家をリノベーションして価値を高め、賃貸物件にしたり、売却したりするだけでなく、地域での活用も提言する。
「空き家問題が地域社会に深刻な影響を及ぼしています。特に、相続によって空き家を受け継いだ場合、適切な手続きを行わないと、税金や管理費用がかさんでしまう可能性があります。その半面、空き家はリノベーションをするうえで大変魅力的な存在です。空き家をリノベーションすれば、物件価値が上昇するだけでなく、住宅自体の魅力もアップします。それによって、将来的に売却する際にも高く評価されることが期待できます」
武本さんは、リノベーションする場合のポイントも助言する。
「空き家をリノベーションする際には、まずはキッチンやバスルーム、トイレなどの水回りや床、壁をリフォームすれば、空き家の魅力アップに貢献します。さらに、断熱性能の向上や、エアコンや照明の設置など、快適な暮らしに必要な設備も検討すべきです。それなりのコストがかかりますが、住宅としての価値を高めていくことが重要です」
さらに武本さんは、空き家を地域のコミュニティスペースやアトリエ、企業のコワーキングスペースなどに改装することで、空き家をただの負担ではなく、地域貢献につながる資産に変えることも提案する。
空き家を含めた中古住宅活用の理想形といえるのが武本さん考案の「リフレッシュ住宅」だ。居住環境に恵まれた兵庫県西部の播磨地域を中心に一級建築士が顧客目線で細部に至るまで調査した土地付き戸建て中古住宅を同社が購入、工務店が新築並みにリノベーションし、毎月の住宅ローン返済額が周辺の家賃相場以下になるように価格を設定した物件だ。しかも国交省が登録した団体が付与する「安心R住宅」の標章を獲得し、加えて基本構造部分の瑕疵、外部からの雨漏りなどによる瑕疵及び上下水道などの瑕疵について買主に対して責任を負う既存住宅売買瑕疵保険にも同社が加入している。まさに空き家問題のソリューションともなるビジネスモデルだ。
(ライター/斎藤紘)
理想形がリフレッシュ住宅
総務省の住宅・土地統計調査によると、空き家の数は全国で900万戸にのぼる。高齢化や人口減少を背景にさらに増えていく状況の中、自社の成功例を基に空き家の利活用を促しているのが『株式会社アートランド』代表取締役の武本尚さんだ。空き家をリノベーションして価値を高め、賃貸物件にしたり、売却したりするだけでなく、地域での活用も提言する。
「空き家問題が地域社会に深刻な影響を及ぼしています。特に、相続によって空き家を受け継いだ場合、適切な手続きを行わないと、税金や管理費用がかさんでしまう可能性があります。その半面、空き家はリノベーションをするうえで大変魅力的な存在です。空き家をリノベーションすれば、物件価値が上昇するだけでなく、住宅自体の魅力もアップします。それによって、将来的に売却する際にも高く評価されることが期待できます」
武本さんは、リノベーションする場合のポイントも助言する。
「空き家をリノベーションする際には、まずはキッチンやバスルーム、トイレなどの水回りや床、壁をリフォームすれば、空き家の魅力アップに貢献します。さらに、断熱性能の向上や、エアコンや照明の設置など、快適な暮らしに必要な設備も検討すべきです。それなりのコストがかかりますが、住宅としての価値を高めていくことが重要です」
さらに武本さんは、空き家を地域のコミュニティスペースやアトリエ、企業のコワーキングスペースなどに改装することで、空き家をただの負担ではなく、地域貢献につながる資産に変えることも提案する。
空き家を含めた中古住宅活用の理想形といえるのが武本さん考案の「リフレッシュ住宅」だ。居住環境に恵まれた兵庫県西部の播磨地域を中心に一級建築士が顧客目線で細部に至るまで調査した土地付き戸建て中古住宅を同社が購入、工務店が新築並みにリノベーションし、毎月の住宅ローン返済額が周辺の家賃相場以下になるように価格を設定した物件だ。しかも国交省が登録した団体が付与する「安心R住宅」の標章を獲得し、加えて基本構造部分の瑕疵、外部からの雨漏りなどによる瑕疵及び上下水道などの瑕疵について買主に対して責任を負う既存住宅売買瑕疵保険にも同社が加入している。まさに空き家問題のソリューションともなるビジネスモデルだ。
(ライター/斎藤紘)
株式会社 アートランド
TEL/079-295-0185
Eメール/fresh@artland-fr.jp
Eメール/fresh@artland-fr.jp
建物の傷みを下地造りで根本から改善
一般の塗装工事との工法の違いが鮮明
一般の塗装工事との工法の違いが鮮明
研究・実施、経過観察励行
各工事のコンセプトも明快
「当社の施工は、ただ塗るだけの塗装工事ではありません。塗れば見えなくなってしまう『下地造り』を重視し、建物の傷みやすい場所、痛みの激しい部分を根本から改善します」
屋根外壁塗装、屋根板金、雨漏れ改善、防水・シーリングなどの工事を手がける『BASE LAB株式会社』代表取締役で一級塗装技能士の国家資格を持つ喜島博司さんが、同社の工事と一般的な工事の違いを鮮明にした言葉だ。
「建物の痛みは平均的ではなく、例えば水の溜まりやすい入隅部分などは他の部分(外壁平面など)に比べ痛みが大きくなってしまいます。このような部分は根本の原因を分析し、改善工事を行わなければ通常の塗装工事を行っても、10年以内に必ず同じ痛みの大きい部分として建物を劣化させます。当社はこの痛みに着目し、研究、実施、経過観察を長年行ってきました。この弱点部分を強化することで建物は致命的な劣化を起こさなくなり、塗装後の耐久性を大きく向上できるので、ランニングコストを抑え、資産維持、意匠性向上を与えることができます」
施工で重視する「下地造り」は、劣化による傷みを改善する上で最重要項目という。
「塗装や防水などの外部工事における『下地造り』は目に見えなくなる部分ではありますが、塗料の密着性、劣化による痛み改善を行う上で最重要項目になります。どんなに良い塗料を塗っても剥がれてしまえばゼロであり、ひび割れや劣化の激しい箇所が再発してしまう施行では何年持たせたとは言えません。当社では塗装工事の7割がこの『下地造り』で決まると確信しており、見た目に見えなくなる部分に真剣に向き合うことで他社には決して真似のできない長期耐久を実現しお客様の信頼をいただいてきました」
各工事のコンセプトも明確だ。「屋根塗装」では、確実な耐久実感を実現します。お客様のご要望に合わせたカラーバリエーションも用意する。「外壁塗装」は建物の外観を美しく保ちながら、外部からの悪天候や汚れから建物を守る。「屋根板金」は板金によるカバー工法や葺き替えに対応する。「防水・シーリング工事」では止水効果だけではなく緩衝材として建材を割れないよう保護し、建物の耐久性を向上させる。赤外線カメラなどによる「雨漏れ調査」も行う。
(ライター/斎藤紘)
各工事のコンセプトも明快
「当社の施工は、ただ塗るだけの塗装工事ではありません。塗れば見えなくなってしまう『下地造り』を重視し、建物の傷みやすい場所、痛みの激しい部分を根本から改善します」
屋根外壁塗装、屋根板金、雨漏れ改善、防水・シーリングなどの工事を手がける『BASE LAB株式会社』代表取締役で一級塗装技能士の国家資格を持つ喜島博司さんが、同社の工事と一般的な工事の違いを鮮明にした言葉だ。
「建物の痛みは平均的ではなく、例えば水の溜まりやすい入隅部分などは他の部分(外壁平面など)に比べ痛みが大きくなってしまいます。このような部分は根本の原因を分析し、改善工事を行わなければ通常の塗装工事を行っても、10年以内に必ず同じ痛みの大きい部分として建物を劣化させます。当社はこの痛みに着目し、研究、実施、経過観察を長年行ってきました。この弱点部分を強化することで建物は致命的な劣化を起こさなくなり、塗装後の耐久性を大きく向上できるので、ランニングコストを抑え、資産維持、意匠性向上を与えることができます」
施工で重視する「下地造り」は、劣化による傷みを改善する上で最重要項目という。
「塗装や防水などの外部工事における『下地造り』は目に見えなくなる部分ではありますが、塗料の密着性、劣化による痛み改善を行う上で最重要項目になります。どんなに良い塗料を塗っても剥がれてしまえばゼロであり、ひび割れや劣化の激しい箇所が再発してしまう施行では何年持たせたとは言えません。当社では塗装工事の7割がこの『下地造り』で決まると確信しており、見た目に見えなくなる部分に真剣に向き合うことで他社には決して真似のできない長期耐久を実現しお客様の信頼をいただいてきました」
各工事のコンセプトも明確だ。「屋根塗装」では、確実な耐久実感を実現します。お客様のご要望に合わせたカラーバリエーションも用意する。「外壁塗装」は建物の外観を美しく保ちながら、外部からの悪天候や汚れから建物を守る。「屋根板金」は板金によるカバー工法や葺き替えに対応する。「防水・シーリング工事」では止水効果だけではなく緩衝材として建材を割れないよう保護し、建物の耐久性を向上させる。赤外線カメラなどによる「雨漏れ調査」も行う。
(ライター/斎藤紘)
BASE LAB 株式会社
TEL/044-299-7071
Eメール/info@base-lab.co.ip
Eメール/info@base-lab.co.ip
木質繊維による断熱で快適な住空間実現
夏季の高温化対策に室内の温度環境重視
夏季の高温化対策に室内の温度環境重視
古紙再利用のエコな断熱材
オーガニック断熱材も推奨
地球温暖化で夏季の気温が上昇、熱中症などの健康被害が相次ぐ中、天然木質繊維から成る新聞の古紙を再利用したセルローズファイバーを原料としてスーパージェットファイバーによる断熱工法。この二つの高密度な充填残熱材工法で快適な住空間を実現しているのが『西日本エコ断熱株式会社』だ。住まう人の健康のために室内の温度環境を重視する取締役の岡西豪さんは、夏の断熱に強いドイツ製の木繊維断熱材『STEICO(シュタイコ)』による施工も推奨する。
「断熱がされていない家では冷房時でも70%もの熱が侵入してきます。その対策としてマットを敷き詰める断熱工法が一般的ですが、マットには継ぎ目などのスキマができ、断熱効果が十分に発揮できない弱点がありました。この課題のソルーションとなるのがスーパージェットファイバーによる断熱工法です。原料のセルローズファイバーは、熱や音を伝えにくい空気胞を持つ天然木質繊維が1本1本絡み合って空気層を作ることで、断熱性、吸音性を高めます。調湿性もあり、カビやダニの発生も抑えます。フワフワの綿状になっているのが特長で、専用の機材で壁や床、天井に隙間なく吹き込んでいきます。当社は、メーカーが実施する研修を受け、認定を得た専門業者として実技と知識を身に付けていますので、隅々まで高密度に充填することができます」
一方、『STEICO』は、針葉樹の端材や間伐材が原料のオーガニック断熱材。木繊維で建物を覆う『STEICO』は例えるなら森の中で暮らすような心地よさを創り出すという。
「物体の温度を1℃高めるのに必要な熱量のことを比熱容量といい、数値が高いほど温まりにくくなります。日本の暑い熱い夏を快適に過ごすには、比熱容量こそが最も重要なカギになります。これまで断熱材の性能は、冬の寒さに対する熱伝導率が重要視され、比熱容量にはあまり注目されていませんでした。この点、『STEICO』は、比熱容量が高く、熱伝導率が非常に低いため、真夏の外気温を室内に通しませんので、真夏でも快適でひんやりと涼しい室内環境を創ります」
同社の職人が建物の大きさに合わせ、いずれの工法も1、2日で施工するという。今では関西全域だけでなく岡山、鳥取、四国などの工務店から施工依頼が来るという。
(ライター/斎藤紘)
オーガニック断熱材も推奨
地球温暖化で夏季の気温が上昇、熱中症などの健康被害が相次ぐ中、天然木質繊維から成る新聞の古紙を再利用したセルローズファイバーを原料としてスーパージェットファイバーによる断熱工法。この二つの高密度な充填残熱材工法で快適な住空間を実現しているのが『西日本エコ断熱株式会社』だ。住まう人の健康のために室内の温度環境を重視する取締役の岡西豪さんは、夏の断熱に強いドイツ製の木繊維断熱材『STEICO(シュタイコ)』による施工も推奨する。
「断熱がされていない家では冷房時でも70%もの熱が侵入してきます。その対策としてマットを敷き詰める断熱工法が一般的ですが、マットには継ぎ目などのスキマができ、断熱効果が十分に発揮できない弱点がありました。この課題のソルーションとなるのがスーパージェットファイバーによる断熱工法です。原料のセルローズファイバーは、熱や音を伝えにくい空気胞を持つ天然木質繊維が1本1本絡み合って空気層を作ることで、断熱性、吸音性を高めます。調湿性もあり、カビやダニの発生も抑えます。フワフワの綿状になっているのが特長で、専用の機材で壁や床、天井に隙間なく吹き込んでいきます。当社は、メーカーが実施する研修を受け、認定を得た専門業者として実技と知識を身に付けていますので、隅々まで高密度に充填することができます」
一方、『STEICO』は、針葉樹の端材や間伐材が原料のオーガニック断熱材。木繊維で建物を覆う『STEICO』は例えるなら森の中で暮らすような心地よさを創り出すという。
「物体の温度を1℃高めるのに必要な熱量のことを比熱容量といい、数値が高いほど温まりにくくなります。日本の暑い熱い夏を快適に過ごすには、比熱容量こそが最も重要なカギになります。これまで断熱材の性能は、冬の寒さに対する熱伝導率が重要視され、比熱容量にはあまり注目されていませんでした。この点、『STEICO』は、比熱容量が高く、熱伝導率が非常に低いため、真夏の外気温を室内に通しませんので、真夏でも快適でひんやりと涼しい室内環境を創ります」
同社の職人が建物の大きさに合わせ、いずれの工法も1、2日で施工するという。今では関西全域だけでなく岡山、鳥取、四国などの工務店から施工依頼が来るという。
(ライター/斎藤紘)
西日本エコ断熱 株式会社
TEL/0790-72-1880
Eメール/nishi-eco@meg.winknet.ne.jp
Eメール/nishi-eco@meg.winknet.ne.jp
周到なマンション長期修繕計画案を提案
管理組合が留意すべき諸点をアドバイス
管理組合が留意すべき諸点をアドバイス
地下機械式駐車場を改善
計画案の細部知見が投影
「大規模修繕をどこに依頼すれば安心なのか」などと悩むマンション管理組合が多く存在する中、老朽化が進む築古マンションの大規模修繕コンサルティングで多くの管理組合から頼りにされているのが『株式会社K15建築設計事務所』所長の上村允郎さんだ。最近支援したマンションの長期修繕計画はその好例だ。この中で上村さんは管理組合が留意すべき諸点をアドバイスしているが、築40年以上のマンションストックが2023年末で約136・9万戸存在し、今後、10年後には約2・0倍、20年後には約3・4倍に増加する国交省が推計する状況で有用な参考例になるものだ。
このマンションは1998年に建てられたSRO造り地上12階、地下1階、117戸から成る。大規模修繕計画は地下機械式駐車場を改善するので、東下面機械式5台を残し、西、東西機械式21台は既設パレット固定化利用で平面化した。
「マンションを構成する設備機器、部材は寿命や耐久性に従って老朽化していきますので、長いスパンで修繕計画を立てることが大事です。当該マンションについては、次期繰越金額は毎年、確定した金額に変更し、通常総会資料としてシミュレーション案は毎年添付すること、毎年、理事が変わる場合、特に計画案そのものの存在が忘れられないように区分所有者全員が共用する必要があること、中規模、大規模修繕工事予定の前年度には専門家により 実施の有無の検証し、工事時期を伸ばせそうなら延期すること、実施になった場合でも提案されている修繕工事をすべて実施するか否かの判断を専門家に検証してもらうこと、修繕工事が延期になった場合や中止になった場合、中止項目が忘れ去られないように修繕工事明細書に反映しておくこと 、長期修繕計画でやってはいけないことは中規模及び大規模実施時期の前倒しになったり、大きな修繕項目の見落としをしたりしないこと、特に大規模修繕工事を控えている場合、同時進行で計画が必要、そして規模修繕工事承認の総会時には同時に更に先の大規模が計画された長期修繕計画の提案が必要不可欠なことなどをアドバイスしました」
こうした留意点を踏まえて上村さんが作成する長期修繕計画案には建築家の知見が細部まで投影される。
(ライター/斎藤紘)
計画案の細部知見が投影
「大規模修繕をどこに依頼すれば安心なのか」などと悩むマンション管理組合が多く存在する中、老朽化が進む築古マンションの大規模修繕コンサルティングで多くの管理組合から頼りにされているのが『株式会社K15建築設計事務所』所長の上村允郎さんだ。最近支援したマンションの長期修繕計画はその好例だ。この中で上村さんは管理組合が留意すべき諸点をアドバイスしているが、築40年以上のマンションストックが2023年末で約136・9万戸存在し、今後、10年後には約2・0倍、20年後には約3・4倍に増加する国交省が推計する状況で有用な参考例になるものだ。
このマンションは1998年に建てられたSRO造り地上12階、地下1階、117戸から成る。大規模修繕計画は地下機械式駐車場を改善するので、東下面機械式5台を残し、西、東西機械式21台は既設パレット固定化利用で平面化した。
「マンションを構成する設備機器、部材は寿命や耐久性に従って老朽化していきますので、長いスパンで修繕計画を立てることが大事です。当該マンションについては、次期繰越金額は毎年、確定した金額に変更し、通常総会資料としてシミュレーション案は毎年添付すること、毎年、理事が変わる場合、特に計画案そのものの存在が忘れられないように区分所有者全員が共用する必要があること、中規模、大規模修繕工事予定の前年度には専門家により 実施の有無の検証し、工事時期を伸ばせそうなら延期すること、実施になった場合でも提案されている修繕工事をすべて実施するか否かの判断を専門家に検証してもらうこと、修繕工事が延期になった場合や中止になった場合、中止項目が忘れ去られないように修繕工事明細書に反映しておくこと 、長期修繕計画でやってはいけないことは中規模及び大規模実施時期の前倒しになったり、大きな修繕項目の見落としをしたりしないこと、特に大規模修繕工事を控えている場合、同時進行で計画が必要、そして規模修繕工事承認の総会時には同時に更に先の大規模が計画された長期修繕計画の提案が必要不可欠なことなどをアドバイスしました」
こうした留意点を踏まえて上村さんが作成する長期修繕計画案には建築家の知見が細部まで投影される。
(ライター/斎藤紘)
株式会社 K15建築設計事務所
TEL/06-6809-4303
Eメール/k15_kamimura@yahoo.co.jp
Eメール/k15_kamimura@yahoo.co.jp
建設現場のDX化で精度効率の向上実現
施工兄弟のコンセプトで強い組織目指す
施工兄弟のコンセプトで強い組織目指す
異業種から転じた経営者
強い信念で意識改革推進
建設現場の司令塔として、工事の品質、安全やコストなどを最適となるよう管理する「施工管理」に事業を特化した『株式会社成和建設』代表取締役の川口敏さんは、イベントプロデュース業や商品開発のプランナー業から建設業に転じた異色の経営者だ。社長就任当初はスタッフとの衝突の繰り返しが続いたものの、ITなど技術の進化を背景に業務のDX化を推進、従業員の意識も変わり、その力を結集して成長軌道に乗せた。
「DX化で新しい技術を導入するにあたり、社内での抵抗や反発も少なくありませんでしたが、私は信念を持って強引に押し切りました。社内に独自の情報管理システムを構築し、AIやIoTなどの最新技術を活用することで、施工管理の精度と効率を向上させました。デジタルスキル向上を図るためのトレーニングやワークショップを実施し、デジタルツールの活用を推進しました」
その成果が「施行管理」を請け負った建設現場でのデジタル化だ。
「現場では、ウエアラブルカメラを早期に導入して建設現場の施工管理に活用しています。まだ試験的な段階ですが、複数台のカメラ映像を遠隔で操作して事務所の指令室から指示を送って総合的な管理を行い、管理業務の効率は飛躍的に向上させる手応えをつかんでいます。また、安全教育にはVR技術を取り入れ、実践的な訓練に参加させています。情報の一元管理が実現されたほか、一人一台貸与したタブレット端末やノートパソコンで勤怠管理や経費精算まで行うようになりました。日ごろのコミュニケーションもチャットやビデオ通話を採り入れ、社内のコミュニケーションも円滑化され、より効率的で強固な組織となることができました」
建設業界は労働時間が長く休みが少ない傾向にあるが、こうした改革で残業がほとんどなくなったという。時間に余裕ができても「安全第一」の精神に変わりはなく、2024年新調した制服の背中にはスペイン語で標語を刺繍している。
川口さんは、年齢、性別、国籍、学歴に関わらず採用し、同じ目標に向かって全員が責任を果たすことが求められる結束の確かさを兄弟に例えて「施工兄弟」というコンセプトを掲げ、単に社員同士が理解し合い、協力するだけでなく、時には喧嘩したり、意見をぶつけ合いながらも信頼し合い、技術を磨き合うような強い組織を築くことを目指している。
(ライター/斎藤紘)
強い信念で意識改革推進
建設現場の司令塔として、工事の品質、安全やコストなどを最適となるよう管理する「施工管理」に事業を特化した『株式会社成和建設』代表取締役の川口敏さんは、イベントプロデュース業や商品開発のプランナー業から建設業に転じた異色の経営者だ。社長就任当初はスタッフとの衝突の繰り返しが続いたものの、ITなど技術の進化を背景に業務のDX化を推進、従業員の意識も変わり、その力を結集して成長軌道に乗せた。
「DX化で新しい技術を導入するにあたり、社内での抵抗や反発も少なくありませんでしたが、私は信念を持って強引に押し切りました。社内に独自の情報管理システムを構築し、AIやIoTなどの最新技術を活用することで、施工管理の精度と効率を向上させました。デジタルスキル向上を図るためのトレーニングやワークショップを実施し、デジタルツールの活用を推進しました」
その成果が「施行管理」を請け負った建設現場でのデジタル化だ。
「現場では、ウエアラブルカメラを早期に導入して建設現場の施工管理に活用しています。まだ試験的な段階ですが、複数台のカメラ映像を遠隔で操作して事務所の指令室から指示を送って総合的な管理を行い、管理業務の効率は飛躍的に向上させる手応えをつかんでいます。また、安全教育にはVR技術を取り入れ、実践的な訓練に参加させています。情報の一元管理が実現されたほか、一人一台貸与したタブレット端末やノートパソコンで勤怠管理や経費精算まで行うようになりました。日ごろのコミュニケーションもチャットやビデオ通話を採り入れ、社内のコミュニケーションも円滑化され、より効率的で強固な組織となることができました」
建設業界は労働時間が長く休みが少ない傾向にあるが、こうした改革で残業がほとんどなくなったという。時間に余裕ができても「安全第一」の精神に変わりはなく、2024年新調した制服の背中にはスペイン語で標語を刺繍している。
川口さんは、年齢、性別、国籍、学歴に関わらず採用し、同じ目標に向かって全員が責任を果たすことが求められる結束の確かさを兄弟に例えて「施工兄弟」というコンセプトを掲げ、単に社員同士が理解し合い、協力するだけでなく、時には喧嘩したり、意見をぶつけ合いながらも信頼し合い、技術を磨き合うような強い組織を築くことを目指している。
(ライター/斎藤紘)
株式会社 成和建設
TEL/03-5249-1511
Eメール/centro@seiwa2020.tokyo
Eメール/centro@seiwa2020.tokyo
会社を存続させるための
攻めと守りの経営
攻めと守りの経営
継続企業の前提として
必要な視点とは
コロナ禍はある意味で各企業の実力が図られた側面もあると思われるが、このコロナ禍を果敢な対応で乗り切ったのが『株式会社メディア不動産愛知』『株式会社NATSUNA』を経営する代表取締役社長の夏目将之さんだ。夏目さんの〝攻めと守り〟を重視する経営スタイルがコロナ禍で逆に業績を伸ばすという困難な事を実現させた。
もともと賃貸物件の仲介会社で活躍していた夏目さんが独立起業したのは2011年。「ホームメイト」のフランチャイズチェーンに加盟し、順調に業績を伸ばしていたが、2019年に発生したコロナ禍に対応するために2020年2月に『NATSUNA』を設立、名古屋発祥の「コメダ珈琲店」のフランチャイズチェーンに加盟した。喫茶店事業という異分野への進出は、夏目さんの経営スキルをさらにアップさせるとともに〝攻めと守り〟を重視する経営スタイルが正しかったという証明にもなった。
「よく知られていますように名古屋は喫茶店の激戦区で、その中でも真っ先に思い浮かべる喫茶店の一つがコメダ珈琲店です。このコメダ珈琲店からも私は〝攻めと守り〟の経営を読み取り、我が社のお手本にしたいと思っています。コメダ珈琲店は、モーニングサービスを利用する常連さんから、ご近所の高齢者の方、子連れの主婦、会社員が打ち合わせのために、夜は学生さんが勉強をしにくる、といった形で途切れることなく、老若男女、あらゆる層のお客様から愛されている喫茶店です。これはお店が日常生活の延長上にあるようにと努力されてきたからでしょう。個々のお客様の事情やその時の状態は、まさに千差万別なのにそれでいて多くの方はコメダ珈琲店が大好きで、たびたび来店します。これはまさに日常という変わらない〝守り〟の部分に注力しつつ、それぞれ異なるパーソナリティのお客様に合わせて常に対応を変化させるという〝攻め〟を行っている結果でしょう。とても時間がかかり、手間暇がかかることをコメダ珈琲店は継続してやってきた成果だと私は考えています。〝攻めと守り〟の経営という視点で見ればそれが見えてきます」
このぶれない視点こそが夏目さんが違う業種に参画してもすぐに好結果を出すことができる秘密なのだろう。
(ライター/播磨杏)
必要な視点とは
コロナ禍はある意味で各企業の実力が図られた側面もあると思われるが、このコロナ禍を果敢な対応で乗り切ったのが『株式会社メディア不動産愛知』『株式会社NATSUNA』を経営する代表取締役社長の夏目将之さんだ。夏目さんの〝攻めと守り〟を重視する経営スタイルがコロナ禍で逆に業績を伸ばすという困難な事を実現させた。
もともと賃貸物件の仲介会社で活躍していた夏目さんが独立起業したのは2011年。「ホームメイト」のフランチャイズチェーンに加盟し、順調に業績を伸ばしていたが、2019年に発生したコロナ禍に対応するために2020年2月に『NATSUNA』を設立、名古屋発祥の「コメダ珈琲店」のフランチャイズチェーンに加盟した。喫茶店事業という異分野への進出は、夏目さんの経営スキルをさらにアップさせるとともに〝攻めと守り〟を重視する経営スタイルが正しかったという証明にもなった。
「よく知られていますように名古屋は喫茶店の激戦区で、その中でも真っ先に思い浮かべる喫茶店の一つがコメダ珈琲店です。このコメダ珈琲店からも私は〝攻めと守り〟の経営を読み取り、我が社のお手本にしたいと思っています。コメダ珈琲店は、モーニングサービスを利用する常連さんから、ご近所の高齢者の方、子連れの主婦、会社員が打ち合わせのために、夜は学生さんが勉強をしにくる、といった形で途切れることなく、老若男女、あらゆる層のお客様から愛されている喫茶店です。これはお店が日常生活の延長上にあるようにと努力されてきたからでしょう。個々のお客様の事情やその時の状態は、まさに千差万別なのにそれでいて多くの方はコメダ珈琲店が大好きで、たびたび来店します。これはまさに日常という変わらない〝守り〟の部分に注力しつつ、それぞれ異なるパーソナリティのお客様に合わせて常に対応を変化させるという〝攻め〟を行っている結果でしょう。とても時間がかかり、手間暇がかかることをコメダ珈琲店は継続してやってきた成果だと私は考えています。〝攻めと守り〟の経営という視点で見ればそれが見えてきます」
このぶれない視点こそが夏目さんが違う業種に参画してもすぐに好結果を出すことができる秘密なのだろう。
(ライター/播磨杏)
株式会社 メディア不動産愛知
TEL/052-744-1178
M&Aや事業承継の支援で光る実力
二つの資格が裏付ける知見と経験を投影
二つの資格が裏付ける知見と経験を投影
視野に少子高齢化等の影響
多岐にわたる支援業務実施
「企業や事業に付加価値を与える」
この理念を社名に込めた『株式会社ワイビープラス』代表取締役の山中宏通さんは、M&A(合併と買収)や事業承継、事業再生支援で実績を重ねてきた公認会計士だ。事業承継に関する問題を総合的に解決できる一般社団法人事業承継協会認定の事業承継士の資格を持ち、これらの資格に裏付けられた知見と、「EY新日本有限責任監査法人」で約20年間勤務し、様々な企業文化の下で活躍される企業と仕事した経験が確かな業務に投影される。
「M&Aは、二つ以上の会社が一つになったり、会社が他の会社を買ったりすることで、少子化高齢化の影響などで、家業を継がない、継がせないなど価値観が多様化する社会情勢を背景に重要性がましている経営戦略です。親族や従業員などに後継者候補がいない場合、M&Aを活用することで、第三者に経営を託し、企業を存続させることができます。譲受け企業の経営資源を得ることで、不足していた経営基盤の強化を果たせます」
同社は、国が創設したM&A支援機関登録制度の登録を受けている支援機関であり、具体的な支援業務はM&A仲介業務に加え、M&A対象となる企業の価値やリスクなどを調査するデューデリジェンス、 株式価値評価、企業結合に伴って取得・移転される個々の資産や負債を時価評価するPPA評価、交渉先企業の選定から契約成立に至るまでの一連の業務プロセス全体をアドバイスするFA業務までカバーする。
事業承継・事業再生支援は、中小企業の経営者の高齢化が進む中、経営資源を次世代へ引き継ぐことが重要と中小企業庁が推奨しているもので、同社の具体的な支援業務は、事業承継計画の策定から企業価値算定、事業承継コンサルティング、 事業再生計画の策定、事業再生コンサルティングなどまで及ぶ。
「事業の収益性の先行きに悩む中小企業に対し、事業承継や抜本的な事業再生支援を行うことによって、地域経済を支える中小企業の事業価値の毀損を最小限にとどめ、収益性のある事業の維持、発展を推進することが可能になります。私たちの仕事は企業と共にあり、企業が明るい未来を築けるよう日々精進してまいります」
(ライター/斎藤紘)
多岐にわたる支援業務実施
「企業や事業に付加価値を与える」
この理念を社名に込めた『株式会社ワイビープラス』代表取締役の山中宏通さんは、M&A(合併と買収)や事業承継、事業再生支援で実績を重ねてきた公認会計士だ。事業承継に関する問題を総合的に解決できる一般社団法人事業承継協会認定の事業承継士の資格を持ち、これらの資格に裏付けられた知見と、「EY新日本有限責任監査法人」で約20年間勤務し、様々な企業文化の下で活躍される企業と仕事した経験が確かな業務に投影される。
「M&Aは、二つ以上の会社が一つになったり、会社が他の会社を買ったりすることで、少子化高齢化の影響などで、家業を継がない、継がせないなど価値観が多様化する社会情勢を背景に重要性がましている経営戦略です。親族や従業員などに後継者候補がいない場合、M&Aを活用することで、第三者に経営を託し、企業を存続させることができます。譲受け企業の経営資源を得ることで、不足していた経営基盤の強化を果たせます」
同社は、国が創設したM&A支援機関登録制度の登録を受けている支援機関であり、具体的な支援業務はM&A仲介業務に加え、M&A対象となる企業の価値やリスクなどを調査するデューデリジェンス、 株式価値評価、企業結合に伴って取得・移転される個々の資産や負債を時価評価するPPA評価、交渉先企業の選定から契約成立に至るまでの一連の業務プロセス全体をアドバイスするFA業務までカバーする。
事業承継・事業再生支援は、中小企業の経営者の高齢化が進む中、経営資源を次世代へ引き継ぐことが重要と中小企業庁が推奨しているもので、同社の具体的な支援業務は、事業承継計画の策定から企業価値算定、事業承継コンサルティング、 事業再生計画の策定、事業再生コンサルティングなどまで及ぶ。
「事業の収益性の先行きに悩む中小企業に対し、事業承継や抜本的な事業再生支援を行うことによって、地域経済を支える中小企業の事業価値の毀損を最小限にとどめ、収益性のある事業の維持、発展を推進することが可能になります。私たちの仕事は企業と共にあり、企業が明るい未来を築けるよう日々精進してまいります」
(ライター/斎藤紘)
株式会社 ワイビープラス
TEL/06-6315-0777
Eメール/hiromichi.yamanaka@yb-plus.com
Eメール/hiromichi.yamanaka@yb-plus.com
生産管理や流通、金融のシステムを構築
多様な技術ノウハウで増えるニーズに対応
多様な技術ノウハウで増えるニーズに対応
業務委託方式で事業を推進
遊びによる気分転換も重視
「ITに関わる課題を打破することは、業務の効率化や生産性の向上に直結します。そこに関わることで、企業発展を支える伴走者のような立揚だと考えています」
ITシステム構築支援サービスやコンサルテーションを手がける『エヌ・エス・コミュニケーションズ株式会社』代表取締役社長の小池康資さんの業務に向き合うスタンスだ。大学卒業後就職したソフト開発会社で約20年勤務した時点で先輩と共同経営の形で同社を設立したのが2003年。その際、部下25人を含む30人のスタッフが結集し大所帯でのスタートだったが、個々のスタッフの能力や個性を生かす職場環境を造り上げた経営手腕が事業の推進力だ。
ITシステム構築で支援するのは四つの分野だ。
「ITシステム構築支援は、豊富な技術ノウハウで製造業はもちろん物流業や金融業など各種ビジネスに対応したシステム構築を支援します。『情報機器組込ソフト』の導入支援では、あらゆる情報機器に最適な技術ノウハウで、『生産管理システム』の開発では、製造業向け生産管理システムのノウハウで、『流通システム』の構築では、在庫、販売管理システムのノウハウで、『金融システム』の構築では、勘定系、情報系システムのノウハウで、それぞれ最適のシステムを構築します」
業務は正社員が二人のほか、後は個人事業主などと連携し、委託という形で進めているのが特長で、同社を頼りにする企業が後を絶たず、人手が必要になるという状態という。
こうした業務体制を維持する職場環境で小池さんが大事にしているのが「明るく元気に前向きに」というポリシーだ。
「この業界は、プログラムの入れ替えを行うとトラプルが起きやすく、時には徹夜で対応しなくてはならず、みんなにも長時間にわたって奮起してもらわなければいけないときもあります。でも、そればかりでは心身共に疲れてしまいます。私は、遊びを考えるのが得意で、従業員と一緒に旅行をしたり、ゴルフをしたり、様々なイベントを通してみんなに楽しんでもらえたらと思っています。こうしてしっかり気分転換を図りながら、仕事は緊張感を持って真摯に取り組む。そのオンオフの切り替えでワーク・ライフ・パランスを良好に保つことも重視しているのです」
(ライター/斎藤紘)
遊びによる気分転換も重視
「ITに関わる課題を打破することは、業務の効率化や生産性の向上に直結します。そこに関わることで、企業発展を支える伴走者のような立揚だと考えています」
ITシステム構築支援サービスやコンサルテーションを手がける『エヌ・エス・コミュニケーションズ株式会社』代表取締役社長の小池康資さんの業務に向き合うスタンスだ。大学卒業後就職したソフト開発会社で約20年勤務した時点で先輩と共同経営の形で同社を設立したのが2003年。その際、部下25人を含む30人のスタッフが結集し大所帯でのスタートだったが、個々のスタッフの能力や個性を生かす職場環境を造り上げた経営手腕が事業の推進力だ。
ITシステム構築で支援するのは四つの分野だ。
「ITシステム構築支援は、豊富な技術ノウハウで製造業はもちろん物流業や金融業など各種ビジネスに対応したシステム構築を支援します。『情報機器組込ソフト』の導入支援では、あらゆる情報機器に最適な技術ノウハウで、『生産管理システム』の開発では、製造業向け生産管理システムのノウハウで、『流通システム』の構築では、在庫、販売管理システムのノウハウで、『金融システム』の構築では、勘定系、情報系システムのノウハウで、それぞれ最適のシステムを構築します」
業務は正社員が二人のほか、後は個人事業主などと連携し、委託という形で進めているのが特長で、同社を頼りにする企業が後を絶たず、人手が必要になるという状態という。
こうした業務体制を維持する職場環境で小池さんが大事にしているのが「明るく元気に前向きに」というポリシーだ。
「この業界は、プログラムの入れ替えを行うとトラプルが起きやすく、時には徹夜で対応しなくてはならず、みんなにも長時間にわたって奮起してもらわなければいけないときもあります。でも、そればかりでは心身共に疲れてしまいます。私は、遊びを考えるのが得意で、従業員と一緒に旅行をしたり、ゴルフをしたり、様々なイベントを通してみんなに楽しんでもらえたらと思っています。こうしてしっかり気分転換を図りながら、仕事は緊張感を持って真摯に取り組む。そのオンオフの切り替えでワーク・ライフ・パランスを良好に保つことも重視しているのです」
(ライター/斎藤紘)
エヌ・エス・コミュニケーションズ 株式会社
TEL/052-211-9234