今の大ヒットはこれだ 2013

イギリス生活情報誌 
月刊
ミスター・パートナー
〒160-0022
東京都新宿区新宿
2-13-16旭ビル4F
TEL.03-3352-8107
FAX.03-3352-8605
医療法人社団恵和会 湯原病院 副院長
湯原武氏
1969年、茨城県生まれ。1997年、杏林大学医学部卒業。2008年、医療法人社団慈雲堂内科病院精神科医長。2010年、医療法人社団恵和会湯原病院副院長。2012年、東京医科大学茨城医療センター メンタルヘルス科兼任助教。精神保健指定医、日本精神神経学会認定 精神科専門医・指導医、日本医師会認定産業医。

わかりやすい治療で
早期の職場復帰を目指す

 地域医療を担う「湯原病院」では「心のやすらぎを追求し、クライアントに信頼される病院を目指します」を基本理念として、メンタルケアでの早期発見・治療により短期間の退院を目指している。同院はかねてより精神科と心療内科を診療科目としてきたが、リニューアルにより茨城県でも先駆けとなるストレスケア病棟『あくあ』を設けた。同病棟では入院期間を2、3週間と設定、一人当たり約36平方メートルとゆったりとしたホテルのような空間で、病気ではないが心の休息が必要な方、ストレスに伴う疾患の治療が必要な方がリラックスして過ごせるようになっている。最近のケースでは本来長期入院を必要としないはずが長期入院を余儀なくされることも少なくない。『あくあ』では早期の適切なケアで、短期での職場復帰を目指すことができる病棟となっている。例えばうつ病まではいかないが不眠で休職せざるをえない方が、ヨガや音楽療法、近くの寺院の座禅など各種プログラムから選択して、プライベートが守られた中で、ひとときの心のやすらぎを感じながら治療に専念できる。また、日常の生活では、朝起きてラジオ体操から始まり環境の豊かな緑あふれる地で散歩を楽しめ、本来の生活リズムを取り戻せる。こうしたストレスケアのプログラムで悪化を防ぐことができるのだ。
 また、同院はストレスケア病棟としての機能を持つと共に、近隣の病床のない大学病院の受け皿としての役割を持つ。そして医師や看護師だけでなく、多職種の専門家が基本理念にのっとった治療を行い、気軽に来院が出来、健康な生活を取り戻せる様にスタッフ全員のきめ細かな配慮には定評がある。ストレスケアの社会的なニーズの高まる中、「湯原病院」は新しい時代に対応するメンタルケアを提供する病院として要注目だ。
(ライター/本名広男)

医療法人社団恵和会 湯原病院
TEL:029-887-0310 FAX:029-887-7831
ホームページ http://www.yuhara-mh.or.jp/

日下医院 院長
日下邦明氏
1948年生まれ。日本呼吸器学会認定呼吸器科学会専門医。日本内科学会認定日本臨床内科学会専門医。認定産業医。昭和21年に開業した同医院を大学卒業後に受け継ぐ。内科・小児科・呼吸器科として、ぜんそくの方から肺気腫の方まで、様々な症状を抱える患者の診察を行う。

呼吸器系の全てを知り尽くす
下町で皆に愛される医院

 近年、患者数が増加傾向にある気管支炎。特に大気汚染や公害などを起因とする症状の悪化により、その死亡率も高まっている。特に気管支炎ぜんそくは子供に多い病状で、大人への家庭感染が職場内での集団感染に繋がるケースもあるという。
 そんな中、東京都墨田区の『日下医院』では、内科・小児科・呼吸器科として、子どもからお年寄りまで、気管支炎やぜんそくの診察・治療に力を注いでいる。同院の日下院長は、もともと父親や祖父が内科や産婦人科を扱っていた『日下病院』を経営していたが、肺がんでおふたりを亡くしたことを機に大学卒業後は呼吸器科を選択した。
「小さな頃から父親や叔父たちが責任感を持って仕事に取り組む姿を見て、自分も医師になることを志しました。彼らが残してくれたものをしっかりと受け継いでいきたいですね」と話す。
 現在、墨田区では呼吸器科専門医は少なく、同院の日下院長を頼りに呼吸器系の疾患の疑いがある方が遠方から訪れるというケースも少なくないという。
「風邪が長引くと、鼻水から始まり、喉、発熱、気管炎症と、症状が進むいわゆるマーチ行進という状態に陥ります。特に痰に色が付き始めると、それは重症化のサインですので、早めの治療を勧めています」
 また、他の病院で受け入れられなかった患者様にも対応している。
「当院では夜間、休日も含めて24時間受け付けています。自宅と枕元にも連絡が繋がるようにしています。他の病院からの紹介を受けて、在宅酸素療法を当院で行うこともあります」
 スカイツリーを眼前に眺める『日下医院』。開発の進む周辺地域の中で、下町ならではの人情を今も大切にした診察を行う日下院長は、保育園の園医、中学校の校医という顔も併せ持っている。休日明けの診察は混雑必至といい、小さなお子様から大人の患者様まで、誰もが頼りにしている愛すべき存在なのだ。
(ライター/高山祐紀)

医療法人社団日下会 日下医院
TEL:03-3622-8012

株式会社 グリーン・ジョブ 代表取締役
中尾信生氏
長崎県出身。長く航空業界で勤めていたが、農業への志を実現するために2010年に早期退職し『株式会社グリーン・ジョブ』を設立。本来の自然有機栽培を実現するために、間伐生竹をパウダーにした『竹肥料農法』で無農薬栽培に取り組んでいる。

竹肥料による自然農法で
地域農業の振興を図る

 地元長崎市琴海戸根町の実家の農地も含めて地域の農地が荒れ放題なことを憂い、地域の農業再生を目指して早期退職、『グリーン・ジョブ』を立ちあげた中尾信生代表。荒れた地の耕作には困難を極めたが、その困難をプラスに転換するべく『竹肥料農法』を取り入れた。
「耕作地は地元生産者の高齢化により手がかけられなくなって竹藪だらけになっていました。そんな時に出会ったのが『竹肥料農法』。増殖した竹を肥料にでき、農地の整備とも合わせ一石二鳥の画期的な農法なのです、これを地元に活かそうとNPOを立ちあげ、さらに事業の継続性を考え営利法人である『グリーン・ジョブ』設立したのです」と、中尾代表。
『竹肥料農法』で使用する「竹肥料」は、生竹を繊維状に細かく粉砕しパウダーにしたもの。竹肥料を施すことは1日で1m以上伸びるといわれる竹の生命力を田畑に取り込むことでもある。糖分やケイ酸、ミネラルを豊富に含んでいることから作物が甘くなったり、病気に強くなったりすると言われている。雑草の成長を抑制する植物マルチとしても使え、多様な有用微生物を増殖させ悪玉菌の殺菌や制菌をし、土壌改良にも役に立つという。
「これまで厄介者だった竹藪を地域資源として活用できるわけです。弊社では、この『竹肥料』を使って循環型農業である自然農法を行っています。減農薬や有機農法の試みは多くの方が行っていますが、弊社ではそれをもう一歩進めているわけです」
 中尾代表は「竹肥料」の自給体制を完成させ、自然農法による地元作物のブランド化をはかり海外進出も視野に入れている。現在オーガニックは世界的潮流となっており、意識ある方々は無農薬や無科学肥料の作物を選ぶようになっている。中尾代表はいう。
「それらを踏まえ、農業を日本の基幹産業として振興できればと願っています」
(ライター/本名広男)

株式会社 グリーン・ジョブ
TEL:095-884-0001 FAX:095-884-0002

行政書士 柴田法務会計事務所 所長
柴田純一氏
金融機関在職中主に年金請求と成年後見制度の利用促進に取組み、その後ファイナンシャルプランナーとして中高年層の生活設計のアドバイサーを20年間行う。この経験を活かし、遺言・相続専門の事務所『行政書士 柴田法務会計事務所』を開設。

万全な備えをもって
笑顔相続を実現

 遺言書を書くのは縁起でもないという風潮があったが、最近では終活ブームや生前に自分の葬儀を体験するイベントなども開かれていることもあり、相続を自分のライフプランに組み込むことを考える方も増えてきた。もちろんそこで忘れてはいけないことが遺言書だ。相続税や生命保険、墓地のことには気を回す方でも遺言書となると面倒なのか後回しにしがちだが、遺言書こそ、「笑顔相続」実現のための一番大事なキーポイントなのだ。遺言書のみを専門に扱う『行政書士 柴田法務会計事務所』所長柴田先生はいう。
「遺言書はあなたの家族が面倒な手続きに煩わされないように、そして争いにならないように生前から準備しておくための『家族の絆の証明書』なのです。準備しておくのは早ければ早いほど万全に近い備えが可能なのです。遺言書は家族を守るために欠かせないものと考えていただきたいと思います」
 しかし、法的にも家族の心情的にも手落ち無く心配りがされた遺言書を作成できる所は少ない。行政書士として他の業務を掛け持ちせず、生涯を遺言書の仕事に捧げている柴田先生は『家族の絆の証明書』としての遺言書を作成してくれる希有な存在だ。さらに、柴田先生は遺言執行者として相続が発生した場合、遺言書に従い相続財産を管理し、遺言書の内容を実現してくれる。家族が煩雑な相続手続きに忙殺されることなく、あなたを悼む時間を作ってくれるのだ。
 柴田先生は、遺言書専門の行政書士にして仏教者として高い位である大阿闍梨でもある。これは寺院を建立したり弟子をとることができる責任ある僧侶の位なのだ。宗教者でもある柴田先生は、多くの方が相続のトラブルなく、笑顔相続を行って欲しいというのが願いだ。柴田先生は、相続の実務面とともに宗教者として心のケアまでサポートしてくれる、日本でも唯一の存在と言えるだろう。
(ライター/本名広男)

行政書士 柴田法務会計事務所
TEL:03-6780-1408 FAX:03-6780-1409 Eメール:info@yuigonsyo.biz/
ホームページ http://www.yuigonsyo.biz/

特定非営利活動法人サポートグループ
ほわほわの会・かざみどり相談室 所長
宮﨑充弘氏
大阪府大阪市出身。高校卒業後福祉関連の専門学校を経て福祉業界に。ボランティアグループ『ほわほわの会』での活動が広がりをみせ、現在は多数の委託事業とNPO事業を運営する「NPO法人 サポートグループ ほわほわの会・かざみどり相談室」の所長を務める。

障がい者の想いの実現を
目指すソフトウェア

 大阪府和泉市で、身体障がい者、精神障がい者、知的障がい者のための福祉施設を運営している特定非営利活動法人サポートグループ「ほわほわの会」では、ハンディキャップのある方々が地域の生活の中で普通に暮らして行くための様々なサポートを行っている。その中で、利用者の想いに一歩でも近づくことができればとサービス提供管理ソフト『すま〜と』を開発した。これは日々の支援活動の記録を残せる機能をはじめ、現場の効率化に貢献する情報共有ソフトだ。
「障がい者福祉の場合、まず利用者の想いや目標を達成するための計画を作成することから始まります。『すま〜と』には、利用者により日々の取り組みや成果などの進捗状況が記録され、施設や支援チーム全体でその情報を共有・分析することで、介護者や支援者のチーム全体のレベルアップを図ることができるのです」。と話すのは『ほわほわの会』代表の宮﨑氏。支援者がそれぞれ情報を共有していないと利用者が目的を見失ってしまうケースもあるため、『すま〜と』の様なソフトが重要な存在となり得るわけだ。
「客観的事実の記録を『すま〜と』を通して分析することで、利用者の支援の根拠として活用することもできます。支援会議等の資料も簡単に作成できるというメリットもあります」
 また、「ほわほわの会」がある泉州北障害保健福祉圏域3市1町には、この地域に住みたい障がい者の支援を一体的に応援する「地域移行支援会議」がある。これは障がい者に地域の情報をお渡しできる様にする会議で、窓口を「ほわほわの会」の『かざみどり相談室』が担当となっている。
「働きたいという障がい者がいた場合は、ご本人様の想いを聞かせていただき、地域のグループホームの連絡会や作業所の連絡会の方が利用できる施設の紹介をしたりします」と宮﨑氏。この積極的な取り組みが、地域ぐるみの包括的な障がい者支援を可能としているのだ。
(ライター/高山祐紀)

特定非営利活動法人サポートグループ
ほわほわの会「かざみどり相談室」
TEL:0725-57-0250 FAX:0725-57-9001 Eメール:npohowa2@basil.ocn.ne.jp
ホームページ http://howahowanokai.com/

ケアホテル松の家塩原温泉 代表
松崎眞氏
埼玉県出身。1979年生まれ。2008年より介護事業に参入。埼玉県北本市の「デイサービス松の家」、「ケアマネジメント松の家」、栃木県「デイサービス松の家塩原温泉」を運営し、今回「ケアホテル松の家塩原温泉」をリニューアルオープンした。介護を通じ、地域社会に貢献する。

自然豊かな塩原温泉郷
旅館利用の老人ホーム

 平成25年8月栃木県は塩原温泉郷で住宅型有料老人ホーム「ケアホテル松の家塩原温泉」がオープンした。それにより、温泉保養地で長期滞在で利用できる高齢者向け施設となったのだ。同施設を運営する松崎代表は次のように語る。
「この住宅型有料老人ホーム『ケアホテル松の家塩原温泉』は、日光国立公園の雄大な自然の中にあり豊かな日本の四季を感じられる恵まれた環境にあります。建物は、平成17年王将戦が行われた由緒あるホテルを改装し、また、日本有数の温泉郷である塩原温泉の源泉を利用できるので高齢者の方にはより喜んでいただいています。施設では、利用者の方々に安心して生活を楽しんでいただけるように、介護有資格者が常駐し、日常的に見守りや安否確認などを行います。食事も健康に気を使ったものを提供し、通常の老人ホームよりも部屋も1・5から2倍近く広く、私どもはそうした住まいでゆったりとした暮らしをして頂けるようにサポートしています。また、近隣には弊社が手がける通所介護施設『デイサービス松の家那須塩原温泉』があり、介護保険を使えればリハビリやレクリエーションが利用できます。このデイサービスにも温泉があるので湯めぐりのように楽しむことができます」
 余生を塩原温泉にある純和風の建物で過ごせるわけだ。日常的に心やすらぐ生活を送れるだろう。高齢者が余生を過ごすに当たってそんな温泉地でのリゾート型有料老人ホームを利用できるという選択肢があるのは幸運なことだ。
「弊社のデイサービスは塩原のほかに埼玉にもありますが、介護の姿勢としては、緑の中の癒しのふるさとということをうたっています。良い景色を見て、精神的・心身的にゆったりしていただき、職員も最上級の介護を心がけています。そうした姿勢はこの有料老人ホームにも通じています」と、松崎代表は語った。
(ライター/本名広男)

ケアホテル松の家塩原温泉
TEL:0287-48-7815 FAX:0287-48-7816 
Eメール:matsuzaki-shoji@mx4.alpha-web.ne.jp

光輪寺 住職
安井誠氏
愛知県弥富市出身。名古屋工業大学で機械工学を専攻。50代で勤めを辞めて三重大学大学院で風車の研究を行う。その後、誘われて仏門に入り真宗大谷派の清通寺で修練を積む。門徒さんとの縁があり59歳で光輪寺の住職となる。

50代で発心して仏門に
異色の経歴を持つ御住職

 光輪寺は、かつての説教道場の形態を残している260年の歴史を持つお寺。説教道場とは布教最前線の拠点として門信徒の皆さんが集まってお参りする場所。かつては地方のお寺の多くは説教道場だったが、説教道場の建造物を今に残している所は少なく、光輪寺は浄土真宗の布教史上稀少なお寺と言える。安井誠住職は、在家から50代で光輪寺の住職となった異色の経歴を持つ。
「50代半ば仕事をやめて大学院に行ったのですが、父が亡くなり、それを追うように母も亡くなりました。そんな時、自らも発心(ほっしん)し、また僧侶にならないかというお誘いもあり、得度して仏門に入りました。修練をしていた清通寺の門徒さんに当時の光輪寺住職の奥様の知り合いの方がいらっしゃいまして、光輪寺に跡継ぎがいないとのことで、私に目をつけたのです。浄土真宗では血筋を重んじて跡継ぎは寺族のことが多いのですが、私のように在家で50代から入ってお寺を持ち住職になるケースというのは本当に稀だと思います。父母の七回忌の時は私自身がお経をあげました。仏門に縁があり豊田にも縁がありました」と、安井住職。
 親鸞聖人を開祖とする浄土真宗は阿弥陀様にすべてをお任せする他力の教えです。
「私が重んじているのは、葬儀の時、参列した人達と共に真に故人を偲び、今、生かされていることの大切さを感じとって欲しい。難しいことは抜きにシンプルに生きるということ。あれこれ悩まずに今好きなことを一所懸命行って生きて欲しい。寺に門徒さんや信徒さんを集めて浄土真宗の教えを伝えたいのですが、まだ人数が少ないのでこれからの課題と思っています。住職となって3年。まずは寺としての基盤をしっかりと作ってから、かつての説教道場のような形で門徒さんや信徒さんを集めていくことがこれからの目標です」と、安井住職は語った。
(ライター/本名広男)

真宗大谷派(東本願寺) 光輪寺 岡崎教区第25組
TEL:0565-45-0404

株式会社ドリームライフ 代表取締役
NPO法人 絆 理事長
水島誠一氏
『株式会社ドリームライフ』代表、『NPO法人 絆』理事長として、利用者の想い、ご家族の想いを尊重した支援、そして今まで生活してきた「地域の中」でその人らしく生きがいのある生活が継続できる様な支援を目指す。

自分らしく生きるための
支え合う介護を目指す

 地域社会との関わりを大切にし、幅広い形態で介護事業を行っている『ドリームライフ』。同社の水島代表は、高齢者の方々に住み慣れた土地で自分らしい暮らしを送って欲しいと願い、それを実現・継続できる様に日々の体制作りに励んでいる。そのひとつとして、小規模多機能型居宅介護を提供する『梨久保の杜』では、通所利用だけでなく必要に応じて宿泊も可能としている。
「通所できない場合はスタッフがご自宅にお伺いし安全確認を行います。朝・昼・夕食の提供や訪問形態(時間・内容)も自由に設定できるので、自宅で暮らしたいという方の要望にも最大限に応えます」と水島代表。また『介護なんでも相談室 よりあい処』では、地域の世話人の方が当番になり、日中ご自宅にいる高齢者の方々と一緒におしゃべりやレクリエーション等を気軽に楽しむことができる。
「大事なのは元気なお年寄りが集まり、楽しく過ごせる場所を提供すること。地域住民や利用者の方々が互いに支え合う介護です。地域ぐるみで介護に取り組み、暮らしやすい街を作りあげていきたいですね。その思いを持っていれば、新しい発想が生まれるかもしれません」と水島代表は語る。
 また、畑作りをはじめとした農業の取り組みも大事にしている。
「私たちが支えるだけでなく、利用者自身のある程度の自立も必要だと感じています。無理のない程度に身体を動かせば健康を維持できますし、地域農業に参加することで世代を超えて助け合いながら暮らすというひとつの介護のスタイルが定着します」
 ともに支え合う介護――。水島代表が掲げる介護の形は、ただ利用者が一方的に介護をしてもらうものではなく、利用者が自主的に地域の活動に取り組む中で、地域住民が足りない部分を補うなど、お互いに支え合う気持ちを持つことを理想としているのだ。
(ライター/高山祐紀)

株式会社 ドリームライフ
TEL:0266-75-5015 FAX:0266-75-5016
ホームページ http://www.kizunadream.com


[イギリス生活情報誌] 月刊 ミスター・パートナー 〒160-0022 東京都新宿区新宿2-13-16旭ビル4F TEL.03-3352-8107 FAX.03-3352-8605