新時代のヒットの予感!! 2023

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前例のないスキームの人材紹介事業
高度のスキルを業務委託契約で活用

シニア先代などに限定
面談でやる気を見極め


 労働力人口の減少や高齢化などを視野に、長年培ってきた能力を業務委託契約で活用するという前例のないスキームの人材紹介事業で注目度を高めているのが『リバイバルキャリア』CEOディレクターの灰本栄三さんだ。合成樹脂の精密機器メーカーの経営トップを退いた後、残りの人生設計で「社会の役に立ちたい」と始めた事業は、持てるスキルと求めるスキルをマッチングさせるもので、総務や人事、モノづくりなど特定の分野の即戦力確保に悩む中小企業の助けになるものだ。
 その事業スキームは不特定多数を対象にする職業紹介事業とは異なり、求職側を定年が延長されたもの待遇面の不満などで退社を考えているような55歳以上のシニアスペシャリストと子育てが終わった高スキルの女性、求人側を商工会議所の会員企業に限定、ホームページで登録した人は個人事業主になり、採用先の企業と業務委託契約を結び、求められた業務を完遂する方式だ。
「求職者は正規雇用者と異なり、与えられた業務を与えられた期間に完成させればいいのです。求人企業は36協定や同一労働同一賃金を考えることなく、求めているスキルを利用することができます。登録された個人、企業の社長と面談し、やる気や求める人材などを見極め、その情報をデータベース化します。その上で最適のマッチングを考えます。このアナログ面談を重視していますので、100人、100社を当面の登録目標にしています」
 もう一つ、事業運営の先進性を示すのがインターネットの活用だ。検索エンジンで上位表示に結びつけるSEOやWEBブランディングを活用し、事業や会社、灰本さん自身の認知度を高め、集客力につなげた。大阪商工会議所の会員になり、会員企業にチラシを送る広報活動にも力を入れる。大手人材紹介会社では、年収の25%から35%にもなる紹介手数料を30万円に設定したことも登録を促す要因になっている。
 2022年2月に登録用のホームページが完成、8月時点の求職者は65人、求人企業は45社。センサー製造を海外に外注していた会社と製造技術を持つ人、社内規定がないベンチャーとその策定ノウハウを持つ人などストライクゾーンに入ったマッチングが次々に生まれているという。
 現在、大阪、神戸、京都で事業を展開しているが、2022年10月には東京・港区にもオフィスを構え、事業規模の拡大を目指す。
(ライター/斎藤紘)

リバイバルキャリア
TEL/0798-71-1784 
Eメール/eizo8008@gmail.com
ホームページ 
https://revivalcareer.com/

平飼いと贅沢な餌が生み出す極上卵
自然環境生かして栽培した米も好評

地域活性化に強い思い
愉快な品名販促に一役


 長野県中部、信州聖高原南麓の自然豊かな美しい麻績(おみ)村で、自然環境を生かした農法で稲作や養鶏に取り組む『アリとキリギリス農園』代表の久保田政宏さんが販売する『3種の卵』と天日干しあきたこまち『麻績美米(おみうまい)』が好評だ。人口減少と遊休農地の増加を食い止め、笑顔と活気あふれる田園風景を次世代に継承したいとの思いを込めて生産した自信作だ。
『3種の卵』は、原産国チリで幸運を招く青い卵と言われる全国的にも珍しい「岡崎アロウカナ」の卵、やや小ぶりだが卵黄の色は濃く、舌触りは滑らかで、味は濃厚でこくのある美味しさが特長の日本三大地鶏の一つ、「名古屋コーチン」の卵、一般の卵用鶏と比べると5%ほど黄身が大きく、濃厚な甘みとコクが感じられる家畜改良センター岡崎牧場で開発された日本でも数少ない純国産鶏「岡崎おうはん」の卵。消毒など衛生管理が行き届いた約70㎡の鶏小屋で平飼い、放し飼いし、自家製のあきたこまち、籾殻、小糠、野菜に加え、タラの芽などの山菜や筍、松茸などの天然もの、さらに高級ブドウのシャインマスカット、桃などの果物、牡蠣殻などを配合した餌で育てたものだ。
 久保田さんは商品名も工夫し、「岡崎アロウカナ」の卵を神鶏(カントリー)、「名古屋コーチン」の卵を鶏夢(ドリーム)、「岡崎おうはん」の卵を桜鶏(オードリー)、三種混合は彩鶏(いろとりどり)と名付け、このユーモラスなネーミングも販促に一役買っている。
 あきたこまちの『麻績美米』は、自然環境を生かし、低農薬、天日干しで手塩をかけて栽培した米だ。
「麻績村は、中山間地域に位置し、昼間は暑く夜は冷え込み、朝晩の寒暖差が大きい地域です。『麻績美米』は、この環境の中で、聖高原の冷たい雪解け水と粘土質の土壌で栽培するため、噛めば噛むほどに甘くて美味しいお米ができます。農薬は田植え時に撒く殺虫剤なども通常の半分とし、除草剤も半分の量を目安として散布し、草が出ないように田植え前に三回から五回の代掻きをしています。また、近年は機械乾燥するお米が増えていますが、『麻績美米』は完全な天日干し米です。その後は推定で築200有余年の土蔵の穀箱で安定した湿度で保存します」
 こうした様々な工夫と努力が購入者の高い評価につながっている。
(ライター/斎藤紘)

アリとキリギリス農園
TEL/0263-87-3316 
Eメール/agri@cia-japan.jp
ホームページ 
http://cia-japan.jp/

国内初モデルの介護活動スキーム
趣味を取戻すアクティビティケア

アニマルセラピーが柱
北欧型介護参考に考案


 芝生の上に一軒の家が建ち、ペット、楽器、お花、調理器具、スポーツ用品、常備薬などたくさんのアイコンが描き加えられた一枚のイラスト。「心身の要介護状態を理由に消えかけているアイコンを作り直す再創造、レクリエーションこそ、その人らしさを支える介護なのではないか」――。
 さいたま市の三カ所で特別養護老人ホームを運営する『社会福祉法人五葉会』理事・本部長の戸山文洋さんが、入所者の趣味嗜好をサポートするために考案した、国内にモデルのない「アクティビティケア」を開始するに当たって職員の理解を深めるために行った問いかけだ。この活動を実践する専門部署として立ち上げたのが「アクティビティケア・チーム」、略して「アクト(ACT)」だ。
「日常生活に何らかのお手伝いが必要になると、趣味や嗜好は様々な形で取り除かれてしまいます。火を消し忘れて危ないからと料理をやめる、水をあげるのを忘れてしまうから花をやめるといった具合に少しずつ殺風景になっていってしまうのが要介護度の進行です。アクティビティケアは、こうして一度取り除かれてしまった趣味や嗜好を介護介入で取り戻す活動で、ご利用者様の生活に必要不可欠なものと考えています」
「アクティビティケア」は、音楽や手工芸、書道、季節のイベントなどバラエティに富んでいるが、最も力を入れているのが動物との触れ合いで癒しを与えるアニマルセラピーだ。家業の『五葉会』をどのように自分らしく継承するかを考えていた時に、他の高齢者施設でアニマルセラピーを見て、フワフワな毛に触れた利用者の顔が輝く光景が脳裏に焼き付き、自分流の介護方針が形成されという。
「ホームには犬舎があり、アニマルセラピーの日は、奇麗に汚れを落とした犬たちをキャリーでご利用者様の元に連れて行きます。可愛いね、いい子だねなどと抱きしめたり、膝に乗せて歌を聞かせたり、癒されていることがわかります。動物と触れ合い、一緒に遊ぶことで、感覚刺激や反応の改善、不調の回復、不安の解消、自信と意欲、感情表現の回復、協調性の出現などの効果が期待できるのです」
「アクティビティケア」は、福祉大国スウェーデンで見学した介護施設の一日の過ごし方の多様な選択肢に目を見張り、その意義と効果の考察と発想力から考え出したものだ。
(ライター/斎藤紘)

社会福祉法人 五葉会
TEL/048-682-1122 
Eメール/info@goyoukai.or.jp
ホームページ 
http://www.goyoukai.or.jp/

丁寧で心を尽くす遺品整理に高評価
作業現場で貫くホスピタリティ精神

清掃作業で消臭と除菌
依頼増やす献身的姿勢


「2日間かけて市営住宅の遺品整理をさせていただきました。お返しできるように、エアコンを取り外し全部屋、綺麗に清掃させていただきました」「大きな仏壇の仏具などを一つひとつ梱包し、市内のお家にお引越ししました」「綺麗に飾ってあった置き物や食器は買取りさせていただきました」「遺品や貴重品を近くにお住いの親戚の方に受け取っていただきました」
 大阪を中心に近畿圏で「遺品整理事業」を展開する『関西遺品整理センター』が行った作業の一端から丁寧で心を尽くす仕事ぶりが浮かび上がる。この業務姿勢は、1970年に同社を立ち上げた代表取締役の工藤敏光さんの経営理念に沿うものだ。
「常に礼儀礼節をわきまえ、お客様の心と体の負担を少しでも軽くすることができるように作業を進める」
 この理念は、工藤さんが大阪の老舗ホテルのホテルマン時代に学んだホスピタリティ精神に由来する。27歳のとき、義父の急逝に伴い、異業種の運送会社を継ぎ、引っ越しの業務で老人ホームを訪ねた際、遺品整理を頼まれたことを機に、社会の高齢化に伴って重要性が増すとの判断から遺品整理事業に舵を切り、独学で遺品整理の方法を学び、運送用の大型トラックと軽トラックを活用して事業を開始してからも、体に染み込んだホスピタリティ精神が揺らぐことはなかった。現在、ホスピタリー精神を受け継いだスタッフを牽引し、遺品整理のほかにも、物置の解体、仏壇や人形の供養、生前整理、不動産の売買・解体、ミニ引越し、ゴミ屋敷の片づけなどに対応しているが、これらの作業の中で特に重視しているのが再び住める状態にするために消臭や除菌まで徹底的に行う清掃作業だ。ここで使うのが、特許ノズルでオゾンに水分を加えミクロ状で噴射する消臭機・ドライフォガーND-100X。  
「水分を付加したオゾン気体は、除菌、消臭に対する反応効率と酸化効率が一気に数十倍へ加速するため素早く物質へ反応し、従来のオゾン消臭機では考えられない瞬間消臭を可能にし、酸化力で室内環境を甦らせることができます」
 同社には、 事件現場特殊清掃士の資格保有者が在籍し、孤独死や自殺、事故死した部屋など特殊な事情を抱えた部屋の特殊清掃も行っている。
「困っている人のために奉仕したい、この一心で仕事に向き合っています」
 この献身的な姿勢が評価され、作業依頼が後を絶たない。
(ライター/斎藤紘)

関西遺品整理センター 株式会社 ベストサーブ
TEL/0120-79-8818 
Eメール/info@bestserve.co.jp

冷凍冷蔵設備の設計施工に高評価
迅速丁寧な対応をモットーに前進

冷熱技術の研鑽に励む
故障にも即日対応可能


「冷やす力は食の幸せを支え、命を育み、生活を豊かにする」
スーパーや飲食店、物流倉庫などに必要な冷凍・冷蔵設備の設計施工、メンテナンスで発注元から高い評価を得ている『高橋冷機株式会社』代表取締役の高橋進さんの信念だ。各冷機器の販売やフロンガスの回収・破壊、空調設備の設計施工、電気工事にも対応する業務の幅広さも支持される理由だ。
「冷凍・冷蔵設備は食品の品質や鮮度を維持し、商品価値を高めてくれる効果がありますが、設計施工には複雑な電気配線などもあり、冷熱技術のほか電気工事の専門知識も求められますので、研修などで技術の研鑽に努め、更新してきました。設置する場所の構造や使用目的も様々で、現場を確認し、それぞれのニーズに最適の設備を提案します。不調になった設備は現状を把握して設計する改善提案も行います」
 迅速丁寧な対応をモットーとし、冷凍・冷蔵設備の故障など急ぐ案件には、電話を受けた当日中に現場を訪問して状況を確認し、その場で対応できないものは代用品で一旦対応して後日、修理するという。
(ライター/斎藤紘)

高橋冷機 株式会社
TEL/084-999-6440 
Eメール/info@takahashi-reiki.com
ホームページ 
https://www.takahashi-reiki.com/

運送業の非効率な管理業務を変革
特許技術による機能で自動化実現

シンプルな操作に特長
機能を追加搭載し進化し続ける


 運送業の煩瑣な管理業務に大きな変革をもたらしたと評されるのが保険代理業やシステム開発を手がける『株式会社イージスワン』代表取締役の鶴田由規夫さんが開発したクラウドシステム『AEGISAPP運送業Ⓡ』だ。保険業務の顧客だった運送会社の鉛筆と紙、電話、FAXで行う管理業務の大変さを知り、技術開発を進め、特許を取得して構築したシステムだ。
「ものすごく非効率で人手が必要な業界でした。加えて、運送業界の労働環境を2024年までに改善しなければならない2024年問題もあり、業務効率を上げて労働時間を減らし、賃金を上げるかが求められています。そのソリューションとなると確信して開発しました」
『AEGISAPP運送業Ⓡ』は、自社でサーバーを構築する必要がなく、カーナビなどを利用して、配車管理、運転日報の作成、運賃の計算、請求書作成、経営分析、運転手の安全管理などをマウス操作で行えるもので、シンプルな操作性とわかりやすさが特長。労基法改正などに即して機能を追加し、年々進化していることも支持される理由だ。
(ライター/斎藤紘)

株式会社 イージスワン
TEL/03-3261-0861 
Eメール/info@aegisapp.net
ホームページ 
https://unsogyo.aegisapp.net/

環境対策や森林資源の活用視野に
木使いによる斬新な木造建築推進

一般施設に活用を拡大
グループホームが象徴


 気遣いならぬ「木使い」で建築に対する時代の要請に応えているのが芸大出身の一級建築士、『ジビキデザイン』代表取締役の地引重巳さんだ。地球環境に配慮した取り組みとして、住宅だけでなく一般施設にも温室効果ガスCO2の固着率が高い木を適材適所に使った斬新な木造建築を推進、環境とデザインの架け橋として存在感を高めている建築家だ。
「全国で植えられた木は、今切らないと増々切れなくなる瀬戸際に直面しています。その木を有効に利用する上で機能性や維持管理などを含む総合的なデザイン性が求められる時代に入っていると感じます」
「木使い」の象徴が、土地所有者と障がい者グループホームの運営者をマッチングする建貸スキームだ。外観は木造化で周辺環境と調和を図り、内部も木質化で癒しの効果をもたらし、地域に愛されるホームを建築する事業だ。このほか、小屋が集まるように家形を連続させた木造建築の「幼保連携こども園」、北海道や秋田の木を使った木造耐火構造を取り入れた「豊洲ぐるり公園パークレストラン」などからも「木使い」の理念が伝わる。
(ライター/斎藤紘)

株式会社 ジビキデザイン
TEL/03-6869-7670 
Eメール/jibiki@jibikidesign.com
ホームページ 
https://jibikidesign.com/

伝統工法で軟構造の住宅を建築
地震を揺れて逃す古来からの工夫

剛構造全盛に疑問提起
木材の乾燥方法も重視


 古来から受け継がれる伝統工法による木造住宅の建築で声価を高めているのが、『こいずみ木工場』CEOの小泉賢二さんだ。地震対策として急速に普及が進む剛構造ではなく、軟構造の木造建築にこだわる。
「日本は、地震の多い国で本来なら地震を揺れて逃がす柔構造でできていましたが、現在の木造建築は地震の揺れにガチガチに固めて耐える剛構造で造られているのが一般的です。そのやり方は、ここ10年で急速に進み、社寺建築の世界まで進出しています。構造計算の数値で表した建物になってしまっているのです。コンクリート造りの建物なら分かりますが、木造建築は受け継いで来ている技術を使えば良いのです」
 現場では、建築基準法の決まりで基礎と土台だけは金物を使うが、それ以外の場所は無垢材と土壁を組み合わせる伝統工法で建てる。木材の乾燥もねばりを残し、地震の揺れに対する強さなどを引き出す。木造住宅の新築のほか、リノベーション、数寄屋門の改修、文化財改修、茅葺き屋根の梁の修復、椅子やテーブルなどの製作も手がける。
(ライター/斎藤紘)

こいずみ木工場 合同会社
TEL/0465-46-6744 
Eメール/kjxpkj@gmail.com
ホームページ 
https://www.koizumiwoodworks.com/


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