「洗えるクロス」は特許を取得。商標登録も行なっている「No.1シリーズ」
INK-カオリの使用例。表面をフィルムラミネート。汚れに強く耐摩擦性等の表面強度に優れたクロス。
「洗えるクロス」は「No.1シリーズ」から「カラーシリーズ」まで5つのシリーズを展開している。
写真は「No.1シリーズ」より
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クリーニングで新品同様の仕上がりに
地球環境に配慮したクロスが誕生
よいものを長く丁寧に使う時代、コストとエコの観点から何度も使える画期的なクロスが誕生した。環境への高い意識から生み出されたこの商品が、美しい地球と子供たちの未来に繋がっている。
内装材開発販売やリフォームなど様々な事業を展開している「インクコーポレーション」。「使い捨ては当たり前」から「貼替え不要」へとクロスの常識を覆したのが、同社の開発した『洗えるクロス』だ。「環境への配慮」「安心の10年保証」「賃貸物件のトラブル根絶」と、3つのポイントで日本の内装業界を大きく変えようとしている新タイプのクロスに注目が集まっている。
ワンルームマンション1室に使われるクロスは約50m、重さ約20kg。これだけのクロスが一度使われたら破棄されるという日本の内装業界。クロス生産に使用される資源、処理時に排出されるCO2も考慮に入れると、地球環境に与える影響は計り知れない。同社の代表取締役社長・入江尚之氏は、環境問題の点からこの現状に前々から疑問を抱いていた。「常に地球環境を考える」という当社の理念に適った、環境にも人にも配慮したクロスを作りたい—その想いから誕生したのが『洗えるクロス』。その秘密は表面のフィルムラミネート加工にある。防水性なのでクリーニングで再使用が可能となり、汚れにも強い。また、クロス表面からの化学物質の放出を抑えるため、シックハウス症候群にも効果が期待できる。
さらに嬉しいのは世界初の10年保証。万が一、汚れが落ちない場合は無料で貼り替えを行なっている。15年以上の実績を誇り、自信を持ってお勧めする商品だからこそできる保証なのだ。
『洗えるクロス』は賃貸トラブルの解決にも大きく貢献している。賃貸物件におけるクロス貼替えは、その費用を巡るトラブルが多く発生していた。近年はガイドラインの規定でオーナー負担となることが多く、費用に頭を抱えるオーナーも少なくない。その点『洗えるクロス』は貼替え不要で10年保証付きのため、従来と比べて大幅なコストダウンが可能。低コストで手間も省けると、多くの賃貸管理会社がその品質を認めている。
業界に新しい風を吹き込んだ「洗えるクロス」。安心で安全、低コストと住まいづくりには欠かせない、次世代型クロスとして今後ますます普及していくだろう。 (ライター/井本美彩子)
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