ヒットの予感!! 2018


イギリス生活情報誌 
月刊
ミスター・パートナー
〒160-0022
東京都新宿区新宿
2-15-2岩本和裁ビル5F
TEL.03-3352-8107
FAX.03-3352-8605
 
右下:豊杏理 先生
日本大学歯学部卒。大阪医科大学での研修で口腔外科を選び、インプラントや腫瘍の手術を行う。研修を終えた翌年、「豊歯科医院」二代目院長の父親が急逝。口腔外科の後期臨床研修医として大学に残る予定を変更、2014年、医院を継承。『医療法人豊歯科医院』二代目理事長。

診療時間/10:00~13:00 15:00~19:30(土曜17:00まで)
定休日/木・日曜日・祝日
アクセス/大阪市営地下鉄御堂筋線東三国駅より徒歩約3分
父親の研究遺産を受け継ぐ若き女性歯科医
口腔外科の医療技術と女性の視点を生かす

 1982年開院の『医療法人豊(ゆたか)歯科医院』は、二代目院長が急逝、その遺志を継ぎ、長女の豊杏理さんが2014年に三代目院長に就任し、父親が築いた医療基盤に専門の口腔外科の知見と女医ならではの視点も加味した診療体制で新たな歴史を刻み始めた医院だ。
 診療では、臨床入れ歯研究所を作って7千超の臨床例を重ねた父親の研究遺産を受け継ぎ、技工士との連携で綿密な計画にもとづいて治療を進める。口腔内の骨の厚みや奥行きまで正確に確認できるCTを完備し、治療の安全性を向上させた。インプラントは最も歴史のあるノーベルバイオケア社のインプラントを導入、インプラント手術の際にはノーベルクリニシャンと呼ばれるシュミレーションソフトを使って、骨のしっかりしている位置や方向などを精査する。難しい症例では、インプラントを埋入する穴を正確に開けるサージカルガイドを製作して手術するので安心だ。金属がみえず、歯茎にフイットする義歯、ノンクラスプデンチャーを使ってインプラントを入れるまでの間、歯がないという期間がないように見た目にも気を遣っている。
 審美治療は、女性ならではの感性と気遣いで治療を進める。自分に合ったトレーを作って家でできるホワイトニング、歯と同じ色をした詰め物、審美CR(コンポジットレジン)によるすきっ歯の修復、目立たないトレーをつかった歯並び矯正など、口元から与える印象が変わるように配慮したこまやかな治療を心がけている。治療を受けた人は、一様に笑顔がこぼれ、明るい表情になる。
 新しい試みとして、理学療法士(リハビリテーションTBS主宰の西浦志郎氏)と人体の構造を理解している有資格者が、噛み合わせ、頭蓋骨、頚椎の歪みを整えて、矯正をほどこしている。歪みを改善すると小顔になった、顔の左右差がなくなった、たるみがとれた、あごのラインがすっきりした、リフトアップされた、頭痛がなくなったなど、女性の悩みが解消される。
 豊さんには、心強いサポーターがいる。医師と患者の間に立って治療方針を調整するトリートメントコーディネーターの資格を持つ母親だ。父親の医院運営を長年支えてきた経験も生かした母親の助言を背に、継承した医院を発展させていく。「治療技術をアップデートしていきながら、地域の患者さんに笑顔をもたらす口腔ケアに取り組んでいきたい」。若き医師の決意は固い。
(ライター/斎藤紘)

医療法人 豊歯科医院
TEL:06-6391-1869 Eメール: dr@yutaka-dental.net
ホームページ http://www.yutaka-dental.net/

右下:近藤浩文 院長

診療時間/9:00~12:30 14:00~18:00 
定休日/木・日曜日・祝日
アクセス/JR下野大沢駅から徒歩約15分
優しい歯医者さんの実力示すインプラント
美しい口元を実現する最新医療技術も好評

「すごく優しくて、ここなら通えるかも」。歯の治療は痛いからと敬遠していた女性が知人の紹介で栃木県日光市の『近藤歯科医院』を訪ねて、院長近藤浩文さんの治療を受けた後の感想だ。地域住民の信頼を集める優しい歯医者さんは、入れ歯、義歯、ブリッジの悩みに応え、とりわけ緻密な医療技術を要するインプラント治療で実力を示す。
 近藤さんは、インプラント治療が最善と判断した場合、インプラントの形がスクリュー型で材料は骨と結合する極めて生体親和性の高いチタンであることなどを分かりやすく説明した上で、歯根を埋め込む骨の状態などを正確に診断し、綿密な治療計画を立てることから始める。この治療計画に基づいて徹底した衛生管理下で、手術中に痛みを感じることがないようにしっかり麻酔を施して慎重に手術を行う。最新の歯科用CTを導入して、安心なインプラント治療が受けられ、その後のケアも親身になってくれる。
 口元を美しく見せる治療にも力を入れ、天然歯のような透明感のあるオールセラミッククラウンや、歯の表面を薄く削り、セラミック製のシェルを接着するポーセレンラミネートベニアなども好評だ。
(ライター/大嶋ひかり)

近藤歯科医院
TEL:0288-26-6620 FAX:0288-26-6650 Eメール:hkondo@green.ocn.ne.jp
ホームページ http://dental-kondo.com/

診療時間/9:30~13:00 14:30~18:30 
定休日/木・日曜日・祝日
アクセス/京浜急行上大岡駅より徒歩約8分
削らない痛くない虫歯治療法で声価高める
米国発のドックベストセメント治療で実績

 削らない、痛くない、麻酔しない、神経とらなくてすむ可能性が高い、歯の寿命が短くならない。横浜市の『はらだ歯科』は、まさかと耳を疑わせるようなメリットのある虫歯の治療法で声価を高めている医院だ。その療法は米国で開発された「ドックベストセメント治療」。院長原田圭一さんは、削る治療に代わる有効な治療法として推奨する。
「一般的な虫歯治療は、虫歯はもちろんのこと、健康な歯も削って治療をします。削った部分が多いほど歯は弱くなっていきます。これに対し、ドックベストセメント治療は、虫歯を削って治すのではなく、 鉄と銅を主成分にした殺菌力のあるドックベストセメントを虫歯に塗り込んでいきます。その結果、虫歯は殺菌され、徐々に再石灰化という現象によってカチンコチンに硬くなって治癒していきます」
 殺菌され、再石灰化した虫歯部分は無害なものになるので、 削る必要はなく、これが削らなくてすむ治療といわれる所以だ。この治療法、 保険が効かない難点があるものの、原田さんはこれまでの治療実績から全身の健康にも好影響を与えるとして診療メニューのトップに掲げる。
(ライター/斎藤紘)

医療法人 天晴会 はらだ歯科
TEL: 045-847-3718 FAX:045-847-3718
Eメール:haradakeiichi24@gmail.com  haradakeiichi3678@gmail.com
ホームページ http://harada-dental.or.jp/

小児矯正にも力を入れており、マウスピースで行っている。
「スマイルキッズクラブ」
入会資格 : 0~15歳までのお子様。入会無料 1回 500円

右下:西島圭 院長(左)
大阪歯科大学卒。同大臨床研修科入局。2002年、有歯補綴咬合治療科入局。2006年、社会医療法人わかくさ竜間リハビリテーション病院入局。2009年、ひろすえ歯科クリニック入局。2016年4月、『長居ファミリー歯科クリニック』開院。

診療時間/9:30~13:00 15:00~20:30(土14:30~18:00 日9:30~13:00)
定休日/水曜日・祝日
アクセス/大阪市営地下鉄御堂筋線長居駅6番出口すぐ上
子どもの虫歯予防意識高めるクラブ開設
保育士資格持つスタッフが乳幼児を世話

 大阪・住吉区の『長居ファミリー歯科クリニック』は一般歯科から口腔外科まで幅広い診療科目をカバーし、中でも西島圭院長が力を入れているのが子どもの虫歯予防。その象徴が15歳までの子どもを対象にした「スマイルキッズクラブ」と保育士資格を持つスタッフの存在だ。
「当クラブは、予防意識を高めて通いやすい環境を提供するものです。1ヵ月ごとに来院していただき、冊子でわかりやすく予防について説明しています。1回来院時にフッ素洗口液と歯ブラシ、それにお口の状態を記録するデンタルノートをプレゼントしています。虫歯の治療した場合でも、長くメンテナンスに通う習慣づけにもつながると思っています。保育士のスタッフを採用したのは、乳幼児期の子どもがいる人も来院しやすい環境を提供できたらいいなと思ったからです」
 西島さんは開業する前、高齢者施設での治療や訪問歯科診療にも携わっていた。その経験を生かし、人生長くおいしいものが食べられるようにと、歯をなるべく残す治療を心掛け、誤嚥性肺炎を防ぐ口腔ケアにも力を注ぐ。乳幼児から高齢者にまで心配りが行き届いた医院だ。
(ライター/斎藤紘)

長居ファミリー歯科クリニック
TEL:06-6624-9988 FAX:06-6624-9988
ホームページ http://www.nagai-familyshika.com/


診療時間/9:00~12:00 14:00~18:30 土曜日9:00~13:00
定休日/日曜日・祝日
アクセス/ 北条鉄道北条線北条町駅より徒歩約10分
ハワイ趣向の演出に込めた独自の診療理念
かかりつけ歯科医としての機能強化に工夫

「歯科医院で治療すると痛い・恐い」というイメージがついている中、「小野寺歯科クリニック」では、“行きたくなるような歯科医”を目指し、ハワイをモチーフにした健康への向き合い方で新しい風潮を取り組み、リラックスできる環境づくりを行っている。
「歯科医院は、健康に関する情報を得て生活の中へ反映させ、健康が積み重なってくる場所に変わらなくてはなりません。その拠点づくりから始めてみました」
 院長の小野寺建文さんが生活に反映させる象徴に位置付けたのがブラッシング指導。歯の正しい手入れができないと、治療しても症状の再発につながってしまうので、同院では、人の口の中は千差万別なので、一人ひとりのお口の状態に合わせて、磨き方を丁寧に指導している。また、スタッフミーティングにも力を入れ、治療の技術的なことでも皆で共有し、逆に受付が気づいた患者さんの様子も医師と共有する。患者さんのことなら「医院の誰もが知っている」という信頼関係こそが、小野寺歯科クリニックの考える理想的な歯科医院の在り方である。
(ライター/斎藤紘)

医療法人社団 虹煌会 小野寺歯科クリニック
TEL:0790-43-1182 FAX:0790-43-1183 Eメール:cyber123@hotmail.co.jp

2段目:中矢賢史 院長(中央)
日本歯科大学新潟歯学部卒。同歯学部臨床研究室を経て、2005年、一箕歯科医院勤務。2006年、日本口腔インプラント学会所属。2007年、ほっと歯科医院院長。2010年、一箕歯科医院副院長。2011年、臨床研修医指導員。2012年、「中矢歯科医院」開院。2013年、大阪口腔インプラント研究会所属。

診療時間/9:00〜12:00 14:30〜19:00 定休日/日曜日・祝日
アクセス/伊予鉄郡中線松前駅・古泉駅より徒歩約15分(エミフルMASAKIより車で約5分)
インプラント治療に最先端技術を導入
治療期間を短縮し人工歯根を長寿命化

『中矢歯科医院』の院長中矢賢史さんは、インプラント治療の名医、日本口腔インプラント学会評議員の渡部好造先生の下で重ねた研鑚を基盤に最先端の技術を追求してきた歯科医。インプラント治療の新しい時代の幕開けを告げる光(ひかり)機能化技術を導入し、治療実績を上げている。
 使用する人工歯根は、チタンと骨が結合することを発見したスウェーデンのブローネマルク博士が開発したブローネマルクインプラントシステムのチタン製インプラント体。また、インプラント体に複数の紫外線を照射してインプラント体と骨が接着する能力や骨の形成力を飛躍的に高める、米UCLAロサンゼルス校歯学部の小川隆広教授が開発した光機能化技術も活用、治療期間の短縮とインプラントの長寿命化を図っている。
 さらに総入れ歯や多くの歯を失ったケースに4本のインプラント体をバランスよく骨に埋入して人工の歯を支えるオールオン4など経済的負担を軽くする治療法でも実績を重ねる。これらインプラント治療はコンピュータ上でインプラントを埋める位置を確定して治療精度を上げるコンピュータガイデット手術方式でも行っている。
(ライター/斎藤紘)

医療法人 中矢歯科医院
TEL:089-992-9218(受付時間8:30〜19:00) FAX:089-992-9418
ホームページ http://nakaya-dental.com/

上:「免疫細胞BAK療法」 細胞を培養する「生物製剤研究所(BRI)」
中左:ベッド室 中右:待合室

診療時間/9:00~12:00 13:00~17:00(完全予約制)
定休日/土・日曜日・祝日
アクセス/ JR国見駅前より車で約10分
がん免疫細胞療法で示す高度の医療技術
再発転移の元凶根治に有効な療法を選択

『きぼうの杜クリニック』は、がんの再発、転移の元凶とされるがん幹細胞を、増強した自己免疫細胞で攻撃してがんを治療する「免疫細胞療法」に特化した総合クリニック。「免疫細胞療法」は、副作用による肉体的苦痛を伴う外科手術、放射線療法、化学療法に代わる第4のがん治療法と位置付けられる。同クリニックは、細胞培養センターも有し、この療法の最前線でその高い効果を実証してきた医療機関だ。
「免疫細胞療法」は、抗がん剤でも死滅しないがん幹細胞がターゲット。「免疫細胞BAK療法(生物製剤活性化キラー療法)」は、血液からリンパ球を分離した後、特殊な培養方法によって増殖、活性化させた約100億個の免疫細胞を体内に戻し、がん細胞を包囲して攻撃する。がん細胞を特定することなく非自己細胞としてがん細胞を攻撃できるのが特長で、がん治療の有効率は76%にのぼるという。
 再生医療安全性確保法に則った医療機関である同クリニックの免疫細胞療法は、全国約100ヵ所の提携医療機関でも受けることができる。また、がん専門の医師や医学博士が無料で電話相談を受け付けている。
(ライター/斎藤紘)

医療社団法人 朱雀会 きぼうの杜クリニック
TEL:022-343-7241 FAX:022-343-7247
ホームページ https://kibou-mori.jp/

他の医療機関を受診した患者さんの相談に応じ、意見を提供する「セカンドオピニオン」も実施。

右下:古田一徳理事長・院長
北里大学医学部卒。病院勤務を経て1992年、北里大学外科助手。大手病院の外科医長などを経て、99年、同大学外科診療講師。2001年、ドイツへ短期留学。05年、同大外科専任講師、肝胆膵主任。10年、准教授。同年6月、『ふるたクリニック』開院、理事長、院長に就任。「メディカルブランチ表参道」でも治療。

診療時間/9:30~13:00 15:30~18:30
定休日/金曜日・祝日・火、土、日曜日午後
アクセス/小田急小田原線百合ヶ丘駅より徒歩約2分
マイクロウェーブがん治療で示す先進性
二医院で予防医療や認知症の予防に注力

 神奈川県川崎市の『ふるたクリニック』は、北里大学外科の准教授から転じた院長古田一徳さんが掲げる多様な診療メニューが特色の医院。中でも力を注ぐのが、体に優しいというマイクロウェーブがん治療だ。
「体から30㎝離れた2台のマイクロ波がん治療機器から放出されるマイクロ波が腫瘍部分で交差し、加熱してがん細胞だけを破壊する方法です。がん細胞がダメージを受け始める39度から正常細胞に影響を与えない46度の範囲に温度設定するので、安全に副作用なく治療ができ、手術後の再発防止やがんの予防にも効果がある最先端医療です」
 古田さんは、大学の後輩榎本拓茂さんを院長に迎えた東京・北青山の『メディカルブランチ表参道』でも治療に当たり、予防医療や難病治療のほか、高齢化時代の課題、認知症予防で実績を重ねる。
 「認知症予防は、軽度認知障害MCIの段階で適切な治療を受けることが重要です。当医院では、MCIスクリーニング検査で血液中のたんぱく質を調べ、MCIの可能性を調べ、予防につなげていきます」
 両医院の診療体制は古田さんの信念、諦めない治療を裏付ける。
(ライター/斎藤紘)

ふるたクリニック
TEL:044-959-5116 Eメール: furuta@dune.ocn.ne.jp
<メディカルブランチ表参道>
TEL:03-5774-2057 Eメール: info@medical-brunch.jp
http://medical-brunch.jp/
ホームページ https://www.furuta-clinic.jp/


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