令和のベストヒット大賞 2026

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時代が求める
プロフェッショナル
キャッシュレス時代を生き抜く力を
4歳から始める体験型マネースクール

金融業界40年のプロが伝授
遊びながら学ぶお金の価値


 キャッシュレス化が急速に進み、「お金」に直接触れる機会が減っている現代。便利さの裏側で、子どもたちがお金の価値や働く意味を実感しづらい時代になっている。そんな今だからこそ、生きる力としてのお金の知識を、楽しみながら伝えているのが、群馬県前橋市を拠点に活動する『創造みらいFP研究所』代表の大谷明さんだ。大手証券会社に24年、信用金庫に16年勤務し、通算40年以上もの長きにわたり金融の最前線で膨大なキャリアを積んできた、まさに資産運用の超プロフェッショナル。2022年に独立して同研究所を設立した大谷さんが、今もっとも熱意を注いでいるのが、幼稚園の年中(4歳)から参加できる『キッズマネースクール』の運営だ。
 スクールが掲げるテーマは「4歳から学ぶお金の知識」。「お金って何だろう」「どうやって使えばいいのだろう」という本質的な問いを、子どもたちが主体的に学べる多彩な体験型プログラムとして体系化している。
 未就学児でも夢中になれる「おみせやさんごっこ」では、商品の仕入れから価格設定、陳列、そして大きな声での販売にいたるまで、一連のビジネスの流れを擬似体験する。一生懸命に働いて手に入れたお金の重みを肌で感じることで、子どもたちは働くことの大変さだけでなく、毎日育ててくれる親への自然な感謝の心を育んでいく。
 年齢が上がれば、投資の基本概念である「長期」「分散」「つみたて」をゲーム感覚で体験する「こども投資チャレンジ」や、世界の文化や通貨の違いを楽しく学ぶ「7人の小人とせかいのお金」など、成長に合わせた高度な学びの場も提供している。
 また、子どもへの教育にとどまらず、事務所では、長年の経験を活かした大人向けのライフプランニングや新NISAなどの資産運用相談などに定評。強みは、長年実務に携わってきたからこそできる、実際の運用や相談事例を踏まえた極めて現実的な提案力。特定の金融機関に所属していないため、完全な中立の立場から一人ひとりに寄り添う丁寧な支援体制を確立している。金融・投資セミナーの開催や、「ホンマルラジオぐんま」のパーソナリティとして「FPオーちゃんのマネーのとびら」という番組のラジオ配信などにも従事。地域全体の金融リテラシー向上に向けて精力的な情報発信を続けている。未来を担う子どもたち、そして不透明な時代を生きるすべての人々を支える存在だ。
(ライター/播磨杏)

創造みらいFP研究所
TEL/090-2202-2611 
Eメール/fp-otani21@jcom.zaq.ne.jp
ホームページ 
https://souzoumirai.com/

フォロワー2万人超夫婦の結婚相談所
男女の視点から成婚へと着実にサポート

全国へ旅するカウンセラー
夫婦生活発信のSNSも必見


「結婚したい気持ちはある。でも、どう動けばいいか分からない」
 そんな悩みに寄り添うのが、石川県能美市を拠点とする『Twin WAVE 結婚相談所』。運営するのは、再婚の加藤貴也さんと40代初婚の千尋さんのカウンセラー夫婦。プロの結婚カウンセラーとして成婚を力強くサポートする傍ら、「かじりむし夫婦」の名でSNSの世界を席巻するインフルエンサーとしての顔を持つ。鋭くも温かい夫婦の日常やアドバイスを発信する彼らのSNS総フォロワー数は、今や2万人を超える勢いだ。
「全国へ旅する結婚相談所」を掲げる通り、オンラインでの面談にも対応しながらも、一度は必ず会員に直接会うことを大切にしている。対面だからこそ通い合う温度感や、言葉の端々ににじむ本音を決して見逃さない。また、男女両方のカウンセラーがいるからこそ、両方の視点からサポートを受けられるのが同結婚相談所の魅力。40代からの婚活や再婚希望者に対するリアルなアドバイスにも定評がある。さらに、成婚が決まった後も「結婚後の心の整え方」やパートナーシップに関する相談など、継続的にサポート。出会いから結婚後の生活まで、一貫して寄り添う体制が、多くのリピーターや相談者を引きつける理由なのだ。
 IBJの正規加盟店であり、全国109712名(2026年6月末時点)の会員データベースから理想の相手をサーチ。2025年には年間19112名が成婚に至っていて、業界トップクラスの実績を誇る。Instagramでは、「かじりむし夫婦」としてリアルな夫婦の日常を、ユーモアたっぷりに発信。投稿では、夫婦の何気ない会話や掛け合い、結婚生活のあるあるなどを自然体で紹介。「こんな夫婦になりたい」「見ていて元気になる」と共感を集めている。仲の良さだけを見せるのではなく、日常の小さな出来事や価値観の違いも含め、夫婦でいることの楽しさをリアルに伝えている。テンポの良いリール動画や親しみやすい空気感や飾りすぎない等身大の関係性も人気の理由の一つだ。他のカップル系インフルエンサーと違うのは、「結婚した後の幸せな関係性」まで伝えているところ。「結婚はゴールではなくスタート」という価値観が、投稿全体から自然に伝わってくる内容だ。
(ライター/播磨杏)

結婚相談所 Twin WAVE
TEL/080-3149-7372 
Eメール/twinwave.kekkon@gmail.com
Instagram/ @twin_wave.8888
Line/@149cwby
ホームページ 
https://twinwave-kekkon.com/

教員の対話と探究が支える
生徒主体の学びの実践

楽しくなければ学びではない
教師と生徒が共に学ぶ学校へ


 多摩丘陵の南端に位置する『多摩大学附属聖ヶ丘中学高等学校』は、少人数制のきめ細かな指導を大切にしながら、生徒一人ひとりの主体性や協働する力を育む中高一貫校だ。校長の石飛一吉さんが大切にするのは、「主体性・多様性・協働性」。社会に求められる人物像が時代とともに変化するからこそ、社会や時代を見極める力を養い、理性と創造力を持って自己を磨くことが必要だという。その考えのもと、授業づくりや教員研修、探究学習のあり方を見直し、生徒と教師がともに学び続ける学校づくりを進めている。同校では、「教師を超える生徒をつくる」を合い言葉に、授業を見直し、教科書を使った学習だけではなく、学ぶ姿勢を身につける授業を全教員が追求している。「楽しくなければ学びではない」と教師自身も学びの楽しさを感じながら、生徒の興味や探究心を引き出す授業づくりに取り組んでいる。その土台となっているのが、教師同士が学び合う校内文化だ。特に月1回開催される校内研修に力を入れてている。そこでは職歴や役職に関係なくグループ討議などを通して、自由に意見を述べられる場づくりを重視。授業や行事、学校のあり方について活発で建設的な意見交換を重ねている。こうした取り組みは、これまで変化に慎重だった教師たちにも良い影響を与え、前向きに学び続ける姿勢へとつながっている。水曜日の午後の探究学習では多摩市と連携し、高校1、2年生による本校独自の地域連携型の実践的探究学習を展開。全員対象の面接型試験のほか、多摩センター駅前の路上で行うプレゼンを市民が評価する「街なか期末テスト」を実施。また、中学生対象の夏季特別講座「A知探Qの夏」では全教員が担当、趣味を含め、本気で楽しむ多彩な実践的な講座を開設。海釣りや麻雀、菓子作り、ボルダリングもある。他にも、100を超える理科実験など、多彩な学びを通して、新しいことにチャレンジする姿勢やそれを面白いと思えるマインドを自然と育む。
「これまでに経験したことのないわくわくする世界。それこそが、学びの本質です。知らないことに挑戦することは、不安だけでなく、未知なる希望と夢にあふれています。学びの種をまき、学ぶことで自己を変えることが、生徒の成長に必要だと考えています」
 生徒の主体的な学びを支えるためには、教員自身も変化を恐れず、前向きに学び続けることが欠かせない。同校では、教師同士が本音で語り合い、互いに刺激を受けながら成長する文化を育むことで、生徒一人ひとりの可能性を引き出す教育を実践している。
(ライター/彩未)

多摩大学附属 聖ヶ丘中学高等学校
TEL/042-372-9393
ホームページ 
https://www.hijirigaoka.ed.jp/

子どもの無限の可能性を引き出す教育
天才脳を育む先進のアプローチを1冊に

右脳教育が拓く新時代
心と能力を伸ばすメソッド


「子どもはすでに天才である」
 その揺るぎない信念を軸に、独自の右脳教育を世界へ広げてきたのが、世界10ヵ国に50教室を展開する『株式会社HEGL』。0歳から12歳までの子どもを対象に、右脳開発を軸とした独自の教育を実践している幼児教育機関だ。近年出版された書籍では、『HEGL』の卒業生たちが見せた数々の成長の軌跡を紹介しながら、子どもの可能性を引き出し広げる「右脳開発」の本質を、実例と理論の両面から紐解いている。そして、この教育メソッドを生み出したのが、『HEGL』創設者の逸見宙偉子さんと逸見浩督さん。
 逸見宙偉子さんは、30年以上にわたり数千人もの子どもたちと向き合い続けてきた教育者。「右脳からひらかれる子どもの世界」を探求しながら、一人ひとりの個性や才能に光を当て、その可能性を育み続けてきた。大人が見過ごしてしまうような小さな長所さえも見抜き、「この子はきっとこう伸びていく」と未来を見据えながら成長を支えてきた存在だ。海外講演では「母性の教育」「直観の教育」といった独自の教育観が高く評価され、多くの共感を集めている。
 逸見浩督さんは、HEGLの教育体系を理論面から支える研究家。「右脳の仕組み」「意識」「素地力」「高速学習」などを研究し、それを実際の学習成果へ結び付けるための理論構築を担ってきた。子どもたちが見せる驚異的な成長を分析し、再現可能な教育メソッドとして体系化してきた人物であり、海外校からも厚い信頼を寄せられている。
 二人が描いてきたHEGLの教育は、単なる早期教育や受験対策ではない。自分で考え、自分で決める「自立性」、大量の情報から本質をつかむ「直観力」、新しい発想を生み出す「創造性」、自分の軸を保つ「情緒の安定」、学び続ける「独学力」に重きをおきながら、右脳の働きを活性化させることで、記憶力や集中力、創造力、直観力など本来備わっている能力を引き出し、自ら学び考える力を育てること。1997年には、ページを高速でめくるだけで内容を把握する独自手法「波動読み」を開発するなど、教育技術の革新にも挑戦。現在は、世界に500名以上の講師を育てるなど人材の教育にも尽力している。
 卒業生たちが見せる数々のキセキは、子どもの中に眠る力を信じ続けた二人の歩みそのものだ。
(ライター/播磨杏)

株式会社 HEGL 逸見総合教育研究所
TEL/042-529-7720 
Eメール/infom@hegl.co.jp
ホームページ 
https://www.hegl.co.jp/

無事故で帰る毎日を願い
安全輸送と社員の未来を守る

トヨタ輸送の信頼に応える
新車輸送のプロ集団


 1954年に創業した『岐阜自動車輸送株式会社』は、トヨタブランドの新車輸送および岐阜車体工業株式会社敷地内における完成車の構内移動を担う運送会社。徹底した安全管理と確かな運転技術を強みに、工場で完成した新車をヤードへ、さらにトレーラーで国内の港へ無傷で運ぶ新車輸送のプロフェッショナル集団だ。
 代表取締役の田島恭子さんが大切にするのは、安全と信頼。母のようなあたたかなまなざしで従業員全員が無事故で帰ってきてくれることを願い、毎日「いってらっしゃい」と送り出している。父である先代社長の背中を見て育った田島さんは、事務を担当していた叔母が退職することをきっかけに経理として入社し、経営のイロハを学んだ。その後、前触れなく突如先代社長から代表就任の打診を受け、「祖父と父が身体を張って守り抜いた会社を終わらせるわけにはいかない」と就任を即決。就任当初は24時間稼働し続ける現場のプレッシャーや事故への不安から眠れない夜を過ごしながらも、今日まで会社を守り続けてきた。
「近年は車の電子制御化が進み、エンジン停止時のニュートラル状態による逸走、トレーラーのフロア昇降時の高さ確認ミス、電子シフトの操作ミスなど、予期せぬ挙動に起因するトラブルも増えています。弊社では、微細な擦り傷でも「事故」と定義し、日常的にドライブレコーダーをチェックするなど再発防止に努めています」
 事故を起こした従業員には、叱責するのではなく諭すように声をかけているのも特長。相手の性質に配慮した距離感や話し方を心掛けながら、高い緊張感が求められる現場を支えている。
「AIや自動化が進んでも、中心は人。私は、今いる従業員を大切にしたいと考えています。最近は若い仲間も増え、従業員を見守るお母さんのような立ち位置になりつつあります。従業員たちの顔や仕事ぶりを直接見て、『おかえり』と言いたいです。そんな日々を積み重ねながら、80年、100年と続く会社にしていけたら嬉しいです」
「安全のその先へ」をモットーに、今後も一台一台を無傷で届ける安全品質を追求し、トヨタ輸送からの信頼に応える。田島さんはこれからも社員が安心して働ける会社づくりに力を入れ、従業員とそのご家族を守り続けていく。
(ライター/彩未)

岐阜自動車輸送 株式会社
TEL/058-370-5356
ホームページ 
https://gifujidosyayusou.jp/

常温液体ガラスの技術を生かし
愛車の輝きと暮らしを守る

磨き上げた技術と信頼を礎に
新事業にも挑戦


 埼玉県春日部市の『ていくおふ』は、大手カーディーラーとのBtoB取引を中心に、自動車のコーティングを手がけている。
 同社が施工する「ホーローコーティング」は、オルガノポリシロキサンを主成分とした反応型コーティングだ。有機溶剤の代わりにカルナバ蝋を使用し環境にも優しい。約1ヵ月の間に大気中の水分と化学反応し、純粋な石英ガラスの被膜を形成する。高温で焼き付けるホーロー加工と同じような状態を常温でつくり出すことができ、ボディの表面を滑らかに覆い、汚れや錆が付着しにくい状態に整えるとともに、美しい艶と光沢を長期間維持できるという。
 代表の本間岳史さんは、カー用品店や中古車店、カーディーラーでの作業を通じ、数年間にわたって車体を磨く技術を培ってきた。その経験を生かし、下地を丁寧に磨き上げてから仕上げる質の高い施工を提供。約28年間、技術と実績を積み重ねている。
 一方で、特定の取引先に売り上げが偏るリスクを抑えるため、新たに、飛び石などからフロントガラスの破損を防ぐガラス補強コーティングの「イージスコート」だ。
 単なる撥水加工ではなく、ガラスそのものを補強する点に大きな特長がある。一見すると平らに見えるガラスの表面にも、微細なレベルで見ると、チーズやスポンジのように無数の空隙が存在する。「イージスコート」は、その空隙にナノレベルのガラスレジン(補強剤)を浸透・密着させることで、ガラスの一体感を高め、強度の向上を図る仕組みだ。新車のフロントガラスであれば、施工は約30分で完了。古い車で水垢や油膜が目立つ場合は、除去などの下地処理に2時間ほどかかることもある。自動車の飛び石によるフロントガラスの破損対策に加え、防犯・防災の窓ガラスコーディングにも応用が可能だ。
 窓ガラスが破られるまでの時間を延ばすことで、空き巣や強盗の侵入を抑止する防犯対策や台風・竜巻などの飛来物による破損リスクを抑える防災対策として普及を目指し、また真夏の炎天下より車内を守る「遮熱放熱コーティング」も新展開を行う。
(ライター/彩未)

ていくおふ
TEL/070-6611-8648 
Eメール/homma@takeoff.good.sc

全国から依頼が集まる
『エアブラシアート』の実力派工房

理想と世界観で
個性豊かなデザインに


 新潟県糸魚川市を拠点に、板金塗装やカスタムペイントを手掛ける『合同会社WHITE LINE』。キズやヘコミの修復から全塗装、ラプターライナー施工まで幅広く対応する同社の中でも、特に注目を集めているのが『エアブラシアート』だ。繊細なグラデーションや立体感、写真のような描写を可能にする高度な技術を駆使し、全国から依頼が寄せられる存在となっている。
『エアブラシアート』とは、専用の機材を用いて塗料を霧状に吹き付けながら描く塗装表現のこと。筆では難しい滑らかな陰影や金属的な質感、炎やスカル、キャラクター、風景といった複雑なモチーフまで自在に表現できるのが魅力で、車やバイクのカスタムシーンでは高い人気を誇る。代表取締役の髙澤大地さんは、その技法を単なる装飾としてではなく、一台ごとの個性を形にする表現として追求。オーナーの理想や世界観を丁寧に汲み取り、唯一無二のデザインへと落とし込んでいく。
 施工対象は車両だけにとどまらない。ヘルメットやパーツ類、看板、オブジェなどへのペイントにも柔軟に対応。大胆さと繊細さを併せ持つ表現力で、「イベントで目立つ一台にしたい」「愛車を作品として仕上げたい」といったこだわり派ユーザーからも厚い支持を集めている。完成後のインパクトはもちろん、近くで見た際の細かな描写や質感表現にも定評があり、写真では伝わり切らない迫力を求めて遠方から足を運ぶ顧客も少なくないという。
 髙澤さんは、長年培ってきた板金塗装の経験をベースに、独自に技術と表現力を磨き上げてきた人物。下地処理から塗装、仕上げまで妥協なく向き合う姿勢を貫き、デザイン性だけでなく耐久性や実用性にも配慮した施工を徹底している。特に近年は、高耐久塗装「ラプターライナー」を活用した無骨なカスタムや防錆施工にも力を入れ、機能性とデザイン性を兼ね備えた提案で存在感を高めている。
 車は単なる移動手段ではなく、持ち主の価値観や感性を映し出す存在。そんな考えのもと、『WHITE LINE』は一台一台に真摯に向き合いながら、新たな価値を吹き込んでいる。地方都市発ながら全国にファンを持つ背景には、技術だけではない人の想いを形にする力があるのかもしれない。
(ライター/今井淳二)

合同会社 WHITE LINE
TEL/025-556-6018 
Eメール/whitelinellc2023@gmail.com
ホームページ 
https://whitelinellc2023.com/

純金の輝きに職人の誇りと魂を打ち込む
熟練の技が宿る美しき工芸品

確かな技術で夢を形に
山梨から世界へ魅力発信


 指輪やネックレスといった繊細なジュエリーから、圧倒的な存在感を放つ純金製のフィギュア、七福神、仏像にいたるまで、世界にたった一つしか存在しない最高峰の逸品を生み出し続けている職人がいる。山梨県笛吹市に拠点を構える『株式会社日本工芸社』代表取締役の川野悟さんだ。
 川野さんは、地場産業である宝飾の街・山梨で15年間にわたり手作りの猛修業を重ね、2005年にジュエリーや工芸品のデザインから製造までを一貫して手掛ける「有限会社BUILD」を設立。主に「BtoB」の展開で確固たる信頼を築き上げた後、自らの手で魂を込めて作り上げた作品を、直接お客様の手へと届けたいという想いから、2025年に小売り部門を専門に手掛ける『日本工芸社』を設立。独自の歩みを加速させている。
「素材と向き合い、時間を惜しまない」と掲げる川野さんが特に卓越した手腕を発揮するのが、純金を用いた作品づくり。すべての工程に効率よりも確実さを優先し、大量生産を前提とした技術は用いない。デザインから自ら描き出し、鍛造・鋳造といった伝統の技法から時には最新のCAD技術までをも柔軟に駆使。その緻密な計算と職人技から生まれる高い再現度は、過去に「初代タイガーマスクの純金マスク」を制作した実績を持つほど。かつては職人の社会的地位に迷いを感じた時期もあったが、今では多くの顧客に心から喜ばれ、リピーターに愛されるこの仕事に深い誇りを持っているという。
 現在は、笛吹市のふるさと納税返礼品にも指定され、九州から熱意を持って門を叩く若い志望者など技術の継承と育成にも体力を注ぎ始めている。伝統の美しい技術を極め、息をのむほどの感動を宿した逸品は、この笛吹の地から日本全国、そして世界中の人々を魅了すべく、未来へと力強く羽ばたいていく。
「憧れの後楽園ホールのリングを上がらせていただいたことは、私の誇りです。職人と名乗るからには『できません』はないと考えています」
 集中している時の表情も、手の汚れも、すべてが格好良い仕事と語る川野さんの言葉には、不可能を可能にする不屈の職人魂が熱く宿り、現代のものづくりを牽引する輝きに満ちている。フィギュアなど現代の新しいジャンルにも果敢に挑戦し続ける『日本工芸社』の挑戦は止まらない。
(ライター/播磨杏)

株式会社 日本工芸社
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