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不登校の子どもたちが集う「第3の場所」
フリースクール兼通信制サポート校

学力面もサポート充実
自由な学びの環境で未来へ


 東京都北区や板橋区、さらには埼玉県からも通いやすいエリアに拠点を構える『滝野川高等学院』。ここは、学校という既存の枠組みのなかで息苦しさを感じてきた小・中・高校生たちが集う、フリースクール兼通信制サポート校だ。代表の豊田毅さんが掲げるのは「自由な学びの環境」。学習支援の場を超えた、子どもたちにとっての「第3の場所(サードプレイス)」となっている。 現代の教育現場において、不登校を選択する子どもたちは決して少なくない。しかし、豊田さんはそれを決して「挫折」とは捉えない。15年以上にわたり1000件を超えるカウンセリングを行ってきた経験から、不登校を「自分らしい人生をデザインするための、大切な充電期間」と定義。滝野川高等学院では、小学生から大学生まで、年齢も背景も異なる生徒たちが同じ空間を共有し、それぞれが自分のペースで未来を描き出している。
 代表の豊田毅さんが教育の道を志したのは、大学院生時代の2010年、三重県立志摩高校で教壇に立ったことがきっかけだった。翌2011年からは、不登校傾向のある生徒の受け入れに力を入れていた私立の通信制高校に赴任。そこで豊田さんは、生徒や保護者が抱える深い悩みに対するカウンセリングを数多く担当し、現場での研鑽を積んだ。。2012年からは、進路指導主事としてキャリア教育に携わり、不登校経験のある生徒の進路指導において、なんと「3年連続で進路決定率100%」を達成するという、教育界でも驚異的な数字を叩き出し、大きな注目を集めた。さらに、大学進学率においても、通信制高校の全国平均が約18%にとどまるなか、豊田さんはそれを40%台まで高めるという、平均の倍以上の実績を残した。  しかし、生徒数が増え組織が巨大化するにつれ、教育がシステム化していく現状に豊田さんは疑問を抱き始める。「一人ひとりの生徒と心で向き合いたい」。江戸時代の私塾のように、一人の教員のもとに多様な個性が集まり、人のつながりによってお互いを高め合う学習環境こそが理想であると考えた豊田さんは、2019年、長年勤めた教職を退職。自らの理想を具現化するため『滝野川高等学院』を設立した。カウンセリングを通じて、生徒たちが少しずつ輝きを取り戻していく姿を目の当たりにするなかで、「学校でも家庭でもない、ありのままの自分を認められる場所」の必要性を痛感したという。その信念が、現在の滝野川高等学院の活動を支える原動力となっている。、豊田さんは野球指導者としての顔も持つ。不登校を経験した生徒たちによる高校野球チームの挑戦は、テレビや書籍など多くのメディアで紹介され、全国的な反響を呼んだ。単なる競技としての枠を超え、スポーツを通じて居場所や仲間、自己の役割を見出していく独創的なアプローチは、教育の新たな可能性を世に示したといえる。同院の大きな特長の一つが、学習指導と進路支援の手厚さにもある。高校卒業資格の取得はもちろん、その先の進学や就職までを見据えた強固なサポート体制が整っている。高校の進路指導を熟知した講師陣が、生徒一人ひとりの状況に合わせたカリキュラムとスケジュールを作成。キャリアコンサルタント資格を持つ講師も在籍し、将来像を共に描きながら具体的なアドバイスを行っている。少人数制の個別指導という環境を活かし、それぞれにオーダーメイドのプログラムを構築。学習面のみならず、生活習慣や心の安定など、多角的なアプローチが可能だ。無理強いはせず、本人が「学びたい」「やってみたい」と思うタイミングをじっくりと待つ。その心の余裕が、結果として最も確実な再スタートへと繋がっている。
 また、学習塾が併設されている点も大きな強み。一般的に、週に数回学習塾に通えば月に3万円以上の費用がかかるのは珍しくない。不登校の生徒が進学を目指す際、フリースクールの学習指導が不十分であれば、塾との併用による費用の増大や、環境変化に伴う転入の不安がつきまとう。同校ではこうした悩みを払拭。経験豊富な教師が基礎学力の定着から受験対策まで一貫して対応し、生徒の自信を育んでいる。確かな学力保証があるため、学校との連携によって出席扱いにカウントされるケースも多いという。
 さらに、同校は「通信制高校のサポート校」としても高い評価を得ている。通信制高校特有の膨大なレポート提出や試験、スクーリングの自己管理は、生徒にとって大きな負担となりがちだ。同校ではレポート作成の指導から提出物の管理、年間スケジュールの調整までを徹底サポート。加えて明誠高等学校と連携し、サテライト校「SHIP」としての役割も担う。日々の学習支援を同校で受け、年に数回都内で行われる明誠高校のスクーリングに参加することで、高校卒業資格と進学に必要な学力を同時に手にすることができる。  
 学びの選択肢も多彩だ。基礎向上や進学・就職特化コースに加え、特筆すべきは「野球ライフコース」である。「野球を通して人生を豊かにする」というコンセプトのもと、小学生から高校生までが受講可能だ。実践的な練習と座学を組み合わせ、競技力だけでなく社会性やキャリア形成までを視野に入れた指導を行う。ここで培った体力とコミュニケーション力を活かし、進路先で目覚ましい活躍を見せる生徒も多い。同校は、学習面と活動面の両輪から、生徒の未来を力強く支えているのだ。
 不登校やひきこもり、進学の悩み、発達障害との向き合い方など、さまざまな課題に対するサポートも充実している。専門のカウンセラーが、一人ひとりの状況に寄り添ってアドバイスを行う。そして子どもが学校へ行けなくなったとき、最も苦しんでいるのはもちろん本人だが、同時に保護者もまた、出口の見えない不安の中にいる。滝野川高等学院が設立以来一貫して大切にしているのは、生徒本人への支援と並行して行われる「保護者へのカウンセリング」だ。  「家庭と学校が同じ方向を向き、信頼関係を築くことで、初めて子どもは安心して前を向ける」と豊田さんは語る。保護者の焦りや苦しみに寄り添い、家庭内での対話のあり方を共に考えていく。親子の関係を見直し、家族全体が少しずつ前向きな変化を生み出していくプロセスを、専門的な知見から支えているのだ。 
 『滝野川高等学院』は、感情を表に出すことへの不安や恥ずかしさを少しずつ解きほぐしていく場所。代表の豊田さんは、勉強、スポーツ、遊びのすべてを「楽しさを引き出すツール」と捉える。「不登校の子はおとなしいと思われがちですが、本来は元気な子が多い。何かのきっかけで自分を出せなくなっているだけです」と語る豊田さんの言葉通り、教室は「東京で一番明るいフリースクール」と評される活気に満ちている。  無理に同じペースを求めず、自分のタイミングで過ごせる空気感が、失われていた自己肯定感を育み、本当の自分を取り戻す糧となる。数あるフリースクールの中でも、卒業後まで見据えた手厚いサポートを行うスクールは希少だ。ここは単なる学びの場ではなく、「自らの手で人生をデザインする」ための再出発の地。子どもたちが自分の足で未来へと歩き出すための、揺るぎない礎となっている。
(ライター/播磨杏)

滝野川高等学院 株式会社 自由教育
TEL/03-5916-8900
ホームページ 
https://takinogawa.club/


英国式プロトコールと心のマナー
女性の魅力を磨く英国式紅茶マナー教室

ティータイムそのものが
豊かな学びの時間


 本場イギリス仕込みの紅茶やお菓子、お料理を楽しみながら、マナー、フラワー、英国文化などをトータルに学べる英国式紅茶マナー教室『Kaori Flower Tea Salon』。女性たちに身近な紅茶を通して、英国文化やマナーに無理なく触れられると人気を集めており、所作や形式だけでなく、心の在り方やTPOに応じた美しい振る舞いまで学ぶことができ、女性としての魅力や生き方を育んでいけると人気のサロンだ。
 サロンを主宰する二川かおりさんは、フランスで130年以上の歴史をもつ世界最高峰の料理・製菓専門学校ルコルドンブルーにて洋菓子やチーズを学び、その後渡英を重ねながら英国クラリッジズやサヴォイホテルのティーインストラクター研究会にて研鑽を積み、紅茶に関する知見を深めた。長年にわたって研鑽を積むなかで、イギリス・ロンドンの「The London Finishing Academy」で、イギリスで数少ない現存する世襲貴族の一人Edward John Kershaw理事長やIsobel Kershaw校長先生をはじめ、一流ブランドの装花を手がけるポーラ・プライク氏、英国で著名なマナー専門家ウィリアム・ハンソン氏など、第一線で活躍する講師陣から直接学びの機会を得て、紅茶だけでなく歴史や文化、マナー、フラワーといった英国式プロトコールを総合的に身につけた。
「英国式プロトコールとは、イギリスにおける伝統的なマナー全般を指します。実は日本とも関係が深く、明治時代には、明治天皇がイギリスに渡り、マナーを学ばれました。内容は、テーブルマナーやドレスコード、社交の場での振る舞い、会話の仕方、人間関係の築き方まで多岐にわたります。例えば、ロイヤルアスコットのような格式ある場では、帽子や装いにも明確なルールがあり、男女それぞれに求められる装いがあります。さらに、日本ではあまり知られていないEQマナーと呼ばれる心のマナーを取り入れているのも特長です。サロンや講義では、内面の在り方や感情の整え方、人との向き合い方にも重きを置き、内面からの美しさを大切にお伝えしています」
 グループレッスンでは、和やかな雰囲気の中で、季節に合わせた紅茶やお料理を楽しめるのも魅力の一つ。ケーキやお料理は伝統レシピに基づき、すべて手作りで提供。テーブルセッティングにもこだわり、季節やテーマに合わせて美しく整えられた空間が特別なひとときを演出する。香り豊かな紅茶とともに過ごすティータイムそのものが、心を満たす学びの時間となっている。長年通い続ける方も多く、中には10年以上継続して通う方もいるという。また、海外留学や結婚を前にマナーを身につけたいなど目的をもって通われる方も。基本はグループレッスンだが、急にイギリスでの晩餐会に出席することになったなどの事情を抱えている場合には、プライベートレッスンでの個別対応を行っている。
 講座やレッスンでは、現地の雰囲気がよりリアルに伝わるように、バッキンガム宮殿やフォートナム&メイソン、THE GORING HOTELなどで現地クルーのプロカメラマンが撮影した映像を流しているのも特長。映像を通して、その場にいるかのような感覚で知識やふるまいを身につけることができる。
 2014年に自然豊かな芦屋に紅茶マナー教室をスタートした当初は、幼稚園のお母さんの保護者向けの講座を中心に行っていた。クローズドな形で少人数制のレッスンから始まったサロンだが、口コミやSNSを通じて少しずつ広がりを見せていった。現在では、大使館やホテルからの依頼も増え、紅茶の会や季節のレッスン、講義なども手がけている。現在は、サロン内のレッスンにとどまらず、外部での講座やイベントにも力を入れている。年に2~3回は渡英し、老舗のホテルなどを会場に、現地在住の日本人や留学生に向けたレッスンも行う。
「イギリスでは、日常生活ではマグカップなどでカジュアルに紅茶を楽しむ方が多い一方、晩餐会やアフタヌーンティー、企業のパーティーなどでは、それぞれの場にふさわしいマナーが求められます。また、クリスマスには家族でターキーを囲み、食後に紅茶とケーキを楽しむといったイギリスならではの文化もあります。こうした日常と社交の違いや背景、それぞれの場で求められるマナーをお伝えすることで、英国文化をより深く理解していただけたらと考えています」
 英国式プロトコールとEQマナーを融合させた独自のスタイルで、外見と内面の両面から人としての在り方を磨く『Kaori Flower Tea Salon』。紅茶を通して育まれるひとときが、日常に確かな変化をもたらしていく。
(ライター/彩未)

Kaori Flower Tea Salon
Eメール/kaori.english.tea.cake@gmail.com
Instagram/ @kaorifutagawa
ホームページ 
https://www.kaori-flower.com/


「停電しない家」を叶える新しい選択肢
災害対策電力ユニットで守る家族の笑顔

プロが挑む電力の自給自足
低コストで実現する安心感


 地震、台風、そして激甚化する豪雨。日本各地で自然災害が頻発し、私たちの平穏な日常を脅かす事例が相次いでいる。災害発生時、避難所での過酷な生活を避けるため「在宅避難」を選択する人々が増えているが、その際に最大の障壁となるのが停電だ。暗闇の中、冷蔵庫の食材が傷み、情報源であるスマホの充電が切れ、夏場や冬場の空調が止まる。そんな絶望的な状況を打破し、日本の住まいに「停電しない安心」を届けようと奔走するのが、災害対策電力ユニット太陽光発電や蓄電池の設置工事を手がける『アイコミュニケーションズ株式会社』代表の布留川剛仁さんだ。
 布留川さんが開発した災害対策電力ユニット『Eneco(エネコ)』は、既存の家庭用分電盤と太陽光パネル、マンション対応の分電盤への接続工事を一体化したシステム。停電時にはポータブル電源を家庭の電気回路に直接接続し、室内のコンセントを通じて普段と同じように家電を使えるという、従来にはなかった仕組みを実現。2025年2月に特許を取得した『後付け停電対策セット』をベースに開発されたという。布留川さんは、名実ともに次世代の防災インフラを担う専門家として注目を集めているのだ。
 布留川さんが警鐘を鳴らすのは、自然災害による被害だけではない。
「日本の送電網や電線の老朽化は深刻であり、都市部・地方を問わず突発的な停電のリスクは年々高まっています。一度停電が起きれば、復旧までに数日を要するケースも珍しくありません。しかし、従来の家庭用蓄電池は新築時や大規模リフォームでの導入が一般的で、数百万円という高額なコストが普及の大きな壁となっていました」
「本当の安心は、一部の裕福な家庭だけでなく、すべての家庭に届くべきもの」。その信念のもと、布留川さんは後付けが可能で、かつ圧倒的な低コスト・短工期を実現する製品開発に心血を注いだ。その結果、完成させたのが『Eneco』。これまでの常識を覆す価格帯での導入を可能にしたのだ。施工時間も戸建て住宅なら約2時間、マンションなら約90分いう驚きの短時間。軽量かつコンパクトな設計で、設置スペースを選ばず、アウトドア用途にも活用できる。この手軽さこそが、布留川さんが目指す「日本の自助レベルの底上げ」に直結している。
 さらに、家庭だけでなく、オフィや店舗、クリニック、テナントビルなどへの導入も可能。災害時のBCP(事業継続計画)として、照明・冷暖房・通信環境の確保に貢献し、従業員や顧客の安心にもつながる。2025年1月には東京ビッグサイトで開催された「防災産業展2025」に出展。ブースには多くの企業関係者が訪れ、関心を集めた。
『Eneco』の最大の特長は、一般的なポータブル電源のように家電を直接繋ぎ替える手間がない点にある。分電盤を通じて家全体の回路に接続するため、停電を感知した瞬間に、リビングの照明やキッチンの冷蔵庫、寝室のコンセントまでがバックアップ電源に切り替わる。スタンダードモデルは定格出力1500Wの大容量バッテリーを搭載。スマートフォンの充電はもちろん、冷蔵庫や電子レンジ、ドライヤーといった家電も使用できる。ポータブル太陽光パネルによる充電も可能なため、停電が長期化しても電力を自給自足し続けることができる。セットに含まれる小型太陽光パネルで約8時間あればフル充電が可能だ。いつもと変わらない生活が送れるという心理的な安心感は、極限状態における人々の精神的支柱となる。
 こうした布留川さんの真摯な取り組みに深く共感しているのが、復興支援活動に長年尽力しているタレントの清水国明さん。「日本セルフレスキュー協会」を立ち上げ、自らの力で生き抜く知恵を広めている清水さんは、布留川さんの「電気を自給する」という提案に強く賛同。二人の想いは共鳴し、メディアやイベントを通じて、在宅避難の重要性と停電対策の必要性を全国に発信し続けている。布留川さんは、YouTubeチャンネル「エネチャン!Eneco®」を通じた情報発信にも尽力。製品の紹介に留まらず、電力供給の仕組みや災害時に役立つ知識を分かりやすく解説する姿は、まさに地域社会に根差した電力の専門家そのものだ。
「停電対策をシミュレーションしたことがないという調査結果もありますが、それでは有事の際に守れるものも守れません。私たちは、誰でも手が届く対策を提案することで、暗闇に怯える夜をなくしたいのです」
『Eneco』は、単なる工業製品ではない。それは、すべての人のための「盾」であり、未来への希望を照らす「光」。布留川さんが切り拓く電力の自給自足という新しい選択肢は、これからの日本の住まいにおける当たり前の基準を書き換えていくことになるだろう。
(ライター/播磨杏)

アイコミュニケーションズ 株式会社
TEL/043-312-0486
ホームページ 
https://eneco-jp.com/


最期の時間を住み慣れた自宅で
家族のように寄り添う在宅看護を

一人ひとりの人生に寄り添う
ターミナルケアにも注力


 沖縄県浦添市の『訪問看護ステーションゆくい』では、「最期まで自宅で過ごしたい」「自宅で介護したいが家族だけでは不安」「医療機器の管理が心配」といった悩みや不安に丁寧に寄り添い、日常生活に必要な医療ケアを提供している。「ゆくい」は、安心とつながりを表す名前。沖縄の言葉で「休息」や「くつろぎ」を意味する言葉。病気や障がいの有無に関わらず、住み慣れた場所で安心して暮らせるよう日々の生活に寄り添う支援を行っている。「ゆくい」から「く(苦)」を取ると「ゆい(結い)」となり、医療・介護・孤立・経済的不安などの苦を和らげ、利用者様や家族、医療機関、地域を結びながら支える存在でありたいという想いを込めている。 訪問看護とは、看護師が利用者のご自宅を訪問し、かかりつけ医の指示のもと薬の管理や床ずれの処置、人工呼吸器やカテーテル、ストーマ(人工肛門)などの医療機器の管理といった専門的な医療ケアを行うこと。また、寝たきり予防や呼吸器訓練といったリハビリ支援や入浴や排泄の介助などの日常生活のサポートや利用者と家族の精神的な不安や負担軽減するのも訪問看護の大きな役割だ。看護師が本人の生活環境そのものを見て関われるため、ちょっとした会話の中から心身の小さなサインを察知したり、介護の負担や不安を抱える家族の相談に乗ったり、他職種と連携して今後の生活設計を考えたりと幅広い支援を行うことができる。
『訪問看護ステーションゆくい』では、医療的ケアが必要なお子さんから、老衰や認知症、慢性疾患、難病やがんなどによる終末期をご自宅で過ごしたい方まで、年齢や疾患を問わず幅広く対応。経験豊富なスタッフによる24時間365日体制を整えており、緊急時や急な体調変化にも柔軟に対応する環境を整えている。医師やケアマネージャーとも密に連携し、必要に応じて受診や他サービスの調整をするなど、利用者とが安心して療養生活を続けられるようきめ細かくサポート。
 代表を務める垣花亮さんは、「幼い頃よく面倒を見てもらっていた祖父母のためになる仕事がしたい」と考え、看護師を志した。大阪の看護専門学校へ進学後、卒業と同時に地元・沖縄へ戻り、整形外科・形成外科、コロナ病棟、消化器外科・内科病棟で約10年にわたり勤務。現場で経験を重ねるなかで、次第に訪問看護の分野に携わるようになる。制度や時間に縛られた看護ではなく、もっと利用者やその家族に寄り添った看護を届けたいという想いが強まり、独立を決意。「職員一人ひとりを大切にすれば、質の高いサービスにつながり、良い循環が生まれる」「職員が安心して長く働ける会社を作りたい」という信念のもと、2023年6月に運営元となる「株式会社ゆくい」を設立。同年10月に『訪問看護ステーションゆくい』を開設した。
 なかでも垣花さんが力を入れているのが、ターミナルケア(終末期の看護)だ。病院では面会時間に制限があることも多く、最期の時間をご家族とゆっくり過ごせないケースも少なくない。こうした背景のなか、病院での延命治療ではなく、住み慣れた家で最期を迎えたいと望む高齢者や難病の方が、住み慣れた場所で大切な人に見守られながら穏やかに旅立てるように痛みの緩和や不安や孤独感を和らげるための精神的なケアに丁寧に向き合っている。時には希望に応じて外出に付き添うこともあり、業務の範囲に囚われず「限りある時間をどのように過ごしたいのか」という想いを大切にしながら寄り添う。一人ひとりの利用者に対し、仕事ではなくまるで家族のように接しているため、一日に数回訪問して様子を見守ることもあるという。
 さらに、看取りのあとには家族とともに故人の思い出を語り、静かに見送る時間も大切にしている。訪問対象エリアは、沖縄県浦添市を中心に那覇市・豊見城市・宜野湾市・南風原町・与那原町・西原町・北谷町・中城村・北中城村と幅広い。開設当初は3名からのスタートだったが、現在は「家族のように寄り添いたい」「自宅で自分らしく過ごせるようサポートしたい」という垣花さんの想いに共感した11名看護師、リハビリ職、事務員のスタッフが在籍している。
 スタッフには、急性期病院や総合病院での豊富な経験を持つ看護師も在籍しており、重症度の高い利用者や難病を抱える方にも柔軟に対応可能。スタッフ同士の連携体制も大切にしており、それぞれが持つ高いアセスメント力を活かしながら、日々の状態変化をいち早くキャッチしている。また、小さな異変にも気づけるよう、こまめな相談や情報共有を行い、主治医への報告や受診の判断も的確に行っている。
 まるで家族のような温かなケアと確かな医療対応を積み重ねながら、利用者やそのご家族との信頼関係を築いてきた『訪問看護ステーションゆくい』。人と人を結ぶ架け橋として、苦しみや不安、迷いにそっと寄り添いながら、安心と希望を届けるチームであり続けている。
(ライター/彩未)

訪問看護ステーション ゆくい 株式会社 ゆくい
TEL/098-917-5111 
Eメール/info@yukui.link
ホームページ 
https://yukui.link/

Tig溶接で支えるモノづくり
ミリ単位の精度を追求する熟練技術

磨き抜かれた溶接技術
美しさと強度を極める


 異なる素材を一体化させる溶接は、わずかな条件の違いが仕上がりを左右する繊細な作業だ。母材を高温で加熱するため、変形や収縮による歪みが生じやすく、美しい仕上がりを追求するためには高い技術力と豊富な経験が必要となる。大阪府を拠点に全国各地で活躍する『株式会社エステック』は、飛行機や自動車、電車、重機などの部品、家やビルなどの建設機材といった暮らしを支える様々なモノづくりの現場に携わってきた。
 代表取締役の田中清太さんをはじめとする熟練の職人たちは、石油工業溶接士適格性証明書、アーク溶接適格性証明書、ステンレス鋼溶接適格性証明書、半自動溶接適格性証明書、普通ボイラー溶接士など多彩な資格を有する。妥協のない品質管理と精度へのこだわりのもと、ミリ単位で精度を追求し、強度と美しさを両立させた仕上がりを実現している。
 同社が得意とするTig溶接は、非消耗電極であるタングステンと母材の間にアーク放電を発生させ、その熱で金属を溶かして接合する溶接技術だ。作業中にアルゴンガスなどのシールドガスで溶接部を空気から遮断するため、不純物の混入が極めて少なく、酸化による黒ずみが起こりにくいのが特長。さらに、火花の飛散が少ないことから、非常に美しく仕上げることが可能だ。鉄・ステンレス・アルミニウムなど導電性のある金属に幅広く対応しており、母材の形状や厚みによっては溶加棒を使わず母材同士を直接接合することもできる。熟練の技術力で弱点とされる「溶け込みの浅さ」を補いながら、母材への傷や歪みを最小限に抑えている。
 同社では、サイズや素材、数量、目的といった細かな要望を丁寧にヒアリングし、「すぐに修理したい」「急ぎで製作したい」といった時間的制約やコスト面の相談にも柔軟に対応。薄板や複雑なジョイントも可能なため、食品関連設備や医療機器、精密機器分野の金属製品や機械の修理、ボイラーやチューブ、配管工事など多様な現場でその技術が活かされている。安定した品質の製品をスピーディーに製品を届け、全国から高い評価を集めている『エステック』。確かな技術力と誠実な姿勢、日本のものづくりの現場を力強く支え続けている。
(ライター/彩未)

株式会社 エステック
TEL/072-467-3477 
Eメール/info@s-teck.jp
ホームページ 
https://s-teck.jp/

最終品質を左右する研磨を追求する匠
現場主義の技術で機能性と美観を実現

安定品質と納期対応を両立
若手が活躍する企業の秘密


 金属製品の最終品質を左右する「研磨」という工程。その重要な役割を担い、確かな技術で多くの企業から信頼を集めているのが、大阪府藤井寺市の『令和研磨株式会社』。品質の安定と短納期対応を両立させる体制を構築しているプロ集団だ。金属だけでなく、鉄・非鉄(ステンレス・アルミ・真鍮・銅)などの製品の研磨も可能。大ロットから小ロット、試作のみや1点ものの製作まで、フレキシブルなオーダーにも対応する。さらに、18時以降の稼働も可能で、「他社は時間外で困った」という場合も頼れる存在。過去には即日納品も行なっていたほど。 事務所や工場への出張研磨作業まで引き受けてくれるという。まさに痒いところに手が届くような、きめ細やかなサービスが整えられている。
 代表の山本高元さんは、家業として幼少期から研磨に親しみ、18歳で本格的に研磨の世界へデビュー。20年以上のキャリアを持つ熟練の技術者だ。研磨は単なる表面処理ではなく、製品の用途や材質、求められる精度によって仕上げ方が大きく異なる高度な専門工程。山本さんは図面上の数値だけでなく、製品が実際にどのような環境で使われるのかまで想定し、機能性と美観を兼ね備えた仕上がりを追求する。
 研磨工程は、製造の最終段階に位置することが多く、わずかなムラや傷が製品全体の評価を左右する。その責任の重さを熟知しているからこそ、徹底した検査体制と細部へのこだわりを欠かさない。現場主義を貫き、自ら加工や品質確認に目を配る姿勢が、安定したクオリティを支えているのだ。
 また、チームワークも大切にしているのが山本さんのスタイル。
「定期的な食事会などを通じて、自然と意思疎通が図れる雰囲気作りにも注力しています。多忙な状況下であっても、チーム一丸となってすべての案件を完遂した瞬間に最も強い喜びを感じます」
 スタッフは、山本さんを含めた社員4名と学生を中心としたアルバイト5名の計9名体制。業界内では珍しく、20~30代のスタッフが中心となって活躍しているのも、山本さんの人柄と取り組みがあってからこそ。同社が目指すのは、磨くことで素材の可能性を最大限に引き出すこと。品質を守り、信頼を積み重ねる。その誠実な姿勢が、揺るぎない強みとなっている。
(ライター/播磨杏)

令和研磨
TEL/072-978-8811 
Eメール/reiwa.kenma@gmail.com
Instagram/ @reiwa_kenma
ホームページ 
https://reiwa-kenma.jp/

丁寧な手仕事が生む確かな品質
精密機器を支えるワイヤーハーネス加工

高難度案件に応える
ワイヤーハーネスのプロ集団


 中央アルプスと南アルプスに囲まれた自然豊かな長野県駒ヶ根市。電機精密機械工業が盛んな地域に根差し、電機・機械・家電製品などのワイヤーハーネス加工を手がけてきたのが、『南信ハーネス株式会社』だ。同社は、現在の代表取締役中坪秀雄さんの父が1980年に「中坪製作所」として創業し、電話機のワイヤーハーネスを手掛けた。その後、中坪さんご夫婦が事業を引き継ぎ、2012年に『南信ハーネス株式会社』に改組した。ワイヤーハーネスとは、電気配線と周辺機器に接続して電気を伝える端子やコネクタをひとまとめにして整理したケーブルの束のこと。同社では、各種ハーネス製作をはじめ、予備半田や圧着を組み合わせたリード線加工、丸端子加工、両端圧着加工、射出成型によるモールド成型加工、HIFシリーズやFX2シリーズなど各種コネクタに対応した圧接加工、D-subや丸型コネクタ、LEDへの半田付け作業、両端コネクタ加工など、用途に応じた幅広い加工に対応している。
 電話機のワイヤーハーネスからスタートしたが、時代の変化とともにパソコンやゲーム機、自動車のヘッドライト、家庭用ゲーム機のオプションケーブルなど、多様な分野の製品を手がけてきた。自動車などの量産品が人件費の安い海外生産へ移行したことを機に、同社は方向性を転換。現在は、海外では対応が難しい特殊仕様や細かな調整を必要とする産業機器や通信機器、半導体製造装置、産業用ロボット、医療機器などの小ロットかつ高い精度が求められる分野を主力としている。
 事業を支えるスタッフは、28名。長年培ってきた専門知識と豊富な経験により、常に最高の品質を追求することを顧客への最大のサービスと捉え、様々なお客様のニーズに柔軟に対応。一つひとつの製品に向き合いながら手作業で丁寧に仕上げている。他社が敬遠しがちな特殊案件にも積極的に取り組み、小規模ながら確かな存在感を築いてきた。
 今後は、人と人とのつながりを大切にしながら若い人材の育成を進め、培ってきた技術と対応力を次世代へ継承していくことを目標とする。時代の変化に応じて進化し続けながらも、手仕事の精度と誠実なものづくりの姿勢を守り抜く。『南信ハーネス』は、配線で産業の根幹を支え続けている。
(ライター/彩未)

南信ハーネス 株式会社
TEL/0265-83-7396 
Eメール/info@nanshin-h.com
ホームページ 
https://www.nanshin-h.com/

熊はなぜ人里に現れるのか
人里への出没の背景と向き合い方

生きるために動く熊
行動を分ける境界線とは


 近年、神奈川県や山梨県をはじめ、人里近くでの熊の出没が全国各地で相次いでいる私たち人間は、熊からどう身を守ればいいのか。今回は、山梨県職員や林業改良指導員としても活動し、60年以上にわたって林業に携わり続けてきた『株式会高橋林業』代表取締役の髙橋正二さんにお話を伺った。
「熊が人里に下りてくる原因は、山の荒廃と餌不足です。人の手を入れて実が成る木を育てることが大事。木の実などの食べ物を失った熊たちは、生きるために里へと下りてきます。当社は、裏山がそのまま森へと続いているので、敷地内の柿の木に実がなれば熊が木に登って食べています。熊は山に食べ物がなくなると野生動物を食べるようになり、その延長で人間を襲うようになる個体もいます」
 林業を営む者にとって、熊と遭遇することは特別な出来事ではない。山に入れば熊や野犬、カラスなどの野生動物に襲われるリスクがあるため、髙橋さんは山に入る際は、必ず威嚇用のナタを携えている。同時に鈴を鳴らしたり、人の声を出しながら歩くなど、音を立てることも欠かさない。熊は元々臆病な性格で、人間の気配を察知すれば自ら距離を取るため、人間の存在を早く知らせて不意な遭遇を避けるように配慮することが大切だという。
「私は以前、山中で熊に出くわしたことがあります。大きな倒木が倒れていたので、それを跨ごうと傍へ近づきました。その倒木と地面の窪みに熊が寝ていましたが、熊は顔をあげてこちらを見据えました。驚きと恐怖感で腰が抜けそうになりましたが、すぐに我に返って視線を外さず、背を向けずにゆっくりと後ずさりし、30mくらい離れると熊の緊張がとけました」
 万が一熊と出会ってしまったとき、身を守るために大切なことは、「自分を相手よりも強い存在だと感じさせる」こと。基本的に熊は人間を恐れているため、急に出くわすと驚いてとっさに爪を出したり、襲いかかってくる。熊は、本来人間を襲う存在ではない。自分の身を守るために行動しているだけなので、相手が「弱い」と思えば襲いかかり、「強い」と感じれば近づかずに逃げていく。熊はただ、生きるために行動しているだけなのだ。そう考えたとき、私たちが取るべき行動も自ずと見えてくるのではないだろうか。
(ライター/彩未)

株式会社 高橋林業
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