今の大ヒットはこれだ!! 2026

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令和時代の
エキスパート
五感から身体を整える独自の施術で
長年の不調に寄り添う

周波数のバランスに着目
難病と向き合う方を支える


 人間は、視覚や聴覚、嗅覚、味覚、触覚といった五感を通して、日々様々な情報を受け取っている。これらの情報を伝える周波数の乱れは、身体の違和感や不調につながることがあると考えられている。『株式会社Gプログレッシブ』代表の金田達朗さんが提唱する『五感周波操術』は、座り方や話し方、仕草などから受け取りやすい感覚情報を見極め、周波数の乱れにアプローチする独自の施術法だ。直接患部に強い刺激を加えるのではなく、自身の腕を介して刺激を与え、心身のバランスを整えることを目指している。また、触覚以外の四つの感覚に対応した「感覚×周波数の対応表」を作成。色や音、味、香りなど、それぞれの感覚に共通する周波数の傾向があるという考え方をもとに、身体の状態と対応する色味を読み解き、「赤」が対応する場合は、Cのコードと辛味、スパイス系の香り、「緑」の場合はFのコード、渋味、ウッディ系の香りが関連するとしている。それぞれの方の身体の状態や体質に合った音楽を聴く、香りを選ぶ、色を意識する、食べ物の味わいに目を向けるなど、日常生活の中で取り入れやすいセルフケア方法の提案も行っている。金田さん自身もかつて重度のアトピー皮膚炎や潰瘍性大腸炎などによる身体の不調に悩んだ経験をもつ。その中で後の師匠となるセラピストに出会い、弟子入りした。日々の修行を重ねるなかで、師匠や兄弟子たちとの交流を通して、周波数の理論の理解を深めていった。大学時代に研究していたサイマティクスの考え方と周波数の理論、施術の中で培った感覚を掛け合わせて「五感周波操術」という独自の方法を確立。以来、12年以上にわたって長年不調を抱える方を中心に、様々な身体の悩みや違和感に寄り添ってきた。難病を抱える方からの相談も多く、全国を対象にした出張整体を行っている。
「人間は、五感それぞれで別々の周波数を感じ取っていて、それぞれの感覚器官が心や身体の状態に影響を与えていると考えています。手技を覚えるのが苦手な方や家族や友人にするのが怖いと感じる方でも視覚や聴覚、嗅覚、味覚を利用すれば無理なく日々のコンディションを整えることができます。長年不調に悩まされているとどうしても気持ちが沈んで不調を我慢してしまうこともありますが、少しの刺激でも身体の感覚は変化していくので日常生活の中でできることから取り入れてみて欲しいと思います」
(ライター/彩未)

株式会社 Gプログレッシブ
TEL/03-6869-6856 
Eメール/g.color99.info@gmail.com
Instagram/@tatsurou_kaneda
ホームページ 
https://g-progressive.com/

自然治癒力を引き出す東洋医学
科学的に証明された伝統の蜂針療法

根本から体質の改善へ
東洋医学的アプローチ


 東京都町田市の「整体町田施術院」で院長を務める古田稔さんは、カイロプラクティックや整体、正体法、『蜂針療法』などを組み合わせ、多角的な視点から身体の不調と向き合う熟練の治療家。2026年で施術歴46年を超え、長年にわたり慢性的な痛みや疲労、現代人特有の不調に寄り添い続けている。古田さんが特に力を入れているのが、一般的な整体や気功、ボディケアの枠を超えた「蜂針療法」をはじめとする独自の東洋医学的施術。単なる一時的な痛みの緩和にとどまらず、人間が本来持っている自然治癒力を最大限に引き出す根本的なケアを目指している。
 注目の『蜂針療法』は、西洋ミツバチの針を体の異常箇所や東洋医学における経穴(ツボ)へ用いることで、血行促進や体質改善、自然治癒力の向上を図る伝統療法の一つだ。施術に使用される蜂毒(アビトキシン)は、古代エジプトやバビロニアの時代から健康維持のために活用されてきた歴史を持ち、現在も世界各地で研究と実践が続けられている。一匹のミツバチは、わずか0・1ミリグラムほどの蜂毒を持っており、その成分としては約50種類もの要素が含まれていることが判明している。これらの複数の成分が互いに相乗しあうことで優れた効果を発揮し、現代では「優れた天然の抗生物質」ともいわれるほどの効能を示すのが特長だ。
『蜂針療法』には、体質によって強い反応やアレルギー症状が起こる可能性もあるため、施術前には丁寧な説明を徹底。安全面に十分配慮しながら、伝統医療の知恵を現代人の悩みに寄り添う形で提供し続けている。 実際の施術ではピンセットを使用し、ミツバチの毒針を一旦その腹部から丁寧に取り出して用いる。蜂針を体の異常箇所や適切なツボに刺すことで、蜂毒が急速に皮下へと浸透していく仕組み。この蜂毒には、炎症を効果的に抑え、痛みを和らげたり血行を良くしたりする働きがあるとされており、関節痛や神経痛、慢性的な痛み、頑固な肩腰のコリなど通常の整体や鍼灸でも対応されるようなあらゆる症状に対して高い効果が期待されている。 
 古田さんは、単に痛みだけを追う対処的な施術ではなく、「気・血・津液」の巡りや身体全体のバランスを重視。一人ひとり異なる体質や生活背景にも目を向けながら、本来人が持つ回復力を引き出す根本的なケアを目指している。
(ライター/播磨杏)

整体町田施術院
TEL/042-723-5280 
Eメール/seitai.38hacchi@gmail.com
ホームページ 
https://seitai38hacchi.boo.jp/

運動とマッサージを組み合わせた施術
再発しにくい身体づくりの提案が魅力

健康的な毎日を支える巧
地域密着の真摯な施術院


 日常生活の何気ない姿勢が引き起こす、肩こり、背中・腰の痛みや張りなどのお悩みを改善へと導いていくのが、はりきゅうマッサージ『あるぼる』。横浜市磯子区にある地域密着型の施術院だ。同院の特長は、運動とマッサージを組み合わせた施術。今ある痛みや張りをとるだけではなく、姿勢改善のための運動指導、日常生活におけるセルフケアのアドバイスも行うことで、再発しにくい身体づくりを目指していく。対応症状は頭痛、首の痛み、肩こり、手足の痛み・しびれ、背中の痛み、腰痛、股関節痛、膝の痛み、O脚など幅広い。丁寧なカウンセリングと姿勢チェック、関節の動き、筋力検査などにより身体の状況をしっかり見極め、はり・きゅう・マッサージ・ストレッチ・整体・運動療法など、一人ひとりに合った施術でアプローチ。「その場しのぎ」のケアではなく、根本から矯正していくことで、快適な毎日へと導いていく。また、丁寧な説明を大切にしているのも同院の魅力の一つ。身体の状態や痛みの原因、施術の目的などを分かりやすく伝えることで、利用者自身が自分の身体を理解しながらケアに取り組める環境を整えている。施術を受けるだけでなく、日常生活の中で身体の使い方を意識することで、より良い状態を維持していくことができるという方針だ。
 運動指導歴、施術歴20年の実績を持つ代表の鈴木健人さんは、スポーツトレーナーの専門学校卒業後、はりきゅうやマッサージの国家資格を取得。接骨院勤務や高校・社会人サッカーチームの専属トレーナーなど豊富な経験を活かして独立し、同院を開業した。モットーは、「患者様が一生涯、自分らしく楽しんで生活できるよう全力でサポートすること」。その真摯な姿勢が、地域の厚い信頼に繋がっている。
 同院の進化は止まらない。鈴木さんはケアマネージャーの資格を取得し、2025年からは介護事業にも参入し、訪問マッサージを通じて地域の高齢者に寄り添う体制を整えた。さらに近年ではネイルやエステ、ハワイアンロミロミ、ピラティスなど美容分野も取り入れ、活躍の場を広げている。また、今後は子どもたちの運動指導や、地域の人々が気軽に集えるカフェの併設も視野に入れているという。子どもから高齢者まで、全世代が心身ともに健康でいられる場所を目指し、『あるぼる』はこれからも地域のパートナーとして歩み続けていく。
(ライター/播磨杏)

はりきゅうマッサージ あるぼる
TEL/045-370-9770 
Eメール/szkknt1982@gmail.com
ホームページ 
http://www.aruboru.jp/

産前産後ケア、ライフスタイルの変化に
寄り添う身体の専門家

ベーグルショップも運営
美を育てる習慣を提案


 東京都・押上駅前をはじめ、3拠点でパーソナルピラティスを提供する『STUDIO.EDU』は、完全個室空間で一人ひとりに寄り添い、身体の不調と向き合う専門スタジオ。デスクワークによる肩こりや腰痛、骨格の歪みの改善を目指す方はもちろん、ウェディングに向けたボディメイクや産前産後のケアまで多様なニーズに応えるプログラムと環境が整えられている。リフォーマーやタワー、チェアなどのマシンを使用したセッションでは、筋肉や関節の使い方を根本から見直し、身体の正しい動きを引き出すことで短時間でも効果を実感しやすいのが特長。完全予約制のプライベート空間は、周囲を気にせず集中できる環境として高い評価を得ている。浅草橋スタジオでは、日常に無理なく取り入れられる整える時間を提案している。妊婦さんや子ども連れにも対応可能なスタジオ設計で、年齢や性別を問わず通える点も魅力の一つ。忙しい日常で凝り固まった身体をリセットし、本来の軽やかさと美しさを引き出していく。観葉植物の専門家にオーダーして、たくさんの緑を取り入れるようこだわられた空間は、いるだけで心から癒やされていく。さらに、2026年6月に新たに4店舗目のピラティススタジオをオープン。こちらはマット専門のグループスタジオになり、マタニティや産後の方のケアにも特化しているスタジオ。代表の野村はるかさんは、ピラティス指導歴12年以上の経歴を持つプロフェッショナル。「長く続けていくためには、お客様にとって財産になるような知識が得られるレッスンにしたい」という想いから、身体の仕組みを丁寧に伝えるレッスンを構築。「なぜその動きを行うのか」「どうすればより効果的か」を明確に理解できるので、上達も早い。また、『ピラティススタジオが作った靴下』を製作し、販売も行っている。
 その想いはスタジオ運営にとどまらず、2025年12月には高知県でベーグルとカヌレのお店『a lot of bagel』を開業。職人歴48年の67歳のパン職人が作る焼きたてベーグルは、パンのような食感がこだわりのフワッと柔らかい食感が特長。素材や製法にこだわり、日々の食からも整えることを提案しているのだ。美味しいパンとスタイリッシュながらも温かみのあるオシャレな空間は、連日行列のできる人気店となっている。身体の内側から整えるピラティスと日常の中で積み重なる食の時間。その両軸を通して、無理なく続く美しさを育んでいく。日常の延長にあるケアだからこそ、変化は穏やかに、しかし確かに現れる。
(ライター/播磨杏)

パーソナルピラティス STUDIO.EDU
Eメール/pilatesstudio.edu@gmail.com
Instagram/@studio.edu_pilates

自分の内側を静かに見つめる
『Gene Keys』が導く自己探究の旅

ありのままの自分を向き合い
心を自由にする観照ツール


 何度も似たような出来事を繰り返してしまう、人間関係や感情の揺れに生きづらさを感じている。そんな悩みを抱えている方も多いのではないだろうか。実は、その生きづらさの背景には、自分でも気づいていない思考や感情のパターンが隠れていることがあるという。
 英国詩人リチャード・ラッド氏が体系化した『GeneKeys』は、DNAに秘められた可能性や才能を解き放つ鍵が書かれた意識の地図「遺伝子易経」を手に、自分自身の内側と静かに向き合っていく自己探究ツールだ。人の内側には、意識の周波数によって「心の闇」「天の才」「天の光」と呼ばれる三つの周波数帯があると考えられている。受け入れ難い振る舞いや恐れを感じる「心の闇」を無理に克服しようとするのではなく、自分自身を静かに見つめることで、才能が自ずと現れ、「天の才」、最高の意識「天の光」へと変容していく。意識の地図「遺伝子易経」と生年月日・出生地・出生時間から導き出すことができる遺伝子の鍵チャートを手に、セッションやオンラインリトリートで内なる世界を観照し続けることで、徐々に全貌が明かされていく。
 ナビゲーターを務める『Inner Journey』代表のシャラニさんは、2009年に来日したタンマヨ氏による「仮面を脱ぎ、真正銘の顔を生きるワーク」をきっかけに『GeneKeys』と出会った。その後、世界中の実践者たちと学びを深め、10年以上の月日をかけて日本語訳版「遺伝子易経」の出版も行った。現在もセッションやセミナーを通して、一人ひとりが内面と向き合う時間を支援する。
「私が『GeneKeys』と出会ったのは、子育ての真っ最中でした。目の前にいる子どもは、自分とはまったく違う存在。思うようにいかないことも多く、子育てに苦しさを感じていた時期でもありました。自分の内面に優しく、忍耐と遊び心を持って見つめていくことで、自分を受け入れられるようになり、子どものこともその子自身として受け止められるようになりました」
 大きな成功や特別な何かを手に入れるためではなく、日常の中で自分らしく生きるためにこの学びを活かしていく。ありのままの自分と向き合い、自分の内面をケアする時間の積み重ねが、一人ひとりの小さな幸せにつながっていく。
(ライター/彩未)

Inner Journey
TEL/096-276-6505 
Eメール/okmr.kyk129@gmail.com
Instagram/@genekeysjapan

焼きたてパンの香りに包まれる至福の時
女性限定のオシャレな空間で自分磨き

オーブン一つでプロの味
現役CAが教えるパン作り


「パン作りは難しそう」「特別な道具を揃えるのが大変そう」
 そんな先入観を覆してくれるのが、『私のパン教室』。講師のMinako Moriokaさんは、現役の客室乗務員として活躍しながら、ABCブレッドライセンスを持つパン作りの専門家。幼少期から大のパン好きで、美味しいパン屋さんがあると聞けばどこへでも足を運び、お気に入りの一品を見つけてはリピート買いを繰り返す生粋の「パンラバー」だ。「自宅でも焼きたてのパンを食べたい」という想いからパン教室に通い始め、ライセンスを取得し、教室を開講した。Minakoさんのレッスンは、少人数制、女性限定、「笑顔と幸せ」がモットー。そして、パン作りの技術を身につける空間であると同時に、楽しく充実した時間を過ごせる場所ともなっている。
 最大の特長は、また作ってみたいと思えることへのこだわり。教室でプロ仕様の機材を使っても自宅で再現できなければ意味がない。同教室では、どこの家庭にもある一般的なオーブンレンジ一つで、本格的なパンを焼き上げる工程を伝授。パン作りを特別なものではなく、暮らしに寄り添う習慣へと変えていく。忙しい日常の中でも無理なく続けられるよう、工夫を凝らしたレシピとシンプルな工程は、初心者からも絶大な支持を得ている。
 レッスンは2~4名までの完全少人数制。講師の目が一人ひとりにしっかりと届き、質問しやすいフレンドリーな空気が流れる。わからない工程もその場で解消でき、焼き上がりの瞬間には、最高の笑顔と共に達成感を感じられる。 
 また、女性限定のアットホームな環境も魅力の一つ。周囲を気にせず、パンが焼ける香りに包まれながら自分自身を慈しむひとときは、日々の喧騒を忘れさせてくれる優雅な時間。レシピは2ヵ月ごとに更新され、1回180分で完結するワンデーレッスン形式。持ち物はエプロン、ハンドタオル、パンを持ち帰る用のバッグのみ。パン作りが初めての方はもちろん、サロンスタイルでのレッスンを気軽に楽しみたい方も歓迎している。レッスン後には、自作のパンをその場で味わえる試食タイムもあり、作ったパンとレシピはそのまま自宅へ持ち帰ることが可能だ。特別な道具に頼らず、日常を彩る習慣としてパン作りを取り入れる。そんな豊かさを体験してみてはいかがだろう。
(ライター/播磨杏)

『私のパン教室』
Eメール/watashino.pankyoushitsu@gmail.com
Instagram/@watashino_pan_kyoushitsu

季節の皿とワインが織りなす
静穏な時間

代々木上原に佇む
一軒のイタリアンレストラン


 都心にありながら、落ち着いた空気を保つ住宅地として知られる東京・代々木上原エリア。喧騒からほどよく距離を置き、日常の延長線上で上質な時間を過ごせる店が点在する中、静かに存在感を放っている『リストランテ ルーチェ』。駅から徒歩圏内という立地ながら、店内には木の温もりを感じる穏やかな空間が広がり、肩肘張らずに過ごせる一軒として支持を集めている。
 同店を手掛けるのは、都内の著名イタリアンで研鑽を積んだオーナーシェフ葛西光雄さん。店名の『ルーチェ』はイタリア語で光を意味し、自身の名にも通じる言葉を冠することで、料理と空間に明るさと温もりを宿している。ソムリエ資格も持つ葛西さんは、料理との相性を踏まえたワイン選びにも定評があり、食事全体の流れを意識した提案が特長となっている。
 料理は、旬の素材を活かした前菜から魚介・肉料理、パスタまで幅広く展開。中でも濃厚なウニのクリームスパゲティは店を代表する一皿として知られ、素材の持ち味を引き出す丁寧な仕立てが印象に残る。また、生ハムやマルゲリータといった定番も食材選びと火入れのバランスに配慮し、シンプルながら完成度の高さが際立つ。デザートに至るまで流れを崩さず、食後の余韻を自然に導く構成となっている。
 また、料理に合わせたワインの提案もこの店の核となる要素の一つ。イタリア産を中心に揃えられたラインアップから、その日の皿に応じて丁寧にセレクトされるため、単なる食事にとどまらず、味わいの重なりを楽しむ時間へと広がっていく。さらに、毎月末には新作メニューの検討も行われており、常に内容を更新しながら訪れるたびに異なる表情を見せる点も見逃せない。
 店内は約30席規模と適度な広さで、一人での利用から記念日まで幅広く対応。ランチ、ディナーともに比較的利用しやすい価格帯に設定されていることもあり、日常使いとしても機能している。特別な日のためだけではなく、ふと立ち寄って季節の皿とワインを味わう。そうした使い方が自然と馴染む一軒といえる。
 静かな街並みに溶け込みながら、料理とワインで確かな時間を提供する存在として、着実に支持を広げている。
(ライター/今井淳二)

リストランテ ルーチェ
TEL/03-5738-8788 
Eメール/ristorante.luce0402@gmail.com
Instagram/ristorante.luce
ホームページ 
https://ristorante-luce.com/

多品種栽培と新たな販路開拓で
広がる柑橘農園の魅力

紀州下津の段々畑が育む
厚みある味わい


 温暖な気候と海に面した地形に恵まれ、古くから柑橘の名産地として知られる和歌山県。その中でも海南市下津町は、「蔵出しみかん」の産地として名を重ねてきた土地。そんな地域で、樹上完熟と蔵出しの工程に力を注ぎ、多品種の柑橘栽培と販路開拓を進めているのが『株式会社Sun Farm Hotta』だ。
 代表取締役の堀田高弘さんは、木成りのまま果実を十分に熟させてから収穫する。太陽の光をしっかり浴びた果実は糖度が乗り、旨味が凝縮。さらに収穫後は貯蔵庫で寝かせることで酸味が落ち着き、甘みとの調和が取れた、まろやかな味へと仕上がっていく。下津のみかんづくりで受け継がれてきた蔵出しの技法を、現代の出荷体制の中で丁寧に生かしている点が特徴だ。
 栽培環境にも恵まれている。海に面した段々畑は水はけがよく、潮風に含まれるミネラル、肥沃な土壌、雨量の少なさが相まって、味の詰まった果実を育てやすい。加えて選果では、一般的なドラム式ではなくデリケートな果実にも対応しやすい機器を導入し、栽培から出荷まで余計なストレスをできるだけ減らして品質維持を図っているという。
 主力は蔵出しみかんだが、完熟ゆら早生、完熟早生、石地みかんのほか、清見オレンジ、セミノール、レモン、さらにはぶどう山椒なども手掛けている。近年は六次産業化や販路の多角化にも意欲を見せ、ふるさと納税の返礼品として下津蔵出しみかんを届ける取り組みも開始。農園の味を地域の魅力とともに広く発信する導線が加わった。
 また、農薬使用を基準値以下に抑え、一玉ずつ丁寧に扱う姿勢を徹底している点も見逃せない。大量生産一辺倒ではなく、果実の状態を見極めながら手をかけることで、食味と見た目の両立を図っている。
 名称に掲げた「Sun」には、太陽の光を受けたみかんで食べた人を明るい気持ちにしたいという思いと、働く人も明るく農業に向き合いたいという願いが込められている。味づくりだけでなく、将来的には輸出入も視野に入れ、経営規模の拡大と事業の多角化を進めていく構想も持つ。伝統産地の強みを土台にしながら、新たな販路へ着実に手を伸ばしている。
(ライター/今井淳二)

株式会社 Sun Farm Hotta
TEL/090-3656-3706 
Eメール/hotta-taka@outlook.jp
Instagram/@sun_farm_hotta
ホームページ 
https://sun-farm-hotta.com/


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