ヒットの予感!! 2018


イギリス生活情報誌 
月刊
ミスター・パートナー
〒160-0022
東京都新宿区新宿
2-15-2岩本和裁ビル5F
TEL.03-3352-8107
FAX.03-3352-8605
 
伏見FP事務所 代表
伏見昌樹氏

NPO法人日本FP協会が認定するAFP(アフィリエイテッド ファイナンシャル プランナー。2016年2月、神奈川県伊勢原市を中心に県央地区及び湘南地区でファイナンシャル・プランニング業務を行う『伏見FP事務所』を設立。家計診断などのほか老後資金や教育資金などをテーマにセミナーを随時開催。
『相談全般』初回 2時間 5,000円 2回目以降 1時間 5,000円
『家計診断』初回 2時間 5,000円
『キャッシュフロー表』作成 1回につき 10,000円
面談前に行うヒアリングは、無料です。詳しくは、ホームページをご覧下さい。
子育て世代の家計のよき助言者
多角的視点に立ち最適解を追求

『伏見FP事務所』の代表伏見昌樹さんは、日本FP協会認定のAFPアフィリエイテッド・ファイナンシャル・プランナー。金融資産運用、不動産運用、ライフプランニング、リスクと保険、税金、相続・事業承継などの幅広い知見を動員し、特に子育て世代を対象にした家計に関するアドバイスで頼りにされるお金のプロフェッショナルだ。
「子育て世代の方の多くは、人生の三大資金である教育資金、住宅資金、老後資金に関するお悩みがあり、様々な考えをお持ちかと思います。当事務所では、お客様の考えを最優先にして、幸福感の最大化を図るべく、最適な提案をさせていただきたいと思っています」
 アドバイスは、ライフプランの点検から教育資金の見直し、生命保険や損害保険の見直し、住宅ローンの選択や繰り上げ返済、資金活用、セカンドライフの設計まで及び、家計診断、家計支出と貯蓄残高の試算によるキャッシュフロー表の作成やシミュレーションにも応じる。
「幸福を阻害する恐れのあるお金の問題を事前にクリアする」。これを使命とする伏見さんは、講演やセミナーでも知見をフル回転させる。
(ライター/斎藤紘)

伏見FP事務所
TEL:0463-68-7284 FAX:0463-68-7284 Eメール:cmpfatku2007@hotmail.co.jp
ホームページ http://www.fushimifp.com/

司法書士 泉田陽介事務所 所長
泉田陽介氏

2006年、札幌大学法学部法学科卒。2007年、司法書士国家試験合格。2008年、司法書士さっぽろ北口事務所で司法書士登録。2012年に独立、『司法書士泉田陽介事務所』開業。2017年までの約6年間、全国青年司法書士協議会常任幹事などの役職を務める。日常業務の他、セミナーなどの講師として活躍。
遺言書作成の独自サービス好評
相続に関わる相談に親身に対応

 札幌市の『司法書士泉田陽介事務所』は、他の士業や生保、不動産会社とネットワークを形成し、相続全般に関わる法的相談や遺言書の検認、相続放棄、不動産の名義変更などの手続きのサポートで頼りにされている事務所。中でも声価を高めたのが所長泉田陽介さんが始めた独自の遺言書作成サービス『ステイ・ワード』だ。
「遺言とは、遺産だけではなく、言葉を遺すこと。自分の文字で感謝の想いを伝えることが大切であり、手書きの遺言書の作成を推奨しています。公正証書遺言などと比べ、手軽で手紙のような感覚で書ける上、書き換えも容易。家族構成や資産状況が変化した際の遺言書の修正方法についても助言しています。遺言書の作成を通じて本当に大切なものは何かを考えるきっかけにしていただきたいと思っています」
 相続人に未成年の子がいる場合、遺産分割が進まないおそれがあり、小さい子を持つ親ほど早期の遺言書作成を真剣に考えてほしいと、30〜40代の若い世代の遺言作成のサポートに特に力を入れている。わかりにくい相続に関する様々な案件は、「不動産相続deハピネスセミナー」や葬儀会社と連携したセミナーなどでわかりやすく解説している。
(ライター/斎藤紘)

司法書士 泉田陽介事務所
TEL:011-595-8861 FAX:011-595-8862 Eメール:izumida@onyx.ocn.ne.jp

株式会社 ターゲンテックス 代表取締役
中村幸司氏

東京都出身。日本大学工学部機械工学科卒業後、大手自動車関連会社に就職、性能向上調査などを担当。独立して1991年『株式会社ターゲンテックス』設立。磁性粉体の除去法などを発明し特許を取得。ブラジル地球サミット国際環境機器展に招待参加。日大大学院工学研究科非常勤講師も務める。
磁石型オイルフィルターを発明
自動車生産先進国8カ国で特許

 環境汚染や廃棄物公害、森林資源喪失の抑制に寄与する自動車関連技術がある。『株式会社ターゲンテックス』の代表取締役中村幸司さんが発明し、自動車生産先進国8ヵ国で特許を取った無交換式オイルフィルター『PECS MARK-IV (ペックスマークIV)』。従来の濾紙エレメントのオイルフィルターと互換性があり、機能と共に簡便性が普及を加速化させる。
「濾紙フィルターは、40μ以下の金属粉は捕捉できず、エンジン内を循環し続け、摩耗を引き起こします。『PECS』は、磁力線が反発し合うように複数の永久磁石を配置した円板状の磁石型エレメントを非磁性体のアルミ製ケース内に内蔵する構造で、30〜40μ以下から1μ前後迄の微細な磁性粉体を吸着します。走行距離10万㎞まで交換は不要、燃費も高速道路で20%、一般道でも10%前後向上するとのデータも得られ、窒素酸化物や一酸化炭素などの排ガスが削減され、濾紙のために世界で年間数十万本と推計される樹木の伐採も抑制されます」
 自動車メーカーを経て独立した中村さんは、自動車にとってオイルが重要と考え、機械や部品の摩擦、摩耗を対象とする技術、トライボロジーの視点から研究を進め、世界が認めた発明に辿り着いた。
(ライター/斎藤紘)

株式会社 ターゲンテックス
TEL:03-3326-7081 FAX:03-5313-2430 Eメール:ttpecs@tagen-tecs.co.jp
ホームページ http://www.tagen-tecs.co.jp/

株式会社 ジェイエムシー音楽研究所
代表取締役 大畑惠三氏

高知県出身。桐朋学園大学器学科卒業、指揮科研究科修了。九州交響楽団に主席ファゴット奏者として入団。1977年、指揮デビュー。1979年、ウィーンに留学、O・スウィートナーやS・チェリビダッケに指揮法を学ぶ。1989年、『ジェイエムシー音楽研究所』設立。九州芸工大、福岡教育大、福岡女子短大の教壇に立つ。
新しいトレンド「音楽仲間」
音楽家と音楽愛好家の交流の場

 西洋音楽を導入して以来140年、日本は世界レベルの演奏家を数多く輩出する国となった。一方「楽器演奏者」が全国に1091万人居るにも拘らず、『音楽』が社会に根付いていると言う実感は薄い。すべての要素が途上にあり、大きく結実するには至っていないのだろう。
 音楽家・アマチュア音楽家・音楽愛好家が互いに交わること無く、それぞれの領域で活動している。その三者が出会い交流できる場を作ろうとするのが『音楽仲間』の試みだ。毎月の例会で、音楽の専門家は自らの研鑽の結果を披露、それにオーディションの機能を持たせ、優秀な奏者が社会で演奏できるチャンスへと繋げる。アマチュア音楽家は自らの楽しみの発表の場として、また新しい仲間を見つける機会として活用。音楽愛好家は演奏会開催の支援を通じて、音楽の喜びの環を社会に広げつつ音楽家の育成に寄与する。
 社会の動きは、つまりは『友達になる』ことからしか始まらないのではないか?「知り会い」「信頼関係が生まれ」・・次に「行動」が生まれる。その場として『音楽仲間』が存在し、そこから『音楽』が社会に根付いていくきっかけが生まれるものと信じている。(ライター/渡辺唯)

株式会社 ジェイエムシー音楽研究所
TEL:092-575-3267 FAX:092-581-0136 Eメール:jmc@jmcmusic2001jp.com
ホームページ https://www.jmcmusic2001jp.com/

美翔接骨院 院長 柔道整復師
川上真治氏

福岡県出身。20代前半は東京でスポーツトレーナーとして活動し、多数の芸能人やプロスポーツ選手のトレーニングに携わる。その後接骨院業界へ。東京や福岡などの整骨院に勤務し,院長を務める。2017年1月『美翔接骨院』を開業。全国各地で様々な研修を重ね、独自の深層筋調整(美翔式トリガーポイント療法)や背骨矯正(美翔式ドロップテクニック)などを開発。技術力には自信がある。
「美翔式骨格矯正」3,500円 
「インナーマッスルトレーニング」 3,500円
「羽田野式ハイボルト療法」900~1,500円

営業時間/9:00〜12:00 14:00〜19:00
定休日/日曜日・祝日・土曜日午後
アクセス/JR郡山富田駅より徒歩約10分
歪み矯正×筋肉強化で悩み改善
プロのスポーツトレーナーによる根本治療

 肩こり、腰痛、むくみなど慢性的になってしまっている症状は、骨格の歪みが関係していることも。年間延べ3万人の治療実績を誇る『美翔接骨院』では、痛みやケガのケアはもちろん、骨盤矯正やカイロプラクティックといった様々な治療法で、全身のバランスを調整していく。例えば、産後の骨盤の歪みでお困りの方は、安心な無痛矯正によるオーダーメイドの施術で改善させる。他にも、「インナートレーニング」では、鍛えづらい骨盤を支える筋肉、すなわちインナーマッスルを「複合高周波EMS」による寝たままの楽にできるトレーニングで筋肉を強化し、身体の歪みを整えるので改善も早い。そして体の痛みやケガ、長引く痛みを出来るだけ早く取り除きたい方にオススメなのが、「羽田野式ハイボルト療法」。高圧電気で体の痛みの原因となる深部に当て、症状を一気に改善。その驚きの効果にトップアスリートからの支持も高い。さらに同院は、接骨院業界でも類を見ないプロのスポーツトレーナーが滞在。一人ひとりに合ったカウンセリングと施術で徹底したサポートを行う。
(ライター/田上智美)

美翔接骨院
TEL:024-954-5674 FAX:024-954-5674
ホームページ http://bisyo-s.com/

左上:赤外線カメラによる河川の調査データ
右下:3Dデータ作成(3D化した三内丸山遺跡)
左下:ITH 合同会社 副会長兼業務執行役員 髙見雅之 氏
青森県出身。東海大学工学部卒。青森にUターン後、公務員として働きながら土地家屋調査士資格を取得し、27歳で独立開業。2011年から独学でドローンの産業利用を研究し、操縦経験を積む。2016年、土地家屋調査士の仲間で『ITH合同会社』設立、副会長に就任。ドローン検定1級合格。
ドローンの無限大の可能性直感
応用分野拡大で変る仕事の形態

多様な調査の可視化を想定
独学で研究し操縦技術修得

「産業用ドローンで日本の仕事が変わる」。ドローン関連事業を手掛ける『ITH合同会社』の副会長でドローン検定1級の実力を持つ髙見雅之さんが、延べ600時間超のドローン操縦経験の中から得た確信だ。
「例えば、造成予定地をドローンで撮影し、パソコンで解析、立体視できるようにすることで造成の可否が判断でき、有人飛行機による調査に比べコストも時間も削減できます。ソーラーパネルの発電効率、山中の生き物の生態、建物の壁の傷み具合などもドローンを使えば可視化できるのです。環境保護や農業分野での利用などアイデア次第で応用範囲は広がり、仕事のスタイルが変わっていくと思っています」
 土地家屋調査士として土地や建物の測量に携わる中で、ドローンの有用性を直感。航空力学や気象学などを独学で研究し、ドローンのパイロットの技能を身につけ、ドローン検定の試験官にもなった高見さんは断言する。
「縦横に飛翔するドローンの可能性は、無限大です」

ITH 合同会社
TEL:0178-20-9858 FAX:0178-20-9859 Eメール: office@ith-jp.com
ホームページ http://www.ith-jp.com/

左:最新刊「子どもたちの輝く未来のために
子どもの力を伸ばす積極的保育のすすめ」
現代書林刊 1,200円+税
中:著書「大切なことはみんな保育園で学ぶ
~よい保育の場を求めて Part Ⅱ~」
(DVD付) フォーラム・A刊 1,852円+税
右:著書「よい保育の場を求めて
~大切なことはみんな保育園で学ぶ~」
出版文化社刊 1,429円+税
下:社会福祉法人 弘法会 大東わかば保育園
理事長・園長 山本良一 氏
大阪府出身。大阪市中央児童相談所で児童福祉司として活躍後、1976年、『大東わかば保育園』を開園。2016年、3冊目の著書「子どもたちの輝く未来のために 子どもの力を伸ばす積極的保育のすすめ」(現代書林)を出版。花園大学非常勤講師など歴任。40年間の現場経験を生かした教育理念が評判を呼んでいる。
保育が生涯にわたる人格形成の基礎を培う機会になるように、独自に「積極的保育」という理論を確立・実践してきた保育現場の実情を深く知る山本良一園長。年齢の壁を越えて一緒に遊ぶ自由遊びの時間を導入して、遊びを学びに進化させる教育を提供している。
現場のリアルを知る園長による
自由遊びで成長を促す教育方針が評判

このままでいいのだろうか?
現代の教育に警鐘を鳴らす

 近年、家庭や地域における「子どもを育てる力」が不足しているということが多く指摘される。核家族化の進行によって子どもだけが家に取り残されるケースが激増し、地域住民同士のつながりは大きく減った。登園途中の子どもに何気なく挨拶をしただけで近隣の幼稚園、保育園や小中学校から「子どもに声をかける不審者が出没している」と注意喚起されることもあるというから驚愕だ。そんな社会で求められるのが、質の高い養護と教育の機能である。しかし、40年間にわたって保育の現場に関わり続けてきたスペシャリスト、『大東わかば保育園』の山本良一氏は、「日本の保育現場は、毎日保護者への対応や事務処理、行政からの様々な要請に追われて、保育に十分に集中できていないという問題を抱えています。また、行政や学校は机上の空論ばかりで、会議で決定されたことを行っているので、保護者側としても、教育の問題の当事者であるのにかかわらずはぐらかされたような思いを感じています」と嘆く。山本さん自身、園長と理事長を勤める『大東わかば保育園』のうんどう会を何人かの他校校長先生と観覧した際、彼らの視点は教育的な観点に著しく欠けており、保護者競技や地域社会の催し、イベントや年中行事をとにかく無事に成功させるということにこだわりすぎていると感じた経験があるという。
「これまでの常識では考えられないようなことを言い出す保護者がいることがよく報じられますが、それに対して信念を持って対応できない現場が現実にあるということが大きな問題です。2006年に一新された教育基本法では、幼児期の教育を『生涯にわたる人格形成の基礎を培う』と位置づけています。保育は教育の基盤であり、子どもたちの人生の基盤であるという考え方が教育に携わる職員全員の頭の中にあり、それが共有されていれば、こういったことは起こらないはずなのです」
 そこで山本さんが確立した理論が、「積極的保育」だ。これは、子どもの力を信じて伸ばしていくことを第一に考えた保育のこと。山本さんは教育基本法が改正されるずっと前からこれと軌を一にする考えのもとで保育に臨み、人格形成の基礎を培う方法論として「積極的保育」が極めて有効であると確信を抱いた。2010年に出版した著書のタイトルである「よい保育の場を求めて大切なことはみんな保育園で学ぶ」という一文には、山本さんの理論のエッセンスがしっかりと凝縮されている。「普段の何気ない遊びが学びに進化し、子どもたちは大きく成長していくのです」という言葉からも、山本さんの強い思いを読み取れた。しかし現在の社会では、交通事故や子どもが被害に遭う事件が多く起こることによって、子どもだけを外で遊ばせる機会が減少している。「遊びに行く」といったら、家族で大人が運転する車に乗って出かけるということが一般的になってきている。また、近隣住民や親戚間の交流が失われていることも原因の一つだろう。友達同士誘い合って近所の公園や空き地で遊んでいる子どもを見る機会はほとんどなくなった。

座って学ぶだけが教育ではない
何気ない遊びが学習に変化

 そこで注目されるのが、『大東わかば保育園』の象徴であり重要視しているカリキュラムでもある「自由遊びの時間」だ。これは年齢ごとにクラス分けした保育とは別に、午前8時から9時半、午後4時前から4時半の2回時間を設け、1歳児から5歳児までの園児が外に出て一緒に遊ぶというもの。保育士の数名が遊んでいる子どもたちの中で、なるべく干渉しない姿勢で、ものを振り回したりケンカがエスカレートしたりした時に子どもの名前を呼んだり、それほど強い静止や口調になったりしないように配慮して気を付ける態度で見守るという形をとって活動を行っているのだという。「1歳児、2歳児の園児が外に出て遊べる幼稚園や保育園は、実は公立・民間問わずほとんどないんです。開園後すぐの約40年前から、子どもたちの気持ちをリラックスさせるとともに自分で自由に動き、気持ちの向くままに一人で遊んだり友達に声をかけて遊んだりすることが大切だと考えて取り入れている教育です」
 様々な年齢の子どもたちが一緒になって遊んでいると、時には小さい子どもが大きい子どもに乗っている三輪車や使っているおもちゃを取られる場面であるとか、大きい子ども同士の鬼ごっこになった際に大きい子が小さい子にぶつかって、けがをさせてしまいそうになる場面にも遭遇することがある。しかし、小さい子どもが大きい子どもに遊んでもらったり、三輪車に乗っている小さな子どもを大きい子どもが後ろから押してあげたりするといった姿はそれ以上によく見られる光景であると山本さんは嬉しそうに語る。小さい子どもも、大きな子どもに混ざって遊び、また大きな子ども同士で遊んでいるところを見ることで自然に友達との遊び方を学び、さらには危険を察知し、避ける感覚を身に着けることができるようになるのである。同園では昼食後にも1歳児、2歳児、3~5歳児の順に園庭に出て、追いかけごっこや鬼ごっこ、車あそびなどで自由に体を動かす機会を設けている。
 同園で行われる行事は獅子舞や凧揚げ、星まつり、夏まつり、ハロウィン、クリスマス会など季節の行事の他、お泊り保育やうんどう会、親子遠足、芋ほり、プラネタリウム見学、生活発表会などの工夫を凝らしたバリエーション豊かなものばかり。園長、職員、保護者が一丸となって、企画を成功させること、子どもたちの情操教育に良い影響を及ぼすことを目標に楽しく取り組んでいる。
 子どもに対する遊びの現場を常に与え、健康的でたくさんの「してはいけないこと」に基づいて定められたルールに縛られない、自由な遊びを通して、子どもたち自身が早い段階から「ひとりの人間」としての自分を伸ばしていけるようにサポートするための保育。これこそが、山本さんの理想とする教育現場の正しい在り方だ。『大東わかば保育園』には、常に笑顔で見守ってくれる山本さんと職員の元で、今日ものびのびと自分らしく遊ぶ子どもたちの笑い声が響いている。

社会福祉法人弘法会 認定こども園 大東わかば保育園
TEL:072-878-4121 FAX:072-878-4146

右下:常若整骨院 院長 冨高誠治 氏
長崎県出身。高校卒業後、コンピュータ専門学校で学び、システムエンジニア会社に就職。座り仕事で肩腰を痛め、整骨院で治療を受け、治療家に興味を持つ。病床にあった母親にビワ灸を施したのをきっかけに鍼灸師と柔道整復師の国家資格取得。整骨院勤務を経て2015年、「常若整骨院」開院。
理論と技術に立脚した自律神経整体
筋肉を媒介して身体に潜む原因探る

講師として多くの治療家を指導
量子物理学を応用し不調を改善

「自律神経整体」という聞き慣れない治療法で身体の様々な不調を改善に導く柔道整復師がいる。福岡市の『常若(とこわか)整骨院』の院長冨高誠治さん。治療技術を深化させる中で「自律神経整体」と出会い、治療家としての人生が変わったというほどに感銘を受けた治療法。徹底的に理論を学び、技術を修得して治療で実践、不調が改善した人たちから感謝の言葉が絶えない。一般社団法人日本自律神経整体協会の講師として全国の多くの治療家の指導にも当たっている。
「体に不調を抱え、施術を受けても症状に変化がないと悩みを抱えている方が少なくありません。その理由は、自律神経に関して見ることがなく、身体に出ている歪みや症状ばかりを見ていたことが挙げられます。身体の歪みや症状の多くは自律神経の乱れからくるという事実をもとに生み出されたのが自律神経整体です。この施術方法は量子物理学、キネシオロジー、潜在意識という3本柱からなっていて、肩こりや腰痛、アレルギー、自律神経失調症といった症状を血管神経、内臓、骨格、筋肉、経絡、食、·毒素、ストレス、トラウマなどから原因を探り、ピンポイントの無痛整体で改善へ導いていきます」
 施術方法を3本柱で構成する理論的な理由は明確だ。
「量子物理学の量子は電子、原子、ニュートリノなど物質や電磁波などを構成する小さな粒のことですが、量子は粒の動きと同時に波としての動きもします。量子が集まったものは特定のリズム、周波数を持ち、観測するものの影響で動きを変え、他の物の形も変える性質があります。キネシオロジーは精神と周波数、筋肉の関係を統合した学問です。自分に合う周波数のものに触れると筋肉の収縮力が高まる、筋肉によってイエス、ノーの答えを得ることができる、肯定する周波数の反応を設定することができるという3つの法則があり、筋肉を媒介にして自覚できていない身体や心の状態を知ることができるのです。潜在意識は普段意識したり考えたりしている顕在意識の下にあり、これまであったことや考えたことなどが蓄積されたデータバンクです。顕在意識が思い出せないことや否定していることも、潜在意識は覚え、体調や行動がそれによってコントロールされている場合があるのです。これら3つを応用することで自律神経整体が可能になります」
冨高さんは、こうした理論を背景に治療を進める。
「治療は問診から始まりますが、必ず小児期から今までの病歴や家族関係、ストレスを受けた出来事などを細かに聞きます。深く知れば知るほど、今発現している症状や痛みの原因をピンポイントに把握でき、治療効果も上げることができるからです。次は可動域検査です。関節の動きや重心のズレ具合などから、内臓、神経、筋肉、骨、経絡などの状態を把握します。さらに身体にとって有益なエネルギーに触れると筋肉の収縮力が高まるという人体の特性を利用したキネシオロジーによって潜在意識に潜む不調の原因を調べます。その上で、全ての物には特定の周波数があるという量子物理学を応用して不調の原因を打ち消します。騒音の周波数に逆位相の周波数をぶつけると消えるイメージです。これが自律神経整体の基本的なフレームワークです」
 こうして治療実績を重ねる冨高さんが重視するのが、自助努力。
「悩みを根本から解決するには、患者さん自身も生活習慣を変えるなどの努力をする必要があります。健康になりたいという気持ちこそ治療の大きな第一歩です」

常若整骨院
TEL:0120-947-446 092-836-6810 FAX:092-836-6812
ホームページ http://tocowaca.com/


[イギリス生活情報誌]月刊 ミスター・パートナー 〒160-0022 東京都新宿区新宿2-15-2 岩本和裁ビル5F TEL.03-3352-8107 FAX.03-3352-8605