日本が誇るビジネス大賞 2025

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これから日本経済を支える
サービス&ビジネス
障がい者向け福祉事業で社会貢献
グループホームなど4事業を展開

 1966年に東京・中野区の商店街で創業し、長らくパチンコ店を営んできた『株式会社モナミ』。その四代目代表である金沢利彦さんは、2020年先代達が営んできたパチンコ業から一転、千葉県船橋市、鎌ケ谷市、市川市を中心に、障がい者グループホーム10棟を立ち上げ、次いで訪問看護ステーションや居宅介護支援事業所など、障害福祉事業を複数立ち上げていっている、異色の経営者だ。
「障がいを抱えている人が、その障がいを理由にやりたいことを自由にできなかったり、ご本人が望む生活ができないなど、まだまだ日本にはこんな現実があるということを知ったのが福祉事業展開のきっかけです。障がいを抱えていたとしても自分の住みたい場所に住み、お買い物に行き、食事を楽しみ、休日はお出かけをし、あるがままに、自分らしく生きていくことができる、そんな場所を創りたいと思ったのです」
 まず手がけたのが、生活の基盤であり、障がい者の住まいとなる『障がい者グループホーム モナミ』の創設。重度の知的障がい者向けのシェアハウス型から軽度の精神障がい者向けのアパートタイプまで、地域から求められている資源を一つずつ創出していっている。次に開設したのが『訪問看護ステーション アミカル』。利用者がなかなか自分では気づけない、伝えられない健康状態のチェックや管理から、生活習慣の確立、主治医との緊密な連携、服薬の管理まで支援する。続いて開設した『居宅介護支援 ぐるっと』は、グループホーム利用者の通院同行や、余暇活動を充実させるための移動支援を行うほか、強度行動障がいなどを抱える人向けに重度訪問介護も実施する。さらに『短期入所 モナミ』も開始、グループホームに空き部屋がある場合にショートステイができるサービスだ。
「障がいを持つ方が、障害のない人と同じように、当たり前に地域社会で自分らしく安心して生活をしていけるノーマライゼーションの理念のもと、誰にとっても住みやすい社会の実現に貢献していきたい。ご不安がありながらも当社にお任せいただいたご家族の皆さんが安心して見守っていられるような環境を創っていくと同時に、関係する事業者の皆さんの助けを得ながら、今後も徐々に事業の幅を広げていきたいと思っています」
(ライター/斎藤紘)

株式会社 モナミ
TEL/03-3384-2611 
Eメール/t-kanazawa@monami-r.com
ホームページ 
https://monami.localinfo.jp/

技術力で地域のインフラ整備などに貢献
質の高い公共工事を行う体制整備を重視

「交通の円滑化や安全性向上、水資源の有効な管理、公共スペースの拡充、災害リスクの軽減といった地域社会の生活を支える様々なインフラ整備の課題に土木工事で社会に貢献する」
 京都府木津川市の『株式会社幸喜建設』の経営理念だ。2022年に国土交通省近畿地方整備局長から「極めて優秀な建設技術者」として表彰された実力が確かな仕事ぶりに表出する。請け負う業務の多様さが同社の強みだ。その一つが『正確なデータを提供する測量技術』。都市の交通インフラの施工では、新しい道路ルートの整備や既存の道路の改修では、最新の測量機器と確かな技術を駆使して、正確な地形情報を収集し、道路の高低差や交差点の設計に必要なデータを提供。これにより、京都で交通の円滑化や事故の予防に寄与している。
 地域の快適な生活を支える「建設工事」も主力業務だ。同社では長年にわたり、公共および土木事業分野で豊富な実績を築いてきた。生活に不可欠な道路建設では、円滑な交通フローを提供し、教育機関や医療施設など、地域社会を支える公共施設の建設にも携わり、ダムや河川の整備でも地域の安全に貢献している。
 解体工事でも地域社会の明るい未来へ貢献してる。環境へ配慮し、廃棄物は適切に分別し、環境への悪影響を考慮し、さらに、周辺環境への影響を最小限に抑えるために、排出ガスの削減や騒音の制御、水質保護など、環境や人に優しい取り組みを行っている。
 また、質の高い公共工事を行うための体制整備に力を入れているのも特長だ。土木事業を透明かつ効率的に管理するためのシステムを導入し、着工から竣工までのプロセスを最適化しているのがその象徴だ。公共工事に関連する進捗状況や安全上の懸念事項などを一元管理できるようにして、施工の透明性や効率性、品質を向上させる工夫を重ねているという。情報共有による迅速な対応によって、発注者により高い価値を提供できるよう精力的に取り組む同社の姿勢は、常に高い評価を得ている。
(ライター/斎藤紘)

株式会社 幸喜建設
TEL/0774-76-0024
ホームページ 
https://kouki-construction.net

安らぐ住環境のグループホーム
認知症対応型共同生活介護を実施

 高齢化の進展とともに認知症と診断される人が増加し、厚労省の推計では2022年の認知症患者は約443万人、2040年には約584万人にのぼるといわれる中、認知症対応型共同生活介護を実施する『グループホームみさき』を大阪、京都、兵庫、和歌山、神奈川の5府県の15施設と大阪の介護付有料老人ホームを運営し、時代の介護福祉ニーズに応えているのが「株式会社美咲」だ。
 施設全体を統括する代表の宮川庸平さんの事業運営のコンセプトは明確だ。
「『グループホームみさき』は、介護認定を受けている認知症を伴う高齢者の方が、地域社会に溶け込みながら、少人数で家庭的な雰囲気の中、専門スタッフの支援を受 けながら共同生活を営む施設です。認知症であっても、まだ残っている生活能力が多くあります。その能力を活かせるよう、家庭的な雰囲気の中で、ご自身の役割を持ってお互い助け合いながら、 その人らしく暮らし続ける為のお手伝いをさせて頂きたいと思っております」
 各ホームには、介護ベッドや冷暖房、ナースコールを完備した個室から成り、介護スタッフが24時間体制で温かく見守る安心の生活環境が整っているのに加え、近隣の往診医、歯科医、老人ホームなどとの協力体制も整っている。
 プライベート空間である個室には、安心して過ごせるように家具や調度品など使い慣れた品を持ち込んで住みよいお部屋作りも可能だ。また食事は、栄養士が栄養バランスや食材の組み合わせにこだわり、季節に合った食材で手作りしている。敬老の日や正月などのイベント食も入居者の楽しみになっている。入浴も一人ごとに自身のペースでゆっくりと入浴できる。さらに、花見や夏祭り、クリスマスなど季節に合った様々なイベントを行っているほか、近隣の学校との交流など住み慣れた地域での生活も大切にしている。
「我が家にいるような落ち着きや安らぎを意識した住環境の中で、人生の最終章を『みさきで過ごせて本当に良かった』とご本人様やご家族様に心から想って頂けるような、介護サービスの提供をこれからも目指していきたいと思っています」
(ライター/斎藤紘)

グループホーム みさき 株式会社 美咲
TEL/06-6205-5077
ホームページ 
https://misaki-kaigo.co.jp/

大切な人を想う法要文化をデジタル化
新しいかたちで継承する

 少子高齢化や家族の在り方が変わる現代社会において時代の変化に寄り添いながら、人やペット、栽培植物などあらゆる動植物の生涯をデジタル化でサポートする 『エックスライフ株式会社』。家族や親族、友人など大切な人との繋がりやライフログ、不慮に備えた終活、未来へ繋ぐ手記遺産、デジタル墓標など35のサービスをオールインワンで 提供してくれるクラウド型人生ポータル『xLife』を展開している。
 その中の一つであるデジタル法要「南無カード」は、遠方に住んでいてお墓参りが困難な人や後継者がいないために供養の継続が難しい人にオススメのオンライン供養・祈願サービスだ。利用者は、一般供養、水子供養、ペット供養、各種祈願などを選び、希望するお寺を選択して依頼する。お寺側は、「南無カード」を確認したうえで法要を執り行い、その様子を撮影して「南無カード」に添付する。利用者は、自分の好きなタイミングで「南無カード」に添付された動画をスマートフォンやパソコンで再生し、手を合わせることができる仕組みだ。現在、浄土宗などいくつかのお寺が参加してモデル運用、2025年5月から全国展開する。先祖や故人の法要はもちろんペットの供養や祈願成就の読経など多様なニーズに応えている。度重なる自然災害やパンデミック、高齢による遠方の葬儀参列の難しさ、葬儀の簡素化、 転勤や移住などによる海外在住者の増加、少子化や未婚、過疎化に伴う墓じまいなど、様々な理由から、大切な人を直接供養できない人が増えている。「南無カード」及び「デジタル墓標」は、伝統的な供養文化と現代のデジタル技術を融合させた新しい試みだ。人間関係が希薄になりがちな時代において、「祈る」「故人や亡くなったペットを偲ぶ」気持ちに寄り添い、新たな供養の形として心の拠り所を提供している。
 同社は、「南無カード」をはじめとする「ライフDX(Life Digital Transformation)」をさらに進化させ、人生のあらゆるシーンでデジタルの力を活用、「生きた証の未来への繋ぎ」が実現した社会へのステージアップのため、今後もより良いサービスの提供を目指す。
(ライター/彩未)

エックスライフ 株式会社
TEL/ 03‐6261‐3305 
Eメール/ info@xlife.co.jp
ホームページ 
https://www.xlife.co.jp/

狭小地で活躍する
クレーンを開発

 機能性、構造性に優れたトラック搭載型クレーンや車両運搬車を世に送り出してきた『古河ユニック株式会社』が、2024年に販売を開始したミニ・クローラクレーン『U-CUBE』は、車幅や機体の大きいクレーン車が入り込むことが困難な都市圏や駅近の利便性の高い住宅密集地、狭小地での住宅施工の課題を解決することを主眼に開発された住宅建築用クレーンである。コンパクトポデイながら直立型起伏ブームと折曲式ブームを搭載し、道路を通行止めにせずに鉄筋コンクリート造の戸建てや集合住宅の建築で資材吊り上げ作業に威力を発揮する。『U-CUBE』は、「支柱」部分には入れ子式の伸縮型(テレスコピック式)起伏ブームを採用し、3階建て住宅の施工に対応する、起伏ブーム3段の『URW7035C4-HC1』と、5階建て程度のビルの施工や立体駐車場などの施工に対応する、起伏ブーム5段の『URW7055C4-HC1』をラインナップした。そして起伏ブームの先端に折曲ブームを連結することで、これまでにない作業範囲の拡大を可能にし、大型クレーンの入り込めない現場へ自走進入し、作業範囲の拡大を可能にした。
(ライター/斎藤紘)

古河ユニック 株式会社
TEL/03-6636-9524 
Eメール/u-hansoku-g@furukawakk.co.jp
ホームページ 
https://www.furukawaunic.co.jp

地下管路構築に新たな工法採用
巨礫破砕・既設構造物到達型工法

 上下水道管、ガス管、電線、通信線などの地下管路を構築する工事で施工効率を飛躍的に高めた『推進・シールド併用工法』を普及させてきた『ECO SPEED SHIELD工法協会』が2024年度に新たに巨礫破砕型及び既設構造物到達型の推進工法を採用した。同工法は、大型ローラービットと大開口部を組合せた面盤で必要以上の破砕を行わず、大割りした礫を機内に取り込むことで推進速度を確保する。また、推進力低減装置(ESシステム)の併用によって元押しだけで長距離曲線施工が可能で、巨礫層や玉石砂礫層、軟岩層を含む複合地盤から普通土層まで利用でき、破砕型推進工のコストダウンにも寄与する。同協会は、発進立坑に設置したジャッキの推進力で前進する推進工法と掘進機内でセグメントを組立てて前進するシールド工法を組合わせた『推進・シールド併用工法』の普及も図る。
(ライター/斎藤紘)

ECO SPEED SHIELD工法協会
TEL/06-6252-1139 
Eメール/info@eco-speed-shield.com
ホームページ 
http://www.eco-speed-shield.com

地下水利用の可能性を広げる
国内初の地下水価格マップ好評

 井戸掘削や地下水調査などのプロ集団『株式会社日さく』が産業技術総合研究所と連携して開発した国内初の『地下水価格マップ』が好評だ。貴重な水資源として、生活用水や工業用水、農業用水などに利用される地下水の地域ごとの水量や価格がデジタルデータで示されるマップで、きれいな地下水のある土地で工場建設を目指す半導体メーカーなどの製造業や災害用井戸の建設を計画中の自治体などでの利用を措定し、普及を図る。『地下水価格マップ』は、産総研が持つ地下水に関するデータベースを利用し、同社の地下水調査の経験や研究の成果、地下水活用法による価値評価を加えても作成したもので、全国を各市町村や地域ごとに500mメッシュで区切り、地下水量のほか対象の地下水の価値を示す価格を表示するほか、どの程度掘ったら地域の環境に悪影響が出るかといったデータを含まれる。
(ライター/斎藤紘)

株式会社 日さく
TEL/048-644-3911
ホームページ 
https://www.nissaku.co.jp/

旋盤加工に光る先進技術と職人技
コンピュータ制御のNC旋盤活用

 多様化する産業機械の旋盤加工のニーズに先進技術と社伝統の小ロット多品種加工体制で応えているのが半世紀超の歴史を刻む『須崎製作所』だ。先進技術の象徴がコンピュータ制御のNC旋盤だ。旋盤加工は、工作機械の絶対位置精度が重要だが、NC旋盤は金属素材の外径加工、内径加工、端面加工、ネジ加工、溝加工、穴加工、円錐形状のような角度をつけたテーパー加工などを行高精度で行うことができ、多品種の加工にも対応が可能だ。代表の須崎健太須さんは、クライアント企業から作りたい部品の形状やサイズを聞いたうえで、熟達の職人たちの技術力を結集して、NC旋盤を中心に手動で動かす汎用旋盤も使いながら、直径100㎜~600㎜の大型部品なども製作し、焼き入れ後仕上げや精密仕上げなども行い、小ロット、多品種など多様な加工ニーズに応え、モノづくりに貢献している。
(ライター/斎藤紘)

須崎製作所
TEL/06-6757-6158 
Eメール/suzaki.ss@outlook.com
ホームページ 
https://suzaki-ss.jp/


ミスター・パートナー
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TEL.03-3352-8107 FAX.03-3352-8605
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