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不登校生徒にとっての「第3の場所」
みんなの居場所であり成長の場を提供
みんなの居場所であり成長の場を提供
自由な教育で個性を伸ばす
共に人生をデザインする
東京都北区、板橋区や埼玉県からもアクセスしやすいエリアに拠点を構える『滝野川高等学院』。不登校の小・中・高校生を中心に、多様な背景をもつ子どもたちが集うフリースクール兼通信制サポート校だ。安心して過ごせる「第3の場所」として、小学生から大学生まで、年齢も個性も異なる生徒たちが、それぞれのペースで学び、関わり合いながらのびのびと過ごしている。
代表の豊田毅さんは、大学院生時代の2010年に三重県立志摩高校で教壇に立ち、教育の道へと進んだ。翌2011年からは、不登校傾向のある生徒の受け入れに力を入れていた私立の通信制高校に赴任。不登校の生徒や保護者に対するカウンセリングを数多く担当してきた。2012年からは進路指導主事としてキャリア教育にも携わり、不登校経験のある生徒の進路指導において、3年連続で進路決定率100%を達成し注目を集めた。さらに大学進学率においても、通信制高校の全国平均が18%のところを、40%台まで高めるという実績も残した。
しかし、生徒数が増えるにつれ、システム的となっていく教育に疑問を抱き始めた豊田さんは、江戸時代の私塾のように一人の中心になる教員のもとに様々な個性を持った生徒が集まり、生徒と教員、生徒と生徒という、人のつながりによってお互いを高め合う学習環境を理想と考えた。そこで2019年、長年勤めた教職を退職。自らの思い描く理想の学びの場を形にするため『滝野川高等学院』を設立した。学校でもなく家でもない、「第3の場所」としての生涯学習施設は、すぐに注目を集め、開校からわずか5年で、都内でも有数の生徒数を抱えるフリースクールへと成長した。15年以上にわたり不登校の子どもたちと向き合い続け、カウンセリング実績は1000件を超える。現在はスクール運営に加え、講演講師としての活動も精力的に行なっている。
また、豊田さんは野球指導者としても知られる存在。不登校経験のある生徒だけで構成された高校野球チームは全国的にも注目を集め、テレビや書籍など、多くのメディアで取り上げられた。競技としての野球だけでなく、居場所や仲間、役割をつくる手段としてスポーツを活用するその姿勢は、教育現場に新しい視点を投げかけてきた。
『滝野川高等学院』の大きな特長の一つが、学習指導と進路支援の手厚さ。高校卒業資格の取得はもちろん、その先の進学や就職までを見据えたサポート体制が整っている。高校の進路指導を熟知した講師陣が、生徒一人ひとりの状況に合わせたカリキュラムとスケジュールを作成。キャリアコンサルタント資格を持つ講師も在籍し、将来像を一緒に描きながら具体的なアドバイスを行う。
また、学習塾が併設されているのも大きな特徴。現在一般的に、週に数度学習塾に通うとすると月に30000円以上の費用が掛かるのは当たり前の状況。そこで、不登校の生徒が進学を目指すとしても、フリースクールが学習面でしっかりした指導ができないと、学習塾との併用やフリースクールから学習塾への編入などを視野に入れなければいけない。しかし、併用の場合は費用が追加でかかる上、フリースクールから学習塾への転入も、環境が変わることで上手くいかなくなるかもしれないというご不安もある。同校ではそのようなお悩みも払拭。経験豊富な教師が、基礎学力の定着から受験対策まで対応し、生徒の自信を育くむ。 学力面での保証がされているため、学校と連携によって出席日数に カウントされるケースも多いという。
さらに、同校は通信制高校の卒業のための学習支援を行う「通信制高校のサポート校」としての評価も高い。通信制高校では大量のレポート提出やスクーリング、試験が課されるが、自己管理は難しく、生徒にとっては大きな負担となる。教科書を見ただ けでは理解できないような内容もあり、一人で課題をこなし、学科試験をパスすることは苦難の技。そこで同校では、レポート作成の指導、提出物の管理、年間スケジュールの調整までを一貫してサポート。さらに明誠高等学校と連携し、サテライト校「SHIP」としての役割も担っており、在籍は明誠高校、日々の学習支援は『滝野川高等学院』で受けるという柔軟な学び方も可能だ。レポート作成や大学受験対策は同校で行い、年に数回都内で行われる明 誠高校のスクーリングに参加することで、高校卒業資格と大学進学に向けた学力を同時に
また、学びの選択肢が多彩なのも同校ならでは。基礎学力向上を目指すコース、進学・就職に特化したコースに加え、趣味や特技を伸ばすコースも用意されている。中でも注目を集めているのが「野球ライフコース」だ。実践的な練習と座学を組み合わせ、競技力だけでなく社会性やキャリア形成まで視野に入れた内容だ。小学生から高校生まで年齢や性別、経験の有無を問わず受講可能。「野球を通して人生を豊かにする」というコンセプトのもと、野球を通じて基礎体力やコミュニケーション力を身につけ、その経験を活かして進路先で活躍する生徒も多い。
また、不登校やひきこもり、進学の悩み、発達障害との向き合い方など様々な課題に対するサポートも充実。専門のカウンセラーが一人ひとりの状況に寄り添いながらアドバイスを行う。生徒本人への支援と同時に、保護者との対話も大切にしており、子どもと親の関係に悩む家庭に向けたカウンセリングも行う。
「親子の関係を見直しながら、少しずつ前向きな変化を生み出し、再び笑顔で過ごせる日常を取り戻すお手伝いをします。カウンセリングを通じて家庭と学校が同じ方向を向き、子どもの成長を見守る体制を築いていくことが、本人の安心感につながっていきます」
『滝野川高等学院』は、感情を表に出すことへの不安や恥ずかしさを少しずつ薄めていく場所だという。勉強も、スポーツも、遊びも、音楽も、人との関わりも、そのすべてが楽しさを引き出すためのツールだと豊田さんは考える。
「よく東京で一番明るいフリースクールだといっていただきます。不登校の子はおとなしい、というイメージを持たれがちですが、本来は元気で楽しいことが好きな子が多い。ただ、何かのきっかけで自分を出せなくなっているだけ。楽しいことが嫌いな人はいません。でも楽しさを上手に表現できない人、楽しいことを楽しいと感じる心がまだ育っていない人は多くいると思います」
教室では、勉強に集中する生徒、仲間と談笑する生徒、スタッフに進路の相談をする生徒など、それぞれが思い思いの時間を過ごしている。無理に同じことをさせない、同じペースを求めない。その空気感こそが、この場所の明るさの正体なのかもしれない。誰かと比べられることなく、自分のタイミングで前に進める。そんの積み重ねが、少しずつ自己肯定感を育て、本当の自分を取り戻していく過程となる。
フリースクールや通信制サポート校が増える中で、卒業後までサポー トが受けられるフリースクールは希少。卒業後まで見据えた支援を掲げる『滝野川高等学院』は、単なる学びの場ではなく、「生きたい人生をデザインする」ためのスタート地点。子どもたちが再び自分の人生のハンドルを握るための、確かな足場となっている。
(ライター/播磨杏)
共に人生をデザインする
東京都北区、板橋区や埼玉県からもアクセスしやすいエリアに拠点を構える『滝野川高等学院』。不登校の小・中・高校生を中心に、多様な背景をもつ子どもたちが集うフリースクール兼通信制サポート校だ。安心して過ごせる「第3の場所」として、小学生から大学生まで、年齢も個性も異なる生徒たちが、それぞれのペースで学び、関わり合いながらのびのびと過ごしている。
代表の豊田毅さんは、大学院生時代の2010年に三重県立志摩高校で教壇に立ち、教育の道へと進んだ。翌2011年からは、不登校傾向のある生徒の受け入れに力を入れていた私立の通信制高校に赴任。不登校の生徒や保護者に対するカウンセリングを数多く担当してきた。2012年からは進路指導主事としてキャリア教育にも携わり、不登校経験のある生徒の進路指導において、3年連続で進路決定率100%を達成し注目を集めた。さらに大学進学率においても、通信制高校の全国平均が18%のところを、40%台まで高めるという実績も残した。
しかし、生徒数が増えるにつれ、システム的となっていく教育に疑問を抱き始めた豊田さんは、江戸時代の私塾のように一人の中心になる教員のもとに様々な個性を持った生徒が集まり、生徒と教員、生徒と生徒という、人のつながりによってお互いを高め合う学習環境を理想と考えた。そこで2019年、長年勤めた教職を退職。自らの思い描く理想の学びの場を形にするため『滝野川高等学院』を設立した。学校でもなく家でもない、「第3の場所」としての生涯学習施設は、すぐに注目を集め、開校からわずか5年で、都内でも有数の生徒数を抱えるフリースクールへと成長した。15年以上にわたり不登校の子どもたちと向き合い続け、カウンセリング実績は1000件を超える。現在はスクール運営に加え、講演講師としての活動も精力的に行なっている。
また、豊田さんは野球指導者としても知られる存在。不登校経験のある生徒だけで構成された高校野球チームは全国的にも注目を集め、テレビや書籍など、多くのメディアで取り上げられた。競技としての野球だけでなく、居場所や仲間、役割をつくる手段としてスポーツを活用するその姿勢は、教育現場に新しい視点を投げかけてきた。
『滝野川高等学院』の大きな特長の一つが、学習指導と進路支援の手厚さ。高校卒業資格の取得はもちろん、その先の進学や就職までを見据えたサポート体制が整っている。高校の進路指導を熟知した講師陣が、生徒一人ひとりの状況に合わせたカリキュラムとスケジュールを作成。キャリアコンサルタント資格を持つ講師も在籍し、将来像を一緒に描きながら具体的なアドバイスを行う。
また、学習塾が併設されているのも大きな特徴。現在一般的に、週に数度学習塾に通うとすると月に30000円以上の費用が掛かるのは当たり前の状況。そこで、不登校の生徒が進学を目指すとしても、フリースクールが学習面でしっかりした指導ができないと、学習塾との併用やフリースクールから学習塾への編入などを視野に入れなければいけない。しかし、併用の場合は費用が追加でかかる上、フリースクールから学習塾への転入も、環境が変わることで上手くいかなくなるかもしれないというご不安もある。同校ではそのようなお悩みも払拭。経験豊富な教師が、基礎学力の定着から受験対策まで対応し、生徒の自信を育くむ。 学力面での保証がされているため、学校と連携によって出席日数に カウントされるケースも多いという。
さらに、同校は通信制高校の卒業のための学習支援を行う「通信制高校のサポート校」としての評価も高い。通信制高校では大量のレポート提出やスクーリング、試験が課されるが、自己管理は難しく、生徒にとっては大きな負担となる。教科書を見ただ けでは理解できないような内容もあり、一人で課題をこなし、学科試験をパスすることは苦難の技。そこで同校では、レポート作成の指導、提出物の管理、年間スケジュールの調整までを一貫してサポート。さらに明誠高等学校と連携し、サテライト校「SHIP」としての役割も担っており、在籍は明誠高校、日々の学習支援は『滝野川高等学院』で受けるという柔軟な学び方も可能だ。レポート作成や大学受験対策は同校で行い、年に数回都内で行われる明 誠高校のスクーリングに参加することで、高校卒業資格と大学進学に向けた学力を同時に
また、学びの選択肢が多彩なのも同校ならでは。基礎学力向上を目指すコース、進学・就職に特化したコースに加え、趣味や特技を伸ばすコースも用意されている。中でも注目を集めているのが「野球ライフコース」だ。実践的な練習と座学を組み合わせ、競技力だけでなく社会性やキャリア形成まで視野に入れた内容だ。小学生から高校生まで年齢や性別、経験の有無を問わず受講可能。「野球を通して人生を豊かにする」というコンセプトのもと、野球を通じて基礎体力やコミュニケーション力を身につけ、その経験を活かして進路先で活躍する生徒も多い。
また、不登校やひきこもり、進学の悩み、発達障害との向き合い方など様々な課題に対するサポートも充実。専門のカウンセラーが一人ひとりの状況に寄り添いながらアドバイスを行う。生徒本人への支援と同時に、保護者との対話も大切にしており、子どもと親の関係に悩む家庭に向けたカウンセリングも行う。
「親子の関係を見直しながら、少しずつ前向きな変化を生み出し、再び笑顔で過ごせる日常を取り戻すお手伝いをします。カウンセリングを通じて家庭と学校が同じ方向を向き、子どもの成長を見守る体制を築いていくことが、本人の安心感につながっていきます」
『滝野川高等学院』は、感情を表に出すことへの不安や恥ずかしさを少しずつ薄めていく場所だという。勉強も、スポーツも、遊びも、音楽も、人との関わりも、そのすべてが楽しさを引き出すためのツールだと豊田さんは考える。
「よく東京で一番明るいフリースクールだといっていただきます。不登校の子はおとなしい、というイメージを持たれがちですが、本来は元気で楽しいことが好きな子が多い。ただ、何かのきっかけで自分を出せなくなっているだけ。楽しいことが嫌いな人はいません。でも楽しさを上手に表現できない人、楽しいことを楽しいと感じる心がまだ育っていない人は多くいると思います」
教室では、勉強に集中する生徒、仲間と談笑する生徒、スタッフに進路の相談をする生徒など、それぞれが思い思いの時間を過ごしている。無理に同じことをさせない、同じペースを求めない。その空気感こそが、この場所の明るさの正体なのかもしれない。誰かと比べられることなく、自分のタイミングで前に進める。そんの積み重ねが、少しずつ自己肯定感を育て、本当の自分を取り戻していく過程となる。
フリースクールや通信制サポート校が増える中で、卒業後までサポー トが受けられるフリースクールは希少。卒業後まで見据えた支援を掲げる『滝野川高等学院』は、単なる学びの場ではなく、「生きたい人生をデザインする」ためのスタート地点。子どもたちが再び自分の人生のハンドルを握るための、確かな足場となっている。
(ライター/播磨杏)
滝野川高等学院 株式会社 自由教育
TEL/03-5916-8900
Eメール/03-5916-8900
Eメール/03-5916-8900
緊迫する日中関係と日本の未来
「脱・中国依存」の前にすべきこと
「脱・中国依存」の前にすべきこと
現場軽視の政治がもたらす
日本経済の脆弱化
国際社会を取り巻く環境が揺れ動くなか、日中関係も新たな局面を迎えている。安全保障や国際情勢の変化を背景に緊張感を伴う状況が続き、日本の経済や産業への影響も避けられない。こうした状況を受け、特定の国への依存度を見直すべきだという議論が活発になっている。今回は、都市開発や公共政策に深く携わり、経済の現場を熟知する『ライフグループ』の菱沼博之会長に、現状と課題について話を聞いた。
「脱・中国依存の難しさを象徴するのが、レアアースなどの重要資源の問題です。例え中国と直接取引しなくても、第三国を経由して日本に入ってくるため、依存関係を完全に断ち切ることはできません。今、日本でもレアアースの採掘に向けた取り組みは進んでいますが、すぐに供給を実現できる状況ではありません」
「脱・中国依存」は、サプライチェーンの分断リスクや地政学的リスクへの対応策として語られることが多い。しかし実際には、長年にわたって日本企業の生産や流通に深く組み込まれてきており、短期間で関係性を切り替えられるほど簡単に進められるものではない。こうした構造的な依存関係を見直すには、外交や通商政策だけでなく、国内の産業基盤や人材育成、政策判断のあり方まで含めて考える必要がある。かつての日本の製造業は、世界をリードする技術力を誇っていた。しかし、その土台を支えてきた現場や技術者への投資は十分だったとは言い難い。長年政権を担ってきた自民党政権のもとで、コスト削減や効率化が優先され、現場を支える人材の評価や処遇は後回しにされてきた。脱・中国依存は理念として語られることはあっても、現状の日本においては現実的な選択肢とは言い難い。外国との関係を論じる前に、日本の政府の構造や人材投資の在り方を根本から見直す必要があると菱沼会長は指摘する。
「技術者に正当な評価や報酬をださなければ、より良い条件を求めて海外にいくのは当たり前の話です。例えば新幹線のように、日本の技術力を元に同等のものが海外で低価格に生産されることで、日本国内では産業の空洞化が起きています。日本人の強みは、勤勉さと手の器用さです。細かいものを作ったり、本当ならAIでもなんでも作れるはずなんです。しかし、現場で何かをしようとしたら、現場のスピード感と行政の判断がかみ合わず、ブレーキがかかるので3ヵ月でできるものが1年かかるような状況です。より良い生活ができるようにするのが役所の役割のはずですが、今は週休3日制のことや民間から税金をとることばかり考えています。自民党が70年近くかけて壊してきた日本を立て直すには、それ以上に時間がかかると思います。まずは日本のこの状況を変えないとよくなりません」
こうした政治や行政の在り方が重なった結果、日本は国際情勢の変化に対して柔軟に対応できる体制を築けなかった。この状況が改善されなければ、ますます産業や地域経済の衰退が加速していくことだろう。
『ライフグループ』は、『ライフ建設』『ライフ興産』『ライフ開発』『ニシオカリース』の4社を牽引し、道路改良や河川改修、下水道整備、造成、外構工事といった土木・建築分野を基盤に、太陽光・風力・水力発電を中心とする再生可能エネルギー事業、重機・車両のリース事業まで、多岐にわたる事業を展開している。グループを率いる菱沼会長は、土木施工管理技士をはじめとする複数の国家資格を有し、安全管理や労務管理など幅広い分野で専門性を培ってきた。米国財団法人国際学士院から工学博士の称号を授与されるなど、その知見と歩みは国内外で高く評価されている。地域インフラの整備や環境保全に真摯に取り組み、「日本産業平和功労賞」「地域振興特別功労賞」「世界平和大賞」を受賞するなど、高く評価されている。
数ある事業のなかでも近年、社会的関心が高まっているのが「建設残土の処理事業」だ。静岡県熱海市で発生した土石流災害を契機に、建設残土の適正処理が改めて問われている。同グループでは県の認可を受けた6ヵ所の処理場を運営し、建築現場などから発生する建設残土を受け入れ、60トン級ブルドーザーによる転圧をはじめとした安全対策を徹底している。災害リスクの低減と地域建設業が安定して事業を継続できる環境づくりの両立を図っている。さらに、太陽光・風力・水力発電を中心に不動産、測量調査、設計、土木、建設、保守管理までを一貫して担う再生可能エネルギー事業や産業廃棄物処理、山林伐採や木材チップの製造・販売、重機・車両のリース、不動産の売買・管理など各事業を有機的に結びつけながら、地域経済の活性化と環境保全の両立を目指している。今後も総合力を強みに、地域の安心と豊かさを支える取り組みを続けていく。
(ライター/彩未)
日本経済の脆弱化
国際社会を取り巻く環境が揺れ動くなか、日中関係も新たな局面を迎えている。安全保障や国際情勢の変化を背景に緊張感を伴う状況が続き、日本の経済や産業への影響も避けられない。こうした状況を受け、特定の国への依存度を見直すべきだという議論が活発になっている。今回は、都市開発や公共政策に深く携わり、経済の現場を熟知する『ライフグループ』の菱沼博之会長に、現状と課題について話を聞いた。
「脱・中国依存の難しさを象徴するのが、レアアースなどの重要資源の問題です。例え中国と直接取引しなくても、第三国を経由して日本に入ってくるため、依存関係を完全に断ち切ることはできません。今、日本でもレアアースの採掘に向けた取り組みは進んでいますが、すぐに供給を実現できる状況ではありません」
「脱・中国依存」は、サプライチェーンの分断リスクや地政学的リスクへの対応策として語られることが多い。しかし実際には、長年にわたって日本企業の生産や流通に深く組み込まれてきており、短期間で関係性を切り替えられるほど簡単に進められるものではない。こうした構造的な依存関係を見直すには、外交や通商政策だけでなく、国内の産業基盤や人材育成、政策判断のあり方まで含めて考える必要がある。かつての日本の製造業は、世界をリードする技術力を誇っていた。しかし、その土台を支えてきた現場や技術者への投資は十分だったとは言い難い。長年政権を担ってきた自民党政権のもとで、コスト削減や効率化が優先され、現場を支える人材の評価や処遇は後回しにされてきた。脱・中国依存は理念として語られることはあっても、現状の日本においては現実的な選択肢とは言い難い。外国との関係を論じる前に、日本の政府の構造や人材投資の在り方を根本から見直す必要があると菱沼会長は指摘する。
「技術者に正当な評価や報酬をださなければ、より良い条件を求めて海外にいくのは当たり前の話です。例えば新幹線のように、日本の技術力を元に同等のものが海外で低価格に生産されることで、日本国内では産業の空洞化が起きています。日本人の強みは、勤勉さと手の器用さです。細かいものを作ったり、本当ならAIでもなんでも作れるはずなんです。しかし、現場で何かをしようとしたら、現場のスピード感と行政の判断がかみ合わず、ブレーキがかかるので3ヵ月でできるものが1年かかるような状況です。より良い生活ができるようにするのが役所の役割のはずですが、今は週休3日制のことや民間から税金をとることばかり考えています。自民党が70年近くかけて壊してきた日本を立て直すには、それ以上に時間がかかると思います。まずは日本のこの状況を変えないとよくなりません」
こうした政治や行政の在り方が重なった結果、日本は国際情勢の変化に対して柔軟に対応できる体制を築けなかった。この状況が改善されなければ、ますます産業や地域経済の衰退が加速していくことだろう。
『ライフグループ』は、『ライフ建設』『ライフ興産』『ライフ開発』『ニシオカリース』の4社を牽引し、道路改良や河川改修、下水道整備、造成、外構工事といった土木・建築分野を基盤に、太陽光・風力・水力発電を中心とする再生可能エネルギー事業、重機・車両のリース事業まで、多岐にわたる事業を展開している。グループを率いる菱沼会長は、土木施工管理技士をはじめとする複数の国家資格を有し、安全管理や労務管理など幅広い分野で専門性を培ってきた。米国財団法人国際学士院から工学博士の称号を授与されるなど、その知見と歩みは国内外で高く評価されている。地域インフラの整備や環境保全に真摯に取り組み、「日本産業平和功労賞」「地域振興特別功労賞」「世界平和大賞」を受賞するなど、高く評価されている。
数ある事業のなかでも近年、社会的関心が高まっているのが「建設残土の処理事業」だ。静岡県熱海市で発生した土石流災害を契機に、建設残土の適正処理が改めて問われている。同グループでは県の認可を受けた6ヵ所の処理場を運営し、建築現場などから発生する建設残土を受け入れ、60トン級ブルドーザーによる転圧をはじめとした安全対策を徹底している。災害リスクの低減と地域建設業が安定して事業を継続できる環境づくりの両立を図っている。さらに、太陽光・風力・水力発電を中心に不動産、測量調査、設計、土木、建設、保守管理までを一貫して担う再生可能エネルギー事業や産業廃棄物処理、山林伐採や木材チップの製造・販売、重機・車両のリース、不動産の売買・管理など各事業を有機的に結びつけながら、地域経済の活性化と環境保全の両立を目指している。今後も総合力を強みに、地域の安心と豊かさを支える取り組みを続けていく。
(ライター/彩未)
株式会社 ライフ建設
TEL/0285-81-7916
Eメール/lifeconstruction@themis.ocn.ne.jp
Eメール/lifeconstruction@themis.ocn.ne.jp
父の想いを受け継ぎ暮らしに寄り添う医療
地域に尽くす信頼のドクター
地域に尽くす信頼のドクター
テーラーメイドの治療
その人らしさを支える
1970年、京都市山科区に開院した『樋口医院』は、半世紀以上に亘って地域住民の健康を支え続けてきた。現在、二代目院長として、その舵をとるのが樋口濃史さんだ。樋口院長が医師を志した原点には、先代医院長である父の存在がある。まだ、在宅診療が一般的でなかった時代から往診に力を注ぎ、患者さん一人ひとりの暮らしに寄り添う診療を続けてきた。樋口院長は父の車に乗って往診に同行することもあり、父が患者さんに大切に寄り添う姿を見て育ったという。「無理して医者になることはない。勉強したいなら医者になればいいが、食べるために医者になるのならやめなさい」と言われて育った樋口院長だったが、やがて父のような医者になりたいと思うようになり、医師の道を志した。埼玉医科大学で医学を学び、卒業後は京都府立医科大学附属病院や福知山市の病院などで研鑽を積んだ。その後、家業の樋口医院に戻り、父と共に診療にあたった。医学は常に進歩を遂げており、父の時代と現在では医療の在り方も異なる。父との衝突を繰り返しながらも父と同じ現場に立ち、同じ患者を診た経験はかけがえのない時間だったという。
「患者さんのことを思って治療に挑みなさいという父の教えを守り、患者さんとの対話を何よりも大切にしています。電子カルテの普及により、画面を見ながら診察する医師が増えてきていますが、できる限り患者の目を見て話すことを心がけてきました。治療方針についても一方的に決めるのではなく、病気の状況や患者さんの好み、生活背景などを考慮したうえで、個人個人にあったテーラーメイドの治療を心掛けています。例えば、お酒が好きな患者さんに『禁酒してください』とは言いません。『お酒を飲んでも良いけど、薬も飲んでね』と伝えるなど、無理のない範囲で続けられる治療を大切にしています」
同院では、外科(一般外科、消化器外科、移植外科)や内科(一般内科、循環器内科、消化器内科、腎臓内科)小児科、整形外科、放射線科、泌尿器科、皮膚科、血液透析を標ぼうし、訪問診療や健康相談、予防接種にも対応。日本外科学会認定医や日本外科学会専門医、日本透析医学会専門医、日本医師会認定健康スポーツ医、日本医師会認定産業医、臨床腎移植学会腎移植専門医、在宅医療認定医など豊富な知見と資格を持つ院長を中心に、7名の医療スタッフが高齢者から子どもまで幅広い世代の患者さんの健康の悩みに応えている。日本透析医学会専門医として人工透析治療にも力を入れており、2021年には、人工透析施設を新設。小規模ながら最新の機器を揃え、より専門性の高い透析治療の提供が可能となった。透析治療とは、糖尿病や高血圧、慢性腎炎、加齢などの影響で、腎臓の機能が著しく低下した際に行われる治療の一つ。腎臓は、血液中に流れる老廃物や余分な水分をろ過して血液中をきれいに保ち、体内の水分量やナトリウム、カリウムなどのバランスを調整している。また、血圧を調整するホルモンや赤血球を作るのを助けるホルモンを分泌するなど生命に欠かせない役割も果たしている。腎臓病が進行し、腎臓の働きが正常時の10~15%以下まで低下すると、体内の老廃物や水分が十分に処理できなくなり、生命を維持することが難しくなるため、人工透析や腎移植が必要となる。
人工透析治療では、血液を体外に出し、透析装置(ダイアライザー)を通して老廃物や余分な水分を除去・浄化して再び体内に戻している。治療は週に3回程度、1回に数時間かかるため、一人ひとりのライフスタイルや体調、不快感などに配慮した治療を行っている。透析を効率的に行うために体内に血管の連絡路(シャント)を作るが、シャントの状態が悪いと十分な量の血液を浄化することができず、体内の環境を保つことが難しくなる。同院では、シャント手術やシャントの適切な管理、トラブルの改善にも対応。腎移植を希望する患者さんに対して、術前から術後までのフォローアップも行っている。在宅診療では、認知症や寝たきり、がん末期、老衰などによって通院が難しい患者さんの自宅に医師と看護師が訪問し、診療や身体の清拭ケア、床ずれの予防、排泄の介助、口腔ケア、寝たきり予防のリハビリテーション、栄養管理の指導などを行う。
病院よりも治療や検査が限られてしまう一方で、家庭の雰囲気が患者さんの心身に良い影響を与えることも少なくない。家庭の温かな雰囲気に包まれることで、驚くほどの回復力を見せる患者さんもいる。看取りや緩和ケアにも対応しており、病気の進行や老衰で余命わずかな患者さんが家族に見守られながら穏やかな最期を迎えられるよう、地域の病院と連携しながら、24時間365日体制で支援している。
時には看取りを行った患者さんの親族から心のこもった手紙をいただくこともあり、「ありがとう」という言葉に触れるたび、心から喜びを感じている。
こうした地域に密着した日々の診療を支えるのは、経験豊富なスタッフたちだ。樋口院長の奥様も看護師として活躍し、家庭的な温かさを感じさせるチーム体制が根付いている。
「患者さんの目を見てしっかりと話していると、なかなかカルテが埋まらず、真っ白なことも。その真っ白なカルテを埋めてくれるのが妻で、とても感謝しています。妻をはじめとするスタッフたちは、とても勉強熱心です。勉強会や院外との医療交流を通じて、常に最新の知識や技術のアップデートに努めています」
父の遺志を受け継ぎ、自らの覚悟と信念を胸に、地域に根差した医療を提供する樋口院長。心の通う医療を通して病気があっても、通院が難しくなっても自分らしく過ごせるように、一人ひとりの患者さんに丁寧に向き合っている。
(ライター/彩未)
その人らしさを支える
1970年、京都市山科区に開院した『樋口医院』は、半世紀以上に亘って地域住民の健康を支え続けてきた。現在、二代目院長として、その舵をとるのが樋口濃史さんだ。樋口院長が医師を志した原点には、先代医院長である父の存在がある。まだ、在宅診療が一般的でなかった時代から往診に力を注ぎ、患者さん一人ひとりの暮らしに寄り添う診療を続けてきた。樋口院長は父の車に乗って往診に同行することもあり、父が患者さんに大切に寄り添う姿を見て育ったという。「無理して医者になることはない。勉強したいなら医者になればいいが、食べるために医者になるのならやめなさい」と言われて育った樋口院長だったが、やがて父のような医者になりたいと思うようになり、医師の道を志した。埼玉医科大学で医学を学び、卒業後は京都府立医科大学附属病院や福知山市の病院などで研鑽を積んだ。その後、家業の樋口医院に戻り、父と共に診療にあたった。医学は常に進歩を遂げており、父の時代と現在では医療の在り方も異なる。父との衝突を繰り返しながらも父と同じ現場に立ち、同じ患者を診た経験はかけがえのない時間だったという。
「患者さんのことを思って治療に挑みなさいという父の教えを守り、患者さんとの対話を何よりも大切にしています。電子カルテの普及により、画面を見ながら診察する医師が増えてきていますが、できる限り患者の目を見て話すことを心がけてきました。治療方針についても一方的に決めるのではなく、病気の状況や患者さんの好み、生活背景などを考慮したうえで、個人個人にあったテーラーメイドの治療を心掛けています。例えば、お酒が好きな患者さんに『禁酒してください』とは言いません。『お酒を飲んでも良いけど、薬も飲んでね』と伝えるなど、無理のない範囲で続けられる治療を大切にしています」
同院では、外科(一般外科、消化器外科、移植外科)や内科(一般内科、循環器内科、消化器内科、腎臓内科)小児科、整形外科、放射線科、泌尿器科、皮膚科、血液透析を標ぼうし、訪問診療や健康相談、予防接種にも対応。日本外科学会認定医や日本外科学会専門医、日本透析医学会専門医、日本医師会認定健康スポーツ医、日本医師会認定産業医、臨床腎移植学会腎移植専門医、在宅医療認定医など豊富な知見と資格を持つ院長を中心に、7名の医療スタッフが高齢者から子どもまで幅広い世代の患者さんの健康の悩みに応えている。日本透析医学会専門医として人工透析治療にも力を入れており、2021年には、人工透析施設を新設。小規模ながら最新の機器を揃え、より専門性の高い透析治療の提供が可能となった。透析治療とは、糖尿病や高血圧、慢性腎炎、加齢などの影響で、腎臓の機能が著しく低下した際に行われる治療の一つ。腎臓は、血液中に流れる老廃物や余分な水分をろ過して血液中をきれいに保ち、体内の水分量やナトリウム、カリウムなどのバランスを調整している。また、血圧を調整するホルモンや赤血球を作るのを助けるホルモンを分泌するなど生命に欠かせない役割も果たしている。腎臓病が進行し、腎臓の働きが正常時の10~15%以下まで低下すると、体内の老廃物や水分が十分に処理できなくなり、生命を維持することが難しくなるため、人工透析や腎移植が必要となる。
人工透析治療では、血液を体外に出し、透析装置(ダイアライザー)を通して老廃物や余分な水分を除去・浄化して再び体内に戻している。治療は週に3回程度、1回に数時間かかるため、一人ひとりのライフスタイルや体調、不快感などに配慮した治療を行っている。透析を効率的に行うために体内に血管の連絡路(シャント)を作るが、シャントの状態が悪いと十分な量の血液を浄化することができず、体内の環境を保つことが難しくなる。同院では、シャント手術やシャントの適切な管理、トラブルの改善にも対応。腎移植を希望する患者さんに対して、術前から術後までのフォローアップも行っている。在宅診療では、認知症や寝たきり、がん末期、老衰などによって通院が難しい患者さんの自宅に医師と看護師が訪問し、診療や身体の清拭ケア、床ずれの予防、排泄の介助、口腔ケア、寝たきり予防のリハビリテーション、栄養管理の指導などを行う。
病院よりも治療や検査が限られてしまう一方で、家庭の雰囲気が患者さんの心身に良い影響を与えることも少なくない。家庭の温かな雰囲気に包まれることで、驚くほどの回復力を見せる患者さんもいる。看取りや緩和ケアにも対応しており、病気の進行や老衰で余命わずかな患者さんが家族に見守られながら穏やかな最期を迎えられるよう、地域の病院と連携しながら、24時間365日体制で支援している。
時には看取りを行った患者さんの親族から心のこもった手紙をいただくこともあり、「ありがとう」という言葉に触れるたび、心から喜びを感じている。
こうした地域に密着した日々の診療を支えるのは、経験豊富なスタッフたちだ。樋口院長の奥様も看護師として活躍し、家庭的な温かさを感じさせるチーム体制が根付いている。
「患者さんの目を見てしっかりと話していると、なかなかカルテが埋まらず、真っ白なことも。その真っ白なカルテを埋めてくれるのが妻で、とても感謝しています。妻をはじめとするスタッフたちは、とても勉強熱心です。勉強会や院外との医療交流を通じて、常に最新の知識や技術のアップデートに努めています」
父の遺志を受け継ぎ、自らの覚悟と信念を胸に、地域に根差した医療を提供する樋口院長。心の通う医療を通して病気があっても、通院が難しくなっても自分らしく過ごせるように、一人ひとりの患者さんに丁寧に向き合っている。
(ライター/彩未)
樋口医院
TEL/075-592-1580
最期の時間を住み慣れた自宅で
家族のように寄り添う在宅看護を
家族のように寄り添う在宅看護を
一人ひとりの人生に寄り添う
ターミナルケアにも注力
沖縄県浦添市の『訪問看護ステーションゆくい』では、「最期まで自宅で過ごしたい」「自宅で介護したいが家族だけでは不安」「医療機器の管理が心配」といった悩みや不安に丁寧に寄り添い、日常生活に必要な医療ケアを提供している。「ゆくい」は、安心とつながりを表す名前。沖縄の言葉で「休息」や「くつろぎ」を意味する言葉。病気や障がいの有無に関わらず、住み慣れた場所で安心して暮らせるよう日々の生活に寄り添う支援を行っている。「ゆくい」から「く(苦)」を取ると「ゆい(結い)」となり、医療・介護・孤立・経済的不安などの苦を和らげ、利用者様や家族、医療機関、地域を結びながら支える存在でありたいという想いを込めている。 訪問看護とは、看護師が利用者のご自宅を訪問し、かかりつけ医の指示のもと薬の管理や床ずれの処置、人工呼吸器やカテーテル、ストーマ(人工肛門)などの医療機器の管理といった専門的な医療ケアを行うこと。また、寝たきり予防や呼吸器訓練といったリハビリ支援や入浴や排泄の介助などの日常生活のサポートや利用者と家族の精神的な不安や負担軽減するのも訪問看護の大きな役割だ。看護師が本人の生活環境そのものを見て関われるため、ちょっとした会話の中から心身の小さなサインを察知したり、介護の負担や不安を抱える家族の相談に乗ったり、他職種と連携して今後の生活設計を考えたりと幅広い支援を行うことができる。
『訪問看護ステーションゆくい』では、医療的ケアが必要なお子さんから、老衰や認知症、慢性疾患、難病やがんなどによる終末期をご自宅で過ごしたい方まで、年齢や疾患を問わず幅広く対応。経験豊富なスタッフによる24時間365日体制を整えており、緊急時や急な体調変化にも柔軟に対応する環境を整えている。医師やケアマネージャーとも密に連携し、必要に応じて受診や他サービスの調整をするなど、利用者とが安心して療養生活を続けられるようきめ細かくサポート。
代表を務める垣花亮さんは、「幼い頃よく面倒を見てもらっていた祖父母のためになる仕事がしたい」と考え、看護師を志した。大阪の看護専門学校へ進学後、卒業と同時に地元・沖縄へ戻り、整形外科・形成外科、コロナ病棟、消化器外科・内科病棟で約10年にわたり勤務。現場で経験を重ねるなかで、次第に訪問看護の分野に携わるようになる。制度や時間に縛られた看護ではなく、もっと利用者やその家族に寄り添った看護を届けたいという想いが強まり、独立を決意。「職員一人ひとりを大切にすれば、質の高いサービスにつながり、良い循環が生まれる」「職員が安心して長く働ける会社を作りたい」という信念のもと、2023年6月に運営元となる「株式会社ゆくい」を設立。同年10月に『訪問看護ステーションゆくい』を開設した。
なかでも垣花さんが力を入れているのが、ターミナルケア(終末期の看護)だ。病院では面会時間に制限があることも多く、最期の時間をご家族とゆっくり過ごせないケースも少なくない。こうした背景のなか、病院での延命治療ではなく、住み慣れた家で最期を迎えたいと望む高齢者や難病の方が、住み慣れた場所で大切な人に見守られながら穏やかに旅立てるように痛みの緩和や不安や孤独感を和らげるための精神的なケアに丁寧に向き合っている。時には希望に応じて外出に付き添うこともあり、業務の範囲に囚われず「限りある時間をどのように過ごしたいのか」という想いを大切にしながら寄り添う。一人ひとりの利用者に対し、仕事ではなくまるで家族のように接しているため、一日に数回訪問して様子を見守ることもあるという。
さらに、看取りのあとには家族とともに故人の思い出を語り、静かに見送る時間も大切にしている。訪問対象エリアは、沖縄県浦添市を中心に那覇市・豊見城市・宜野湾市・南風原町・与那原町・西原町・北谷町・中城村・北中城村と幅広い。開設当初は3名からのスタートだったが、現在は「家族のように寄り添いたい」「自宅で自分らしく過ごせるようサポートしたい」という垣花さんの想いに共感した11名看護師、リハビリ職、事務員のスタッフが在籍している。
スタッフには、急性期病院や総合病院での豊富な経験を持つ看護師も在籍しており、重症度の高い利用者や難病を抱える方にも柔軟に対応可能。スタッフ同士の連携体制も大切にしており、それぞれが持つ高いアセスメント力を活かしながら、日々の状態変化をいち早くキャッチしている。また、小さな異変にも気づけるよう、こまめな相談や情報共有を行い、主治医への報告や受診の判断も的確に行っている。
まるで家族のような温かなケアと確かな医療対応を積み重ねながら、利用者やそのご家族との信頼関係を築いてきた『訪問看護ステーションゆくい』。人と人を結ぶ架け橋として、苦しみや不安、迷いにそっと寄り添いながら、安心と希望を届けるチームであり続けている。
(ライター/彩未)
ターミナルケアにも注力
沖縄県浦添市の『訪問看護ステーションゆくい』では、「最期まで自宅で過ごしたい」「自宅で介護したいが家族だけでは不安」「医療機器の管理が心配」といった悩みや不安に丁寧に寄り添い、日常生活に必要な医療ケアを提供している。「ゆくい」は、安心とつながりを表す名前。沖縄の言葉で「休息」や「くつろぎ」を意味する言葉。病気や障がいの有無に関わらず、住み慣れた場所で安心して暮らせるよう日々の生活に寄り添う支援を行っている。「ゆくい」から「く(苦)」を取ると「ゆい(結い)」となり、医療・介護・孤立・経済的不安などの苦を和らげ、利用者様や家族、医療機関、地域を結びながら支える存在でありたいという想いを込めている。 訪問看護とは、看護師が利用者のご自宅を訪問し、かかりつけ医の指示のもと薬の管理や床ずれの処置、人工呼吸器やカテーテル、ストーマ(人工肛門)などの医療機器の管理といった専門的な医療ケアを行うこと。また、寝たきり予防や呼吸器訓練といったリハビリ支援や入浴や排泄の介助などの日常生活のサポートや利用者と家族の精神的な不安や負担軽減するのも訪問看護の大きな役割だ。看護師が本人の生活環境そのものを見て関われるため、ちょっとした会話の中から心身の小さなサインを察知したり、介護の負担や不安を抱える家族の相談に乗ったり、他職種と連携して今後の生活設計を考えたりと幅広い支援を行うことができる。
『訪問看護ステーションゆくい』では、医療的ケアが必要なお子さんから、老衰や認知症、慢性疾患、難病やがんなどによる終末期をご自宅で過ごしたい方まで、年齢や疾患を問わず幅広く対応。経験豊富なスタッフによる24時間365日体制を整えており、緊急時や急な体調変化にも柔軟に対応する環境を整えている。医師やケアマネージャーとも密に連携し、必要に応じて受診や他サービスの調整をするなど、利用者とが安心して療養生活を続けられるようきめ細かくサポート。
代表を務める垣花亮さんは、「幼い頃よく面倒を見てもらっていた祖父母のためになる仕事がしたい」と考え、看護師を志した。大阪の看護専門学校へ進学後、卒業と同時に地元・沖縄へ戻り、整形外科・形成外科、コロナ病棟、消化器外科・内科病棟で約10年にわたり勤務。現場で経験を重ねるなかで、次第に訪問看護の分野に携わるようになる。制度や時間に縛られた看護ではなく、もっと利用者やその家族に寄り添った看護を届けたいという想いが強まり、独立を決意。「職員一人ひとりを大切にすれば、質の高いサービスにつながり、良い循環が生まれる」「職員が安心して長く働ける会社を作りたい」という信念のもと、2023年6月に運営元となる「株式会社ゆくい」を設立。同年10月に『訪問看護ステーションゆくい』を開設した。
なかでも垣花さんが力を入れているのが、ターミナルケア(終末期の看護)だ。病院では面会時間に制限があることも多く、最期の時間をご家族とゆっくり過ごせないケースも少なくない。こうした背景のなか、病院での延命治療ではなく、住み慣れた家で最期を迎えたいと望む高齢者や難病の方が、住み慣れた場所で大切な人に見守られながら穏やかに旅立てるように痛みの緩和や不安や孤独感を和らげるための精神的なケアに丁寧に向き合っている。時には希望に応じて外出に付き添うこともあり、業務の範囲に囚われず「限りある時間をどのように過ごしたいのか」という想いを大切にしながら寄り添う。一人ひとりの利用者に対し、仕事ではなくまるで家族のように接しているため、一日に数回訪問して様子を見守ることもあるという。
さらに、看取りのあとには家族とともに故人の思い出を語り、静かに見送る時間も大切にしている。訪問対象エリアは、沖縄県浦添市を中心に那覇市・豊見城市・宜野湾市・南風原町・与那原町・西原町・北谷町・中城村・北中城村と幅広い。開設当初は3名からのスタートだったが、現在は「家族のように寄り添いたい」「自宅で自分らしく過ごせるようサポートしたい」という垣花さんの想いに共感した11名看護師、リハビリ職、事務員のスタッフが在籍している。
スタッフには、急性期病院や総合病院での豊富な経験を持つ看護師も在籍しており、重症度の高い利用者や難病を抱える方にも柔軟に対応可能。スタッフ同士の連携体制も大切にしており、それぞれが持つ高いアセスメント力を活かしながら、日々の状態変化をいち早くキャッチしている。また、小さな異変にも気づけるよう、こまめな相談や情報共有を行い、主治医への報告や受診の判断も的確に行っている。
まるで家族のような温かなケアと確かな医療対応を積み重ねながら、利用者やそのご家族との信頼関係を築いてきた『訪問看護ステーションゆくい』。人と人を結ぶ架け橋として、苦しみや不安、迷いにそっと寄り添いながら、安心と希望を届けるチームであり続けている。
(ライター/彩未)
訪問看護ステーション ゆくい 株式会社 ゆくい
TEL/098-917-5111
Eメール/info@yukui.link
Eメール/info@yukui.link
美しく強度の高いTig溶接
製造現場を支える溶接のプロ集団
製造現場を支える溶接のプロ集団
高い技術力と確かな経験
多様な溶接ニーズに応える
大阪府泉佐野市の『株式会社エステック』は、Tig溶接をはじめとする幅広い溶接技術で全国のものづくりの現場を支えている溶接のエキスパート集団だ。溶接とは、金属同士を熱や圧力で接合し、一つにする加工技術のこと。同社が高い評価を得ているTig溶接は、片手に溶接トーチ、もう片手に溶接棒を持ち、非消耗電極であるタングステンと母材の間にアーク放電を発生させて、その熱で金属を溶かして接合する。
作業中は、アルゴンガスなどのシールドガスを用いて溶接部の空気を遮断するため、酸化による黒ずみが発生しにくく、非常に美しく仕上がる。鉄・ステンレス・アルミニウムなど導電性のある金属であれば幅広く対応可能である点も特長だ。また、スパッタと呼ばれる火花の飛散が少なく、母材や周辺部材に余計な金属粒が付かないため、養生や研磨・清掃などの後工程の手間やコストが大幅に軽減することも大きなメリット。作業音が静かで、場所を選ばずに使用できることから、清潔さや安全性が求められる食品や医療、精密機器関連の現場でも活躍している。
また、母材の形状や厚さによっては溶加棒を使わず、母材同士を直接接合する「共付け」を行うことも。アークの長さ・電流・ガスフローを細かく制御できるため、薄板や複雑なジョイントにも対応可能だ。一見すると初心者でも扱いやすい技術に見えるが、実際には環境や操作に大きく影響を受け、技術力や条件によって黒ずみや溶接不良が起こることもある。
同社には、アーク溶接適格性証明書やステンレス鋼溶接適格性証明書などを取得した職人が在籍。加工技術が高いだけでなく、使用するシールドガスについての知識や選定、品質管理にも磨きをかける。高い技術力をもつ熟練の職人たちがTig溶接の弱点とされる「溶け込みの浅さ」を補いながら、母材への傷や歪みを最小限に抑え、高強度かつ美しい溶接を実現している。
高い技術力と経験で代表取締役の田中清太さんは、「小さな仕事でも確かな対応」をモットーに、スピード感を持った対応力と徹底した品質チェック体制による高精度かつハイクオリティな溶接を提供。量産品から一点物のオーダー加工まで、規模を問わず柔軟に対応する姿勢も、多くの取引先から厚い信頼を集めている。
(ライター/彩未)
多様な溶接ニーズに応える
大阪府泉佐野市の『株式会社エステック』は、Tig溶接をはじめとする幅広い溶接技術で全国のものづくりの現場を支えている溶接のエキスパート集団だ。溶接とは、金属同士を熱や圧力で接合し、一つにする加工技術のこと。同社が高い評価を得ているTig溶接は、片手に溶接トーチ、もう片手に溶接棒を持ち、非消耗電極であるタングステンと母材の間にアーク放電を発生させて、その熱で金属を溶かして接合する。
作業中は、アルゴンガスなどのシールドガスを用いて溶接部の空気を遮断するため、酸化による黒ずみが発生しにくく、非常に美しく仕上がる。鉄・ステンレス・アルミニウムなど導電性のある金属であれば幅広く対応可能である点も特長だ。また、スパッタと呼ばれる火花の飛散が少なく、母材や周辺部材に余計な金属粒が付かないため、養生や研磨・清掃などの後工程の手間やコストが大幅に軽減することも大きなメリット。作業音が静かで、場所を選ばずに使用できることから、清潔さや安全性が求められる食品や医療、精密機器関連の現場でも活躍している。
また、母材の形状や厚さによっては溶加棒を使わず、母材同士を直接接合する「共付け」を行うことも。アークの長さ・電流・ガスフローを細かく制御できるため、薄板や複雑なジョイントにも対応可能だ。一見すると初心者でも扱いやすい技術に見えるが、実際には環境や操作に大きく影響を受け、技術力や条件によって黒ずみや溶接不良が起こることもある。
同社には、アーク溶接適格性証明書やステンレス鋼溶接適格性証明書などを取得した職人が在籍。加工技術が高いだけでなく、使用するシールドガスについての知識や選定、品質管理にも磨きをかける。高い技術力をもつ熟練の職人たちがTig溶接の弱点とされる「溶け込みの浅さ」を補いながら、母材への傷や歪みを最小限に抑え、高強度かつ美しい溶接を実現している。
高い技術力と経験で代表取締役の田中清太さんは、「小さな仕事でも確かな対応」をモットーに、スピード感を持った対応力と徹底した品質チェック体制による高精度かつハイクオリティな溶接を提供。量産品から一点物のオーダー加工まで、規模を問わず柔軟に対応する姿勢も、多くの取引先から厚い信頼を集めている。
(ライター/彩未)
株式会社 エステック
TEL/072-467-3477
Eメール/info@s-teck.jp
Eメール/info@s-teck.jp
技術と愛情、唯一無二の多角経営企業
人に寄り添い、真の価値を生み出す挑戦
人に寄り添い、真の価値を生み出す挑戦
大型正面旋盤とペット事業
建設業と宅建業のサポート
『株式会社ウノ・ファクトリー』は、昭和37年創業以来、卓越した職人技と独自のものづくり精神を掲げ、大阪・豊中を拠点に多彩な事業を展開する企業。約60年の歴史の中で培われた確かな技術と柔軟な発想を原点に、大型正面旋盤加工、ペット事業、法務サポートという異なる分野で、それぞれの価値を届けている。
事業の柱となるのが、大型正面旋盤を中心とした機械加工・製缶加工。同社では、最大口径Φ2400・L350まで対応可能な旋盤設備を有し、産業機器部品や大口径特殊フランジ材などの製造を通じて、食品機械・医薬機器・真空装置など多岐にわたる産業分野のニーズに応えている。熟練の職人が一つひとつ丁寧に加工を行うことで、量産品では得られない息づいたものづくりを実現している点も同社の強みだ。
ペット事業部「ドッグサロン・ハッピーワン」では、愛犬の健康と長生きをお手伝い。「ワンランク上のオシャレを」をコンセプトに、トリミングやシャンプーをはじめ、ワンちゃんの食育や健康を考えたフード・用品の販売を実施。ドッグランでは天然芝やウッドチップのスペースでのびのびと遊べるほか、カフェスペースでくつろぎのひとときも楽しめる。飼い主とのコミュニケーションを大切にした接客や、ワンちゃんの体調に寄り添うカウンセリングが好評で、ペットとの暮らしをより豊かにする場となっている
また、法務・労務の専門部門として、『えり労働法務事務所』を運営。代表の社会保険労務士兼行政書士である鶉野衣里氏が、建設業や宅建業の許可申請、助成金や給付金の申請、社会保険・労働保険の手続き、就業規則作成など、事業者が抱える法務・労務の課題を丁寧にサポートしている。初回相談は無料で、幅広い業務に柔軟に対応する姿勢が、中小企業や個人事業主からも信頼を集めている。
熟練の技術力と人への寄り添いを両輪として、異なる領域で価値を創造する『ウノ・ファクトリー』。大型旋盤加工で産業の根幹を支え、ペット事業で暮らしに彩りを添え、法務・労務支援で事業者の未来を支える。社員一人ひとりの専門性と柔軟な発想が、多様なニーズに応える力となり、技術と愛情、それぞれのフィールドで確かな存在感を放っている。
(ライター/播磨杏)
建設業と宅建業のサポート
『株式会社ウノ・ファクトリー』は、昭和37年創業以来、卓越した職人技と独自のものづくり精神を掲げ、大阪・豊中を拠点に多彩な事業を展開する企業。約60年の歴史の中で培われた確かな技術と柔軟な発想を原点に、大型正面旋盤加工、ペット事業、法務サポートという異なる分野で、それぞれの価値を届けている。
事業の柱となるのが、大型正面旋盤を中心とした機械加工・製缶加工。同社では、最大口径Φ2400・L350まで対応可能な旋盤設備を有し、産業機器部品や大口径特殊フランジ材などの製造を通じて、食品機械・医薬機器・真空装置など多岐にわたる産業分野のニーズに応えている。熟練の職人が一つひとつ丁寧に加工を行うことで、量産品では得られない息づいたものづくりを実現している点も同社の強みだ。
ペット事業部「ドッグサロン・ハッピーワン」では、愛犬の健康と長生きをお手伝い。「ワンランク上のオシャレを」をコンセプトに、トリミングやシャンプーをはじめ、ワンちゃんの食育や健康を考えたフード・用品の販売を実施。ドッグランでは天然芝やウッドチップのスペースでのびのびと遊べるほか、カフェスペースでくつろぎのひとときも楽しめる。飼い主とのコミュニケーションを大切にした接客や、ワンちゃんの体調に寄り添うカウンセリングが好評で、ペットとの暮らしをより豊かにする場となっている
また、法務・労務の専門部門として、『えり労働法務事務所』を運営。代表の社会保険労務士兼行政書士である鶉野衣里氏が、建設業や宅建業の許可申請、助成金や給付金の申請、社会保険・労働保険の手続き、就業規則作成など、事業者が抱える法務・労務の課題を丁寧にサポートしている。初回相談は無料で、幅広い業務に柔軟に対応する姿勢が、中小企業や個人事業主からも信頼を集めている。
熟練の技術力と人への寄り添いを両輪として、異なる領域で価値を創造する『ウノ・ファクトリー』。大型旋盤加工で産業の根幹を支え、ペット事業で暮らしに彩りを添え、法務・労務支援で事業者の未来を支える。社員一人ひとりの専門性と柔軟な発想が、多様なニーズに応える力となり、技術と愛情、それぞれのフィールドで確かな存在感を放っている。
(ライター/播磨杏)
Uzurano Next Open-Factory
本社TEL/ 06-6864-8822
Eメール/office@uno-f.jp
Instagram/@unof_3939
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土木の技術と想いを受け継ぐ
地域の未来を支え続ける土木のプロ集団
地域の未来を支え続ける土木のプロ集団
人・建機一対派遣体制
柔軟な対応力で信頼を獲得
神奈川県厚木市の『株式会社開発工業』は、宅地造成工事を主軸に道路舗装工事や砕石・材料販売などの土木事業を手がけている土木工事のプロフェッショナル集団だ。同社の礎を築いたのは、重機への深いこだわりを持ち、オペレーターとブルドーザーや油圧ショベル、ローラーなどの建機をセットで派遣する「人・建機一対派遣体制」を作り上げた先代の故・坂巻会長。常に状況が変化する現場のニーズに合わせて派遣できるよう、建機を50台以上保有しており、自社で整備できる体制も整えている。
現在、代表取締役として同社を率いる坂巻美代子さんは、元々は経理を担当しながら、夫である故・坂巻会長を長年にわたり支え続けてきた人物だ。坂巻会長が急逝したことを機に、会社を守るために代表取締役に就任することを決意。大きな喪失を抱えながらも夫の想いと技術を絶やさぬよう、社員や取引先と丁寧に向き合い続けてきた。
そんな坂巻さんが、とりわけ力を入れているのが若者の人材育成だ。現場では、ベテラン社員が基礎からじっくりと指導する「マイスター制度」を導入し、作業手順や道具の扱い方、安全管理まで職人としての土台を丁寧に教えている。土木の現場には、他業種からの転職でも現場のスケールの大きさや社会的意義の高さ、キャリアアップの幅広さ、憧れの重機を操縦できる楽しさ、最新の工法や技術に触れられるなど多くのやりがいがある。こうした魅力に触れながら、無理なく現場経験を積み、数年で現場の主力として活躍できるまでに成長していく。常に発注者やゼネコンの意図を的確にくみ取り、柔軟に対応する姿勢を徹底してきた。
使われやすい会社を目指し、確実に業績を伸ばし続けてきた同社。現在は業績の約8割を国や地方自治体、大手企業が主導するゼネコン関連が占めており、人と重機をセットで現場に送り出せる独自体制や自社整備による機動力による誠実な仕事で厚い信頼を築いてきた。
「土木工事は、私たちの生活の基盤をつくる、なくてはならない仕事です。これからも人を大切にしながらも、これまで培ってきた技術力を活かし、地域の社会インフラ整備や住環境の整備を担ってまいります」
(ライター/彩未)
柔軟な対応力で信頼を獲得
神奈川県厚木市の『株式会社開発工業』は、宅地造成工事を主軸に道路舗装工事や砕石・材料販売などの土木事業を手がけている土木工事のプロフェッショナル集団だ。同社の礎を築いたのは、重機への深いこだわりを持ち、オペレーターとブルドーザーや油圧ショベル、ローラーなどの建機をセットで派遣する「人・建機一対派遣体制」を作り上げた先代の故・坂巻会長。常に状況が変化する現場のニーズに合わせて派遣できるよう、建機を50台以上保有しており、自社で整備できる体制も整えている。
現在、代表取締役として同社を率いる坂巻美代子さんは、元々は経理を担当しながら、夫である故・坂巻会長を長年にわたり支え続けてきた人物だ。坂巻会長が急逝したことを機に、会社を守るために代表取締役に就任することを決意。大きな喪失を抱えながらも夫の想いと技術を絶やさぬよう、社員や取引先と丁寧に向き合い続けてきた。
そんな坂巻さんが、とりわけ力を入れているのが若者の人材育成だ。現場では、ベテラン社員が基礎からじっくりと指導する「マイスター制度」を導入し、作業手順や道具の扱い方、安全管理まで職人としての土台を丁寧に教えている。土木の現場には、他業種からの転職でも現場のスケールの大きさや社会的意義の高さ、キャリアアップの幅広さ、憧れの重機を操縦できる楽しさ、最新の工法や技術に触れられるなど多くのやりがいがある。こうした魅力に触れながら、無理なく現場経験を積み、数年で現場の主力として活躍できるまでに成長していく。常に発注者やゼネコンの意図を的確にくみ取り、柔軟に対応する姿勢を徹底してきた。
使われやすい会社を目指し、確実に業績を伸ばし続けてきた同社。現在は業績の約8割を国や地方自治体、大手企業が主導するゼネコン関連が占めており、人と重機をセットで現場に送り出せる独自体制や自社整備による機動力による誠実な仕事で厚い信頼を築いてきた。
「土木工事は、私たちの生活の基盤をつくる、なくてはならない仕事です。これからも人を大切にしながらも、これまで培ってきた技術力を活かし、地域の社会インフラ整備や住環境の整備を担ってまいります」
(ライター/彩未)
株式会社 開発工業
TEL/046-241-3364
Eメール/info@kaihatsu-kogyo
Eメール/info@kaihatsu-kogyo
宅地造成にかける情熱
現場から学び、挑み続ける若きリーダー
現場から学び、挑み続ける若きリーダー
チームで挑む土木工事
速さと信頼で未来をつくる
1992年に創業した『株式会社森開発』は、「信頼される仕事」「スピードある対応」「柔軟な現場力」を大切に、宅地造成を中心とする土木工事全般を手がけてきた土木工事のプロだ。代表取締役の竹内匡平さんは、大手総合電子部品メーカーに就職していたが、建設業を営む親族からの誘いをきっかけに土木の世界へ飛び込んだ。現場ではそれまでの知識も経験も通用せず何度も挫折を味わったが、その悔しさが負けず嫌いの性格に火をつけた。現場作業と営業の双方に奔走しながら、わずか4年で代表に就任。現在も『石原組』に籍を残しつつ、後継者不在だった『森開発』を引き継ぎ、自身で開拓した顧客を中心に事業を展開している。
『森開発』の主力業務は、民間住宅地や分譲地を中心とした宅地造成工事だ。長年の経験で培ったノウハウと現場ごとに最適な工法を選び抜く判断力を強みに、切土・盛土・地盤の強化・整地・排水施設の設置・残土処理まで一貫して担い、設計段階から柔軟に対応できる体制を整えている。雨水や地下水の処理、周辺との高低差、施工中の安全対策、近隣への配慮など、多くの要素を同時に考慮する必要がある。だからこそ細部まで丁寧に目を配り、完成後の使い勝手や将来的な維持管理までを見据えた設計と施工が求められる。
竹内さんが大切にしているのは、ビジネスの基本である品質・レスポンス・納期厳守の3点。常に最前線に立ち、施工や工程管理にとどまらず、現場を前向きな雰囲気に導く存在として、チーム全体を支えている。また、一人では成し得ない工事も職人同士の信頼関係と連携があってこそ形になる。自社スタッフだけでなく、協力会社とも上下関係のない横並びの関係性を築き、同じ目線で課題に向き合い、こまめな声がけと感謝の言葉を大切にしながら、チームの輪を広げてきた。
こうした竹内さんの姿勢は、顧客からの信頼にもつながり、高い評価を受けている。長年にわたり築いてきた協力会社とのネットワークと社内のチーム力を生かし、スピードと柔軟性が求められる民間工事をメインに多様な現場に対応。地域の暮らしやインフラ整備を支える企業として、これからも技術と人を軸に地域に根ざしたまちづくりを支えていく。
(ライター/彩未)
速さと信頼で未来をつくる
1992年に創業した『株式会社森開発』は、「信頼される仕事」「スピードある対応」「柔軟な現場力」を大切に、宅地造成を中心とする土木工事全般を手がけてきた土木工事のプロだ。代表取締役の竹内匡平さんは、大手総合電子部品メーカーに就職していたが、建設業を営む親族からの誘いをきっかけに土木の世界へ飛び込んだ。現場ではそれまでの知識も経験も通用せず何度も挫折を味わったが、その悔しさが負けず嫌いの性格に火をつけた。現場作業と営業の双方に奔走しながら、わずか4年で代表に就任。現在も『石原組』に籍を残しつつ、後継者不在だった『森開発』を引き継ぎ、自身で開拓した顧客を中心に事業を展開している。
『森開発』の主力業務は、民間住宅地や分譲地を中心とした宅地造成工事だ。長年の経験で培ったノウハウと現場ごとに最適な工法を選び抜く判断力を強みに、切土・盛土・地盤の強化・整地・排水施設の設置・残土処理まで一貫して担い、設計段階から柔軟に対応できる体制を整えている。雨水や地下水の処理、周辺との高低差、施工中の安全対策、近隣への配慮など、多くの要素を同時に考慮する必要がある。だからこそ細部まで丁寧に目を配り、完成後の使い勝手や将来的な維持管理までを見据えた設計と施工が求められる。
竹内さんが大切にしているのは、ビジネスの基本である品質・レスポンス・納期厳守の3点。常に最前線に立ち、施工や工程管理にとどまらず、現場を前向きな雰囲気に導く存在として、チーム全体を支えている。また、一人では成し得ない工事も職人同士の信頼関係と連携があってこそ形になる。自社スタッフだけでなく、協力会社とも上下関係のない横並びの関係性を築き、同じ目線で課題に向き合い、こまめな声がけと感謝の言葉を大切にしながら、チームの輪を広げてきた。
こうした竹内さんの姿勢は、顧客からの信頼にもつながり、高い評価を受けている。長年にわたり築いてきた協力会社とのネットワークと社内のチーム力を生かし、スピードと柔軟性が求められる民間工事をメインに多様な現場に対応。地域の暮らしやインフラ整備を支える企業として、これからも技術と人を軸に地域に根ざしたまちづくりを支えていく。
(ライター/彩未)
株式会社 森開発
TEL/0569-73-0404
Eメール/takeuchi@morikaihatsu0401.com
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